豆知識 2024年5月21日

登録済未使用車とは?

今回は専門店でもある車の森が【登録済未使用車】について解説いたします!!!

最近よく耳にしたり、目にすることが多くなった【登録済未使用車】というワード。

「聞いたことはあるけど、どういう車のことか知らない」

「自動車販売店で書いてたけど、あまり意味が分からない」

といったユーザー様もいらっしゃいました。
これを機に様々なタイプの車があるということを、知っておきましょう♪

  • 新車
  • 登録済未使用車
  • 展示車
  • 試乗車

用途別に名称が異なります。
それぞれの違いも、あわせてご説明いたします。

車の購入を検討されている方は、購入時にきっと役立つ知識になりますよ!

登録済未使用車とは?

登録済未使用車とは、新車から名義登録のみ行った状態のお車で、ほぼ新車と同様のお車のことを指します。

車の森では年式が新しく、走行距離1,000km以下のお車を未使用車として、販売しています。
名義登録しただけなので綺麗な状態のお車です。
コスパ重視で新車に近いお車をお探しの方にお勧めです♪

以前は、未使用車ではなく新古車という名称で販売されていたので、新古車のほうが馴染み深いかもしれません。

最近では一度ディーラー名義になった車は法律上で中古車扱いになり、購入者の誤解を防ぐために未使用車という名称で統一されました。

なぜ未使用車が生まれる?

なぜ未使用車が生まれる?

多くの場合ディーラーが販売実績を作るため、自社名義で陸運局に車の登録だけ行います。
その後、中古車として販売・流通させているのです。
こうして『使用されていない車=未使用車』が誕生します。
車の森は、独自の仕入れルートがあるので、お安く厳選された高品質な車を取り揃えることができます。

新車と未使用車の違い

では、未使用車と新車の違いについて見ていきましょう。

  未使用車 新車
価格 20~100万円ほど安い 定価
オプション メーカー×
ディーラー〇
メーカー〇
ディーラー〇
車検期間 新車登録後3年 購入後3年
オーナー 2オーナー以降 ワンオーナー
税金 自動車重量税× 自動車重量税〇
自賠責 車検までの月割額 3年間

やはり1番の特徴としては、未使用車が安いということです★
新車同様のタイプでも1度登録されているだけで20万円以上、車両価格に差が生じます。
金額だけで見ると、未使用車はお得感があります。

しかし、金額が安い分車検が短かったりオプションが付けれないといった融通は利かなそうです(><)
また、未使用車は限られている車の中から選ぶことになるので、どんなタイプの車もあるわけではありません。
お気に入りの車と出会えますように♡

試乗車と未使用車の違い

次に試乗車と未使用車では、どこが違うのでしょう(。´・ω・)?

▽試乗車とは
ディーラーで購入を検討されているお客様用に、実際に道で走行してもらうようナンバープレートが付いた車のことを指します。

  未使用車 試乗車
走行距離 新車同様 数千~1万kmほど
車の状態
価格 新車>未使用車 未使用車>試乗車

試乗車と比べてみると、未使用車の方が車両金額は高額な傾向にあります。
なぜなら、試乗車を販売するとなると【未使用車】の枠には入らず【中古車】扱いになるからです。

ただ中古は中古でも、お客様が試乗するため整備点検は定期的に行われています。
よって走行距離は多くても、一般的な中古車と比べると車の状態はいいものが多いです。

試乗車で多いのがオプションフル装備タイプです。
試乗してもらうためにディーラーが購入しているので、高いグレードの快適な装備がついた車種は狙い目です♢♢

展示車と未使用車の違い

続いて、展示車と未使用車についての違いをご紹介します。

▽展示車とは
ディーラーのショールーム等で、販売促進のため見せる目的で展示している車のことを指します。

  未使用車 展示車
走行距離 新車同様 新車同様
保管場所 それぞれ ショールーム
車の状態
価格 新車>未使用車 未使用車≧展示車

見せる目的で展示されている車なので、走行距離は新車同様です。

しかし展示しているといっても、ドアの開け閉めや乗り心地を確認するなど、購入されるお客様は座ったり触ったりします。
エンジンはつけなくても多数の方が触りますので、未使用車や新車に比べると消耗が少し感じられます。

その分、車両金額は試乗車よりは高額になりますが、未使用車と同等もしくは低額な傾向にあります。

ショールームに設置されている車はどれも高グレードで多彩な装備品が備わっていますよね。
展示車の装備は試乗車と同じく、フル装備で展示されていることも珍しくありません。

試乗車なら走行距離を気にしてしまいますが、展示車なら距離を気にすることもなく新品同様で高グレードの車を安くでゲットできます。

メリット&デメリット

メリット&デメリット

次に登録済未使用車のメリットとデメリットを見てみましょう。
新車で購入を検討していても、未使用車の良さがわかると新車で購入する必要はないのでは?と思うかもしれません(*ノωノ)

メリット

年式が新しい

新しい車なので、故障のリスクが少ない!!
もしもの時には、新車同様の保証が受けられます。

納車が早い

ディーラーは、発注してから車両を製造します。
『車の森』では、展示車両を販売するため、製造期間がなく納車がスムーズです。
人気車両をディーラーで注文した場合は、納車まで1年を要する場合がありますが、『車の森』では最短1週間で納車可能です!!

綺麗な状態

登録だけの未使用車のため、綺麗な状態!
修復歴もなく、目立つ傷もありません。
車内につく、不快なニオイも気になりません!!

車検までの期間が長い

一回目の車検は新車登録されてから3年目。
中古車よりもお得に乗車できます。

リーズナブルな価格

一括大量仕入れを行うことで仕入れ原価をダウン↓。
新車販売価格と比べて、車両代が約20万~100万円程度お安くなります!!
新しく綺麗なお車を低価格でお客様にご提供することができます。
その上、新車購入時にかかってくる重量税は必要ありません。

また、中古車と比べて下取り価格も高価買取できますので、とてもお得です!!

デメリット

汚れや小傷がある可能性がある

工場出荷の新車と異なり、汚れや小傷がある場合があります。
注文時には、車の現状が見れることも未使用車の特徴ですので、購入前には車の外装・内装の確認は必ず行いましょう。

メーカーオプションは付けれない

製造段階で取り付けるようなオプションは後付けすることができません。
したがって、未使用車では付けることができないのです。
これだけは絶対に外せない!!といったオプションがある場合は、もともとそのオプションがついている未使用車を探すか、もしくは新車発注に切り替えるしかなさそうです..(><)

ワンオーナーではない

“ワンオーナー”にこだわりを持つ方には未使用車は向いていません。
保証書を見るとわかりますが、1回目のユーザーの名前が記載されていたり、1回目のユーザー欄が切り取られていることがあります。
未使用車では多くの場合ディーラーが1人目のユーザーですが、稀に個人が所有されている車もあります。

初回車検までの期間が短くなる

登録されてすぐの購入になれば、新車とほぼ変わらず次回車検まで約3年の期間があります。
しかし登録して1年経っている未使用車を購入すると、車検も1年減り2年後には車検の手続きをしなくてはなりません。
購入したい未使用車が見つかれば、まずいつ登録されたのか【初度登録】を販売店に確認しましょう。

登録済未使用車の表示ルール

上記でも説明した通り登録済未使用車とは、新車から名義登録のみ行った状態の車で使用されていない状態のことを指します。

しかし、最近では走行距離が数100km~1,000km走行しているのに『未使用車』と表示してる車もあったそうです。
走行距離を改ざんして中古車なのに登録済未使用車として、販売した自動車販売店が摘発されるケースもありました。
不正表示をした中古車販売店には、消費者庁より措置命令が下され、事業者名・代表者が公表されます。

登録済未使用車を表示するにあたって、公正取引委員会から以下の留意点が発表されました。

……………………………………

◎登録(届出)済未使用車とは
初度登録(届出)された車両で、かつ、使用又は運行に供されていない車両

1.単に【未使用車】と表示するのではなく【登録(届出)済未使用車】と表示すること

2.【初度登録(届出)された車両で、使用又は運行に供されていない中古車である旨】を明瞭に付記すること

3.使用又は運行に供されたと考えられる車両について【登録(届出)済未使用車】の表示は行わないこと
※ 走行距離に関係なく、試乗車や代車として用いた又は運行に供された車両は「登録(届出)済未使用車」と表示することはできません。

△資料引用
公正取引委員会ニュース

……………………………………

『新古車』や『未使用車』と表示されていては、新車?中古車?とわかりづらいですよね。
ウソの表示はもちろんNGですが、ややこしくないわかりやすい表示で安心して購入できるようルールが定められました。

選ぶときのチェックポイント

選ぶときのチェックポイント

次に未使用車を選ぶときの確認ポイントをご紹介します!!

未使用車で安く購入できるといっても、車両代金ともなれば高額になります。
高額を支払ったあとに後悔は絶対にしたくありません。
ポイントさえ押さえておけば、購入時にきっと役立つはずです。

同じタイプを2.3台比べよう!

目星がついている車があったとしても、グレードが違うタイプやよく似たボディサイズの車と比較してみましょう。
どこが違うのか、価格が違うとなるとなぜ安いのか販売店に確認するようにしましょう。

しかしあまりに多種を比べてしまうと、迷いに迷って購入できるクルマを逃すかもしれません。
2~3台に絞ってから店頭で見比べ、乗り比べましょう♪

装備の確認をしよう!

内装も確認は必須ですが、欲しい車にはどのような装備が付いていて、どんなときに使えるのか把握しておく必要があります。
販売員にエンジンを付けてもらうことも可能でしょうから、実際に体感してみるのも一つです。

安全装置の確認も忘れずにチェックしましょうね!!!

外装の確認をしよう!

デメリットでも紹介しました、登録済未使用車は新車とは違い傷がついている場合があるということ。
車の森で展示している新車同様で仕入れた車は傷・汚れ等はありませんが、販売店によっては多少の傷が入っている場合があります。
必ず購入前に外装の確認はしましょう!!

仮に傷があったとして購入される方が許せる範囲内であれば、傷を承知の上で購入することをオススメします。
しかし、想定外の傷がついている場合には他の車種に変えるか、販売店に相談すると良いでしょう。

走行距離の確認をしよう!

登録済未使用車として検討されている場合、新車同様で走行距離が100km未満の車を想像してお店に行きますよね♪
展示している車を購入する際には、走行距離を自身の目で確かめることが可能です。
販売員にエンジンをかけてもらい、メーターを見てみましょう。
中古車販売店の場合、ディーラーでの点検が必要な場合や納車先までの移動距離等で、納車時には多少走行距離は増えますが数100kmも増えることはまずありません!!

契約時に走行距離は〇kmだったという記憶は、頭の片隅に置いておきましょう♪

売るときのことも考えよう!

登録済未使用車を購入の際、将来乗り換えることも考えられている場合には、リセールバリュー(購入した車を再び売却する再販価格)が高い車を選びましょう。
人気ある車種でグレードやカラーによって、売却時に高い査定額がつきやすくなります。

≪例≫
▼SUV

  • ランドクルーザー
  • ランドクルーザープラド
  • ハリアー etc.

▼ミニバン

  • アルファード
  • ヴォクシー
  • ノア etc.

車の森で購入した場合~必要な手続きと費用~

車の森で購入した場合~必要な手続きと費用~

車の森で未使用車を購入した場合、どんな手続きをしてどういう費用がかかるのか解説いたします。

手続き

購入後、契約者は必要書類をそろえます。

▽名義変更に必要な書類

  • 印鑑証明の印鑑を押印した委任状
  • 印鑑証明

▽車庫証明に必要な書類

  • 印鑑を押印した自動車保管場所証明申請書
  • 使用承諾証明書もしくは自認書
  • 保管場所の配置図

上の必要書類が揃ったら、販売店に渡します。

【車庫証明取得➡名義変更➡車点検➡納車】

といった流れになります。
車庫証明は各自治体によって異なりますが、約1週間ほどで取得することができます。

必要費用

▽登録代行費
 名義変更等、行政書士に代行を依頼するための費用

▽車庫証明代行費
 登録代行費と同じく、行政書士に代行を依頼するための費用

▽自賠責保険料
 次の車検までの未経過相当額を月割で計算

▽自動車税
 次の車検までの未経過相当額を月割で計算

▽環境性能割
売買などで自動車を取得した取得者に対して課税される税金のことです。
税率は、環境負荷軽減(燃費基準値達成度など)に応じて、非課税1%、2%、3%の4段階に区分けされています。
尚、新車で購入した場合と中古車で購入した場合も環境性能割の税率は同じですが、取得価格(現在の自動車の価値に相当する金額)を算出する方法が新車と中古車で異なるため税額は変わってきます。

これらの費用は、自動車公正取引協議会により2023年10月から規約が改訂され、「中古車の販売価格の表示方法が支払総額」に変更しています。
車両価格に「諸費用」を加えた販売価格(支払総額)を義務付けられているので、より明確な購入金額が提示されるようになりました。

参考:自動車公正取引協議会

その他費用

お車の保証やコーティング・バイザーマットやナビ等、付属品を付けた分だけ上乗せされます。

 

よくある質問~Q&A~

よくある質問~Q&A~

Q1.欲しい車や色を探してくれますか

A.もちろんお探しいたします。『車の森』系列店舗があり、豊富な在庫の中からご希望の車両をお探しすることが可能です。在庫がない場合は、どんなお車でもお探しすることができます。

Q2.取扱いメーカーはどこですか

A.国産車の全メーカー、全車両を取り扱っています。

Q3.買取はしてくれますか

A.もちろん買取可能です。下取りもしています!!
高価買取の基準は、高年式→低走行→傷なし→人気カラーとなります。
車内の臭いや汚れも査定に入ります。
査定後は、お客様のご意向をお伺いしながら査定金額をご提示いたします。

Q4.車の森web限定特典チラシや限定特典は購入するともらえますか

A.もちろんプレゼントいたします。
ですが、ご来店時に担当営業に「Webを見た!!」「チラシを見た!!」と言っていただけたお客様限定になります。
商談前に必ずお伝えください。

Q5.ナビやETCを取付けてもらえますか

A.取付可能です。
持ち込みの場合(新品は省く)は保証がきかないので、その旨ご理解いただいた上での設置となります。
その場合、取付費用が別途必要になります。

Q6.未使用車は新車に比べて傷はありますか

A.ディーラーに展示されていた車や、試乗車だった車もあります。
その時に付いた小傷がある可能性はあります。
ですが、大半はよく見ないと分からない程度の傷です。
修復が必要なお車を仕入れることはございません。
その点はご安心ください。

Q7.未使用車は不人気色ばかりですか

A.いいえ、そんなことはありません。
未使用車が売れ残りというわけではありません。
車の森のお車は各車種に合わせた人気色を取り揃えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
登録済未使用車や新車・試乗車・展示車との違いについて、解説いたしました。

未使用車はお安くてリーズナブルなお車だとお分かりいただけたでしょうか?
デメリットを考えても、メリットのほうが大きく魅力的なお車です。
限りある中から選ぶのはデメリットのひとつですが、お気に入りの1台と出会うことができれば問題ありません。

車の森では、お客様のニーズに合った車両を数多く取り揃えております!!
知識豊富なスタッフがお車選びのお手伝いをさせていただきます♪
気になるお車がございましたら、車の森へお気軽にお電話やメールにてお問合せください。

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

車の森

総在庫300台
タイプ別!

店舗へのお問合せはこちら!

新車を低金利で
お探しの方はこちらから!

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。