メンテナンス 2024年7月16日

エンジンオイルの交換目安は?適切な交換時期や費用などを解説!

今回は車のオイル交換についてご紹介していきたいと思います。

車に乗っている方でオイル交換をしたことがない…という方はいないとは思いますが、車のオイルは何のために交換しているの?と思っている人は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では車のオイルの働きや、交換するタイミング・交換費用などについて詳しくご紹介していきます!

エンジンオイルの役割

エンジンは車にとって心臓ともいえる大事な部分。
車の性能を十分に発揮し、安全に走行するためにエンジンオイルは欠かせない大切な存在です。

エンジンオイルの役割は「潤滑作用」「冷却作用」「清掃作用」「防錆作用」「密封作用」の5つに分けられ、エンジンオイルの働きによってエンジンの状態は保たれています。

潤滑作用 金属部品同士の動きを滑らかにし、摩擦や焼き付けを減らす働き
冷却作用 摩擦により高温になったパーツを冷却する働き
清掃作用 エンジン内の汚れを吸着し分解する働き
防錆作用 パーツをコーティングして錆の発生を予防する働き
密封作用 エネルギーである圧縮ガスや燃焼ガスを室内に密封する働き

また、エンジンオイルは消耗品。大きな役割を果たしているうちにオイルは汚れて劣化していってしまいます。

悪くなったオイルをそのままにしておくと車にとっても良くありません。燃費性能がおちてしまったり、エンジン不良を引き起こしてしまうリスクもある為、エンジンオイルの交換は定期的なメンテナンスが重要になってきます。

エンジンオイルを交換しなかった時の影響

エンジントラブル

上記の説明にもあるように、エンジンオイルはエンジンを正常な状態を維持するための重要な役割を担っています。
もし仮にエンジンオイルの交換を怠ってしまうと、どのようなことが起こりうるのでしょうか。
2つの影響を見てみましょう。

燃費の低下

まず一番に考えられるのが、その車の持っている燃費性能を発揮しなくなるということです。
いくら高い性能を持っていても、エンジンオイルの交換を怠ると循環機能が低下しエンジンの動きが悪くなります。
オイルが正常であれば通常のパワーで動くエンジンですが、オイルが劣化している等の場合にはエンジンは車を動かそうとたくさんのパワーを必要としてしまいます。
無駄なエネルギーを消費してしまうということですね。

エンジントラブル

交換をしていないとエンジン不良を起こし、最悪の場合は走行不能に陥ることもあります。
また、エンジン稼働時に発生する燃えかすが内部で蓄積し、車が炎上してしまうという事例も起きています。
たかがエンジンオイル、されどエンジンオイル・・・。

重要な役割であることを理解しておきましょう!

適切なエンジンオイル交換時期の目安は?

エンジンオイルの劣化はわかりづらく、車の使用状況によっても違ってくるため、オイル交換の時期は走行距離や期間、オイルの量などで判断します。

走行距離

オイルの色や量

前回交換してからの経過日数

走行する環境(シビアコンディション)

走行距離

推奨されている走行距離はメーカーや車種によっても異なるため、走行距離だけで判断するのは好ましくないでしょう。

一般的には10,000km~16,000km程度走行したタイミングでオイル交換を行うことが推奨されています。
しかし後述するシビアコンディションでの走行が多い場合にはこの限りではありません。

オイルの色や量

未使用のエンジンオイルの色を知っている方は少なく、そもそもオイルを見る機会も滅多にありませんよね。

明らかに汚れがわかるような状態だったら色での判断は可能ですが、迷ってしまうような状態ではオイルの量を確認してみてください。

フィラーキャップ(エンジンオイルを注ぎ込むところ)をはずし、オイルレベルゲージ(オイルタンク内の液量を確認する計器)で量を確認します。
普通車であれば4L~5L、軽自動車であれば2.5L~3Lが一般的な量と言われています。
量の減り具合を見て、オイルが消耗しているかどうかの確認はできますね。
車種によって異なる場合もあるので、入れすぎにも注意が必要です。

前回交換してからの経過日数

一般的にオイル交換の期間の目安は3ヵ月~半年の間隔で行うことが推奨されています。
車の使用頻度にもよりますが、半年を目安にされている方が多いですね。

走行する環境(シビアコンディション)

シビアコンディションとは一般的に想定された使用状況よりも車にとって負荷のかかる環境のことをいいます。

このシビアコンディションの判定条件は曖昧なものではなく、しっかりと数値が決められています。

・1年間で2万キロ以上走行する場合
・1回の走行距離が8キロ以下が多い場合
・20km/h以下の低速走行が多い場合
・山道や未舗装路などの悪路での走行が多い場合

出典:国土交通省

使用頻度が平均よりも多い場合や、凸凹道や雪道などが車にとって過酷な使用環境であることは想像し易いですが、短距離での走行を繰り返すちょい乗りも実は車にとって負担のかかる走行になります。

シビアコンディションに該当する場合にもオイル交換はこまめに行うことが望ましいでしょう。

あまり乗らない車のエンジンオイル交換時期

ちょい乗りや使用頻度の高い車はオイルの劣化も早く、こまめなオイル交換が必要ですが、普段からあまり乗らない車はどうでしょうか。

結論からいうとあまりエンジンをつけない車であっても定期的なオイル交換は必要です。

油は空気にふれてどんどんと酸化していってしまいますよね。車のエンジンオイルも同様で密封状態といってもごくわずかな空気は入り込んでしまいます。

車の使用頻度が低くても、エンジンオイルの劣化は進んでいると考えておきましょう。

エンジンオイル交換時期をうっかり過ぎてしまったら

エンジンオイルの交換時期を過ぎてしまっても、車検のように走行してはいけないことはありませんし、すぐさま車に支障をきたすわけでもありません。

しかし劣化の進んだオイルで車を走らせているのは、車にとってよくないことは事実。

オイル交換のタイミングを過ぎてしまっていたのなら、出来る限り早めに交換しておくことをおすすめいたします。

また、オイル交換の時期を忘れてしまわないように車検のタイミングと、その半年おきなどオイル交換のタイミングを事前に予定を組んでしまうのもおすすめですよ。

エンジンオイルの状態が気になるならフラッシングがおすすめ

フラッシングとはオイル交換では取り除けなかった、エンジン内部に溜まってしまった古いオイルや不純物などを除去する手段のことを言います。

酸化物や金属粉・泥などを取り除くことでエンジンの寿命を延ばすことが目的で、専用の洗浄オイルを入れてエンジン内部を循環させることで不純物を浮き上がらせ、オイルを排出する時に一緒に取り除ける仕組みとなっています。

しかし車種やお車の状態などによってはフラッシングが向いていない・推奨されていない場合もあるため、フラッシングを行う際には事前によく確認しておくことが重要になります。

エンジンオイル交換の料金相場と作業時間

エンジンオイルの交換は、平均的な価格は1,000~10,000円。作業時間はおおよそ20~30分程度となっています。

料金相場

お金の計算

お店に依頼するとなると『オイル料金』と『工賃(作業料)』を支払います。
エンジンオイル交換作業をしてくれるディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドで比べてみましょう。

 普通乗用車  オイル料金  工賃
 ディーラー  3,000円~10,000円  1,500円~
 カー用品店  1,500円~  500円~
 ガソリンスタンド  1,000~3,000円/L  500円~1,000円


カー用品店は格安オイルから高性能向けなオイルまで種類が豊富なため、オイル料金の振れ幅は大きいです。
表から見てもわかるようにディーラーでの交換が1番値段が高くなります。
購入したお店ですべてのメンテナンスをしているオーナーも多くいらっしゃるように、値段だけで決めるのではなく、信頼できるお店でオイル交換をするようにしましょう。

作業時間

時計

一般的に待ち時間を省いた作業のみの時間は、およそ20~30分になります。
カー用品店やガソリンスタンドの場合は、予約が不要のお店が多いです。
しかしディーラーになると予約が必要な場合があるため、問い合わせするようにしましょう。

エンジンオイルの交換におすすめの店舗

オイル交換の時期が近付いてきた方や、オイル交換について問い合わせ等がある場合には『格安のオイル交換専門店♦マッハ車検』をご利用ください。

ヨシダオートサービスグループのマッハ車検【なかもず店】【堺鉄砲町店】【大阪狭山店】をご紹介いたします。

わかりやすい”明朗会計”をモットーに取り組んでいるため、ややこしいお見積書をお渡しすることもありません。料金は車両重量によって異なります。(同じ車種でも、装備やグレードにより車両重量は変わってくるので、お手持ちの車検証の「車両重量」欄をご確認ください。)

車両重量 主な車種 オイル料金
軽自動車 ・アルト
・ワゴンR
・タント 等
2,000円
1t以下 ・マーチ
・スイフト
・フィット 等
3,000円
1t~1.5t以下 ・マークⅡ
・カローラ
・ノート 等
1.5t~2t以下 ・クラウン
・エスティマ
・セレナ 等
2t以上 ・エルグランド
・アルファード
・プラド 等

原則、上記以外の料金はかからず追加費用の発生時には、必ずお見積をご覧いただいてからの作業になります。

また、通常はディーラーやカー用品店などに依頼するとエンジンオイルとは別に『作業料金』というものが発生します。

マッハ車検【なかもず店】【堺鉄砲町店】【大阪狭山店】ではホームページ限定で、作業料金は¥0。

ご予約時には必ず「ホームページを見た!」とお伝えください。

さらに初回ご利用のお客様には、エンジンオイル料金は1,000円引きとなります!

オイル交換当日は、お車の車検証を必ずご持参ください。ご相談など気になる点がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

 
 ■マッハなかもず店
  0800-816-6490
  〒591-8025大阪府堺市北区長曽根町3083-1
  営業時間▷9:00-18:00(受付~17:00)
   定休日▷火曜(祝日の場合営業)

 ■マッハ堺鉄砲町店
  0800-816-6503
  〒590-0906大阪府堺市堺区三宝町4丁249

  営業時間▷9:00-18:00(受付~17:00)
   定休日▷火曜・水曜(祝日の場合営業)

 ■マッハ大阪狭山店
  0800-830-3425
  〒589-0013大阪府大阪狭山市茱萸木6-1934-1

  営業時間▷9:00-18:00
   定休日▷火曜・水曜(祝日の場合営業)

エンジンオイルを自分で交換する方法

少しでも費用を抑えたいという方の中には、ご自身でオイル交換を行う方もいらっしゃいます。

オイル交換の一連の流れはこちらの動画をご覧ください。

メガネレンチを使いドレンボルトを緩めて外します。

ジャッキアップ

ジャッキアップの写真です、車体を持ち上げる為に使用します。

メガネレンチ

メガネレンチの写真です、ドレンボルトを外す時に使用します。

廃油ボックス

画像引用:Amazon

廃油は産業廃棄物に該当する為、個人でオイル交換を行うならマストです。

外したドレンボルトをパーツクリーナーを用いてきれいにします。

ドレンパッキンはオイル交換の度に新しい物に取り替えましょう。

パーツクリーナー

パーツクリーナーは部品を洗浄する為に必要です。

ドレンパッキン

ドレンパッキンはボルトの隙間を埋める為に使用します。

トルクレンチを用いて外したドレンボルトを元の位置に戻します。

トルクレンチ

トルクレンチの写真です、メガネレンチで外したドレンボルトを再度着ける時に使用します。

オイルジョッキ

オイルジョッキは新しいエンジンオイルを入れる為に使用します。

新しいオイルを入れて、オイルレベルゲージで最終確認をします。

オイルレベルゲージ

オイルの量を確認する為に使用します。

おすすめの最新人気エンジンオイル

おすすめエンジンオイル①:カストロール EDGE 

カストロール edge

カストロールの『EDGE』はガソリン・ディーゼル車両に対応し、化学合成の最高品質のエンジンオイルです。
エンジンオイルの最先端を走るカストロールは、常に進化したエンジンオイルの開発に取り組んでいます。

もしエンジンオイルの種類で迷うことがあれば、一度試してみてはいかがでしょう。
きっと満足いく走行を体感するはずです♪

 

商品情報          

■ブランド:カストロール
■ベースオイル:化学合成油
■用途:ガソリン/ディーゼル
■粘度:0W-16
■規格:API SP・ILSAC GF-6B

 

出典・画像引用 :カストロール

おすすめエンジンオイル②:モービル1 0W-40

モービル1

高性能のスポーツ車を推奨しているエンジンオイルモービル1(0W-40)は、広範囲な粘度特性によりエンジン内をクリーンに保つ高性能合成エンジンオイルです。

寒冷地での使用はもちろん高温時にも燃えカスの発生を抑制するなど、様々な使用環境でも応対する性能を持っています。

 

商品情報          

■ブランド:モービル
■ベースオイル:化学合成油
■用途:ガソリン/ディーゼル
■粘度:0W-40
■規格:API SN・ACEA A3/B3,A3/B4

 

出典・画像引用:モービル

おすすめエンジンオイル③:カストロール GTX DC-TURBO

カストロール GTX

街乗りの車に安心して使えるのが”GTX DC-TURBO”です。
渋滞時などアクセルとブレーキを多く使うスタイルには、おすすめします★
比較的、低価格設定のエンジンオイルですが「サーキットや峠道を軽快に走行する程度なら十分なオイルだ!」とユーザーの声があります。

化学合成油が適さない古い年式のターボ車にも、使用されているオーナーもいらっしゃるようです(^^)v

 

商品情報          

■ブランド:カストロール
■ベースオイル:鉱物油
■用途:ガソリン/ディーゼル
■粘度:10W-30
■規格:API SM・CF Performance

出典・画像引用:カストロール

まとめ

いかがでしたでしょうか?

オイル交換をすることが、車のコンディションを維持していくことに大事であるということがお分かりいただけたかと思います。

エンジンを長く正常に保つためにもエンジンオイルの事を気にかけ、適切な時期に新しいものに交換するということを頭の片隅においてドライブしていただけたらと思います☆

今回は、登録済未使用車専門店【車の森】がご案内いたしました!
お客様のご希望に沿った車両を数多く取り揃えているのが、車の森の特徴です。
総在庫はなんと300台!
ミニバンやSUVといった人気普通乗用車を数多く取り揃えております。
知識豊富なスタッフがお車選びのお手伝いをさせていただきます。
車の購入だけでなく、アフターサービスやメンテナンスもご安心してご利用ください。
買い取り査定から自動車保険まで車のことについては、一括で車の森にお任せくださいませ!

オイル交換をする時期がいまいち自分では分からない…ですとか、自分でするのが面倒くさい…ということでしたら、ぜひお気軽に当社や系列店舗にお問い合わせください。

また、届出済未使用車専門店【軽の森】では軽自動車のお取り扱いもしております!
軽自動車をご検討中の方はコチラまでどうぞ。

気になるお車がございましたら、車の森へお電話やメールにてお問い合わせください。
在庫確認だけでなく、疑問点やご相談なども承ります!!
また在庫が無い場合、新車でご注文いただける場合もございます。
またコロナ禍での外出をご不安に思われる方には、オンライン商談も行っております。
お気軽にご利用くださいませ♪
皆様のご来場、お問い合わせを心よりお待ち致しております。

車の森

総在庫300台
タイプ別!

店舗へのお問合せはこちら!

新車を低金利で
お探しの方はこちらから!

最後までご覧頂き誠にありがとうございました!

 

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。