2024年4月にマイナーチェンジがおこなわれた、新型ヴェゼル。
この記事では、新型ヴェゼルの外装だけでなく内装や燃費性能、車体価格など前モデルと比較して解説します。
また、お得に新型ヴェゼルを買う方法も合わせてご覧ください。
新型ヴェゼルとは?
画像引用:ヴェゼル
2024年にマイナーチェンジ
2024年4月26日に「都市型」だけではなく、「アウトドア」まで気軽に使える「アーバンSUV」としてマイナーチェンジが行われました。
新たに「e:HEV X・HuNTパッケージ」が追加され、ルーフレールを採用しアクティブに楽しめるデザインが特徴です。
また、2024年上半期SUV新車販売台数は第1位を獲得しました!
近年の自動車市場でのSUVモデルが多い中、ヴェゼルは注目されているSUVだと言えます。
参考:ホンダ/ニュースルーム
2021年にヴェゼルがフルモデルチェンジ
2代目となるホンダのヴェゼルは、2021年4月23日にフルモデルチェンジしました。
発売当時は、ガソリン車はグレード「G」の1タイプに、ハイブリッド車は「e:HEV X」「e:HEV Z」「e:HEV PLaY」の3タイプのラインナップとなります。
発売より約1か月の受注台数が、計画台数5,000台を大幅に上回る約6倍以上の32,000台超となったことが話題となりました。
2013年にヴェゼルが誕生
コンパクトSUVとして2013年にホンダよりデビューしたヴェゼル。
ハッチバックスタイルのフィットを基盤に開発され「Dynamic Cross Solid」をコンセプトに、最高にカッコイイ使いやすさに優れた車種として開発されました。
2014年度・2015年度には、SUV新車登録販売台数第1位を獲得したことが発表されています。
新型ヴェゼルのマイナーチェンジでの変更点
マイナーチェンジにより変更された点をまとめました。
グレード
新型ヴェゼルのグレード構成は5種類となります。
マイナーチェンジ前 | マイナーチェンジ後 | |
G | → | G |
e:HEV X | → | e:HEV X |
e:HEV Z | → | e:HEV Z |
e:HEV PLaY | → | ー |
New | e:HEV X・HuNTパッケージ | |
New | e:HEV Z・PLaYパッケージ |
エクステリア
・フロントグリル
・フロントバンパー
・リアコンビネーションランプは全てLED
・ボディカラー「シーベッドブルー・パール」を追加
インテリア
・前席のセンターコンソールが左右対称
・パノラマルーフは「e:HEV Z・PLaYパッケージ」が選択可
Honda SENSNG
・「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」「急アクセル抑制機能」は全モデルに標準
・「アダプティブドライビングビーム」は「e:HEV Z」「e:HEV Z・PLaYパッケージ」が標準
新型ヴェゼルの内装
「e:HEV Z / e:HEV X / G」のモデルを標準グレードとして、一括りにします。
今回のマイナーチェンジで追加された「e:HEV X・HuNTパッケージ」「e:HEV Z・PLaYパッケージ」には、それぞれ専用のデザインが設定されているので、3つの項目に分けてご紹介します。
e:HEV Z / e:HEV X / G
画像引用:e:HEV Z
インテリアはブラックで統一されています。
マイナーチェンジ前のモデルから引き継がれている「そよ風アウトレット」は、直接風を体に当てることなく包み込むような風の流れを提供します。
外気温との差も軽減しています。
G / e:HEV X | e:HEV Z | |
ファブリックシート | プライムスムース×ファブリック |
画像引用:e:HEV Z
グレードによって座席シートの設定があり、「e:HEV Z」のみコンビシートとなります。
この3つのグレードの内装色・シート素材は固定で設定されています。
e:HEV Z・PLaYパッケージ
画像引用:e:HEV Z・PLaYパッケージ
インテリアカラーや座席シートは、マイナーチェンジ前の「e:HEV PLaY」と変わりありません。
グレージュを用いた爽やかなデザインが印象的です。
画像引用:e:HEV Z・PLaYパッケージ
助手席前方のインパネガーニッシュやドアノブ内側のパネルにはライトブルー塗装が。
シフトノブ周りのパネルはライトブラウンからピアノブラック塗装へと進化しています。
e:HEV X・HuNTパッケージ
画像引用:e:HEV X・HuNTパッケージ
新たに登場したモデル「e:HEV HuNTパッケージ」。
カーキ×ネイビーの専用カラーで、アウトドア派にも注目されているモデルです。
画像引用:e:HEV X・HuNTパッケージ
ヴェゼル唯一の撥水・撥油加工がファブリック素材部分に施されており、汚れもサッと拭きとれる、アクティブに使うには必須アイテムですね。
新型ヴェゼルの外装
クーペのようなシルエットでありながら、SUVの力強さを兼ね備えたスタイルが特徴的。
コンパクトSUVのサイズになりますが、ダイナミックで存在感あるデザインが人気の理由となります。
新型ヴェゼルの外装サイズは、マイナーチェンジ前と変わりありません。
全長 | 4,330㎜ |
全高 | 1,790㎜ |
全幅 | 1,590㎜ |
ヴェゼルはグレードごとにデザインやボディカラーが設定されています。
内装と同じく、グレード別に外装を詳しく見てみましょう。
e:HEV Z / e:HEV X / G
画像引用:グレード「e:HEV X」
一見、マイナーチェンジ前とは何ら変わりないように見受けられます。
フロント・リア部分を比較してみました。
マイナーチェンジ前 | マイナーチェンジ後 |
画像引用:グレード「e:HEV X」
新型ヴェゼルは、フロントグリルやフロントバンパーの形状が変化しています。
また、リアコンビネーションランプはオールLEDに統一されています。
ボディカラー
プラチナホワイト・パール |
|
画像引用:グレード「e:HEV X」
マイナーチェンジを機に、「シーベレットブルー・パール」が追加されました。
このカラーはe:HEV Zのみに対応しており、「e:HEV X」「G」はシーベレットブルー・パールを除いた全6色の設定です。
e:HEV Z・PLaYパッケージ
PLaYパッケージ専用のエクステリアを設定。
外観では、以下のパーツが標準で装備しています。
- カラーバーオーナメント付フロントグリル
- ブラック塗装バンパーロアーガーニッシュ(前/後)
- ライトブルー加飾ドアロアーガーニッシュ
ライトブルー加飾ドアを採用しているのはこのモデルのみ。
横から見ると、e:HEV Z・PLaYパッケージであるということはすぐにわかります。
ボディカラー
ボディカラー
ボディカラーは全5色。
全て2トーンルーフの設定になります。
先述した「e:HEV Z」同様、「シーベットブルー・パール」が新色として追加されています。
e:HEV X・HuNTパッケージ
新たに追加されたグレード「e:HEV X・HuNTパッケージ」。
「都会派」として位置付けられていたヴェゼルでしたが、このグレードでは自然の中でもアクティブに使いこなせるデザインが特徴です。
このグレードにしか装備しないアイテムは以下の通りです。
- カッパー・メタリック塗装フォグライトガーニッシュ
- フロントバンパーロアーガーニッシュ(カッパー・メタリック塗装)
- リアバンパーロアガーニッシュ(シャークグレー・メタリック塗装)
- ルーフレール
「e:HEV X・HuNTパッケージ」は今までのヴェゼルとは雰囲気が異なるため、すぐに見分けることができるでしょう。
ルーフレールやカッパーメタリック(オレンジ系)の加飾を採用してるグレードは、このモデルのみです。
ボディカラー
e:HEV X・HuNTパッケージは、モノトーン全5色の設定です。
都会にも自然にも馴染むスタイルは、新型ヴェゼルならではです。
新型ヴェゼルの燃費性能
e:HEVを採用している新型ヴェゼルは、効率よく低燃費な走りを実現していることが強みです。
新型ヴェゼルのカタログ燃費をFF・4WDそれぞれ一覧にしました。
FF
e:HEV X | e:HEV Z | |
WLTCモード | 26.0 | 25.3(25.2) |
市街地モード | 28.2 | 27.7(27.6) |
外交モード | 26.2 | 25.4(25.1) |
高速道路モード | 24.9 | 24.4(24.3) |
4WD
e:HEV X | e:HEV Z | G | |
WLTCモード | 21.5 | 21.3(21.2) | 15.0 |
市街地モード | 20.8 | 20.6(20.5) | 11.5 |
外交モード | 23.0 | 22.7(22.5) | 15.8 |
高速道路モード | 20.9 | 20.7(20.6) | 16.7 |
単位:km/L
走行状況や路面を瞬時に見極め、最適な駆動力を配分できることが特徴です。
さらに安定感ある走りを可能とし、マイナーチェンジ前より燃費消費率は向上。
発進時~高速走行まで、高い走破性を実現しています。
新型ヴェゼルの車両価格
ここからは新型ヴェゼルの新車価格・中古車価格相場をご紹介します。
新車価格
FF | 4WD | |
G | - | 2,648,800円 |
e:HEV X | 2,888,600円 | 3,108,600円 |
e:HEV X・ HuNTパッケージ |
2,998,600円 | 3,218,600円 |
e:HEV Z | 3,198,800円 | 3,418,800円 |
e:HEV Z・ PLaYパッケージ |
3,556,300円 | 3,776,300円 |
中古車価格
生産時期 | 中古車相場 | 平均価格 |
2021年4月~ | 210~400万円 | 約290万円 |
2013年12月~ | 90~350万円 | 約170万円 |
参考資料:ヴェゼル
中古車は有料オプションやカスタムパーツ等、装備されている状態で販売されている場合があるため、新車価格より高くなることもあります。
また、新車では部品の供給が遅れて生産に影響したりと、中古車の需要が高まり、中古車の価格高騰が続いていることも事実です。
「安ければ良い」というわけではなく、安全な中古車を購入するためにも信頼できるお店選びや記録簿の確認等、忘れないように注意が必要です。
車の森で新型ヴェゼルは購入可能?
車の森では新型ヴェゼルを、登録済未使用車としてお探しすることや、新車のご注文を承っております。
価格や納期のご相談など、お気軽にお問い合わせください。
新型ヴェゼルの他スペック情報
これまでにご紹介した他に、フルモデルチェンジされたことによってアップデートされた3つのポイントをご紹介します。
1.e:HEV(イーエイチイーブイ)
旧2013年モデル | 新型モデル |
『i-VETC』 エンジン走行 |
『e:HEV』 モーター+エンジン走行 |
初代2013年モデルには、低燃費と走る楽しさを両立させた『i-VTEC(アイ-ブイテック)』が搭載されていましたが、新型ヴェゼルには、モーターが主役となる『e:HEV』が採用されています。
e:HEV技術は、i-VTECにはない力強くスムーズなEV走行を可能とし、燃費消費率は向上しています。
2.Honda SENSING 標準装備
旧2013年モデル | 新型モデル |
『あんしんパッケージ』 ・シティブレーキシステム |
『Honda SENSING』 ・衝突軽減ブレーキ |
ヴェゼルが発売された当時、前車両をレーザーレーダーで認識し、衝突を回避するシティーブレーキアクティブシステムや誤発進抑制機能が採用されていました。
約8年の月日を経て、新型ヴェゼルには新機能が4つ追加された『Honda SENSING』が標準装備となります。
フルモデルチェンジした2021年度には、自動車安全性能の評価で、最高ランク「ファイブスター賞」を受賞していることから、デザイン性や燃費性能だけに特化した車でないということがわかります。
3.コネクテッドサービス搭載
Honda CONNECT |
・緊急サポートセンター ・Honda ALSOK 駆けつけサービス ・Honda リモート操作 ・自動地図更新サービス ・Honda デジタルキー ・車内Wi-Fi ・Honda アプリセンター |
より安全に快適なカーライフをすごせるよう、新型ヴェゼルには新世代コネクテッド技術を採用。
スマートフォンからのエンジン操作や車の探索、車内がWi-Fiスポットになる等、新型ヴェゼルにはストレスフリーなカーライフを提供するシステムが揃っていますね。
参考:ヴェゼル
新型ヴェゼルに向いている人
国内には大小様々なサイズや用途によって造りが違う、多くのSUVが販売されています。
その中でも、新型ヴェゼルが向いている人のポイントは3つ。
- 運転のしやすさを重視する人
- 上質な室内空間を求める人
- SUV初挑戦の人
フルモデルチェンジにより室内の快適性はUPし、乗り心地が改善されています。
デザイン・燃費・安全システムなどに偏りがなく、新型ヴェゼルは初めてSUVを購入する人にもお勧めできる、万人向けな車と言えるでしょう。
新型ヴェゼルのおすすめカスタムパーツ
新型ヴェゼルには、自分好みにカスタム出来るアクセサリーが豊富に揃います。
ここからは、車の森がオススメする新型ヴェゼルの純正カスタムパーツをご紹介します。
エクステリア
- フロントグリル:¥41,250
- フォグライトガーニッシュ:¥11,000
- フロントロアースカート:¥42,900
- サイドロアーガーニッシュ:¥35,200
- リアロアースカート:¥24,200
- リアロアーガーニッシュ:¥24,200
参考:ヴェゼル
インテリア
-
センターコンソールイルミネーション:¥39,600
- フットライト:¥13,200
- サイドステップガーニッシュ:.¥29,700
参考:ヴェゼル
新型ヴェゼルをお得に買う方法とは?
新型ヴェゼルをお得に購入するには、3つのポイントを抑えておく必要があります。
値引き交渉が苦手な人でもお得に購入できる方法を、ご紹介します。
1.ライバル車種を選定 |
ライバル車種を選定
コンパクトSUVの中でも、燃費性能やデザイン性を高く持つ『トヨタ/C-HR』や『ニッサン/キックス』など、数多くのライバル車種があります。
最低でも、2車種以上の競合車を選定することがオススメです。
購入時期は1月から3月
また、購入時期を誤らないこともポイントです。
今すぐ車が必要となれば話は別ですが、計画して購入する場合は『決算期』が狙い目です。
自動車業界の本決算期は3月。
初売りの1月から決算期の3月は、通常時には適応されない値引きが通用することが多くなる時期となります。
この時期限定の特典が付くことも多くなるので、よりお得に購入できる時期と言えるでしょう。
下取車の相場を把握
乗り換えで新型ヴェゼルを購入しようと考えている人は、今のっている車の相場を把握することも重要です。
正確な金額を把握するには買い取り専門店等で見積もりを取ってもらう必要がありますが、およその相場を確認するにはネットでも十分可能です。
より高く査定額を付けてもらうためにも、ご自身の車の相場を把握しておきましょう。
大阪で新型ヴェゼルを買うなら「車の森」へ
新型ヴェゼルは、登録済未使用車専門店【車の森】でもご注文いただくことは可能です。
在庫にない場合でも、中古車・未使用車・新車でお探しさせて頂きます。
また、SUVだけでなくミニバンやコンパクトカー等、様々なボディタイプをご用意しております。
お乗換えや新たにお車をお探しの際は、ぜひ車の森へご来店ください。
在庫や納期、その他気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。