車種紹介 2024年10月9日

2022年モデルのエクストレイルの魅力は?内外装や装備、性能などを徹底解説!

日産のミドルクラスSUVエクストレイルは、SUVらしい力強いデザインと優れた走行性能で高く人気のある普通車です。

9年ぶりとなる今回のモデルチェンジは性能が上がったと共に新車価格は70万円以上も高くなっており、購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。

今回は新型エクストレイルの特徴を、前モデルと比較しながらご紹介していきます。

日産エクストレイルに2022年新型モデルが登場!

日産エクストレイルに2022年新型モデルが登場!

画像引用:エクストレイル

2022年7月25日より販売が開始された新型エクストレイル。
今回のモデルチェンジで4代目となり、前代までのエクストレイルに比べて高級感を意識したデザインになっています。

(4代目:新型エクストレイル) (3代目:前型エクストレイル)

画像引用:エクストレイル

エクステリアデザインの新旧比較をしてみると、新型エクストレイルはより洗礼された都会的な印象を受けますよね。
車体サイズに大きな違いはありませんが、車体幅は広くなっているものの、長さや高さは前モデルよりも短くなっています。

ガソリン車とハイブリッド車がありましたが、ガソリン車は廃止され全車ハイブリッドシステム搭載車となっているのも大きな特徴です。

これまでは200万円代から購入出来るコスパの良さも魅力でしたが、今回のモデルでは3,601,400円からと価格帯にも大きな変化がみられます。

画像引用:エクストレイル

100V1500WのAC電源(コンセント)が装備されていることや、クラストップレベルの積載能力の高さなどアウトドアシーンでも活躍すること間違いなしの今回のエクストレイル。

本来SUVは車中泊には不向きなボディタイプに該当しますが、シートアレンジによりフルフラットも可能でありエクストレイルなら可能と言えるでしょう。

街乗りにもオフロードにも対応した、走行性能にこだわりたい方にもおすすめの1台です。

新型エクストレイルのグレードと価格一覧

新型エクストレイルのグレードと価格一覧

画像引用:エクストレイル

新型エクストレイルのグレードは大きく「S」「X」「G」の3つに分類され、それぞれに2WDと4WD(e-4ORCE)があります。

中間グレードのXには標準の2列シート(5人乗り)に加え3列シート(7人乗り)グレードも用意されているので、大人数で乗車の予定がある方には必然的にX e-4ORCEが選択肢となってくるでしょう。

グレード 新車価格
S 3,601,400円
X 3,840,100円
G 4,451,700円
S e-4ORCE 3,851,100円
X e-4ORCE(3列) 4,271,300円
X e-4ORCE(2列) 4,140,400円
G e-4ORCE 4,752,000円
X e-4ORCE(3列)
エクストリーマーX
4,623,300円
X e-4ORCE(2列)
エクストリーマーX
4,492,400円

SとXの差額は25万円ほど、XとGの差額は60万円近くとなっています。
走行性能や安全性能にはグレードによる大きな違いはありませんが、快適性能や高級感に違いがあり、車の森のおすすめグレードは中間グレードのX。

最高グレードのGはフル装備で申し分ない状態ですが、Xだとメーカーオプションになっているものが多く自分で必要な装備・不必要な装備を選別することが出来ます。

欲しいオプションが多いとGの方が結果的には安くつく場合もあるため、しっかりと確認しておくようにしましょう。

新型エクストレイルの外装

新型エクストレイルの外装

画像引用:エクストレイル

大きなフロントグリルと新形状のヘッドライトが目立つ新型エクストレイルは、SUVらしい逞しさと洗礼された都会的な印象のバランスが良く、男性を中心に高い人気があります。

寸法
  旧型モデル 現行モデル
全長 4,690mm 4,660mm
全幅 1,820mm 1,840mm
全高 1,740mm 1,720mm
最小回転半径 5.6m 5.4m

前モデルと比べると寸法・最小回転半径ともに小さくなっており、全体的に引き締まったと言えるでしょう。

画像引用:エクストレイル

タイヤ・アルミホイールは前モデルと比べるとひとまわり大きくなりました。大判のタイヤはSUVらしさを感じさせ、迫力のあるデザインになっています。

画像引用:エクストレイル

ヘッドライトは前モデルから大きく変化し、シグネチャーポジションランプと2段に分かれた新しいデザインです。

画像引用:エクストレイル

紫外線90%カットの断熱機能付きパノラミックガラスルーフはGのみメーカーオプションで搭載可能。
大きく開くサンルーフは解放感が高く、車中泊キャンプを行う時には星空を楽しむこともできます。電動格納式のシェードが付いているので、利便性も抜群です。

イルミネーションパッケージ

画像引用:エクストレイル

おすすめのディーラーオプションは他の車と差をつけられる「イルミネーションパッケージ」です。
上品に光るウェルカム&セーフティライトは見た目の良さだけでなく、暗い駐車場や夜間など足元が見にくい場面でも足元を照らしてくれるので、視認性が良くなり安心して乗り降りが出来ることも魅力だと言えるでしょう。

ボディカラーは2トーンが3色モノトーンが7色の計10種類のバリエーションで、赤(カーディナルレッド)や青(カスピアンブルー)などの他は、スチルグレーやダークメタルグレーなど落ち着いた色味が多く揃っています。

微妙にサイズが小さくなったエクストレイルですが、見た目のボリューム感は変わらず、新型エクストレイルの方がよりいかつさが感じられますよね。

新型エクストレイルの内装

画像引用:エクストレイル

上品で質感の高いエクストレイルの内装は、落ち着いたカッコよさの感じられる雰囲気になっています。

画像引用:エクストレイル

人気グレードのXではシート表皮はファブリックになっていますが、最上級グレードのGでは肌ざわりの良い人口皮革(テーラーフィット)を新採用。
さらに高級感にこだわりたい方におすすめです。

室内寸法
  旧型モデル 現行モデル
長さ 2,005mm 1,980mm
1,535mm 1,540mm
高さ 1,270mm 1,255mm

全体の寸法同様に室内寸法も数字は小さくなっていますが、従来のエクストレイルよりもヒップポイントが低くつくられていて頭まわりの空間は広く感じることが出来ます。

画像引用:エクストレイル

収納式のロールサンシェードは出している時もしまっている時も、後付のカーテンよりもスマートです。
お子さんが居眠りをしていたり、日差しが気になる時にサッと使用することができて、後部座席に座る方の居住性も高くつくられているのがポイントです。

画像引用:エクストレイル

グレードGに標準装備されているパーソナルドライビングポジションメモリーシステムは、エンジンをかけると登録されている場所に自動的に調整してくれる機能です。

画像引用:エクストレイル

NissanConnectナビゲーションシステムはGに標準装備、Xではメーカーオプションでの搭載になります。
12.3インチのワイドディスプレイは3分割画面で情報を同時に表示させることも可能。大きく見やすいディスプレイは視認性にも優れています。

高性能の機能が搭載されていることも新型エクストレイルの大きな魅力だと言えますね。

新型エクストレイルの収納

新型エクストレイルの収納

画像引用:エクストレイル

これまでのエクストレイルも積載能力の高さがセールスポイントでしたが、今回の新型エクストレイルはさらに積載量が向上し、クラストップレベルの575Lの荷室容量を誇ります。(2列シート車の場合)

画像引用:エクストレイル

アウトドアシーンでの利用が多い方にはディーラーオプションの「ラゲッジトレイ」がおすすめです。

防水仕様になっていて、マリンスポーツなど濡れてしまった荷物も気兼ねなく積み込むことが可能。
片付けの際にはトレイを取り外して水で洗い流すことが出来るので掃除もラクに行えますよ。

画像引用:エクストレイル

車中泊などキャンプを行う方には「ラゲッジフルカバー」もおすすめ。
ラゲッジスペースだけでなく、リヤシートの背面までカバーしてくれているのでシートを倒した状態でも全体を保護してくれる機能があります。

このラゲッジフルカバーも防水タイプになっているので、もし汚してしまってもお手入れも簡単な点も魅力です。
シートを倒したスペースでの飲食もカバーがあれば安心ですよ。

画像引用:エクストレイル

またグレードGには標準装備で、X・Sにはメーカーオプションで100V AC電源(1500W)をラゲージスペースに搭載できるのも特徴です。
1500Wは一般家庭のコンセントと同じ値になり、普段私たちが使用している家電のほとんどを使用することが可能になります。

スマホなどの充電はもちろんのこと、電気ケトルでお湯を沸かすことも温泉帰りにドライヤーで髪を乾かすことも出来るので、とても便利な装備だと言えますよね。

車中泊などオートキャンプでAC電源がないキャンプ場でも車から電源を引っ張ってこれる点や、災害時など非常事態の備えにもなるため人気のオプションのひとつになっています。

新型エクストレイルの走行性能

新型エクストレイルの走行性能

画像引用:エクストレイル

今回のモデルチェンジで全車ハイブリッドシステム搭載となり、ハイブリッドならではの低燃費に加え、なめらかな走りと優れた静粛性が魅力です。

全型エクストレイルのハイブリッドモデルと、新型エクストレイルを2WDと4WDそれぞれ比較して見てみましょう。

WLTCモード 前型エクストレイル 新型エクストレイル
2WD 15.0km/L 19.7km/L
4WD 13.8km/L 18.4km/L

上記のように同じハイブリッドシステム搭載車でも、新型エクストレイルは大幅に燃費性能が向上していることが分かります。

また4WD車の「e-4ORCE」は雪道など悪路走行時に活躍する従来の4WDとは異なり、オンロードでも良さを体感できる高い走行性能が特徴です。

急なカーブを曲がる時には、スピードを出し過ぎているとシステムが感知すると駆動力とブレーキの統合制御を行い、ドライバーが思った通りに曲がるれれうようコントロール。

さらに全車に標準装備されている「アクティブノイズコントロール」は騒音と逆位相の音を発生させる高い技術。
車のエンジン音だけでなく、他の車の走行音や風など外の様々な騒音を低減させる効果があり、より車内でも快適に過ごすことが出来ますよ。

新型エクストレイルの安全性能

新型エクストレイルの安全性能

画像引用:エクストレイル

技術の日と言われる程に先進安全技術が強みでもあり、中でも「プロパイロット」などはよく見聞きされる方も多いのではないでしょうか。

高速道路の走行時にアクセル・ブレーキ・ハンドル操作を自動的に行うことでドライバーの負担を軽減するプロパイロットはグレードG・Xに標準装備されています。

さらにGには従来のプロパイロットに加え、駐車時にもアシストを行う「プロパイロットパーキング」も標準装備。
ハンドル操作やアクセル・ブレーキの操作の他にシフト、パーキングブレーキまでも制御することで駐車完了までサポートしてくれる最新機能です。

アラウンドビューモニター

画像:旧型のアラウンドビューモニター

また上空から車を見ているような映像をモニターに映し出し、駐車時などに周囲の安全確認をサポートする「インテリジェントアラウンドビューモニター」は、目視しにくい車体斜め後ろなど360°確認することが出来るので狭い駐車場や人通りの多い場所でも安全に駐車が行えます。

インテリジェントアラウンドビューモニターはGに標準装備、Xではメーカーオプションで搭載が可能です。

他にもインテリジェントエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)や、踏み間違い衝突防止アシストなどの予防安全技術は全車に標準装備されていることも特徴です。

ミドルクラスSUV車は運転がしにくいと感じる方もいらっしゃいますが、新型エクストレイルは多くの安全機能が搭載されているので安心して運転できるお車だと言えるでしょう。

新型エクストレイルの納期

新型エクストレイルの納期

画像引用:エクストレイル

一時期は世界的な半導体の不足により、日産に限らず多くの自動車メーカーで納期の長期化が問題となっていました。

しかし、2024年9月末時点ではエクストレイルの納期は約1か月ほどと、驚くほど速やかに納車することができるようです。
メーカーオプションやグレードによって多少のズレは生じてしまいますが、以前のように半年~年単位で待つという状態は回避できます。

参考資料:日産/工場出荷時期目途

新型エクストレイルのお得な購入は車の森におまかせ!

さらにカッコよくなったエクストレイルはデザインだけでなく、走行性能や安全性能が向上したことが大きな特徴です。

どのグレードも魅力的ですが、高級感を追求するのであれば最上級グレードの「G」、価格とのバランスを重視されるのであれば1番人気の中間グレード「X」がおすすめです。

車の森ではエクストレイルの他にも国内オールメーカー、お客様のニーズに合った車両を数多く取り揃えております。

ご検討中の車種を見比べることが出来るのも車の森ならではの魅力。
お店を行ったり来たりする必要がないので、じっくりと時間をかけて現物をご覧いただけますよ。

また全メーカーをお取り扱いしているからこそ、車の森スタッフは中立的な立場でお車のご提案をさせていただくことが出来ます。

ご購入希望の方も、まだお悩み中の方も是非車の森けお気軽にお問い合わせください。

皆さまのご予約・ご来店心よりお待ちしております。

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出典

日産(エクストレイル)

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。