車種紹介 2024年5月30日

【徹底解析】トヨタ・ライズ 何が良くて売れている理由は?

今回はトヨタが発売するコンパクトSUVのライズ(RAIZE)のご紹介です。

コンパクトSUVは近年人気を博しており、各自動車メーカーからさまざまな車種が発売されています。

ライズはトヨタから2019年11月にダイハツ「ロッキー」のOEM車として発売以来、現在まで順調に販売台数を伸ばしています。

そんなライズの特徴や人気の理由に迫ります!

ライズの魅力

ライズの魅力
ライズの魅力
  1. 小回りがきく5ナンバー
  2. 広い室内空間
  3. 低燃費なのにパワフル
  4. 充実した安全性能
  5. 低価格

小回りがきく5ナンバー

小回りがきく5ナンバー

ライズのボディサイズは全長3.995㎜、全幅1.695㎜、全高1.620㎜となっており、国内で販売されているSUV車の中でもかなりコンパクトなサイズ感です。

SUVにもかかわらず優れた小回りが可能です♪

コンパクトなサイズ感ですが、全高が高く、フロントマスクが大きく力強いSUVらしいデザインなので、5ナンバーとは思えない迫力ある存在感で、コンパクトさを感じさせません!

広い室内空間

広い室内空間

コンパクトなサイズ感にも関わらず、ホイールベースを長く取っているので前席も後席も膝まわりに大きなゆとり空間が確保されています。

荷室容量は369ℓと、コンパクトSUVの中でもトップレベルの大容量なので、乗車人数が多くても十分な荷物を積む事が可能です。

シートアレンジも多彩で、両側のリヤシートを倒せばほぼフラットな積載スペースが出現。片側だけを倒せば後席乗車+長尺物などの荷物を積む事も可能です。

収納スペースもたくさんあり、細かいアイテムもたくさん持ち込めます。

低燃費なのにパワフル

低燃費なのにパワフル

トヨタは1.5ℓクラス相当のトルクを幅広い回転域で発揮する1.0ℓターボエンジンを独自開発し、ライズに搭載しています。

そのため高速道路でもストレスを感じない走りが実現。さらに燃費はWLTCモードの時、2WDでは18.6㎞/ℓ、4WDでは17.4㎞/ℓと低燃費も同時に実現させています。

充実した安全性能

充実した安全性能

ライズはエントリーグレード「X」以外のグレードに、先進予防安全装備の「スマートアシスト」が搭載されています。

スマートアシストは車だけでなく、歩行者との衝突回避もサポートしてくれる他、ペダルを踏み間違えた時に急発進を抑制してくれる「ブレーキ制御対誤発進抑制機能」など、充実した安全装備が搭載されており、突然の危険にもしっかり備えてくれるので安心です。

低価格

低価格

ライズは2WDモデルで1.679.000円~2.060.000円、4WDモデルで1.918.800~2.282.200円の価格帯となっています。

ほかのSUV車と比較してもらえればわかりますが、SUVの中では低価格に抑えられており、商品価値が高い割にはお得な印象です。

グレード・価格

では実際にライズのグレードと価格を見ていきましょう!

グレード 価格
2WD 4WD
X 1,717,000円 1,994,800円
G 1,867,000円 2,143,700円
Z 2,049,000円 2,309,200円
HYBRID G 2,173,000円
HYBRID X 2,338,000円

ライズの強敵は?

ライズはコンパクトSUVの中でも圧倒的な人気を誇っていますが、昨今のコンパクトSUV人気から、ライバル車ももちろん存在します。

ライズ発売の約1年後の2020年8月に、ライズと同じくトヨタからコンパクトSUVの「ヤリスクロス」が発売されました。
ヤリスクロスは2024年1月に一部改良がおこなわれ、アッパーグリルデザインの変更やコンソールボックス付きのアームレストを採用しています。

ヤリスクロス

画像引用▶ヤリスクロス

ライズと同じコンパクトSUVのカテゴリーに加え、価格帯も似ているため、ライズの強敵と言われています。

ライズとヤリスクロスのどちらを選ぶべきか迷う方も多いようです。

ライズとヤリスクロス比較

ではライズとヤリスクロスはどこに違いがあるのか比較してみましょう。

ライズとヤリスクロスで悩まれている方は参考にしてみて下さいね。

比較①ボディサイズ

ライズ

画像:ライズ

ライズのボディサイズは5ナンバーで全長3.995㎜、全幅1.695㎜、全高1.620㎜となります。

ヤリスクロス

画像:ヤリスクロス

一方のヤリスクロスのボディサイズは3ナンバーで全長4180㎜、全幅1765㎜、全高1590㎜となっており、ライズよりヤリスクロスが一回り大きいサイズ感となっています。

比較②エンジンと燃費

ライズのエンジンは1.0ℓ直列3気筒ターボエンジン1種類で、ハイブリッドの用意はありません。

ヤリスクロスはハイブリッド車とガソリン車の2種類が用意されており、エンジンはともに1.5ℓ直列3気筒ダイナミックフォースエンジンが搭載されています。

ライズとヤリスクロス、どちらもパワフルな走りと低燃費を両立させていますが、ヤリスクロスのハイブリッド車の燃費はSUV車の中では世界トップレベルの低燃費を実現させています。

比較③自動車税

自動車税は、排気量によって税額が変わってきます。

ライズの排気量は1ℓですので、1ℓ以下の税額となり、年間25.000円かかります。
ヤリスクロスの排気量は1.5ℓですので、1ℓ超~1.5ℓ以下の税額となり、年間30.500円かかります。

その差は5.000円ですが、自動車税は毎年かかってくる税金ですので無視はできませんね。 

比較④装備や機能性

ライズはヤリスクロスよりもボディサイズは小さいですが、室内空間はライズとヤリスクロスほぼ同じとなっています。

荷室容量はライズが369ℓに対し、ヤリスクロスは390ℓと、コンパクトSUVの中でもトップレベルとなっていますが、その差は大きくはなく、両車とも驚きの収納力を実現させています。

安全装備に関しては、ヤリスクロスがトヨタの最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を採用しているのに対し、ライズはダイハツ「ロッキー」のOEM車のため、ダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」を採用しています。

どちらも優れた安全機能には変わりないですが、それぞれの機能の特徴がありますのでよく確認しましょう。

また、ヤリスクロスの上級グレードにはバックドアをリアバンパーの下に足を出し入れするだけで自動開閉できるハンズフリー機能がオプションで付ける事が可能で、これはライズにはない特徴です。

比較⑤デザイン

ライズ

画像:ライズ/Z

ライズはSUVらしい力強い外観が印象的で、日本のドライバーを意識したコンパクトでもアクティブで実用的なSUVという位置付けです。
ライズの座席シートには赤のアクセントカラーのラインが施されているなど、SUVらしい遊び心が感じられます。

ヤリスクロス

画像:ヤリスクロス/Z

対するヤリスクロスはすっきりと洗礼された落ち着いた外観の都市型SUVと言えるでしょう。

インテリアは上質な質感のシート素材を採用するなど、都市型SUVらしい印象を受けます。

比較⑥グレードと価格

ライズとヤリスクロス、それぞれのグレードと価格設定を表にまとめてみました。

  ライズ ヤリスクロス
グレード
〈2WD〉
・Z:2,049,000円
・G:1,867,000円
・X:1,717,000円
・HYBRID Z:2,338,000円
・HYBRID G:2,173,000円
・Z“Adventure”:2,551,000円
・Z:2,435,000円
・G:2,150,000円
・X:1,907,000円
・HYBRID Z“Adventure”:2,925,000円
・HYRBID Z:2,809,000円
・HYBRID G:2,524,000円
・HYBRID X:2,295,000円
グレード
〈4WD〉

・Z:2,309,200円
・G:2,143,700円
・X:1,994,800円

・Z“Adventure”:2,782,000円
・Z:2,435,000円
・G:2,381,000円
・X:2,138,000円

グレード
〈E-Four〉
・HYBRID Z“Adventure”:3,156,000円
・HYRBID Z:3,040,000円
・HYBRID G:2,755,000円
・HYBRID X:2,526,000円

グレードのラインナップは、ヤリスクロスが豊富であることがわかります。

また、価格だけでみるとガソリン車では10~15万円ほどライズが安い価格設定となっています。
ヤリスクロスのハイブリッド車に関してはライズよりも50~60万円ほど高い価格設定となっています。

中古車相場

新車でもSUVの中ではリーズナブルな価格帯のライズですが、中古車市場ではどれくらいの価格で販売されているのか気になりますよね。
車の状態や走行距離によっても大きく変わってきますが相場を見ていきましょう。

ライズは2019年に発売された新しい車という事もあり、中古車市場でもあまり価格は下がっていない印象です。
2024年5月現在、ライズの中古車相場は約130万円~約290万円
中古車としての流通台数も少なくありません。
200万円ほどの予算を考えていれば、状態の良い中古車を購入できるでしょう。

まとめ

ライズは国内で販売されているコンパクトSUVの中でも5ナンバーの取り回しに優れた車ですが、そのコンパクトさに引けを取らない室内空間の広さと、パワフルで低燃費な走り、さらには低価格といった、たくさんの魅力がつまった1台です。

また、トヨタから発売されているヤリスクロスは、ライズの比較対象としてよく挙げられ、ライズとライバル関係にあります。

どちらも魅力的な車ですが、両車の特徴をよく比較し、自分に合ったコンパクトSUVを選んで下さいね。

 

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出典

https://toyota.jp/raize/

https://toyota.jp/yariscross/

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。