普段は8人も車に乗ることがないという方も、不意に子供やお友達を送っていくことになったり、おじいちゃんおばあちゃんも一緒にお出かけすることになったり・・・など、車に乗る人数が増えてしまうケースもあるでしょう。
そんな時に8人まで乗れる車があれば便利ですよね。
また8人まで乗れるということは、8人乗っていないときにはその分荷物を多めに積めるということです。
特にファミリー層には大人数乗れて、荷物もたくさん積める車は重宝するのではないかと思います。
この記事では、乗車人数や収納面で困らない、8人乗りができる車をご紹介したいと思います!
8人乗りの車の選び方
8人もの人が乗れる車となると、サイズもさぞかし大きくなるのでは…と思いますよね?
確かにサイズはそれなりに大きくなりますが、8人乗れてもコンパクトなサイズ感のものもあります。
自分がどんな条件の8人乗りの車に乗りたいかによって、選ぶ車も変わってくると思います。
ここでは3つのタイプに分けて車を選んでみました。
とにかく大きな8人乗りがいい
トヨタ:3代目アルファード
アルファードはミニバンの中でも特に大きいLLサイズミニバンですので、8人乗っても余裕の広さです!
2023年になりフルモデルチェンジされてからは、8人乗りの設定は無く、すべてのぐグレードが7人乗りとなります。
そのため、8人乗りを希望する場合は旧型モデルの中から探す必要があります。
外装ではフロントフェイスの巨大なメッキグリルの迫力に圧倒され、内装では落ち着きを感じさせる木目調のインテリアに上質な質感のシートで至福のくつろぎをもたらしてくれます。
8人乗っても余裕があり、尚且つ高級感も欲しい!という方にはアルファードはうってつけの車です。
写真:アルファードの二列目
横幅が1850㎜もあるので、大人が3人並んでも窮屈さを感じることはありません。
写真:アルファードの三列目
ゆとりを持って乗車したい場合は、アルファードのような大型ミニバンがおすすめです。
写真:アルファードのラゲージスペース
自転車やスノボーの板など、長尺のものを乗せるのもラクラクですよね。
加えてアルファードは高級ミニバンとも言われ、内装・外装のラグジュアリーさが大きな魅力の車です。
アルファード/S | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
乗車定員 | 8名 |
全長/全幅/全高㎜ | 4,950/1,850/1,935 |
室内寸法(㎜) | 3,210/1,590/1,400 |
最低地上高 | 160㎜ |
総排気量 | 2.493L |
燃費(㎞/L) | WLTCモード10.6㎞/L |
駆動方式 | 2WD |
運転しやすいコンパクトさが必要
トヨタ:ノア
ノアはアルファードよりも一回り小さい、Mサイズのミニバンになります。
ですから同じ8人乗りとはいえ車内空間はアルファードに比べると狭くなりますが、コンパクトなサイズゆえ運転がしやすく、駐車もしやすいというメリットがあります♪
写真:ノアの三列目
また、コンパクトとはいえシートアレンジが多彩ですので、セカンドシードを前へスライドさせサードシートを跳ね上げてつくる「ビッグラゲージモード」にすれば、なんと自転車が2台も乗ってしまう広さがあります。
写真:ビッグラゲージモード(写真は7人乗り)
8人も乗れ、大きな荷物も積めるのにコンパクトなサイズ感で運転しやすい!となると、ファミリー層の特にママにとっては嬉しい一台だと言えるでしょう。
ノア/S-G | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
乗車定員 | 8名 |
全長/全幅/全高 ㎜ | 4,695/1,730/1,895 |
室内寸法(㎜) | 2,805/1,470/1,405 |
最低地上高 | 140㎜ |
総排気量 | 1.986L |
燃費(㎞/L) | WLTCモード15.0㎞/L |
駆動方式 | 2WD |
アウトドアが楽しめる8人乗り
ミツビシ:デリカD:5
デリカD:5は、オフロードも走れる高い走破性をもったSUV寄りのミニバンです!
最低地上高が185㎜あるので、雪山やデコボコした悪路もものともせず進めます。
また走行シーンに合わせて選べる3つのドライブモードがあります。
そのなかでも高速道路や濡れた路面でも安定した走行をしてくれる「4WDオート」や、荒れたラフロードでのトラクション性能・深雪路での高いスタック脱出性の高い「4WDロック」は、アウトドアに出かける際にはとても心強い機能です!
写真:デリカD:5の二列目
もちろん8人乗れる室内空間は広く、多彩なシートアレンジが可能です。
写真:デリカD:5の三列目
セカンドシートをチップアップ&スライドし、サードシートを左右に収納したら、1610㎜もの荷室長が出現します!
写真:デリカD:5のラゲージスペース
セカンドシート、サードシートを倒せばフラットモードにもなり、キャンプ時に車中泊も可能です。
大人数乗れて、アウトドアにガンガン行きたい!という方にはデリカはピッタリのお車です。
デリカ/M | |
使用燃料 | 軽油 |
乗車定員 | 8名 |
全長/全幅/全高 ㎜ | 4,800/1,795/1,875 |
室内寸法(㎜) | 2,980/1,505/1,310 |
最低地上高 | 185㎜ |
総排気量 | 2.267L |
燃費(㎞/L) | WLTCモード12.6㎞/L |
駆動方式 | 4WD |
メリット&デメリット
8人乗りの車にはたくさんの人が乗れて荷物もたくさん積める、というメリットがありますがデメリットになる部分もあります。
車を選ぶ際は、いいところだけではなくマイナスの面も理解してから選んだほうが後悔は少ないですよね!
そこでここでは8人乗りの車のメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
メリット
室内空間の利便性
8人乗りの車はほぼミニバンなのですが、同車種でも8人乗りと7人乗りがあります。
7人乗りは前列から「2人・2人・3人」、8人乗りは「2人・3人・3人」という乗車配列になっており、2列目のシートがキャプテンシート(左右にひじ掛けがついており、フロントシート同様独立した席)か3人座れるベンチシートかの違いがあります。
8人乗りは2列目がベンチシートなので、全てのシートを倒した時にフラットになるので車中泊や大きな荷物を運ぶのに適しています。
7人乗りより価格が安い
7人乗りのキャプテンシートに比べて、8人乗りのベンチシートはシート自体の構造が簡単にできているため、7人乗りに比べると安く手に入ります。
リセールバリューが高い
リセールバリューとはその車を手放した時に見込める買取価格を指します。
8人乗りの車はファミリー層に人気が高いので、高く売れる車が多いのです。
デメリット
燃費が悪い
8人が乗れるほどの大きなボディサイズがゆえ、燃費は悪くなりがちです。
ですが8人乗りミニバンではハイブリッド車も多くあり、車体価格は上がりますがハイブリッド車を選べばそれほど悪い燃費とは言えなくなります。
3列目シートの不便さ
8人乗りの場合2列目がベンチシートの為、3列目の乗り降りをする時にいちいち2列目シートを倒さなければなりません。
定員いっぱいで乗車している時には特に不便さを感じてしまいます。
その点7人乗りは2列目がキャプテンシートなので、席と席の間を通って3列目にアクセスできるため快適性を感じることができます。
8人乗り車両おすすめランキング
ここで当社おすすめの人気8人乗り車両を、ランキング形式でご紹介したいと思います!!
大人数で乗車する機会が多い人は、ぜひ参考にしてみてください。
第1位:トヨタ/ヴォクシー
「かっこいいパパ向けのクルマ!」としても人気があるヴォクシー。
先にご紹介したノアと同じくして、フルモデルチェンジされたヴォクシーは、より一層存在感あるデザインへと生まれ変わっています。
ミニバンMサイズのコンパクトな8人乗り車両ですので、運転のしやすさは◎です!
低床設計で乗り降りのしやすいことでファミリー層から支持を集めている車でもあります!
写真:ヴォクシーの三列目
また3列目シートが跳ね上げ式収納なので、力の弱い女性でもあまり力を使わず簡単に収納でき、シートを収納してもラゲッジルームの床下収納が使えます。
ふだんはあまり使うことがなくても、たくさん荷物を載せてお出かけに行くときには大活躍すること間違いありません。
写真:ヴォクシーのラゲージスペース(写真は7人乗り)
そして両側スライドドアがワンタッチスイッチ式パワースライドドアになっているという点も嬉しいポイントです。(標準グレードは片側のみパワースライドドア)
スマートキーを携帯していればボタンひとつでスライドドアが自動で開いてくれると、子供を抱っこしている時などにはとても助かりますよね!
アルファード同様、トヨタが誇る予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車に標準装備されているというのも安心です。
ヴォクシー/S-G | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
乗車定員 | 8名 |
全長/全幅/全高 ㎜ | 4,695/1,730/1,895 |
室内寸法(㎜) | 2,805/1,470/1,405 |
最低地上高 | 140㎜ |
総排気量 | 1.986L |
燃費(㎞/L) | WLTCモード15.0㎞/L |
駆動方式 | 2WD |
第2位:ニッサン/セレナ
日産が誇る大人気のミニバン「セレナ」が2位にランクインです!
ボディタイプが2種類あり、5ナンバーサイズに収まる標準ボディと、エアロパーツを装着しスポーティーに仕立てたハイウェイスターは3ナンバーサイズになります。
両者の違いは全幅が4.5センチ違うだけですので運転のしやすさにそれほど違いはなく、車の森ではスポーティーな「ハイウェイスターV」ガソリン車タイプが人気です。
写真:セレナの二列目
セレナの8人乗りの特徴は2列目シートにあります!
通常8人乗りですと2列目はベンチシートとなり、3列目に乗り降りするのに2列目シートをいちいち倒さなければなりません。
しかし、セレナのS-HYBRID車には「スマートマルチセンターシート」が標準装備されているので、1列目にそのセンターシートをセットすればなんと2⇔3列目間のウォークスルーが可能になります!!
写真:セレナの三列目
他にもスライドドアの下に足先を入れただけでドアが自動でオープンする、ハンズフリーオートドア(グレード別設定)など便利な機能も豊富です。
セレナ/ハイウェイスターV | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
乗車定員 | 8名 |
全長/全幅/全高 ㎜ | 4,770/1,740/1,865 |
室内寸法(㎜) | 3,170/1,545/1,400 |
最低地上高 | 160㎜ |
総排気量 | 1.997L |
燃費(㎞/L) | WLTCモード13.2㎞/L |
駆動方式 | 2WD |
第3位:トヨタ/グランエース
画像引用:グランエース
ミニバンの最上級モデルと言っても過言ではない、トヨタのグランエース。
他のミニバンとは異なり、8人乗り仕様は4列目までシートが設置されています。
「2:2:2:2」の座席配置となっており、送迎車として適しているモデルです。
画像引用:グランエースの2列目
2列目シートにはオットマン・リクライニングが電動となります。
さらに、8人乗り仕様では運転席・助手席に加え、2列目シートまで快適温熱シートが採用されています。
画像引用:グランエースの3列目
グランエースは、3列目シートまでキャプテンシートを採用していることが特徴です。
6人乗りと8人乗りの設定がありますが、どちらのモデルも3列目までキャプテンシートとなります。
画像引用:グランエースの4列目
4列目シートのみ跳ね上げ式の座席シートが採用されています。
ワンタッチで操作できるため、荷物が多い場合にもフレキシブルな対応が可能です。
グランエース/G | |
使用燃料 | 軽油 |
乗車定員 | 8名 |
全長/全幅/全高 ㎜ | 5,300/1,970/1,990 |
室内寸法(㎜) | 3,365/1,735/1,290 |
最低地上高 | 175㎜ |
総排気量 | 2.754L |
燃費(㎞/L) | WLTCモード10.0㎞/L |
駆動方式 | 2WD |
第4位:ニッサン/エルグランド
エルグランドはアルファードと同じくミニバンの中でも最大のLLサイズになります!
もちろん車内は8人乗っても余裕の広さがありますが、アルファードと違う点は低床・低全高の設定だということです。
低床であることによって乗り降りが非常にしやすく、低全高なので重心が低くなりカーブを曲がる時などに横風を受けてもふらつきにくく安定した走行をみせてくれます☆
写真:エルグランドの前席
エルグランドはシートに厚みがあり疲れにくい!との定評があります。このへんはさすがアルファード・ヴェルファイアと並ぶ高級ミニバンです。
8人乗りはシートアレンジで2列目3列目の背もたれを両方後ろに倒すことで、前後にフラットな空間を生み出すことができます。
この大きな空間で車中泊もできちゃうのですが、シートに厚みがあることで寝心地もバッチリです。
写真:エルグランドのラゲージスペース(写真は7人乗り)
大きな車体で心配になる車庫入れも、空から見下ろしたような映像で駐車をアシストしてくれる「インテリジェント アラウンドビューモニター」がオプションでつけられるので、安心して駐車できます。
エルグランド/250ハイウェイスターS | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
乗車定員 | 8名 |
全長/全幅/全高 ㎜ | 4,965/1,850/1,815 |
室内寸法(㎜) | 3,025/1,580/1,300 |
最低地上高 | 150㎜ |
総排気量 | 2.488L |
燃費(㎞/L) | WLTCモード10.0㎞/L |
駆動方式 | 2WD |
第5位:ホンダ/オデッセイ
ホンダの老舗ミニバン、オデッセイは数少ないLサイズのミニバンです。
2024年現在、オデッセイには8人乗りの仕様は廃止され、7人乗りの設定のみです。
8人乗りを希望する方は、2022年9月までに生産しているモデルの中から選びましょう。
オデッセイはその車体の低さから他のミニバンよりも小さく見え、「8人も乗れるの?」と思われがちですが、実は横幅も長さもかなり大きいサイズの車なのです!
アルファードと比べても横幅は3㎝しか変わらないので、横に3人並んでも窮屈さは感じません。
さらに、エルグランドよりもさらに低床な「超低床プラットフォーム」を開発し、セダン並みに乗り降りしやすい低床を実現。
もちろん重心が低いので走りもセダンに近い動力性、操縦性を備えています!
写真:オデッセイのラゲージスペース(写真は7人乗り)
そしてオデッセイはなんと3列目シートを床下に格納できちゃうので、2列目シートの背もたれを倒してしまえば大容量のラゲッジスペースが出現します。
低い開口部なので、重い荷物も大きく持ち上げることなく出し入れできます!
ですが高さがあまりないため、自転車などを運んだりするのには適してはいません。
予防安全性能「Honda SENSING」が搭載されているので事故を回避し、より安全で安心な運転を支援します。
オデッセイ/ABSOLUTE | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
乗車定員 | 8名 |
全長/全幅/全高 ㎜ | 4,855/1,820/1,695 |
室内寸法(㎜) | 2,920/1,560/1,325 |
最低地上高 | 145㎜ |
総排気量 | 2.356L |
燃費(㎞/L) | WLTCモード12.8㎞/L |
駆動方式 | 2WD |
8人乗りの車の購入は車の森へ!
家族の多い方、人を乗せることの多い方、荷物をたくさん積んで出かける方などにとって、8人乗りできる広い車はとても重宝することと思います。
気になる車種等ありましたら、ぜひ車の森へお越しください!
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