◆スライドドアの手動は重さがある
◆スライドドアは乗降時の負荷軽減
◆スライドドア搭載車は新古車がおすすめ
普通車のスライドドアが装備されているモデルは、ミニバンのような大きなモデルから取り回しの良いコンパクトなモデルまで、数多くのラインナップがあります。
人気のスライドドア付き普通車を購入する場合、車種ごとの特徴を知りたいという方も多いでのではないでしょうか。
そこで、この記事ではスライドドア搭載の普通車を購入するメリット・デメリット、おすすめ車種や選び方のポイントなどを解説します。
人気の新古車についても解説しますので、参考にしてみてください。
スライドドア付きの普通車の特徴とは?
普通車は軽自動車よりボディが大きく、ドアの重量もその分重たくなります。
運転席や助手席のようなドアは、開閉時に大きな力を必要とします。
坂道での操作は、尚負担が大きくなります。
その面、スライドドアはボディに沿って開閉するので、乗降時の負荷は軽減されます。
半ドアと言われる半開き状態のドアも自動で閉まるモデルもあり、ドアの開閉時に大きな力を使うことはないでしょう。
また、開口部の広さも大きく確保されていることから、子供やお年寄りにも乗りやすいモデルと言えるでしょう。
現在、国内では軽自動車にも普通車にも、スライドドアが搭載しているモデルは数多く販売されています。
特に、スライドドア装備の普通車は、ゆとりをもって使いたい家族層に注目されています。
スライドドアが付いたミニバン等は、ファミリーカーとして使われることが多く、利便性が高いことがわかります。
スライドドア付きの普通車を選ぶメリット
スライドドアには様々なメリットがあります。
このメリットが自分にとって、適合しているのか、活かせるのか。
購入前の判断材料として、把握しておきましょう。
荷物の出し入れがしやすい
大きな荷物の出し入れが多い場合は、スライドドア装備の普通車を検討しましょう。
例えば、買い物の駐車場やキャンプなど。
買い物の駐車場は、広いスペースもあれば狭いスペースがあります。
狭いスペースに駐車し、荷物を後席に載せるときにはスライドドアが役立ちます。
スライドドアの開閉時は、省スペースでも場所を取りません。
隣の車にぶつかる心配もいらないので、スライドドアを開けた状態で速やかに荷物を積み込むことができるでしょう。
また、スライドドアは大きな開口部であることが特徴なため、キャンプ道具等、SUVやコンパクトカーでは感じることが無い大型の荷物の積み込みやすさがあります。
乗り降りがラク
多くの人がスライドドア搭載車を選ぶ理由の一つに「乗り降りがラク」という点が挙げられます。
スライドドア装備の普通車は、低床設計のモデルが多く販売されています。
最低地上高と言われる地上からボディまでの高さが、低ければ低いほど乗降性の高い車=乗り降りしやすい車と言えるでしょう。
例えば、チャイルドシートの脱着時には大きく開くスライドドアが役立ちます。
開口部が狭ければ、設置作業にやりにくさを感じることでしょう。
また、運転席のようなドアでは、降雨時にドアを開くと内張りが濡れることも多々あります。
しかし、スライドドアは降雨時に乗り降りしても、車内が濡れてしまう面積が比較的少なくすみます。
子どもやお年寄りにも安心
スライドドア搭載の普通車は、モデルによってはボタン一つで開閉する電動スライドドアを採用している車があります。
ボタンを押す操作だけのため、ミニバンのような大きなドアであっても子供からお年寄りまで、簡単にドアの開閉操作ができます。
片手に子供を抱っこ・片手に荷物という場面でも、電動スライドドアは役立ちます。
また、半ドアを防止するため「ドアクローザーシステム」を採用しているモデルもあります。
大きな力が不必要なうえ、半ドア状態での危険走行を防止することができます。
スライドドア付きの普通車を選ぶデメリット
スライドドアにはメリットばかりではありません。
デメリットがあるということも踏まえて、スライドドア装備の車を選ばなくてはいけません。
手動だとドア開閉が重い
軽自動車ではさほど不便さを感じることはないかもしれませんが、普通車のスライドドアが手動であれば、重たさや使いにくさを感じてしまうかもしれません。
車体が大きければ大きいほど、ドアも大きく重たくなります。
ミニバンの手動スライドドアであれば、SUV等のドアの方が軽いこともあります。
「スライドドア付きの普通車」を条件に車を選ぶ人は、電動(パワー)スライドドアの装備の有無を確認しましょう。
標準で装備されているモデルもあれば、メーカーオプションとして設定されていることもあります。
手動か電動かの違いは大きく、利便性に影響してしまうということを頭に入れておきましょう。
スライドドア特有の事故がある
どの車にも共通して言えることですが、半ドア状態での走行は大変危険です。
気が付かず半ドア走行をしてしまうと、スライドドアが斜面で開閉してしまう恐れがあります。
また、手動であれば力強くドアを閉めるため、誤って指など挟まっては大けがに繋がります。
電動であったとしても、半ドアを防止するための「ドアクローザーシステム」があるが故、指を挟まれてしまったという事例もいくつか発生しています。
スライドドアならではの事故があるということを理解しておきましょう。
車両重量が重くなり燃費が悪くなる
スライドドア搭載車は、スライドドア非搭載モデルより重量が重くなります。
電動スライドドアとなれば、より複雑な部品を数多く使用するため、車体は重たくなります。
車両重量が重くなることで懸念される点は「燃費」です。
スライドドア非搭載モデルと比べると、それほど燃費性能に期待は持てません。
しかし、スライドドア搭載車にもハイブリッドモデルが販売されています。
一定の移動距離を走る人や燃料費を抑えたい人は、スライドドアが搭載したハイブリッドモデルがおすすめです。
修理が高額になる可能性も
スライドドアはSUVのような開き戸に比べ、多額の修理費用が必要となることもあります。
電動スライドドアであれば、尚更費用は高くなるでしょう。
擦り傷や小さなへこみ程度の場合、一般的には1万円から3万円程度で修理できます。
しかし、ドアを丸ごと1枚交換する場合や、電動スライドドアの故障となれば話は変わってきます。
一般的な自動車の、ドアの交換費用相場は10万円程度。
電動スライドドアであれば、精密機械が多く使われているため、修理費用はさらに高額となるでしょう。
新車や新古車(=登録済未使用車)を購入した場合、乗り始めて早々に交換することはケースとして少ないです。
しかし、車をぶつけた、事故を起こした時には、スライドドアを交換しなくてはいけない可能性があるということを理解しておきましょう。
スライドドア付きの普通車を選ぶときのポイント
どの車を購入する時にも、使い勝手が良いか、自分に合っているか、品定めすることはは重要です。
購入後に後悔しないよう、スライドドア付きの普通車を購入する時におさえておきたいポイントを3つご紹介します。
電動・手動どちらのタイプにするか検討する
先述したように、普通車のスライドドアには重さがあります。
手動でも大丈夫!自分の力で開け閉めできる!という人であれば問題ありませんが、ミニバンのような大きなボディのスライドドアは思っている以上に重さを感じることがあるかもしれません。
予算にあったスライドドア付きの普通車を購入することが大切ですが、スライドドアを追加オプションで設定すると、予算を超える可能性もあります。
電動スライドドアを重視するためグレードを下げて予算に合わせるのか、予算に合わせるために手動スライドドアで注文するのか…。
手動スライドドアに、後付けで電動スライドドアを付けることはできますが、高額な費用がかかることに違いありません。
車種によって様々ですが、20~30万円は必要となるでしょう。
後から後悔しないよう、予算と装備を考慮しながら、車選びをすることがポイントです。
開口幅や高さが十分か確認する
スライドドアの特徴でもある「開口部の広さ」を、実際に見て乗って確かめましょう。
誰が運転するのか、誰が後部座席に座るのかを考え、自分のスタイルに合っているのか確認することがポイントです。
スライドドアが装備されていても、思ったより開口幅が狭いモデルがあるかもしれません。
また、室内高の高さも把握しておきましょう。
どれほどのゆとりがあるのか、乗り降りのしやすさはどうか等、現車を確認して気づくこともあるはずです。
必要な機能を確認する
スライドドア付きの普通車にも、その他の快適装備は数多くあります。
予算にあった価格に絞って車選びをすることがポイントですが、その予算内の車が自分の欲しい機能が付いているのか確認は必須です。
例えば、両側電動スライドドアを条件に普通車を探し、予算とあう車を見つけたとしましょう。
電動スライドドアが付いているから問題ないと思っていても、実は片側電動スライドドア対応のモデルだった…ということがあるかもしれません。
契約前に把握できていたら問題ありませんが、いざ納車という時に「あれ?片側だけ!???」となってしまっては、使い勝手が悪くなってしまいます。
自分が必要とする機能はきちんと付いているのか、その他にもどのような機能があるのか、購入前にはきちんと把握しておきましょう。
【2024年版】スライドドア付きの普通車おすすめ車種10選
ここからは普通車専門店の車の森が厳選した、普通車のスライドドア搭載モデルを10台ご紹介します。
先述しましたスライドドアのメリット・デメリットを踏まえて、自分にとって使い勝手の良いタイプを選ぶことが重要です。
新古車(登録済未使用車)を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
スズキ:ソリオ/ソリオバンディット
📌メーカー希望価格:1,647,800円~
📌中古車相場:約90万円~
📌発売開始時期:2020年12月~
✔スペック |
|
寸法(全長/全幅/全高) |
3,790/1,645/1,745 mm |
室内寸法(長/幅/高) |
2,500/1,420/1,365 mm |
燃費性能 |
17.8~22.3 km/L |
定員 |
5名 |
✔スライドドアの機能 |
|
ステップ高 |
365 mm |
開口高 |
1,220 mm |
開口幅 |
640 mm |
スライドドアストッパー |
後席両側 |
スライドドアクローザー |
後席両側 |
両側ワンアクション |
・HYBRID SZ |
片側ワンアクション |
・HYBRID MX |
※両側・片側パワースライドドア装着車には、それぞれ予約ロック機能・挟み込み防止機構が付いています。
スライドドア搭載車に初挑戦の人にお勧めのモデルです。
ボディサイズはコンパクトであり、取り回しの良さが特徴です。
スズキのマイルドハイブリッドが採用されているため、重量あるスライドドアが付いていても燃費は良好です。
トヨタ:ルーミー/ルーミーカスタム
📌メーカー希望価格:1,566,500円~
📌中古車相場:約50万円~
📌発売開始時期:2020年9月~
✔スペック |
|
寸法(全長/全幅/全高) |
3,700/1,670/1,735 mm |
室内寸法(長/幅/高) |
2,180/1,480/1,355 mm |
燃費性能 |
16.8~18.4 km/L |
定員 |
5名 |
✔スライドドアの機能 |
|
ウェルカムパワー |
後席両側 |
ウェルカムドアロック |
後席両側 |
イージークローザー |
後席両側 |
両側ワンタッチ |
後席両側 |
片側ワンタッチ |
X |
予約ロック |
後席両側 |
ルーミーは最小限の機能を備えているモデルであっても、片側パワースライドドアが標準装備となります。
オプションで追加することがないので、片側パワースライドドアで十分と思う人にとってはコスパの良いモデルと言えるでしょう。
また、ルーミーはグレードによって搭載しているエンジンが異なります。
ターボエンジンの設定もあるため、自分に合ったモデルを選ぶことができるでしょう。
ホンダ:フリード
📌メーカー希望価格:2,330,900円~
📌中古車相場:約60万円~
📌発売開始時期:2016年9月~
✔スペック(サイドリフトアップシート車を除く) |
|
寸法(全長/全幅/全高) |
4,265/1,695/1,735 mm |
室内寸法(長/幅/高) |
3,045/1,455/1,285 mm |
燃費性能 |
15.6~20.9 km/L |
定員 |
6名/7名 |
✔スライドドアの機能 |
|
ステップ高 |
390 mm |
開口幅 |
665 mm |
両側パワースライドドア |
後席両側 |
オープンドアハンドル |
後席両側 |
挟み込み防止機構付 |
後席両側 |
イージークローザー |
後席両側 |
ミニバンの中でもコンパクトサイズのフリードは、小さな子供を持つファミリー層から注目されています。
両側パワースライドドアは全モデルに標準装備され、開口幅も大きく確保されていることから、子供やお年寄りも安全に乗り降りできるでしょう。
トヨタ:シエンタ
📌メーカー希望価格:1,950,000円~
📌中古車相場:約190万円~
📌発売開始時期:2022年8月~
✔スペック |
|
寸法(全長/全幅/全高) |
4,260/1,695/1,695 mm |
室内寸法(長/幅/高) |
2,545/1,530/1,300 mm |
燃費性能 |
18.3~28.8 km/L |
定員 |
5名/7名 |
✔スライドドアの機能 |
||
ステップ高 |
330 mm |
|
ワンタッチスイッチ |
両側 |
・Z |
両側 |
・G |
|
片側 |
・X |
|
予約ロック機能 |
キーロック |
後席両側 |
スマートロック |
後席両側 |
|
イージークローザー |
後席両側 |
シエンタは、低床のフラットフロアを採用しているため、乗り込み口の高さは330mmと非常に乗りやすいスタイルが特徴です。
燃費が伸びにくいと言われているミニバンであっても、シエンタの実燃費はハイブリッドモデルで21km/L(WLTCモード)を実現しています。(e燃費調べ。2023年10月31日時点)
また、ハイブリッド車はスマートエントリーが標準装備となります。
トヨタ:ヴォクシー/ノア
📌メーカー希望価格:2,670,000円~
📌中古車相場:約220万円~
📌発売開始時期:2022年1月~
✔スペック |
|
寸法(全長/全幅/全高) |
4,695/1,730/1,895 mm |
室内寸法(長/幅/高) |
2,805/1,470/1,405 mm |
燃費性能 |
14.3~23.4 km/L |
定員 |
7名/8名 |
✔スライドドアの機能 |
||
開口幅 |
780 mm |
|
ワンタッチスイッチ付 |
両側 |
・S-Z |
片側 |
・S-G |
|
予約ロック機能 |
キーロック |
後席両側 |
スマートロック |
後席両側 |
|
イージークローザー |
後席両側 |
ノアやヴォクシーのエントリーモデルは、片側のみにパワースライドドアが装備しています。
スライドドアの開口幅は、ノアやヴォクシーより車体の大きなアルファードと同じ、780mm確保されています。
開口幅が広いモデルは、乗り降りしやすく負荷がかかりにくいことが特徴です。
子供からお年寄りまで、安全に乗り降りできるでしょう。
ニッサン:セレナ
📌メーカー希望価格:2,768,700円~
📌中古車相場:約240万円~
📌発売開始時期:2022年11月~
✔スペック |
|
寸法(全長/全幅/全高) |
4,765/1,715/1,870 mm |
室内寸法(長/幅/高) |
3,145/1,545/1,400 mm |
燃費性能 |
13.0~20.6 km/L |
定員 |
7名/8名 |
✔スライドドアの機能 |
|
スライドドア |
後席両側 |
ハンズフリー片側 |
Xのみオプション |
ハンズフリー両側 |
X以外標準装備 |
挟み込み防止機構付 |
後席両側 |
ドアストップ機能 |
後席両側 |
セレナのスライドドアはグレード別設定になりますが、ハンズフリーシステムが導入されています。
スライドドアが装備されたどの普通車を見ても、ハンズフリー対応のスライドドアを装備するにはメーカーオプションとして別途費用が必要です。
セレナであれば標準装備となるので、ハンズフリー対応のスライドドアを条件に車探しをしている人におすすめです。
ホンダ:ステップワゴンスパーダ
📌メーカー希望価格:3,312,100円~
📌中古車相場:約310万円~
📌発売開始時期:2022年5月~
✔スペック |
|
寸法(全長/全幅/全高) |
4,830/1,750/1,855 mm |
室内寸法(長/幅/高) |
3,025/1,580/1,300 mm |
燃費性能 |
12.9~20.0 km/L |
定員 |
7名/8名 |
✔スライドドアの機能 |
|
パワースライドドア |
後席両側 |
静電タッチセンサー式 |
後席両側 |
イージークローザー |
後席両側 |
挟み込み防止機構付 |
後席両側 |
予約ロック |
後席両側 |
ステップワゴンスパーダのスライドドアには、世界初となる静電タッチセンサーが搭載されています。
ボタンを押すことなく触れるだけで、スライドドア操作が可能です。
全てのモデルに電動スライドドアが採用されています。
ミツビシ:デリカD:5
📌メーカー希望価格:4,001,800円~
📌中古車相場:約30万円~
📌発売開始時期:2007年1月~
✔スペック |
|
寸法(全長/全幅/全高) |
4,800/1,795/1,875 mm |
室内寸法(長/幅/高) |
2,980/1,505/1,310 mm |
燃費性能 |
12.6 km/L |
定員 |
7名/8名 |
✔スライドドアの機能 |
|
ステップ高 |
450 mm |
助手席側ワンタッチ |
後席両側 |
運転席側ワンタッチ |
後席両側 |
イージークローザー |
後席両側 |
電動サイドステップ |
・P |
イージークローザー |
後席両側 |
スライドドア付きの普通車の中でも、SUVモデルに近いスタイルのデリカD:5。
ミニバンとSUVの特徴を融合させ、今では10年以上のロングセラーの車となっています。
デリカD5のスライドドアは、両手がふさがっていてもドアスイッチのボタンの長押し操作でドアが開きます。
ドアのオープン時に障害物にあたれば、セーフティ機構により自動的にスライドドアが反転するため安心です。
トヨタ:アルファード
📌中古車相場:約160万円~
📌販売時期:2015年1月~2023年6月
✔スペック |
|
寸法(全長/全幅/全高) |
4,950/1,850/1,950 mm |
室内寸法(長/幅/高) |
3,210/1,590/1,400 mm |
燃費性能 |
9.6~14.8 km/L |
定員 |
7名/8名 |
✔スライドドアの機能 |
|
ステップ高 |
350mm |
開口幅 |
780mm |
ワンタッチスイッチ |
後席両側 |
スマートエントリー |
後席両側 |
ウェルカムパワースライドドア |
後席両側 |
予約ロック機能 |
・S |
イージークローザー |
後席両側 |
挟み込み防止機能付 |
後席両側 |
アルファードは全モデルにデュアル(両側)パワースライドを採用しています。
ウェルカムパワースライドドアが装備されているモデルもあり、予約操作を行っておくことで、スマートキーを持って車に近づくだけで自動的にドアがオープンします。
ステップの高さは大型ミニバンにしては低めの35cmと、乗降性にもこだわりを持ちます。
ニッサン:エルグランド
📌メーカー希望価格:4,038,100円~
📌中古車相場:約40万円~
📌発売開始時期:2010年8月~
✔スペック |
|
寸法(全長/全幅/全高) |
4,975/1,850/1,815 mm |
室内寸法(長/幅/高) |
3,025/1,580/1,300 mm |
燃費性能 |
8.4~10.0 km/L |
定員 |
7名/8名 |
✔スライドドアの機能 |
|
助手席側ワンタッチ |
後席両側 |
運転席側ワンタッチ |
後席両側 |
オートクロージャ― |
後席両側 |
挟み込み防止機構付 |
後席両側 |
ラグジュアリーなミニバンとしても周知されているエルグランドには、一部グレードを除き両側パワースライドが採用されています。
ここまで大きなボディサイズになれば、手動のスライドドアでは重たさを感じることがあるかもしれません。
ワンタッチで解錠された後ドアが自動的に開くので、ボタン操作もいらず煩わしさは軽減されます。
スライドドア付きの普通車がお得に自動車が手に入る新古車(登録済未使用車)とは?
普通車には新車や中古車のほかに「新古車=登録済未使用車」と言われる車があります。
普通車の登録済未使用車を扱う【車の森】が、登録済未使用車ならではのメリット・デメリットをご紹介しましょう。
登録済未使用車のメリット
新品同様なのに低価格
登録済未使用車とは、名前の通り新車登録が完了している車でありながら、誰も使用していない新品とほぼ変わらない状態の車です。
新古車とも言われていますね。
通常の新車であれば〈生産→注文→新車登録〉もしくは〈注文→生産→新車登録〉という流れになります。
登録済未使用車の場合は、お客様が付いていない状態で新車登録します。
どういうことかというと、注文者がディーラーもしくはその他自動車販売店になります。
決められた目標台数を達成するため、不足台数分等それぞれの自社名義で新車登録を行います。
こうして登録済未使用車が生まれます。
自社登録を行った車は、経過年数が長くなると維持費はかかり価値が下がっていきます。
名義人となっている自動車販売店は、その車の価値が下がる前に早く手放したいと考え、新車よりも安く提供しているのです。
登録済未使用車は、新車とは違い、ワンオーナーになりません。
自分が所有する時には、2オーナー以降になるということを理解しておきましょう。
早く納車できる!
新車の納期は車種により様々です。
1か月で納車できるモデルもあれば、1年以上待たなければならないモデルもあります。
自動車市場は半導体不足により、大きな影響を受けました。
生産が追い付かず、通常では1か月で納車できていた新車が半年以上待つということも多々ありました。
しかし、大幅な改善はまだ見られていませんが、徐々に納期が短縮されている傾向にあるようです。
登録済未使用車の納期は、世界情勢に左右されることなく、車の森では在庫があれば最短1週間で納車することができます。
1か月以内に車が必要!となった場合も焦らず手続きが行えますね。
登録済未使用車のデメリット
メーカーオプションは不可
登録済未使用車は、既に新車登録が終わった状態の車です。
製造時に取り付けないといけないオプションは、登録済未使用車は対応していません。
例えば、サンルーフや追加のエアバッグなど。
登録済未使用車の場合、後付けできるオプションであれば問題ありません。
複数のオプションを付けたい場合は、新車を検討することがおすすめです。
在庫が無いと購入できない
登録済未使用車は中古車と同じく、在庫が無ければ購入できません。
新車のように一からつくられる車ではないため、どの車も選べるというわけではありません。
わざわざお店に行ったのに、欲しい車の在庫が無ければ無駄足となってしまう可能性もあります。
登録済未使用車の購入を検討している人は、まず欲しい車をネットで在庫検索します。
そして、来店前に在庫があるお店に問い合わせることがポイントです。
現車を見に行きたい、購入を検討している旨を伝えると、お店によってはキープしてくれるところもあるでしょう。
スライドドア付きの普通車をお探しの方は車の森へご相談ください!
スライドドアには、メリットだけではないことがわかりましたね。
乗降時の負担がラクなことや、側面の障害物にドアを当ててしまう恐れが無いといったメリットの反面、手動操作は扱いにくく修理費用が高額になる可能性があるデメリットがあります。
予算に合わせて車を購入することは大切ですが、自分に合った扱いやすい車を選びましょう。
この記事をご紹介しました「車の森」は、新古車といわれる登録済未使用車を数多く扱っています。
スライドドア装備車に限らず、コンパクトカーやSUV等、幅広いラインナップをご用意しております。
この機会に、車の森をご利用ください♩