車種紹介 2024年6月6日

シエンタの内装ってどうなの?シエンタの内装を徹底解説!

今回はファミリーカーとしても人気のある、『シエンタ』について迫りたいと思います。
シエンタと言えば、スライドドア装備のコンパクトな車というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
ミニバンクラスになると車体も大きく、車両金額も高くなります。
しかし、シエンタはミニバンとしての機能はそのままに、比較的リーズナブルな金額設定になっています。

そんなシエンタを購入する前に!!
グレード別の比較や内装の違いについて詳しくみていきましょう。

シエンタについて

シエンタについて

初代シエンタは2003年に誕生しました。
シエンタの由来は「7」をスペイン語で「シエテ」、「楽しませる」を英語で「エンターテイン」。
これらの造語から「シエンタ」と名付けられたそうです。

3列シート7人乗りは今のスタイルと変わることなく、デビュー当時から両側スライドドアが採用されています。
現在は2列シートの5人乗り、3列シートの6人乗りから選ぶことが可能です。

シエンタ

全長は4,260mmとミニバンの中でも小さなSクラスに分類されます。
小回りが利くミニバンのため、お子様を持つお母さんからの支持が強いです。
フロアは地上から330mmと低床設定のため、お子様からお年寄りまで乗降時に負荷がかかりにくくなっています。

シエンタ

また、シエンタの最小回転半径は5.2M。
運転のしやすさ重視で購入される方も多くいらっしゃいます。
狭い路地や駐車場、Uターン時の切り替えもシエンタなら難なく取り扱うことができますね。

シエンタのエンジンルーム

シエンタの強みともいえるミニバントップレベル(2021年6月現在。トヨタ自動車(株)調べ。)の燃費性能はハイブリッド車でWLTCモードで22.8km/L、ガソリン車でも17.0km/Lとい驚異の数値を実現しています。
車両本体価格も1,995,200円~と、現実的な金額設定になっているところも嬉しいポイントです。

シエンタの内装について

シエンタ

ファミリーカーとしても需要のあるシエンタは、使い勝手にもこだわりを持ちます。
収納スペースやシートアレンジはミニバンならではです。

主にどのようなインテリアになっているのか、詳しくみていきましょう♪

収納スペース

アッパーボックス

一般的な車では助手席の前にはグローボックスが搭載されていることが多いです。
シエンタはグローボックスの上部に「アッパーボックス」が備わっています。
オープントレイも付属されているので、すぐ手の届くところに小物を置きたいときには嬉しいスペースです。

ドリンクホルダー

また、ドリンクホルダーも助手席から取りやすい場所に設置されています。
もちろん運転席側にもドリンクホルダーは備わっていますね♪

グローブボックス

アッパーボックスの下にはグローボックスが備えられています。
車検証や取扱説明書など、普段使わないものの収納場所に使えますね。

助手席側内側

前席の内側にも収納ポケットがあります。
ペットボトルを置くのも良し、A4サイズのノートも収納することが可能です。

回転式のフック

助手席の右側には回転式のフックが装備されています。
スーパーでの買い物時や、横にしたくない荷物があるときに役立つアイテムです。

スライドドア内側

スライドドア内部にはスピーカーの上にボトルホルダーとポケットが装備されています。
後席でも、ちょっとした小物入れがあるのは嬉しいポイントです。

アンダートレイ

ラゲッジルームでは、アンダートレイが装備されています。
背の高さがある荷物や、普段使わない荷物などの収納場所に最適です!
使わない時にはボードが付属されているので、フラットに収納が可能です。

シートアレンジ

シートアレンジ

7人乗車時にはアンダーボックスが役に立ちそうです。

シート収納時

3列目シートを折りたたむとフラットに。
5人乗車時にはより多くの荷物を積むことができます。
ベビーカーを折りたたむことなく積み込むことができるようです♪

2列目収納

3列目は前方に折りたたみ、2列目は折りたたんだのち前列の背もたれに跳ね上げます。
フルフラットにはなりませんが、自転車や長さのある荷物を難なく積み込むことが可能です♪

グレード別比較

次にグレード別で内装をチェックしていきましょう。
それぞれのグレードに設定されている内装の違いをご紹介します。

内装

グレード

内装色

シート表皮

Z/HYBRID Z

ブラック

ファブリック
・消臭機能付
・撥水撥油機能付

フロマージュ

カーキ

G/HYBRID G

ブラック

ファブリック

カーキ

X/HYBRID X

ブラック

ファブリック

Z/HYBRID Z

Z/HYBRID Z Z/HYBRID Z

画像:上/ブラック、下/フロマージュ

カーキ

画像引用:シエンタ/カーキ

G/HYBRID G

G/HYBRID G

画像:ブラック

カーキ

画像引用:シエンタ/カーキ

X/HYBRID X

X/HYBRID X

画像引用:シエンタ/ブラック

旧型モデルと比較

旧型モデルと比較

エクステリアは見ての通り、キリッとしたスタイリッシュなデザインから丸みを帯びたキュートなフェイスマスクに大きく変わっていますね。
また、旧型モデルより導入されたハイブリッドシステムにより、燃費の向上や環境への配慮にも貢献しています。

エクステリアの他に、大きく変わった点は「定員」です。
旧型モデルは6人乗り3列シート仕様の設定がありましたが、現行モデルには6人乗りの設定はありません。

内装

内装
 

 旧型

 現在

 シート

 2列 / 3列

 2列 / 3列

 3列目シートの格納

 片手で格納可能

 2列目を持ち上げた後
 3列目シートを格納 
 2列目シート  ソファーシート
 アームレスト無

 ソファーシート
 アームレスト有
 ※7人乗除く

 メーター位置

 インパネ中央

 ハンドル奥側


旧型は7人乗り3列シート仕様がベースとなり、3列目シートが簡単に格納できることがメリットでした。
7人乗りといってもやはり大人が3列目に乗車すると、少し窮屈な気持ちにもなります。
そこで現在のモデルでは、3列目シートの拡張が行われました。
旧型と比べても、膝が持ち上がるような窮屈さは低減されています。
しかし、シートの拡張により3列目シートの収納時には旧型ほど簡単にはいかず、2列目を持ち上げるといった手間が少し増えました。
これは、仕方がないことですね・・・。

現在では3列シートは7人乗り、2列シートでは5人乗りのラインアップがあります。
幅広いインテリアのバリエーションや、豊富なボディカラーも初代より引き継がれていることがわかります。

また、運転席ではメーターの位置をドライバー目線に合わせ、ハンドルの奥側に設置されました。
視線をそらさず、運転に集中することができますね。

価格

価格

旧型の最終モデルとなった、ベースグレードGとX(7人乗り)の新車価格を現在のモデルと比べてみます。

 

現在

旧型

HYBRID G/2WD

2,727,500円

2,424,400円

G/2WD

2,377,500円

2,058,100円

HYBRID X/2WD

2,430,000円

2,268,200円

X/2WD

2,035,200円

1,850,200円

旧型と比べて全体的におよそ30万円ほど車両本体価格は上がっていますね。
インテリアだけでなく、圧倒的に新型が勝っているポイントは燃費性能です。
旧型と同様の1.5Lのエンジンでも、大きな燃費の差を実感するはずです。

競合モデル/フリードと比較

競合モデル/フリードと比較

次に競合モデルでもある、フリードとの違いをご紹介します。

全長はほぼ同じ長さからなり、幅・高さ共に数cmフリードが大きいようです。
見た目は同じサイズと言っても良いでしょう。

しかし、室内の長さはフリードが約500mm長くなります。
この長さの違いにはどんな秘密が隠されているのでしょうか。
内装の違いから見ていきましょう。

内装

フリード シエンタ

画像:上/フリード、下/シエンタ

木目調のウッドパネルがアクセントのフリードに対し、シエンタは黒でシックに統一されています。

フリード

折りたたみ式の3列シートを持つシエンタに対し、フリードは跳ね上げ式。

また、上の画像からもわかるように6人乗りのフリードでは2列目に一つ一つの座席が独立した「キャプテンシート」を採用しています。
2列目から3列目まで車内で歩いての移動も可能ですので、お子様が後席に座っていても安心です(^^)v

フリード

実際に乗ってみて感じるところは、2列目シートの足元のゆとりの違い。
室内長がフリードの方が長い分、大人が乗車しても余裕のある足元スペースが確保されています。

シエンタは3列目シートが床下収納のため荷室容量は多いですが、頭上にゆとりはなく3列目シートに長時間座ることは向いていないようです。
それに対しフリードは跳ね上げ式の3列目シートの採用により荷室容量は限られてきますが、長時間のドライブにも向いているしっかりとした座り心地です。

購入前に迷ってしまったときには、荷物を積むことが多いのか、人が乗ることが多いのかを判断基準としましょう。

価格

それぞれのエントリーグレード2WD車の価格を比較します。

シエンタ

フリード

HYBRID X(7人)

2,430,000円

HYBRID G(7人)

2,710,400円

HYBRID X(5人)

2,390,000円

HYBRID G(6人)

2,688,400円

X(7人)

2,035,200円

G(7人)

2,352,900円

X(5人)

1,995,200円

G(6人)

2,330,900円

同等の装備のグレードで比べてみると、若干ではありますがフリードの方がやや高額設定になっています。

両車ともファミリーカーとしての機能は十分に備わっています。
使いやすさ・扱いやすさにも優れているのでじっくり選別しましょう。

新車価格

新車価格

ハイブリッド車

 

 

7人乗り

5人乗り

2WD

3,036,600円

2,996,600円

G

2,727,500円

2,687,500円

X

2,430,000円

2,390,000円

E-Four

Z

3,234,600円

3,194,600円

G

2,925,500円

2,885,500円

X

2,628,000円

2,588,000円

ガソリン車

 

 

7人乗り

5人乗り

2WD

2,686,600円

2,646,600円

G

2,377,500円

2,337,500円

X

2,035,200円

2,024,900円

中古車相場

旧型モデル
中古車相場
約70万円~約350万円
平均金額
2003年モデル 2015年モデル
40万円前後 150万円前後

モデル別に見ると、10年以上経過している初代の2003年モデルは求めやすい価格になっています。
しかし、装備や性能など2015年モデルに勝るものはありません。
価格重視で購入することも大切ですが、明らかに低価格な車両設定の車にはそれなりの理由があるということを理解しておきましょう。

シエンタを安く購入する方法

シエンタを安く購入する方法

車の購入時には「できるだ安く買いたい」という気持ちがありますよね。
そこで、より安くシエンタを購入する方法を3つご紹介します。
これからシエンタの購入を検討されている方は必見です。

ディーラーの本気決算期/半期決算期を狙う

ディーラーには3月の本決算、9月の半期決算があります。
決算期には販売の目標台数が定められており、販売台数達成は必須です。
となればディーラーの営業マンは、いかに台数を販売するかに注力します。
通常時であれば値引きが利かない車両に対しても、決算期なら数万円から多ければ数十万円安い価格で購入できる事があります。

低金利のローンを選ぶ

車の支払い方法の1つとしてカーローンがあります。
自動車販売店が取り扱っているカーローンは様々ありますが、気を付けたいのが「金利」。
およそ3%~9%が相場と言われています。

例えば200万円を5年で返済するときに、金利9%では利息支払いは総額490,960円、8%では433,120円。
1%の違いでも約6万円の差額が生じます。
借入金額が大きければ大きいほど、返済期間が長ければ長いほど差額は大きくなります。

車の森では金利1.9%のローンのお取り扱いがございます!
ぜひローンを活用してお車をご購入の際には、車の森をご利用ください♪
1%でも低い金利のローンを選びましょう٩( ”ω” )و

買取に力を入れているお店を選ぶ

今乗っている車と入れ替えでシエンタを購入しようと検討されている方は、買取査定に力を入れているお店を選ぶようにしましょう。
シエンタの予算がオーバーしてしまったとしても、今乗っている車が少しでも高い買取金額になれば予算も収まるはずです♪

車の森では販売だけでなく、買取や下取査定にもご満足・ご納得いただける金額提示を目標とし、取り組んでおります。
今乗っている車の価値が知りたいなどございましたら、ぜひご相談ください。

まとめ

小さな子供がいても使いやすく、運転もしやすいことからファミリーカーとして購入される方が多いことがわかりました。
ミニバンならではのシーアレンジを活かし、荷室の容量も確保されていましたね。

比較的、現実的な金額設定も魅力の一つです。
中古車の相場も見てみましたが、やはり高い性能を求めるのであれば初代モデルよりは高くなりますが、2015年(~2022年発売まで)のモデルの選択をお勧めします。

 

この記事は、登録済未使用車を扱う『車の森』がご紹介しました!
車の森では、ご紹介しましたシエンタのほかにも「ミニバン」や「SUV」、「コンパクトカー」など幅広い車種のお取り扱いがございます。
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皆様のご来場・お問合せをお待ちしております。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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出典

トヨタ:シエンタ

ホンダ:フリード

 

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。