おすすめ車種 2024年9月19日

ハッチバックとは?特徴やおすすめ車種、選び方のポイントまで徹底解剖

ハッチバックとは、どういったタイプの車種を差すのでしょうか。
意外にもその種類は多いため、見分けるのが難しいかもしれません。

この記事では、実用性抜群のハッチバックの特徴やメリット・デメリット、見分け方を徹底解説します。
人気車種比較や選び方のコツまでご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ハッチバックとは

ハッチバックとは

独立したトランクルームのない車種のこと

ハッチバックとは、独立したトランクルームがなく、リアゲート(後部ドア)を開けることで車内と直結している車両のことを指します。
このタイプの車種は、特に都市部や狭い道での運転に適したコンパクトなボディと、優れた収納力が特徴です。
代表的なボディタイプとしては、コンパクトカーや小型SUVが挙げられます。

セダンやSUVとは異なり、トランクルームと乗員のスペースが一体化しているため、大きな荷物を簡単に積み込むことができます。
これにより、ハッチバックは都市での取り回しが良く、限られたスペースを有効に活用できるという利点があります。

ハッチバックの歴史

ハッチバックの歴史は1960年代から始まり、特にヨーロッパでの普及が早かったと言われています。
初期のハッチバックは、実用性を重視したデザインが多く、家族向けの車種として多くの支持を集めました。

近年では、技術の進化とともに、よりスタイリッシュで高性能なモデルも増えており、スポーツカータイプのハッチバックも登場しています。

ハッチバックのメリット・デメリット

ハッチバックの車種には、いくつかのメリットとデメリットがあります。
これらを把握しておくことで、自分に最適な車種を選ぶ手助けになります。

メリット

ハッチバックのメリット
  1. コンパクトで取り回しがしやすい
  2. 荷物の積み下ろしが簡単
  3. 燃費が良い
  4. 価格が手頃

1.コンパクトで取り回しがしやすい

狭い道や駐車場でも運転しやすいのがハッチバックの魅力です。
全長が短く、小回りが利くため、都市部でも快適に利用できます。
短い全長と軽量のボディで、初心者でも扱いやすいことが特養です。

2.荷物の積み下ろしが簡単

リアドアが大きく開くため、大きな荷物や長い物も楽に積み込めます。
後部座席を倒せばさらにスペースを広く使えます。

3.燃費が良い

比較的小型で軽量な車体のため、燃費が良い車種が多いです。
排気量が1,500cc程度でも20km/l以上の高い燃費性能を持つモデルもあります。

4.価格が手頃

多くのハッチバックは価格が抑えられており、新車でも200万円以下、中古車なら100万円前後で購入できるものも多くあります。

デメリット

ハッチバックのデメリット
  1. 後方スペースが必要
  2. 収納力が限られる場合もある
  3. 騒音が気になる場合がある
  4. 限定されたモデル

1.後方スペースが必要

ハッチを開ける際、後ろに広いスペースが必要です。
狭い駐車場や壁際では少し不便と感じでしまうこともあるでしょう。

2.収納力が限られる場合もある

全体のサイズがコンパクトなため、大型のSUVやセダンに比べると積載量が限られることがあります。

3.騒音が気になる場合がある

荷物スペースが室内と直結しているため、外部の騒音や振動がセダンと比べてやや感じやすい点がデメリットとして挙げられます。

4.限定されたモデル

特定の市場(例えば、日本やアメリカ)では、セダンやSUVに比べてモデルの選択肢が少ない場合があります。

【国産車】ハッチバックのおすすめ10車種

日本のメーカーから発売されている(生産終了モデルも含む)ハッチバック車種の中で、おすすめのモデルを以下にまとめます。
各車種の特徴や価格帯についても解説します。

メーカー/車種名 新車価格 中古車相場
ホンダ/フィット 1,720,400円~2,846,800円 約110万円~約300万円
トヨタ/ヤリス 1,501,000円~2,694,000円 約90万円~約320万円
スズキ/スイフト 1,727,000円~2,332,000円 約150万円~約280万円
ニッサン/ノート 2,299,000円~2,756,600円 約20万円~約360万円
マツダ/MAZDA2 1,548,800円~2,622,400円 約40万円~約160万円
スバル/インプレッサ 2,722,500円~3,371,500円 約250万円~約320万円
ミツビシ/ミラージュ 約15万円~約150万円
ホンダ/シビック 3,448,500円~4,307,600円 約220万円~約400万円
トヨタ/カローラスポーツ 2,210,000円~2,978,100円 約110万円~約360万円
ニッサン/マーチ 約15万円~約250万円

※2024年9月時点
※中古車相場は現行モデルもしくは最終モデルを参考に算出しています

ホンダ/フィット

ホンダ/フィット

ホンダ「フィット」は、広い室内空間と高い燃費性能が特徴のコンパクトハッチバックです。
1,500ccのエンジンラインアップがあり、軽量なボディ設計により、燃費は16〜30km/Lと優れています。

また、座席アレンジの多様性が特徴で、後部座席を倒すとフラットな荷室ができ、大きな荷物も簡単に収納できます。
特に、低床設計で荷物の積み下ろしが楽なため、買い物やレジャーでの使い勝手が良い点が特長です。

トヨタ/ヤリス

トヨタ/ヤリス

画像引用:ヤリス

トヨタ「ヤリス」は、燃費性能と信頼性で知られるコンパクトカーです。
1,000ccから1,500ccのエンジンを搭載し、ハイブリッドモデルも選択可能です。
燃費は最大35km/Lと非常に優れており、都市部での使用に最適です。

また、運転のしやすさも魅力で、コンパクトなボディが狭い道や駐車場での取り回しを楽にします。
価格帯は新車でも100万円台で購入できる事から、初めての車購入者やファミリーに人気があります。

スズキ/スイフト

スズキ/スイフト

画像引用:スイフト

スズキ「スイフト」は、1,200ccのエンジンを持ち、スポーティなデザインと優れた走行性能が特徴です。
燃費は22〜24km/Lで、都市部だけでなく郊外や高速道路での使用にも適しています。
走行距離の長いユーザーや、ドライビングの楽しさを求める人におすすめです。

2023年12月にモデルチェンジしたばかりなので、ひとつ前のモデルであれば100万円台で販売しているモデルのラインナップが豊富です。

ニッサン/ノート

ニッサン/ノート

日産「ノート」は、広い室内空間と低燃費性能を兼ね備えたハッチバックです。
特に「e-POWER」モデルは電気駆動による走行感が特徴で、燃費は23~28km/Lを実現します。
後部座席を倒すと広い荷室が確保できるため、ファミリーカーとしても優秀です。

100万円以内で販売している中古車も多く、支払総額を抑えつつ多機能な車種を手に入れたい方におすすめです。

マツダ/MAZDA2

マツダ/MAZDA2

画像引用:MAZDA2

マツダ「MAZDA2」は、1,500ccのガソリンエンジンとディーゼルエンジンを選択でき、燃費は18〜25km/Lと優れています。
スポーティな外観と快適なインテリアが魅力で、走行性能も高く、都市部での運転がしやすいです。

実用性の高い自動車を求めている人に注目されているモデルです。

MAZDA2の新車はコチラ

スバル/インプレッサ

スバル/インプレッサ

画像引用:インプレッサ

スバル「インプレッサ」は、2,000ccのエンジンを搭載し、全車にAWD(全輪駆動)を標準装備しているのが特徴です。
走行性能と安全性能に優れ、安定した走行感が魅力です。
燃費は15〜19km/Lで、長距離ドライブにも適しています。

価格は250万円〜とやや高めですが、その分高い信頼性と安心感があります。

ミツビシ/ミラージュ

ミツビシ/ミラージュ

画像引用:三菱

三菱「ミラージュ」は、1,200ccのコンパクトカーで、燃費は20km/Lと非常に優れています。
軽量なボディとシンプルな装備により、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。

本体価格は非常にリーズナブルで、初めての車購入やサブカーとしてもおすすめです。

ホンダ/シビック

ホンダ/シビック

画像引用:シビック

ホンダ「シビック」は、1,500ccと2,000ccのエンジンを持つスポーティなハッチバックです。
燃費は15〜24km/Lで、走行性能に優れた車両として評価されています。
特に走りの楽しさを追求するユーザーに人気で、スタイリッシュなデザインと高い動力性能が特徴です。

トヨタ/カローラスポーツ

トヨタ/カローラスポーツ

カローラスポーツは、トヨタが提供するスポーティなハッチバックモデルです。
排気量は1.8Lと2.0Lのエンジンを搭載し、バランスの良いパフォーマンスと優れた燃費性能を誇ります。
走行距離が長くても安定した走行が可能で、燃費は約18~30km/Lと経済的です。

インテリアは質感が高く、安全装備も充実しており、トヨタ独自の「Toyota Safety Sense」が標準搭載されています。

ニッサン/マーチ

ニッサン/マーチ

画像引用:マーチ

日産「マーチ」は、1,200ccのエンジンを持つコンパクトカーで、燃費は17〜18km/Lです。
小回りが利き、都市部での使用に最適です。

マーチは現在、中古でしか購入できませんが、支払総額も抑えられるため若者や初心者に人気の車種です。

【輸入車】ハッチバックのおすすめ10車種

輸入車のハッチバックも、多くの選択肢があります。特にヨーロッパ車には独自のデザインと性能が光るモデルが多いです。
以下に、主な輸入車のハッチバックを紹介します。

メーカー/車種名 新車価格 中古車相場
フォルクスワーゲン/ゴルフ 3,659,000円~ 約220万円~約450万円
BMW/1シリーズ 3,980,000円~ 約180万円~約570万円
アウディ/A3 3,360,000円~ 約230万円~約520万円
フィアット/500 2,590,000円~ 約20万円~約300万円
ルノー/ルーテンシア 2,990,000円~ 約130万円~約300万円
ミニ/クーパー 3,960,000円~
シエトロン/C3 3,206,500円~ 約70万円~約300万円
ボルボ/V40 約30万円~約330万円
プジョー/208 3,183,000円~ 約170万円~約430万円
メルセデスベンツ/Aクラス 4,840,000円~ 約170万円~約600万円

※2024年9月時点
※中古車相場は現行モデルもしくは最終モデルを参考に算出しています

フォルクスワーゲン/ゴルフ

画像引用:ゴルフ

フォルクスワーゲン「ゴルフ」は、1,000ccから2,000ccのエンジンを搭載した、世界的に人気の高いハッチバックです。
燃費は17〜20km/Lで、特にディーゼルモデルは長距離ドライバーにおすすめです。
インテリアの質感が高く、最新の安全装備が搭載されています。
カスタマイズの幅も広い点が特徴です。

BMW/1シリーズ

BMW/1シリーズ

画像引用:1シリーズ

BMW「1シリーズ」は、1,500ccから2,000ccのエンジンを搭載したプレミアムコンパクトカーです。
スポーティな走行性能と高級感のあるインテリアが魅力で、燃費は12〜16km/Lです。
走りの楽しさを求めるユーザーに向いており、価格設定はやや高めですが、高い性能と品質が特徴です。

アウディ/A3

アウディ/A3

画像引用:A3

アウディ「A3」は、1,000ccから2,000ccのエンジンを持っています。
スタイリッシュなデザインと高級感のある内装が特徴で、静粛性の高い快適なドライブを提供します。
ドライバーアシスト機能などの最新技術も搭載されています。

フィアット/500

フィアット/500

画像引用:フィアット

フィアット「500」は、875ccのエンジンを搭載した小型ハッチバックです。
燃費は19km/Lで、街乗りに最適です。
ユニークなデザインとカラフルなボディカラーが特徴で、女性に人気があります。

ルノー/ルーテンシア

ルノー/ルーテンシア

画像引用:ルーテンシア

ルノー「ルーテンシア」は、1,300ccから1,600ccのエンジンを持ち、燃費は25km/Lです。
コンパクトでありながら、室内空間が広く、実用性が高い車種です。
フランス車らしいデザインとドライバビリティを楽しめます。

ミニ/クーパー

ミニ/クーパー

画像引用:クーパー

ミニ「クーパー」は、1,500cc・2,000ccのエンジンを搭載し、燃費は15〜18km/Lです。
独特のデザインとスポーティな走行性能が特徴で、走る楽しさを求めるユーザーに人気です。
カスタムオプションも豊富に揃います。

シエトロン/C3

シエトロン/C3

画像引用:C3

シエトロン「C3」は、1,200ccのエンジンを搭載し、燃費は17km/Lです。
フランス車らしい個性的なデザインと快適な乗り心地が魅力で、都市部での使用に適しています。
コストパフォーマンスも高く評価されているモデルです。

ボルボ/V40

ボルボ/V40

画像引用:V40

ボルボV40は、ボルボのコンパクトハッチバックとしてデザインと安全性が進化したモデルです。
2019年に生産終了され、現在は新車で購入はできません。
排気量は1.5L・2.0Lの設定です。
スカンジナビアデザインのシンプルで洗練されたエクステリアと、広々としたインテリアが特徴です。

最新のドライバー支援システム「Pilot Assist」や自動緊急ブレーキ機能など、ボルボならではの高度な安全装備が充実しており、安全性能が非常に高いです。

プジョー/208

プジョー/208

画像引用:208

プジョー「208」は、1,200ccから1,600ccのエンジンを持ち、燃費は15〜18km/Lです。
モダンなデザインと快適なインテリアが特徴で、乗り心地が良いです。
特にスタイリッシュな車を求めるユーザーにおすすめです。

メルセデスベンツ/Aクラス

メルセデスベンツ/Aクラス

画像引用:THE A Class

メルセデス・ベンツ Aクラス(THE A-Class)は、メルセデスのエントリーモデルでありながら、高い性能とプレミアムな装備を備えたコンパクトハッチバックです。
エレガントでモダンなデザインが特徴で、スポーティな外観と上質なインテリアを両立しています。
排気量は、1.3L直列4気筒ターボエンジンや2.0Lのエンジンがあり、効率的な走行とパワフルなパフォーマンスを提供します。

ハッチバックの選び方

ハッチバックを選ぶ際には、以下4つのポイントを考慮することが重要です。

ハッチバックの選び方
  1. 予算の確認
  2. 用途に応じたモデル選択
  3. デザインやサイズ
  4. 安全性や装備

1.予算の確認

本体価格、車検費用、整備費用、そして追加費用を考慮して、支払総額が自分の予算内に収まるか確認しましょう。
中古車の場合は特に、車両の修復歴や保証の有無もチェックしてください。

2.用途に応じたモデル選択

通勤や日常使い、アウトドア活動など、使用目的に応じたモデルを選ぶことが大切です。
例えば、長距離のドライブが多い場合は、燃費が良いモデルや、ミッションタイプ(オートマチックまたはマニュアル)の選択も重要です。

3.デザインやサイズ

好みのデザインやサイズも選択基準の一つです。
デザインが気に入った車種であれば、毎日の運転が楽しくなりますし、サイズも駐車スペースや使用目的に応じて選びましょう。

4.安全性や装備

最新の安全装備(衝突回避支援システムやエアバッグなど)が備わっているかを確認することも重要です。
特に新車を購入する場合、安全装備が標準装備されているモデルを選ぶことをおすすめします。

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ハッチバックのよくある質問

ハッチバックのよくある質問

Q1.燃費のいいハッチバックは?

A1.トヨタ:ヤリス、ホンダ:フィット、スズキ:スイフト

これらの車種は軽量なボディと小型エンジンの組み合わせにより、優れた燃費性能を誇ります。
特にヤリスは、ハイブリッドモデルがラインナップされており、都市部での低燃費を実現しています。

Q2.収納力のあるハッチバックは?

A2.ホンダ:フィット、日産:ノート、フォルクスワーゲン:ゴルフ

フィットは、広い荷室と多彩なシートアレンジが特徴で、日常使いからアウトドアまで幅広く対応可能です。
ノートやゴルフは、広いリアゲートと低い荷室床面で、大きな荷物も楽に積み込めます。

Q3.ハッチバックとセダンの違いは何?

A3.主な違いは、車両の後部構造

ハッチバックは、独立したトランクルームがなく、リアゲートを開けると車内と直結しているのに対し、セダンはトランクが車内と分離されています。
ハッチバックは荷室が広く、大きな荷物を積みやすいのが特徴で、一方でセダンはより静かで安定した走行が可能です。

ハッチバックがお得に手に入る登録済未使用車とは?

ハッチバックがお得に手に入る登録済未使用車とは?

登録済未使用車とは、ディーラーや自動車販売店が目標台数達成等のために自社名義で新車登録が完了しているだけの車。
つまり、誰も使用していない未使用の車を指します。

新車であれば注文後、早くて1か月・遅ければ年単位で納車されるまで待たなければなりませんが、登録済未使用車はお店にある在庫の中から車を購入します。
そのため、登録済未使用車を扱う車の森では、最短1週間より納車することができます。

中古車に抵抗がある人や費用を抑えたい人、納期に期限がある人には、登録済未使用車がおすすめです。

ハッチバックをお探しの方は車の森へご相談ください!

ハッチバックは、日常使いからレジャー、ビジネスまで幅広い用途に対応できる実用的な車種です。
その選び方は、予算、使用目的、ライフスタイルに応じて最適なモデルを見つけることがポイントです。
これからの自動車ライフにおいて、ハッチバックがあなたにとって最良の選択肢であるかどうか、ぜひこの記事を参考にして検討してみてください。

この記事を紹介しました「車の森」には、ハッチバックの他、ミニバン・SUV等様々なボディタイプの車の在庫がございます。
在庫が無ければ、車種によっては新車で注文していただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください!

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出典

 

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。