これまでの自動車と異なり、外部充電が可能になったことで電気の力で走行できる距離が大幅に延びたプラグインハイブリッド車。
ガソリンを使用する頻度がこれまで以上に少なるなることから、気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなプラグインハイブリッドについて基礎知識からメリット・デメリット。さらに実際にプラグインハイブリッドシステムを搭載したおすすめの車種なども紹介しています。
プラグインハイブリッド車のご購入を検討中の方は是非参考にしてみてください。
プラグインハイブリッド(PHEV)とは?
プラグインハイブリッドとは、外部充電もできるハイブリッドシステムのようなモノ。PHEVの他にPHVと略されることもありますが、どちらも同じ「プラグインハイブリッド」を指しています。
一般的なハイブリッド車のモーターは、自動車の動く力を利用して充電を行っていましたが、プラグインハイブリッドはコンセントのように外部からモーターの直接エネルギーを充電させることが可能になります。
ハイブリッド車よりもしっかりと充電を蓄えられることにより、モーターでの走行距離が大幅に延びたことが特徴です。
バッテリーを搭載していない、完全に電気の力だけで走行する電気自動車では心もとないという方にもおすすめな先進的な自動車だと言えるでしょう。
プラグインハイブリッド(PHEV)とハイブリッド(HV)、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)の違い
現代では自動車のエンジンシステムにも様々な種類に分類されます。
それぞれの特徴について以下の表にまとめました。
種類 | 動力 | 特徴 |
プラグインハイブリッド (PHEV) |
電気をエネルギーとするモーターと、 ガソリンをエネルギーとするエンジン |
・専用の充電設備からモーターの充電をする ・パワーが必要な時はエンジンを作動させる |
ハイブリッド (HV) |
電気をエネルギーとするモーターと、 ガソリンをエネルギーとするエンジン |
・車のブレーキエネルギーでモーターの充電を行う ・低速走行はモーターで走行する |
電気自動車 (EV) |
電気をエネルギーとするモーター | ・エンジンを搭載しない100%電気の力で走る |
燃料電池自動車 (FCV) |
水素の力を利用して発電するモーター | ・水素ステーションで水素を補給する ・現時点では未だ数が少ない |
モーターをもたないガソリン車に比べると、どれも低燃費で環境にも優しいことが大きな利点となっています。
車両価格はガソリン車に比べまだ高値ではありますが、税金やガソリン代も少なくどちらがお得になるかはよく見極める必要がありますね。
プラグインハイブリッド車の充電方法は?
外部充電が可能になったプラグインハイブリッド車。近年商業施設の駐車場やサービスエリアなどでも充電エリアが設置されている場所をよく見かけるようになりましたよね。
近くに充電施設が無いという方には自宅での充電がおすすめ。条件を整えれば自宅での充電も可能になりますよ。
詳しい充電方法を見ていきましょう。
自宅で充電する
専用の住専設備を整えれば、自宅での充電も可能です。
中には一般的なコンセントでの充電が可能なものもありますが、推奨はされておらず、早く安全に充電を行うためにも充電用のコンセントの設置がおすすめでしょう。
充電設備の設置は電気系統をさわる必要があるため、ご自身で行わずプロに依頼する必要があります。
また費用は取り付け製品・業者よって様々ですが、おおよそ10万円程度。スタンドタイプの充電機器を設置する場合には50万以上かかってくるケースもあります。
充電器の種類などはメーカーや車種によって異なるため、事前によく確認しておきましょう。
外部充電施設を利用する
近年増えてきている充電スタンドの設置は、サービスエリアや商業施設、中にはコンビニの駐車場でも見かけるようになりましたね。
公共の充電スタンドを利用するにはクレジットカード機能のついた「充電カード」が必要になるところが大半で、利用料金の他にカードの発行手数料・月会費などが必要になるケースもあるので、こちらについてもよく調べておくといいでしょう。
外部充電を利用するメリットは、自宅での充電よりもうんと短時間で充電ができる「急速充電」が出来ること。
商業施設の駐車場に停めて、買い物を楽しんでいる時間で充電が完了しているので、充電が終わるまで時間をつぶす必要もないのが魅力的です。
プラグインハイブリッド車のメリット
プラグインハイブリッドは、ハイブリッド車と電気自動車のいいとこどりをしたようなメリットの多い車だと言えるでしょう。
長距離走行でも充電切れの心配が要らない
電気自動車の場合、充電の残量がゼロになってしまうと車は動かなくなってしまいますがプラグインハイブリッド車はエンジンも備えているため、たとえモーターの充電がなくなってしまってもエンジンでの走行が可能です。
増えてきたとはいえ、数が限られていること・1台の充電時間がかかることなど公共の充電スタンドには順番待ちの列が出来ていることもありますね。
ガソリンスタンドの数に比べるとまだまだ普及が追い付いていない現状の中で、電気自動車の場合は充電しか選択肢がないため外出時に充電残量が減ってきた場合には列に並ばざるを得ないでしょう。
長距離走行の場合でも充電残量を気にせず走れるのはプラグインハイブリッド車だからこそのメリットだと言えますね。
低燃費で環境にも優しい
プラグインハイブリッドは電気で走る距離が大幅に延びたため、低燃費であることも大きなメリットです。
もちろん電気で走るにもお金がかかってきますが、電気代はガソリン代よりも安いので維持費の面でもお得だと言えるでしょう。
ガスの排出が世界的な問題となっている中で、環境にも優しいのは近年車選びの上でも重視されるポイントとなっています。
エコな車は税金も安く、車の購入時に国から補助金をもらうこともできるのでお得に車を買うこともできますね。
ガソリン車のように燃料補給のために外出しなくていい
プラグインハイブリッド車を購入される多くの方が自宅に充電設備を設置されており、自宅充電を設置した場合のメリットになりますが、ガソリン車のように燃料補給のために外出しなくていい点もメリットだと言えるでしょう。
近所にガソリンスタンドのある方は出かけたついでにガソリンスタンドに寄ることもできますが、そうでない場合にはわざわざガソリンスタンドに出向かないといけなくなりますよね。
プラグインハイブリッド車で自宅充電ができると、帰宅後に充電をするだけで翌朝には充電が完了している状態になります。
プラグインならではの大きなメリットだと言えるでしょう。
モーター走行ならではの加速や静粛性
モーター走行による滑らかな加速や、高い静粛性は電気自動車の特権ですが、プラグインハイブリッド車も同様に体感できる魅力です。
エンジンが稼働すると発生する、エンジン音や振動なども無いのでとても静かです。車内でも快適に過ごせることや、早朝・深夜に住宅街を走る時にも近所迷惑などの心配も要りません。
またモーターで動く自動車だからこそ、アクセルペダルを踏み込んだ瞬間から最大トルクで発進する気持ちの良い加速も特徴のひとつ。
プラグインハイブリッド車は維持費や環境問題への取り組み以外の、車の機能性の面でも大きなメリットがあると言えますね。
万が一の災害時にも蓄電池として備えられる
万が一の災害時や、オートキャンプなどアウトドアのシーンでも蓄電池として活用できるのもプラグインハイブリッドの大きなメリットでしょう。
車種によって蓄えられるエネルギーは異なりますが、例えばトヨタ プリウスの場合で電力供給時間は約5.5日。停電がおきてしまった時にも電源として役立ちます。
また普段の生活の中でも、外出時にも電化製品が使用できるのはとても便利ですよね。
最近ではこのように、災害時に対するひとつの備えとして、プラグインハイブリッドを選ばれる方も多い傾向にありますよ。
プラグインハイブリッド車のデメリット
メリットが多い一方で、デメリットも注意して見ておかなくてはならないプラグインハイブリッド。
今後の時代の変化と共に改善させるであろうポイントもありますが、現状のプラグインハイブリッドのデメリットを確認しておきましょう。
車両重量が重くハイブリッド車に比べ燃費が悪いケースもある
プラグインハイブリッドはガソリンエンジンに加え、外部充電のできるモーターも兼ね備えているため車両重量が重く、同じ車種のハイブリットモデルと比べても100㎏以上重たくなっている車種もあります。
車両重量が重いとエネルギー効率が落ちしてまい、燃費に影響が出てきてしまいます。
電気の力で走行する分にはハイブリッド車よりもコストがかからずメリットとなりますが、充電が底をつきガソリンを使って走行する時(ハイブリットモードで走行する時)には、ハイブリッド車よりも僅かながら燃費が落ちてしまうことがデメリットと言えるでしょう。
電気自動車に比べると走行音が気になる
モーターで走行するプラグインハイブリッドですが、完全にモーターだけの電気自動車に比べるとシーンによっては走行音が気になる場面もあるでしょう。
ガソリン車・ハイブリッド車よりは静粛性に優れているけれど、電気自動車には劣る。といった中間の立場であるため、何に関しても良く言えば丁度良い・悪く言えば中途半端といった点がメリットともデメリットとも取れてしまうのがプラグインハイブリッドの性質かもしれませんね。
車両価格が高い
未だ数の多いガソリン車・ハイブリッド車に比べると車両価格が高いこともプラグインハイブリッドのデメリットです。2024年現在、新車購入時に補助金が出されますが、それでもガソリン車などに比べると高値であることに変わりはないでしょう。
また車の種類も少なく、プラグインハイブリッドで絞り込むと国産車では10種類にも満たないので、お車選びの際に数が限られてしまう点もデメリットです。
この点については、過去にハイブリッドシステムが高く数も少なかったのが現代では広く普及しているように、時代の流れと共に広がる可能性が大いにありますね。
ガソリンスタンドに比べ充電スポットは少ない
商業施設の駐車場などでもよく見かけるようになった充電スポットですが、まだ全体的な数としては少ないように感じられますよね。
実際に充電スポットが設置されてる施設でも、数としては2~3カ所程度のところが多く、1台の車を充電するのにも数十分時間を要することを考えると十分とは言い難いでしょう。
ガソリンスタンドのように、目的地に向かって走っている途中で給油に寄るような気軽な感じで充電スポットを見つけることは困難です。
プラグインハイブリッドや電気自動車の数が増えるには、より多くの充電スポットも必要になってくると言えるでしょう。
ガソリンを長期間使用しないことによるガソリンの劣化
ハイブリッド車よりも大幅にモーターでの走行が可能になったプラグインハイブリッド車。それでもハイブリットであるため、ガソリンは抱えている状態ですよね。
ちょい乗りなどガソリンをあまり使用しない走行がメインだと、車の中のガソリンが劣化してしまう恐れがあり、これもデメリットだと考えられます。
車種によってはこのような事態を防ぐために、一定期間経過するとガソリンを消費した走行に切り替わるシステムを搭載した車もあるようですが、基本的にはたまにの頻度でガソリンを使った走行をするように意識しておくといいでしょう。
プラグインハイブリッド車はこんな人におすすめ!上手な乗り方をご紹介
プラグインハイブリッドの大半の車が、エンジンを使って電力を蓄える「充電モード」・車に残っている電力を消費しないように一般的なハイブリッドカーと同様の走り方をする「ハイブリットモード」・電気自動車と同じようにモーターの力で走行する「EVモード」と走行モードを選択できるようになっています。
もちろん電気に力で走行し、充電が尽きたらハイブリッドカーとして走行する手段でも全く問題はありません。
しかし例えば深夜・早朝の走行や、高速道路などの長い渋滞の走行など「ここはモーターで走りたい」と予定しているのであれば、いざその時になって充電残量が少なくなっていることのないように、ハイブリットモードを選択しておく。といった走行モードの使い分けが出来ると、よりプラグインハイブリッド車を乗りこなせるでしょう。
【202年版】プラグインハイブリッド車の人気車種一覧!おすすめ6選!
プラグインハイブリッドシステムを搭載した車種に絞ってご紹介していきます。
特徴やおすすめポイントもあわせて紹介していくので、プラグインハイブリッドが気になっている方は要チェックです!
RAV4/トヨタ
画像引用:RAV4
基本スペック表 | |
寸法 (長/幅/高)㎜ |
4600/1855/1695 |
室内寸法 (長/幅/高)㎜ |
1890/1515/1230 |
車両重量 | 1920㎏ |
燃料消費率 (WLTCモード) |
22.2km/L |
交流電力量消費率 (WLTCモード) |
155Wh/km |
車両価格 | ¥5,633,000- |
大容量のリチウムイオンバッテリーと高出力のモーターを備えたことで、スポーツカーのような加速力をもつRAV4。システム最高出力は
今回RAV4の最上級グレードZをPHEVとして配置されています。
デザインはガソリン・ハイブリッド車と大きく異なる部分はありませんが、ブラックのエクステリアパーツを専用で取り入れるなど、差別化も図られていることが分かります。
モーター走行の特徴を活かしたロードノイズの少なさや滑らかな走りが楽しめることがポイントで、システム最高出力も高く気持ちの良い加速が体感できるのもRAV4の魅力です。
またバッテリーを車体中央の床下に設置することで、車内の広さを十分に確保することにも成功しています。
RAV4はEV走行とハイブリッド走行の両立を楽しんで欲しいというメーカーの思惑から、急速充電には対応していないのも購入前に知っていて欲しいポイントになります。
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ハリアー/トヨタ
画像引用:ハリアー
基本スペック表 | |
寸法 (長/幅/高)㎜ |
4740/1855/1660 |
室内寸法 (長/幅/高)㎜ |
1880/1520/1215 |
車両重量 | 1950㎏ |
燃料消費率 (WLTCモード) |
20.5km/L |
交流電力量消費率 (WLTCモード) |
160Wh/km |
車両価格 | ¥6,200,000- |
都会的なデザインが人気のオンロードSUVであるハリアー。
RAV4と同じくバッテリーを車体中央の床下に搭載することで、ゆったりとした車内空間を確保されている居住性にも優れた車です。
ハリアーの最上級グレードとしてPHEV車がラインナップされているかたちで、メッシュのようなデザインのPHEV専用のフロントグリルが特徴的。
インテリアはハリアーらしい、エレガントな¥で上品な印象を受けます。
ハリアーのPHEVモデルは2WDはなく、E-Fourのみとなっているのもポイントです。
大容量にリチウムイオンバッテリーを搭載しているので、のびやかな気持ちの良い加速と操縦安定性に優れ、コーナリングも思い通りに走ることができるでしょう。
AC100Vの電源プラグコードがあることで、配線工事をしていなくても充電が可能なことも大きな魅力ではないでしょうか。
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プリウス/トヨタ
画像引用:プリウス
基本スペック表 | |
寸法 (長/幅/高)㎜ |
4600/1780/1430 |
室内寸法 (長/幅/高)㎜ |
1840/1500/1135 |
車両重量 | 1570㎏ |
燃料消費率 (WLTCモード) |
26.0km/L |
交流電力量消費率 (WLTCモード) |
134Wh/km |
車両価格 | ¥4,600,000- |
今回紹介している車種の中でも、燃費性能の面では頭一つ抜けた存在のプリウス。
PHEV車のみならず、ハイブリッドモデルでも低燃費なイメージの強い車ですよね。
実際にトヨタ初のPHEV車はこのプリウスで、モーター走行らしい滑らかな走りとアクセルに瞬時に反応する加速力が魅力となっています。
現行モデルの新型プリウスは、ヘッドライトの細い近未来的なデザインが特徴。フルLEDライトや視認性の高いリヤコンビネーションランプも先進的なデザインで、デザインが気に入られて購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
プリウスは全モデルに1500Wのアクセサリーコンセントが標準装備となっていることや、プラグインハイブリッド車は12.3インチディスプレイオーディオplusが標準装備されていることなど、機能面でも先進的な一面がみられます。
ノーマルのプリウスと比べると、やや荷室が狭くなっているように感じられますが、より維持費を抑えたい・低燃費にこだわりたい方には最適な1台だと言えるでしょう。
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アウトランダー/ミツビシ
画像引用:アウトランダー
基本スペック表 | |
寸法 (長/幅/高)㎜ |
4710/1860/1740~ |
室内寸法 (長/幅/高)㎜ |
1920~/1520/1240 |
車両重量 | 2010㎏~ |
燃料消費率 (WLTCモード) |
16.2km/L~ |
交流電力量消費率 (WLTCモード) |
227Wh/km~ |
車両価格 | ¥4,995,100~ |
国内販売はPHEV車のみとなっているアウトランダーは、前モデルよりもさらにモーターの出力向上やバッテリーの容量を拡大することで、モーターで動く車の課題でもある航続距離の大幅な延長を実現させたことが大きな特徴です。
2.4直列4気筒エンジンを高出力モーターの搭載で走行性能においても申し分ない力を持ちます。
バッテリー容量は20kWhの大容量で、フル充電・エンジン発電の活用で一般家庭の電力量だと最大約12日分もの電力を確保することも可能です。
1500WのAC100VコンセントやV2Hにも対応していることから、停電などの災害時やオートキャンプなどアウトドアシーンにおいても活用することができ、万が一の備えとしても役立ちます。
アウトランダーに搭載されているドライブサポート機能「MOTSUBISHI CONNECT」は、スマホで充電状況やバッテリーの走行可能距離を確認することが可能。
また同一車線運転支援機能「MI-PILOT」は、高速道路の渋滞走行時などに役に立つ機能で、ドライバーの負担・疲労軽減にも一役かってくれるでしょう。
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エクリプスクロス/ミツビシ
画像引用:エクリプスクロス
基本スペック表 | |
寸法 (長/幅/高)㎜ |
4545/1805/1685 |
室内寸法 (長/幅/高)㎜ |
1890/1490/1190 |
車両重量 | 1900㎏~ |
燃料消費率 (WLTCモード) |
16.4km/L |
交流電力量消費率 (WLTCモード) |
213Wh/km |
車両価格 | ¥4,094,200~ |
スポーティなSUVがお好みの方で、アウトランダーほど大きな車は持て余してしまう。といった方にピッタリなのが、コンパクトSUVのエクリプスクロスです。
アウトランダー同様に、1500WのAC100Vコンセントを装備していて、非常時に役に立つことや、グレードP/Gには「MI-PILOT」も搭載されていることが特徴。
車両運動統合制御システム「S-AWC」により操縦性と安定性が向上していることもエクリプスクロスのひとつの魅力だと言えるでしょう。
またグレードによって「エレクトリックテールゲート」が装備されているのもポイントで、荷物を持っていて両手が塞がっている時や荷物をしたに置きたくない時にも、キーレスオペレーションキーの操作でテールゲートが自動で開閉させることができる機能です。
こうした利便性の高い機能を搭載していることもエクリプスクロスの魅力ではないでしょうか。
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CX-60/マツダ
画像引用:CX-60
基本スペック表 | |
寸法 (長/幅/高)㎜ |
4740/1890/1685 |
室内寸法 (長/幅/高)㎜ |
1910/1550/1215~ |
車両重量 | 2040㎏~ |
燃料消費率 (WLTCモード) |
14.6km/L |
交流電力量消費率 (WLTCモード) |
247km/L |
車両価格 | ¥6,099,500~ |
外装・内装共に高級感の感じられるデザインが特徴の都会的なオンロードSUVであるCX-60。
他のプラグインハイブリッド車にも多いように、最大出力1500WのAC]100Vコンセントを備え、V2Hや急速充電にも対応していることが特徴です。
後輪ベースのAWDシステム「i-ACTIV AWD」を採用したことに加え、大容量のバッテリーを車体下部に設置。これより加速・減速時やコーナリングでもより運転が楽しめる仕組みとなっています。
またフル充電時にはエンジン発電を掛け合わせることで一般家庭の電力使用量、約9.1日分の電力を確保することが可能。
太陽庫発電を行っている家庭だと、日中にCX-60に充電を行い、電力消費の激しい夜間に住宅へ給電することで、電力会社から購入する電気を減らすことができ節電効果を得ることもできるでしょう。
CX-60を蓄電池として活用することができるので、万が一の備えとしても役に立ちますね。
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【2024年版】プラグインハイブリッド車に関する補助金制度について
2024年現在、電気自動車やプラグインハイブリッド車は購入時に国からの補助金(CEV補助金)を受け取ることが可能です。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けた、クリーンエネルギー車の普及が目的で始められた補助金制度で、予算の消化状況によって受付期間が短縮される可能性もあるとされています。
また補助金を受ける際に注意しておきたい点が、補助金を受けた車両は原則で3~4年以上の保有が義務付けられているということ。
もしやむを得ない理由で対象の車を手放す場合には、補助金の返納が必要となってくるので気をつけてくださいね。
電気自動車の購入だけでなく、自宅に充電設備を設置する場合にも「充電設備・V2H充放電設備・外部給電器補助金」を受けることができます。
国だけでなく、地方自治体によって独自に行われている補助金制度もあるため、プラグインハイブリッド車の購入をご検討の際には、各自治体のホームページで調べてみることや、販売担当者に最新の情報を確認するようにしましょう。
出典:次世代自動車振興センター
よくある質問
プラグインハイブリッドについて紹介してきましたが、ここからはよくある質問についてまとめていきます。
未だ疑問点が解決されていない方は是非参考にしてみてください。
ガソリン車の販売はいつまで?
ガソリン車の販売について、現時点では販売の規制などはありませんが、近い将来ガソリン車は無くなっていくとされています。
2050年にカーボンニュートラルを実現させるという世界的な目標に向けて、日本だけでなく世界各国で低炭素車の開発や普及の取り組みが世界的に取り組まれています。
実際に海外では10~20年後には新車の販売を全て電気自動車にする方針を打ち出している国もあり、日本国内でもひと昔前までは限られた車にしたなかったハイブリッドシステムも、今では主流といっていいほどの普及が広がっていますね。
しかしガソリン車とハイブリッド車(プラグインハイブリッド車)ではまだ車両価格の差が大きく、税金やガソリン代などの維持費を考慮しても、金額差が埋められずにガソリン車を選ぶ方もまだまだ多くいらっしゃいます。
今後はさらに電気自動車・プラグインハイブリッド車の販売も広がり、充電スポットの普及なども予想されることから、電気で走る車が大半を占める未来も遠くないかもしれませんね。
プラグインハイブリッド車の燃費や走行距離は?
プラグインハイブリッド車とブレーキエネルギーを活用し発電を行うハイブリッド車とでは、ガソリンの消費率だけで計算すると、同じ車種でもプラグインハイブリッド車の方が車両重量が重たい分燃費性能は悪くなってしまいます。
しかしプラグインハイブリッド車にはガソリン燃料を消費することなく電気エネルギーで走行するEV走行が可能であるため、ハイブリッド車よりも走る距離はグンと長くなることが分かりますよね。
電気を使用しても、電気代はガソリン代よりも安くなるため環境だけでなく家計にも優しいと言えるでしょう。
よりガソリン代・維持費を抑えたいという方にもプラグインハイブリッド車がおすすめです。
ハイブリッドカーの寿命は何年?
ハイブリッドカーはエンジンだけでなくモーターも搭載していることから、ガソリン車よりも寿命が短く修理費用も高額になるイメージが定着してしまっていますよね。
しかしハイブリッドカーだからといって寿命が短いことはなく、運転の仕方・乗り方におおき影響されますが、一般的には7年から15.6年。中には過去に1度もモーターの交換を行わずに20年乗り続けた方もいらっしゃいます。
ハイブリッドカーの寿命を縮めてしまう乗り方とは、シビアコンディションと呼ばれる悪路での走行が頻繁であったり、ちょい乗りが繰り返されておるなど自動車に負担がかかってしまう走り方のことを指しています。
ハイブリッドカーだからといって、ガソリン車よりも寿命が短いということはなさそうですね。
マイルドハイブリッドとは?
マイルドハイブリッドとはエンジン始動時の負担を軽減するなど補助的な役割を担うハイブリッドシステムです。
電気自動車やプラグインハイブリッド車に搭載されているモーターに比べると、出力が小さくバッテリー容量も小さいため電力走行はできませんが、燃費向上などに有力だとされています。
モーター自体がコンパクトであるため、搭載スペースの限られているコンパクトカーや軽自動車などに採用されていることが多いのが特徴です。
プラグインハイブリッド車をお探しの方は車の森にご相談ください!
今回はプラグインハイブリッド車の特徴からメリット・デメリット、実際にプラグインハイブリッドシステムを搭載する車種をご紹介してきました。
まだ初期費用はどうしても高額になってしまうPHEV車ですが、ゆくゆくは自動車業界のメイン動力として活躍する可能性も高く、沢山の可能性や魅力があることがお伝えできていれば幸いです。
今回ご紹介してきましたのは南大阪を拠点とする登録済未使用車専門店「車の森」です。
低価格でもより高品質な国内オールメーカー全てのお車を数多くご用意しており、新品同様なお車をお得な価格でご購入いただけることや、スタッフもメーカーの特徴などを中立な立場でご紹介できることが車の森ならではの魅力です。
もちろん購入希望の車種が決まっていなくても構いません!知識豊富ばスタッフが丁寧にお車選びのお手伝いをさせて頂きますので、気になる車種・悩んでいる車種がございましたら是非車の森に気軽にお電話やメールにてお問い合わせくださいませ。
皆さまのご来店心よりお待ちしております。
出典
マツダ
(CX-60)