おすすめ車種 2024年9月3日

10人乗りが出来る車とは?おすすめ人気車種や大人数向けの車選びのポイントを紹介

今回は10人乗りができる車のご紹介です。

7.8人乗りのミニバンではシートが足りない!もっと大きな車があればファミリーキャンプや友人達との旅行が楽しめるのに…と感じている方。
仕事で大人数の輸送が必要になった場合や、たくさん荷物を積める車が必要な方などはぜひ参考にしてみてください。

10人乗りの車とは?大人数向けの車の選び方

10人乗りの車とは?大人数向けの車の選び方

画像引用:ハイエースワゴン

実は9人乗り・10人乗りの車の選択肢は限られており、国産車で購入できるのはトヨタのハイエースか日産のキャラバンの2択となっております。

どちらも人気の高い車種で、友人・親族など大人数でのお出かけや近年のキャンプブームなどから車中泊を目的に10人乗りのお車のご購入をご検討される方が増えています。

こどもの場合10人を超えて乗れるのか?

12歳未満のこどもは3人で大人2人分になる為、10人を超えて乗車することは可能ということになります。

道路運送車両法に基づくと、大人1人=子供1.5人に相当するとされ大人と子供の線引きは12歳以上が大人、12歳未満が子供となっています。

その為、例えば10名のうち3名が12歳未満のこどもであった場合8人乗りのミニバンに乗っても道路交通法違反にはならないということですね。

出典:国土交通省

高速料金は普通車と違うのか?

10人乗りの車は普通乗用自動車に区分される為、高速料金は普通車と同額です。

車種によっては2台分の乗車人数が1台で乗れるので、高速道路を使用する際にはお得に感じられますね。

出典:NEXCO西日本

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10人乗り車のメリット

メリット
  1. とにかく広くて積載性抜群
  2. 普通運転免許で運転できる
  3. リセールバリューが高い

1.とにかく広くて積載性抜群

とにかく広くて積載性抜群

画像引用:キャラバン

10人乗りの車は、座席の広さと積載性の両方が高いレベルで両立されるように設計されています。

家族の多い方や、親子2世代3世代などで出かける事が多いが、コンパクトな車を使用しているご家庭では、車で旅行に出かけたものの、たくさんの荷物と狭い車内空間での長距離、長時間の移動は、目的地に着いた頃にはクタクタ…とゆう経験をされた方も多いのではないでしょうか。

また、2.3台の車に分かれて移動となると、小さな車に乗員と荷物がいっぱいの状態での走行になるでしょう。燃費も悪くなり、ガソリン代はもちろん、駐車場代も車の台数分の料金がかかってくる為、お金の面でも負担が大きくなってしまいます。

1台だと、10人乗りの大きな車でも、乗員と荷物に余裕がある分、燃費は悪くなりませんし、駐車場代の1台の料金で済みますね。

10人乗りの車では親世代、子世代、孫世代一緒の旅行や、仲良し友人家族と大人数での旅行でも窮屈さを感じる事がありません。

長距離、長時間の移動でもストレスが少なく、みんなで1台の車で移動できるのでお出かけの楽しさも倍増しそうですね。

また、キャンピングカーのベース車としても使われていますので、車中泊も余裕で出来ちゃいます!

2.普通運転免許で運転できる

2.普通運転免許で運転できる

画像引用:ハイエース

10人乗りの車までは、普通運転免許があれば運転可能な事もメリットの1つです。

意外かもしれませんが、現在車の免許をお持ちの方は、免許面でも問題ありませんので安心して購入、買い替えが可能です。

ちなみに11人以上の定員の車になりますと、マイクロバスとなり、普通運転免許では運転できなくなります。中型免許と、20歳以上で免許期間2年以上が必要です。

乗員可能人数たった1人の差ですが、大きな違いがありますね。

運転免許の種類と、運転が可能な車両の区分の詳細については大阪府警察のサイトで確認することが出来ます。

3.リセールバリューが高い

リセールバリューが高い

リセールバリューとは、1度購入した車を売却する時の再販価格の事を指します。

ハイエース、キャラバン共に10人乗りの車はリセールバリューに優れています。

新車だけでなく、中古車市場でも絶大な人気を誇っているため、売却の時にも価値が大きく下がっていないのはメリットの1つですね。

特にハイエースは中古車のハイエース専門店がいくつもあり、安心のトヨタブランドの信頼の高さから、国外からも支持されており、リセールバリューが高いと言えます。

10人乗り車のデメリット

メリット
  1. 維持費が高い
  2. 選択肢が少ない

1.維持費が高い

1.維持費が高い

まず、近年主流のハイブリット車などと比べると燃費は良くありません。

燃費が良くないと言う事は、その分ガソリン代が多くかかってきます。

トヨタのハイエースではJC08モードで9.0~9.6/ℓとなっており、燃費が良いとは言えません。近所への買い物や、2.3人の乗車でも頻繁に使用が必要な方にはデメリットでしょう。

また、自動車を所有していると毎年必ずかかってくる自動車税も、10人乗りの車は他の車に比べると高く設定されています。

車/排気量 年間の自動車税
ハイエース/2700㏄ 50,000円
キャラバン/2000・2500㏄ 43,500円
ミニバン/1500~2000㏄ 36,000円
軽自動車/660㏄以下 一律10,800円

自動車税は自動車の排気量によって金額が決められているのですが、トヨタのハイエースワゴンのグレードはいずれも2700㏄ですので、年間50.000円。

日産のキャラバンではグレードにより2000㏄・2500㏄ですので、年間43.500円となっております。

ファミリーカーで人気のミニバンでは排気量1.500㏄~2.000㏄の車種が主流で、年間36.000円。軽自動車のおいては一律で年間10.800円となっておりますので、比べるとその差は大きいですね。

2.選択肢が少ない

2.選択肢が少ない

ハイエースとキャラバンの2択に加え、ボディカラーも選択肢が少なく、見た目が業務用の車という印象が強いです。

内装もシンプルなカラーと造りになっており、近年の他の車種ですと、たくさんのカラーの中から自分の好みに合わせたカラーを選ぶ楽しさがあったり、内装もおしゃれにカスタマイズできる車種も増えているので、乗用車として購入する場合は少し寂しい印象です。

10人乗りにこだわらないのであれば、ミニバンも選択肢の中に入れてみるのもおすすめです。
車の森では、人気の高いボディタイプで各メーカー色々な特徴のミニバンを販売しています。

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10人乗り出来る車「ハイエース」の紹介

10人乗りの車とは?大人数向けの車の選び方

画像引用:ハイエースワゴン

トヨタのハイエースは10人乗りの車として圧倒的な人気を誇ります。

2004年に現行モデルが発売され、現在まで長い間親しまれてきています。
2017年8月の一部改良時には、トヨタの衝突回避支援システム「Toyota Safety Sense」を全グレードに標準装備するなど、時代に合わせて進化しています。

インテリアデザインや収納などはグレードによる差はあまりありませんが、シートの配列や荷室の有無がグレードによって違ってきますので、用途に合ったグレードを選びましょう。
10人乗りのグレードはワゴンタイプとなります。

ハイエースワゴンのグレード一覧

グランドキャビン

メーカー希望小売価格
2WD:3,740,200円/4WD:4,050,200円

グランドキャビン

ハイエースワゴンの中で上級グレードのスーパーロング、ハイルーフ仕様となっております。
シートの座り心地も他のグレードより上回ります。

2列目シートは2席、3列目、4列目シートは3席です。
4列目シートの後ろには広い荷室スペースがあり、10人乗車しても一定量の荷物が積めるようになっています。

室内高は1.565㎜となっており、子供はもちろん、小柄な女性だとまっすぐ立って移動できるほどの高さを確保し、ハイエースワゴンの中でも広くゆとりのある室内空間が魅力の1台です。

スペック情報
 型式  3BA-TRH224W-LDTNK
 駆動方式  2WD
 全長/全幅/全高  5,380/1,880/2,285 mm
 室内寸法(長/幅/高)  3,525/1,695/1,565 mm
 車両重量  2,040kg
 燃費消費率  8.8km/L
 燃料タンク容量  70L
 総排気量  2.693L

GL

メーカー希望小売価格
2WD:3,200,800円/4WD:3,509,800円

GL

ハイエースワゴンの中でミドルグレードのロング、ミドルルーフ仕様となっております。

2列目、3列目シートはそれぞれ2席、4列目シートは4席です。

4列目シートをサイドに跳ね上げると、荷室スペースを拡張することができます。これはGLだけの特徴であり、荷物の量や乗車人数に合わせてシートアレンジが可能です。

室内高は1.390㎜となっており、グランドキャビンと比べると少し低くなりますが、通路が広く移動もしやすいので居住性に優れています。

スペック情報
 型式  3BA-TRH214W-JDTNK
 駆動方式  2WD
 全長/全幅/全高  4,840/1,880/2,105 mm
 室内寸法(長/幅/高)  3,715/1,695/1,390 mm
 車両重量  1,970kg
 燃費消費率  8.8km/L
 燃料タンク容量  70L
 総排気量  2.693L

DX

メーカー希望小売価格
2WD:2,946,600円/4WD:3,257,600円

ハイエースワゴンの中でエントリーグレードのロング、ミドルルーフ仕様となっております。

2列目シートは2席、3列目、4列目シートかそれぞれ3席です。

3列目、4列目シートの間には通路があり、各席ゆったりとしたスペースが確保されています。室内高はGLと同じとなっております。

運転席に加え、助手席シートもフルリクライニング可能となっているのはDXだけの特徴です。

スペック情報
 型式  3BA-TRH214W-JDTDK
 駆動方式  2WD
 全長/全幅/全高  4,840/1,880/2,105 mm
 室内寸法(長/幅/高)  3,525/1,730/1,390 mm
 車両重量  1,930kg
 燃費消費率  8.8km/L
 燃料タンク容量  70L
 総排気量  2.693L

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10人乗りできる車「キャラバン」の紹介

10人乗りできる車「キャラバン」の紹介

画像引用:キャラバン

日産のキャラバンは1970年代から販売されているロングセラーの人気車種です。

ハイエースのライバル車種で、使用目的やサイズ感はほぼ同じですが、デザインや機能面などで違いを印象づけております。
ハイエース同様、10人乗りのグレードはワゴンタイプとなります。

ワゴン DX ロングボディ

メーカー希望小売価格
4WD:3,263,700円

ワゴン DX ロングボディ

ロングボディ、標準ルーフのグレードです。

ハイエースのロングボディよりも少し小ぶりとなっていますので、ハイエースと比べると小回りが利きます。

2列目シートは2席、3列目、4列目シートはそれぞれ3席です。

ボディの側面は立体的なデザインになっており、ハイエースよりもシャープな印象を受けます。

ボディカラーはダークメタルグレー、ホワイト、ブリリアントシルバー、ダークブルーの4色展開となっております。
インテリアカラーはブラックのみとなります。

スペック情報
 型式  3BA-KS2E26
 駆動方式  2WD
 全長/全幅/全高  4,695/1,695/1,990 mm
 車両重量  1,860kg
 燃費消費率  8.1km/L
 燃料タンク容量  65L
 総排気量  2.488L

ワゴン EX ロングボディ

メーカー希望小売価格
4WD:3,417,700円

ワゴン EX ロングボディ

標準グレード「DX」よりもグレードアップされた外観には、前後にカラードバンパーが採用されています。
「商用車」の印象は受けません。

内装色はブラックの1パターン。
シート生地には一部メッシュ地の入ったトリコットを採用しています。

スペック情報
 型式  3BA-KS2E26
 駆動方式  4WD
 全長/全幅/全高  4,695/1,695/1,990 mm
 車両重量  1,890kg
 燃費消費率  8.5km/L
 燃料タンク容量  65L
 総排気量  2.488L

ワゴン GX ロングボディ

メーカー希望小売価格
2WD:3,496,900円/4WD:3,808,200円

ワゴン GX ロングボディ

ワゴンDXロングボディの上位グレードですが、ボディサイズとシートレイアウトは同じです。

デザイン面では、ボディカラーはワゴンDXロングボディの4色に加え、ブリリアントホワイトパール、ファントムブラック、インペリアルアンバーの3色を追加した7色から選択可能となっています。

インテリアカラーはワゴンDXロングボディと同様ダークグレーのみです。

機能面では、助手席側にワンタッチオートスライドドアが標準装備されているなど、ワゴンDXロングボディよりも1ランク上の仕様となっております。

スペック情報
 型式  3BA-KS2E26
 駆動方式  2WD
 全長/全幅/全高  4,695/1,695/1,990 mm
 車両重量  1,890kg
 燃費消費率  8.1km/L
 燃料タンク容量  65L
 総排気量  2.488L

ワゴン GX スーパーロングボディ

メーカー希望小売価格
4WD:4,247,100円

ワゴン GX スーパーロングボディ

スーパーロング、ハイルーフのグレードで、標準装備はワゴンGXロングボディと同じですが、全長と全高が大きく違っています。

ロングボディは全長4.695㎜、全高1.990㎜に比べ、スーパーロングボディは全長5.080㎜、全高2.285㎜となっております。

ワゴンタイプの中でも積載性と居住性に最も優れたグレードです。

スペック情報
 型式  3BA-KS4E26
 駆動方式  2WD
 全長/全幅/全高  5,080/1,695/2,285 mm
 車両重量  1,990kg
 燃費消費率  7.9km/L
 燃料タンク容量  65L
 総排気量  2.488L

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10人乗りの車のレンタル方法・料金目安

普段は10人乗りの出来る車は必要ないけれど、たまにの機会で友人や親族と共に出かけたいという方にはレンタカーを利用するのがおすすめです。

レンタカーは主に車種やレンタル時間によって料金が異なり、軽自動車やコンパクトカーに比べると10人乗りの車は高額になる傾向です。

  6時間 24時間
A社 17,050円 27,500円
B社 16,940円 24,200円
C社 17,050円 27,500円

通常料金だけで2万円ほど、ここに補償金やオプションなどが上乗せされていきます。

レンタカーを選ぶ際は料金だけでなく、お店によってチャイルドシートの貸し出しの有無や会員制度などサービス内容も異なるため事前によく確認しておきましょう。

大阪で10人乗りの車をお探しなら「車の森」へ

大人数が乗れて、荷物をたくさん積める車をご検討されている方には10人乗り車両はとても魅力的な車ですね。

また、10人は乗れませんが7.8人乗りができるミニバンはハイエース、キャラバンの比較対象としてよく挙げられます。

トヨタのアルファードやヴォクシー、日産のエルグランドやセレナなど、ミニバンにも大人数が乗れて魅力的な車がたくさんあります。ミニバンについての詳細は関連記事をご覧ください。

車の森では登録済未使用車を総在庫300台取り揃えており、知識豊富なスタッフが丁寧にお客様のお車選びのお手伝いをさせて頂きます。

気になるお車がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ!

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出典

▼トヨタ
https://toyota.jp/hiacewagon/

▼日産
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/nv350caravan/

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。