今回は安い!中古の普通車10選!をご紹介したします。
車の購入を考える時にまずは予算が頭に思い浮かぶのではないでしょうか。
いくら欲しい憧れの車種を見つけたとしても、予算に収まらなければ、その車を購入することは難しいでしょう。
車の購入は新車だけではなく、中古車と言う選択肢もあります。
新車価格だと予算に収まらなかった車種が中古車だと購入出来る!というメリットも。
しかしながら、いくら安いと言っても安さだけに飛びついてしまうのは危険というのが中古車のデメリットでもあります。
ここではおすすめ車種だけでなく、中古車を選ぶ際のポイントなども踏まえてご紹介致します。
【予算50万円】安いおすすめの普通車
まずは予算50万円で購入できる中古の普通車をご紹介致します。
現在購入できる国産普通車の新車価格で、1番安い販売価格と言われているのはトヨタのヤリスで¥1,501,000です。
このことからも普通車を新車で50万円という予算で購入することは難しとお分かり頂けると思います。
ですので50万円の予算という価格で普通車を探すのであれば、中古車という選択肢になるのではないでしょうか。
50万円で購入が出来る普通車の中古車をまずは見ていきましょう。
キューブ
画像出典:日産自動車
キューブ 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,890㎜×1,695㎜×1,650㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 1,950㎜×1,395㎜×1,275㎜ |
燃費消費率(JC08モード) | 19.0㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 4.6ⅿ |
車両重量 | 1200㎏ |
乗車定員 | 5名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
キューブは2019年12月に生産終了となっていますので、現在は新車では購入することは出来ません。
しかしながら中古車市場は大手検索サイトを見るだけも約900台ほどのキューブを見つけることが出来ます。(2024年9月現在)
画像出典:日産自動車
キューブの特徴はなんと言っても見た目の可愛らしさです。
角の取れたスクエアのボディと、印象的な左右非対称のリアガラスは唯一無二のデザインで遊び心を感じます。
内装にもキューブらしさが詰め込まれており、インパネの滑らかな曲線は非常に個性的なデザインです。
軽自動車には可愛らしいデザインをした車種はいくつも存在しますが、普通車でこのような可愛らしいデザインは珍しいのではないでしょうか。
乗車人数は5名でサイズで言うところの分類はコンパクトカーに含まれます。
後席ドアはヒンジドアなのでスライドドア車を探している方はご注意です。
※参考:カーセンサー中古車相場表 (2024年9月現在) |
マーチ
画像出典:日産自動車
マーチ 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,825㎜×1,665㎜×1,515㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 1,905㎜×1,370㎜×1,270㎜ |
燃費消費率(WLTCモード) | 17.6㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 4.5ⅿ |
車両重量 | 950㎏ |
乗車定員 | 5名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
マーチは40年の長い歴史がある車種でしたが、2022年8月に生産終了となりました。
ですのでマーチもキューブと同様に現在では新車で購入することが出来ない車種です。
中古車市場では大手検索サイトに約1000台ほどのマーチを見つけることが出来ます。(2024年9月現在)
最後に販売されていたモデルが4代目で、2010年~2022年にかけて販売されていました。ですので4代目の中でも年式が12年も差がありますので中古車購入の際にはモデルだけでの判断ではなく年式も要チェックです。
画像出典:日産自動車
カラー展開も豊富なマーチ。こちらに掲載しているピンクのボディーカラーの他には、ダークブルー、スプリンググリーン(黄緑)、オレンジ、カーキ、ホワイトパール、レッド、ブラック、カリブブルー(水色)、パープル、シルバーの11色展開です。
昨今はアースカラーやくすみカラーが流行りなこともあり、車のカラー展開もベージュなどが多く見られる傾向にありますが、マーチはビビットなカラー展開ですので、好きなカラーのマーチに乗ることで個性を引き立ててくれそうですよね。
最小回転半径は4.5ⅿと軽自動車並みの小回りの効きやすさに加え、広々としたフロントガラスは周りを見渡しやすい作りになっています。
運転に不安がある人にも優しい1台です。
※参考:カーセンサー中古車相場表 (2024年9月現在) |
ポルテ
ポルテ 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,995㎜×1,695㎜×1,690㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,160㎜×1,420㎜×1,380㎜ |
燃費消費率(WLTCモード) | 19.0㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 5.0ⅿ |
車両重量 | 1150㎏ |
乗車定員 | 5名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
ポルテもこれまでの2台と同様に既に生産終了している車種です。
ポルテは2004年から2012年に初代が販売されており、2012年から2020には2代目が販売されていました。
中古車市場では大手検索サイトで約600台ほど見つけることが出来ます。(2024年9月現在)
ポルテの最大の特徴は助手席側ドアが1枚の大きなスライドドアのみだと言うところです。
大きな1枚のドアをスライドして開けることで、助手席と後席の両方に乗り込むことが可能です。
シートアレンジも多彩で、特に助手席は700㎜もの長さをスライドさせることが出来ます。助手席をめいいっぱい前にスライドさせ、後席のシートを跳ね上げることで(グレードにより不可)、スライドドアから自転車を積むことも出来るのです。本来であればセンターピラーが邪魔をしますが、大開口のポルテならではの特徴です。
現在の中古車相場価格では少し50万円を上回ってしまいますが、50万円台で探すことは難しくない車種ではないでしょうか。
※参考:カーセンサー中古車相場表 (2024年9月現在) |
【予算100万円】安いおすすめの普通車
次に予算100万円で購入できる普通車のご紹介です。
100万円の予算でも、最新車種の普通車を購入することは非常に難しいところではありますので、1つ前のモデルであったり現在は生産されていないけれど中古車市場にはまだまだ流通されている車種などを探してみてはいかがでしょうか。
ジューク
画像出典:日産自動車
ジューク 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 4,135㎜×1,765㎜×1,565㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 1,835㎜×1,470㎜×1,215㎜ |
燃費消費率(JC08モード) | 18.0㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 5.3ⅿ |
車両重量 | 1200㎏ |
乗車定員 | 5名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
ジュークは日本国内では2010年に販売開始されてから、フルモデルチェンジを一度も行うこと無く2020年に生産終了となりました。
ちなみに海外では2代目ジュークが販売されています。
現在では中古車としてのみ購入できるジュークですが、大手検索サイトで検索をすると約600台ほど見つけることが出来ます。(2024年9月現在)
現在、一番新しい年式のジュークでも約4年落ちになります。
先述しましたように、フルモデルチェンジを行っていないこともあって、2010年の発売当時のものと生産終了時期のものとデザインに大きな違いもありませんので、購入の際には年式をチェックしましょう。
画像出典:日産自動車
コンパクトクロスオーバーSUVの分類に入るジュークは、何よりフロント部分の見た目が印象的で、一度見たら忘れられないようなインパクトがあります。
SUVの逞しさを感じさせる足回りに加え、車体上半分はスポーティーな要素も加えられ唯一無二のデザインです。
ジュークという名前の由来も『ディフェンスを軽快にかわす』という意味があり、ここにもスポーティーさが感じられます。
ブラックで統一され落ち着いた雰囲気の車内に、センターコンソールやメーター部分にはバイクを連想させるような円形のデザインが盛り込まれ、外装と共に内装も個性が光る1台です。
※参考:カーセンサー中古車相場表 (2024年9月現在) |
アクア
アクア 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 4,050㎜×1,695㎜×1,455㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,015㎜×1,395㎜×1,175㎜ |
燃費消費率(JC08モード) | 34.4㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 4.8ⅿ |
車両重量 | 1090㎏ |
乗車定員 | 5名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
アクアは現在、2021年から2代目が販売されており、今現在も新車販売がされています。
デビューは2011年ですので販売開始から10年でフルモデルチェンジされています。
今回ご紹介しているアクアは予算100万円ということから、初代のアクアです。
初代が販売されていた10年の間に、マイナーチェンジは何度も行われていますので初代の中でも中古車価格にバラつきはあります。
アクアと言えば低燃費で有名な車種です。
同メーカーのプリウスの弟分的存在なアクアですが、プリウスから引けを取らない燃費性能であり、発売当時は世界でもトップクラスの走行燃費(JC08モード)35.4㎞/ℓを実現しています。
このように優れた燃費性能にも関わらず、169万円(発売当時の価格)から購入できるという手頃さは、アクアの人気の理由ではないでしょうか。
インパネ部分はメーターや各種スイッチがセンター部分に集約されていることで操作性にも優れています。
ハイブリッドバッテリーを小型化することでリアシート下に設置が可能となり、コンパクトカーであるものの荷室容量は305Lと十分な積載量です。
コンパクトカーの魅力である運転のしやすさですが、最小回転半径が4.8ⅿで小回りも効きやすく、狭い道幅の走行や運転が苦手な人でも、比較的乗りやすい普通車ではないでしょうか。
※参考:カーセンサー中古車相場表 (2024年9月現在) |
ヴィッツ
ヴィッツ 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,945㎜×1,695㎜×1,500㎜ |
室内長×室内幅×室内高 |
1,920㎜×1,390㎜×1,250㎜ |
燃費消費率(JC08モード) | 25.0㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 4.7ⅿ |
車両重量 | 1000㎏ |
乗車定員 | 5名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
ヴィッツは3代目まで販売されていましたが4代目のフルモデルチェンジのタイミングで後継となるヤリスとして販売が開始され、ヴィッツは生産終了となりました。
実は海外では以前からヴィッツではなくヤリスの名前で販売されていました。4代目のモデルチェンジのタイミングで海外と国内での名前が同じになったという訳です。
ご存知の方も多いかと思いますが、ヤリスは国内販売台数3年連続1位(ヤリスシリーズ全車種含む台数)を獲得するほどの人気車種ではありますが、既に新車販売が終了しているヤリスの先代であるヴィッツであれば中古車の中から予算を抑えて購入することが可能です。
ヴィッツの特徴は燃費性能が良いというところです。
ハイブリッド車だけでなく、ガソリン車でも十分な燃費性能なので、購入時の車両価格を抑えたい方はガソリン車を検討してみるのが良いでしょう。
大手検索サイトで検索をすると約1800台ほど見つけることが出来ます。
元々ボディカラーも豊富なヴィッツ。数ある中古車の中からお気に入りの1台を探してみては。(2024年9月現在)
※参考:カーセンサー中古車相場表 (2024年9月現在) |
【予算150万円】安いおすすめの普通車
次に150万円の予算で購入できる中古の普通車を見て参ります。
150万円まで予算を増やすことで選べる車のタイプも広がりますが、人気車種のフルモデルチェンジ後にその車種の1つ前のモデルを狙うなど、タイミングによっては、本来150万円の予算でも厳しかった車種が購入できるチャンスがあるかもしれません。
ソリオ
ソリオ 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,710㎜×1,625㎜×1,745㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,515㎜×1,420㎜×1,360㎜ |
燃費消費率(WLTCモード) | 27.8㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 4.8ⅿ |
車両重量 | 950㎏ |
乗車定員 | 5名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
ソリオも現在は4代目が新車販売されていますが、今回は予算150万円ということで1つ前のモデルである3代目をご紹介致します。
3代目の生産は2015年8月から2020年11月までの5年間と、フルモデルチェンジのスパンが短いような気がしますが、ソリオの歴代を見てみると、初代が2005年8月から2010年12月、2代目が2011年1月から2015年7月と、どの代も4~5年のスパンでフルモデルチェンジが行われているのが分かります。
ですので今回ご紹介する3代目も1つ前のモデルといえども、2024年現在からすると8年未満で比較的新しい中古車を探すことが出来るのではないでしょうか。
ソリオはコンパクトミニバンに分類され、2列シートの5人乗りの車です。軽自動車のスーパーハイトワゴンに近いサイズ感と思いがちですが、同メーカーのスペーシアの室内長が2,155㎜に対してソリオは2,515㎜で室内幅もスペーシアが1,345㎜に対してソリオは1,420㎜と、ソリオの方がより室内空間がゆったりとしていることが分かります。
2代目に比べると3代目はボディサイズそのままに室内空間が改良されたり、100㎏の軽量化に成功したこと、マイルドハイブリッドが追加されたことで燃費性能もより良くなりました。
ですのでソリオを中古車でお探しの方は2代目ではなく3代目がおすすめです。
※参考:カーセンサー中古車相場表 (2024年9月現在) |
シエンタ
シエンタ 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 4,260㎜×1,695㎜×1,675㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,535㎜×1,470㎜×1,280㎜ |
燃費消費率(WLTCモード) | 17.0㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 5.2ⅿ |
車両重量 | 1,320㎏ |
乗車定員 | 5~7名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
シエンタも現行は2022年8月にフルモデルチェンジされ3代目が新車販売されていますが、150万円の予算で中古車をお探しの方には1つ前の2代目シエンタをご紹介したします。
元々大変人気の車種ということや、2年前にフルモデルチェンジが行われたことで2代目シエンタから3代目シエンタに乗り換えた方が多かったであろうことを踏まえ、中古車市場に2代目シエンタが豊富にあることから、2代目を探すには良いタイミングではないでしょうか。
価格の面でも、フルモデルチェンジ後には1つ前のモデルの価格は下がりやすい傾向です。
シエンタはコンパクトミニバンながらも2列シート(5人乗り)と3列シート(7人乗り)が用意されており、生活スタイルによって乗車定員を選べることは嬉しいポイントです。
3列目シート車でも、3列目を使用しない時には2列目シートの下へ格納することが出来るので、2列目シート車と変わらないサイズの荷室を確保できます。
ガソリン車だけでなくハイブリッド車も用意されていますので、予算と比較しながら選択してみてはいかがでしょうか。
今年の初めの2代目シエンタの中古車平均価格は150万円を切る価格でしたが、今現在は150万円を上回る平均価格となっています。
価格の上昇は中古車需要の高まりも影響していると思われますが、それでも普通車のスライドドアタイプで150万円あたりの予算で探すことが出来る車種は貴重な存在の1つではないでしょうか。
※参考:カーセンサー中古車相場表 (2024年9月現在) |
エクストレイル
エクストレイル 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 4,690㎜×1,820㎜×1,740㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,555㎜×1,535㎜×1,270㎜ |
燃費消費率(JC08モード) | 16.4㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 5.6ⅿ |
車両重量 | 1,530㎏ |
乗車定員 | 5~7名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
エクストレイルは2022年7月に新型が販売開始されました。
新型の現行車は4代目になりますが、今回おすすめ中古車でご紹介するのは1つ前のモデルである3代目のエクストレイルです。
3代目のエクストレイルは2013年から約9年間販売されていました。
その9年の間に、内装・外装デザインが共に変更されたマイナーチェンが2017年6月に行われたのですが、そこを境目に中古車価格も大きく違っています。
マイナーチェンジ直前のモデルの中古車平均価格は131.1万円に対して、マイナーチェンジ直後は163.2万円です。※参考:カーセンサー中古車相場表 (2024年9月現在)
予算を150万円以下にしっかり納めてエクストレイルを購入するのであれば3代目のモデルで尚且つ年式がマイナーチェンジ前のものの方が見つけやすいでしょう。
しかしながら、マイナーチェンジ後のモデルからプロパイロットを搭載したものや、燃費性能もより良いものとなっているので可能であれば2017年のマイナーチェンジ後である3代目エクストレイルがおすすめです。
エクストレイルのハンドルは、Dの文字を横に倒したような形しています。これによってドライバーの太ももとハンドルとの隙間にゆとりが生まれることで、ハンドルと太ももが当たることが減り、より快適なドライブが楽しめます。
また、エクストレイルは2列シート5人乗り、3列シート7人乗り(ガソリン車のみ)が用意されています。
ミニバンではよくある3列シートですが、SUV車で3列目がある車種は限られていますので、定員が多い車を探しているけれどミニバン以外が良い!と言う方にもおすすめの1台です!
家族構成や使用環境に合わせて乗車定員を選んでみては。
※参考:カーセンサー中古車相場表 (2024年9月現在) |
ルーミー カスタム
ルーミー カスタム 基本スペック | |
全長×全幅×全高 | 3,705㎜×1,670㎜×1,735㎜ |
室内長×室内幅×室内高 | 2,180㎜×1,480㎜×1,355㎜ |
燃費消費率(WLTCモード) | 18.4㎞ /ℓ |
最小回転半径 | 4.6ⅿ |
車両重量 | 1,090㎏ |
乗車定員 | 5名 |
※グレードにより異なる部分もございます。
ルーミーは2016年から販売開始され、現在新車販売されているものが初代であり現行車です。
新車販売価格がエントリーモデルで1,566,500円。グレードの違いやカスタムモデルになると価格が上がり、1番高いカスタムのグレードでは2,056,000円と約50万円の差があります。
カスタムの方がカスタムでない同グレードと比較すると、メッキ加飾部分が多かったり、パネル周りもピアノブラック塗装がされており、シフトレバーが本革巻きであったりとより高級感が増すような装飾がされています。
他にもシート表皮がファブリックで同じ素材ではありますが、カスタムの方は撥水機能が付いていたりと、見た目と機能性がアップします。
新車よりもお手頃な価格で購入できる中古車であるからこそ、カスタムのグレードを選んでみてはいかがでしょうか。
シートの撥水機能は前席だけでなく、もちろん後席にも施されております。お子様をお乗せになる方や、アウトドアに使用される際にも安心です。
ルーミーも先ほどご紹介致しましたソリオと同じく、コンパクトミニバンに分類されます。5人定員ですが後席は足元も広く、ゆったりと乗車することが出来ますが、最小回転半径は4.6ⅿで小回りも効きやすく、軽自動車にも匹敵する運転のしやすさも大きな魅力です。
カスタムグレードの後席スライドドアは、両側ともに自動で開閉可能なパワースライドドアが標準装備されています。
※参考:カーセンサー中古車相場表 (2024年9月現在) |
中古の普通車の価格はどうやって決まる?
中古車の価格には新車のように定められた価格はありません。
主に”相場”を元にして中古車の価格が決められています。
世の中の需要と供給、つまり人気が高く中古車として在庫が少ない車は価格が高くなり、不人気かつ在庫が豊富にある車は価格が安くなるという傾向です。
中古車価格に影響を与える要素
年式や走行距離
より新しく、より長い距離を走っていない車の方が価格は高く付けられることが一般的です。同じ中古車を買うのであれば、出来るだけ綺麗で新しい車を買いたいと思う人が多い為です。
古く、長い走行距離を走ってきた車である方が消耗品の劣化も増え、故障のリスクも高まりますのでこのような車の方が価格は低い傾向です。
ボディカラーやグレード
車の走行性や機能には影響を与えないボディカラーですが、見た目の印象が大きく変わり、好みが大きく分かれるポイントです。
可愛い印象を与えてくれるピンクのボディカラーとホワイトパールのカラーの2台を比較すれば、需要がより高いのはホワイトパールのボディカラーです。
ピンクのボディカラーが人気の車種も勿論ありますし、車種によって1番人気のカラーはそれぞれではありますが、より好みが分かれにくいボディカラーである方が需要が高いと言えるでしょう。
グレードでの価格差は新車販売時にもあるように、より高機能で様々なオプションを装備している車の方が高くなります。
車が製造される過程でのみ取り付ける事が出来るオプション品を装備した車も価格が高くなる傾向です。
需要が高いオプション品の例としては、安全装備、サンルーフ、両側のパワースライドドアなどです。
修復歴の有無
走行距離や年式、車種などほとんどが同条件にも関わらず1台だけ価格が異常に安い…。そんな車は修復歴がある可能性があります。
修復歴とは、車体のキズや凹みなどの軽度な修理とは異なり、車の骨格部分に影響を及ぼす大きな故障を修理したことがある、という意味です。
このように大きな修理をしたことがある車というのは、今後再び修理が必要としてしまうような故障を招くリスクが高いと考えられます。
購入を避けたい方が多い、つまり需要が低い為に価格は安い傾向です。
人気車種かどうか
人気がある車種は欲しい人も多くいる為、価格を下げなくても売れる傾向にあります。
反対に人気が無い車は、売れずに在庫として長期間抱えているという状態を防ぎたい販売店が価格を下げて販売することがあるので、価格が下がりや易いでしょう。
流通量
新車販売時から大人気の車種はたくさん製造販売され、それだけ世の中に多く出回っています。
そのような車がいずれ乗り換えのタイミングで手放されると、中古車市場に多く存在するようになります。
このように一定数安定した在庫を中古車で用意出来る車種であれば問題ありませんが、あまり人気が無く生産終了した車種が何かのタイミングで注目されて人気急上昇ともすれば、流通量が少ない中での取り合いになりますので、必然的に価格も高騰するでしょう。
季節性
冬を前にしてウィンタースポーツやレジャーを楽しみたいと思う人が4WD車やSUV車に注目するように、季節によって需要が変動します。
その他にも、新年度から始まる新生活に車が必要になる人が車を準備するタイミングの1月~3月。自動車業界で繁忙期と呼ばれるこの時期は、お客様が多く来店されます。
反対に繁忙期も過ぎて、新生活のスタートも終えた頃、お客様の入りも落ち着いてしまいますので、集客に結びつけるために価格を下げたりセールを行うこともあります。
安くて質のいい中古の普通車を選ぶポイント
では、安いだけではなく質が良い中古車を選ぶ為にはどのような点に着目し、どのような部分に気を付けなくてはならないのでしょうか。
中古車選びの際には以下のポイントを参考にしてみて下さい。
まずは車の使用用途を考えて予算を決める
車を購入したらどのような用途で使用するのか考えてみましょう。
家族とレジャーで楽しむ為なのか、セカンドカーとして日常の買い物に使用する為なのか、使用用途に合わせた車のタイプを選びましょう。
その上で購入予算を決めて、使用用途に合った予算内の車種を絞り込みましょう。
以前は表示されていた車両本体価格にプラスで諸費用が必要でしたので、予算に収まると思っていたのに総額は予算オーバー。なんてこともありましたが、現在では中古車の『総額表示』が義務付けられていますので、総額表示と予算を照らし合わせることが出来ます。
年式や走行距離を確認する
年式が古く走行距離が多い中古車は価格が下がる傾向ですが、安さ重視で非常に古い車を選んでは、購入後に思わぬトラブルや故障で、修理費用が掛かってしまう恐れがあります。それではお得な買い物とは言えません。
走行距離も年式と同様に10万キロを超えた車であったり、1年あたりで算出した走行距離が1万キロ以上であるような過走行の車では、購入後のリスクが高いと言えます。
とはいうものの、年式も新しく、走行距離も少ない中古車はあまり価格が低くなっていないのも事実です。
価格だけに注目するのではなく、年式と走行距離と価格をバランス良くを重視しましょう。
車検証で年式が確認できる | メーターで走行距離を確認 |
修復歴やメンテナンスの有無を確認する
1つ前の見出しでも修復歴について記載致しましたが、”安くて質のいい”中古車を探すのであれば修復歴がある中古車は避けるべきです。購入出来る金額が安いからと言っても、購入後の故障リスクを考えると修復歴は不安要素です。
他には、これまでのメンテナンス歴にも注目しましょう。
メンテナンス歴は前のオーナーにこれまでどのように車が扱われてきたかが分かる手がかりでもあります。法定点検や定期的な消耗品の交換などが行われ大切に乗ってこられた車なのか、それとも定期的なメンテナンスが行われずに消耗品も劣化していると考えられるような車なのか、どちらの車を中古車として購入したいかは言うまでもないでしょう。
あえて不人気車を狙う
ボディーカラーが不人気、ボディタイプが不人気など、不人気な理由は様々ではありますが、不人気で売れにくい車というのは価格が下がりやすい傾向です。
販売店としてもいつまでも在庫として抱えておきたくありません。よって価格を下げてでも売ってしまいたいが故に価格を下げて販売するのです。
不人気、価格が安いと聞くと不安に思われる方もおられると思いますが、ボディーカラーが個性的な色だったり、車種として人気がないだけで、車としての性能は他と変わらなかったり、中には性能が高い車の場合もあります。
よって価格を抑えながらも高性能な車を探している、という方には実は不人気車は狙い目なのです。
安い普通車がお得に手に入る登録済未使用車とは?
登録済未使用車をご存知でしょうか。
新車と中古車の2つに車を分類すると中古車に値する登録済未使用車。
一般的な中古車との違いは、”未使用”ということです。
前のユーザーが居て、車を日常的に使用し乗り換えなどのタイミングで手放された車が再販されている物とは異なります。
登録済未使用は陸運局に登録が行われ、ナンバープレートが交付されてはいるものの、ユーザーの手には渡らずにディーラーなどが所有している車が後に売りに出されている状態です。(※一例)
ですので、登録済未使用には中古車で購入前に注目して見ておくべき使用感であったりメンテナンス歴、修復歴はどうかなどの心配はいりません。
登録済未使用車をより詳しくご覧になりたい方は
関連記事をチェックしてみて下さい。
登録済未使用車について詳しく解説!
登録済未使用車のメリット
新品同様なのに低価格
先述にもありますように、登録済未使用車は新車ではなく中古車に含まれる車です。
書類上、登録済未使用車を購入した方は2オーナー目以降になります。その他にも、実際にユーザーの手には渡っていないものの、ディーラーで展示車として使用していたことで走行はされていないけれど、多くの方が触れた車である場合もあります。
走行距離も非常に短く使用感はないという魅力があるにも関わらず、登録済未使用車がお得に買える理由は上記の理由も含めて ”新車ではない” からです。
しかしながら中古車のように使用感や年式が古い、過走行などの心配は全く必要ありません。
早く納車できる!
車種を決めてボディカラーはこの色で…オプションの取捨選択、契約を済ませて注文後に工場で車が生産される。と言った過程があってようやく納車、という新車購入のような流れを登録済未使用車は行いません。
なぜなら、既に一度登録済がされている車ですので、登録済未使用車の場合は商品である車を販売店が在庫として持っている状態です。
工場での生産に掛る期間も、そもそも人気車種で生産されるまでに順番を待たなくてはならない、といったこれらの期間は一切必要ありません。
急遽すぐに車が必要な方や、今乗っている車の車検の期限が迫りつつある方などにとって、早く納車できることは大きなメリットです。
車の森では最短1週間で納車可能な場合もございます!(各車両の条件により納車までの期間は異なります。)
登録済未使用車のデメリット
メーカーオプションは不可
車が工場で生産される時に装着されるメーカーオプションは、登録済未使用車に追加で付けることは出来ません。
どうしても必要なメーカーオプションがある場合は、そのオプションを生産時に装備した登録済未使用車を探すのか、既存の車にも付けれるような代替品で対応出来るのであれば代替品にするのかなど検討しなくてはなりません。
在庫が無いと購入できない
欲しい車種でボディカラーも決まっていて、装備していて欲しいメーカーオプションもあると言った場合、ご希望通りピッタリの登録済未使用車が在庫としてあれば問題はありませんが、先述にもあるように、登録済未使用車は既に製造されて在庫としてある車の中から購入することになります。必ずしもご希望条件に全てが当てはまる1台が在庫としてあるとは限らないのです。
もし、お気に入りの登録済未使用車の1台が見つかったのであれば、その1台が売れてしまった場合、全く同じ条件のものが他にあるとも限りません。ですのでお早めに購入を検討される方が良いでしょう。
安い中古の普通車をお探しの方は車の森へご相談ください!
いかがでしたでしょうか。
今回は中古車を購入出来る予算別でご紹介して参りました。
車が欲しいけれど購入後は維持費も掛るし、あまり購入金額に予算を当てたくない…とお考えの方もおられるかと思います。
車を購入する=新車、だけではなく中古車や登録済未使用車という選択もあることをぜひ参考にしてみて下さい。
そして1台1台の条件や、これまで乗られてきた背景が様々な中古車であるからこそ、購入前のチェックは欠かさず行うようにしましょう。
最後に、中古車選びにおいて大切な項目をまとめておきます。
- ・値段が安いだけで購入を決めない
- ・年式や走行距離をチェック
- ・修復歴やメンテナンス歴をチェック
車の森では普通自動車を専門にお取り扱いしております。
国産車 総在庫300台と豊富な在庫で、みなさまのお車探しのお手伝いを行っております。
ぜひお気軽にお問合せやご相談ください!
少し車を見たいだけ…でももちろん大丈夫ですので、お近くにお越しの際はお立ち寄りくださいませ。
皆様のご来店心よりお待ち致しております。最後までご覧頂き誠にありがとうござました。