車の購入は、かなり高い買い物となります。
できるだけ予算を抑えて手に入れたいところですが、「安いけど中古車には抵抗がある…」という方も多いかと思います。
そこで、新車より安いけれど新車同様にキレイな状態で手に入る『登録済未使用車』に今回はスポットを当て、予算150万円という好条件で買える普通車をご紹介していきたいと思います。
- 予算150万円で好条件の普通車が手に入る新古車(登録済未使用車)とは?
- 予算150万円の普通車の新古車に買い時はある?
- 予算150万円で普通車の新古車を買うときの注意点
- 予算150万円で買える普通車の新古車おすすめTOP5
- 予算150万円で普通車を買うなら新古車が断然お得!
- 予算150万円以下で買える普通車の新古車をお探しの方は車の森へご相談ください!
予算150万円で好条件の普通車が手に入る新古車(登録済未使用車)とは?
新車の価格は年々上がっており、いまや軽自動車でも新車で200万円近くのものがザラにあります。
「普通車で予算150万円」となると、新車で購入できる車は限られてきます。ですが、新車よりも安い新古車(登録済未使用車)でしたら選択肢の幅も広がります。
ではまず、新古車(登録済未使用車)とは具体的にどのような車なのか解説しましょう。
新古車(登録済未使用車)とは
「新古車」という名で多くの人に知られていますが、正式名称は「登録済未使用車」といいます。その名の通り、『登録だけ済ませているが、まだ誰も使用したことのない普通車』を指します。登録済未使用車が生まれる理由は、ディーラーが目標販売台数達成のために新車を陸運局に一旦売れたクルマとしてディーラー名義で登録し、販売実績としてカウントするためです。その後、誰も使っていない中古車(=未使用車)として売りに出す。。。それが「登録済未使用車」となるのです。
一般的な中古車に比べ未使用なので新品の状態であることが多く、価格は新車より10%~20%程度安くなります。
ディーラーでの展示車なども新古車(登録済未使用車)として売りに出されたりもします。
新車と変わらない状態で、新車よりも安い価格で手に入る新古車はとても人気の高いクルマです。
登録済未使用車のメリット
では改めて、新古車(登録済未使用車)のメリットについてご紹介しましょう。
新品同様なのに低価格
最大のメリットは、価格が安いということです。
未使用だけれど一度登録がされているので、中古車となってしまう登録済未使用車。クルマは使っていなくても日が経つにつれ、次の車検までの日数が減っていくので、日に日に価値が下がっていきます。ですから新品同様だとしても、新車よりもリーズナブルな価格で売りに出されているのです。
早く納車できる!
登録済未使用車は、すでに在庫があるクルマです。新車のように、注文が入ってから製造にとりかかるスタイルではないため、納車までの日数は短く済みます。
販売店にもよりますが、だいたい1週間程度で納車となるパターンが多いようです。現在乗っている車が壊れて早く次の車が欲しい方や、仕事で早急に車を使う必要がある方などにはメリットと言えるでしょう。
登録済未使用車のデメリット
メリットだけではなく、登録済未使用車にはデメリットもあります。登録済未使用車の購入を検討する場合は、デメリットも頭に入れよく考えてから選択しましょう。
メーカーオプションは不可
メーカーオプションは車の製造過程でしか付けることのできないオプションです。
すなわち受注生産をする新車にしか付けることができないものです。代表的な例としては、本革シートだとか自動ブレーキシステム、サンルーフなどがメーカーオプションとなります。
車にこだわりがあり、「こんな装備をつけたい!」と考えが固まっている人にはデメリットとなるでしょう。
ですが出来上がってしまっている登録済未使用車でも、自分の希望するメーカーオプションが装備されているものと出会える可能性もゼロではないので、必ずしもデメリットではありません。
在庫が無いと購入できない
この車が欲しい!と思い注文を入れ製造してもらう新車と異なり、登録済未使用車は基本的に今ある在庫からしか購入できません。
新車よりも安く手に入る登録済未使用車が欲しいと思っても、自分の希望する車種が販売店になければ購入することはできないのです。
予算150万円の普通車の新古車に買い時はある?
軽自動車の新古車は一年中流通していますが、普通車の新古車は流通する時期が限られています。
したがって普通車の新古車を手に入れたい場合には、この流通する時期を狙って探す必要があります。ではその時期とはいつなのでしょうか?
フルモデル・マイナーチェンジのタイミング
普通車の新古車が流通する時期として挙げられるのは、車のフルモデル・マイナーチェンジのタイミングです。
一般的に車は2~3年でモデルチェンジをします。販売店としては新型モデルを優先して売りたいと思う反面、モデルチェンジまで旧型モデルを安く販売し、在庫を処分しようと考えます。それゆえ、処分しきれなかった旧型モデルを新古車として販売することもあるのです。
希望する車種がモデルチェンジをするようなら、少し前から新古車が出ていないかチェックしてみることをおすすめします。
新古車は、購入したいと考えている人が多く、モデルチェンジのタイミングを狙っている人も多くいます。うかうかしていると在庫切れとなってしまうこともあるので、日頃から自動車メーカーなどのニュースをマメにチェックし、新古車発売のタイミングを逃さないようにしましょう。
販売店での決算期
ディーラーや自動車販売店の決算期は通常、3月と9月にあります。
決算期にはノルマが課せられるので、営業マンたちはノルマ達成のため売れ残った新車を買い取って在庫にし、それを新古車として売りに出します。このタイミングで売りに出される新古車は数も多く車種も豊富なので、自分の好みの新古車を探しやすい時期でもあります。
予算150万円の普通車の新古車を買うときの注意点
新古車は相場よりも安い価格で販売されてはいますが、やはりクルマは高い買い物です。あとから後悔しないよう、購入する際には注意点を把握しておきましょう。
車両本体価格以外に諸費用がかかる
新車でも登録済未使用車でも、クルマを購入する際には車両本体価格以外に諸経費がかかります。
そこで注意したいのが、『車両本体価格は登録済未使用車のほうが安くても、諸経費を合わせると新車と大して変わらない』という場合もあるということ。
諸経費の中でも税金などの「法定費用」はどこの販売店で購入しても金額は変わりませんが、登録などを代行してくれる「代行費用」は販売店によって金額が異なります。
ですから購入する販売店によっては、総額で見ると新車を購入したほうが得になる場合もあります。登録済未使用車だから安い!と安易に判断せず、新車の見積もりと登録済未使用車の見積もりを総額で比べてみて、登録済未使用車がほんとうにお得なのかを確認することをおススメします。
初回車検が早い
新車で車を購入した際の、初回の車検は3年後です。ですが、登録済未使用車は自身が購入する際にはすでに登録が済まされた状態なので、3年よりも早く車検の時期が訪れます。
車検は車の維持費の中でも高額で、車の車種や依頼先によって費用は変わりますが、普通車だと10万円以上かかることも珍しくありません。故に、お得な価格で新古車を購入できたとしても、すぐに車検がきてしまったら結果的に損をしてしまう可能性もあります。
新古車購入時には、次の車検の時期も事前にチェックしておきましょう。
予算150万円で買える普通車の新古車おすすめTOP5
ここで、予算150万円で購入できる普通車のおすすめ新古車をご紹介します。
マツダ:マツダ2
画像引用▶マツダ:マツダ2
マツダのコンパクトカー・マツダ2は、2019年にブランド統一のため、人気車だった「デミオ」を名称変更し発売されたクルマです。
マツダ車のデザインテーマである「魂動デザイン」を採用し、躍動感があり美しい流麗なエクステリアデザインは、他のコンパクトカーとは一線を画す上質な印象を受けます。
ブラックで統一された上質感のあるインテリアデザインも、コンパクトカーらしからぬ洗練された室内空間を演出しています。
画像引用▶マツダ:マツダ2
さらにマツダは、車をドライバーが意のままに操ることができる「人馬一体」をコンセプトとしインテリアを作り込んでいます。運転席にドライバーが座ったときに無理のない姿勢で自然にペダルに足が届くドライビングポジションや、わき見運転を防ぐようメーターやディスプレイの配置にもこだわり、運転に集中できる環境を確保しています。
マツダ2にはディーゼルターボエンジンの設定があり、燃費が良く人気ですが価格が200万円を超えてしまいます。予算を150万円で抑えるには、最廉価グレードであるガソリンエンジンの「15C」グレードが選択肢となりますが、「15C」グレードでも燃料消費率WTCLモード20.3㎞/Lと燃費性能に優れています。
また、安全装備も充実していて、全グレードが「サポカーS・ワイド」に該当します。マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を搭載しており、前方の車や歩行者を夜間でも検知する『アドバンスト・シティ・ブレーキ・サポート』や、ハイビーム・ロービームを自動で切り替える『ハイビームコントロールシステム』等さまざまな機能で安全な運転をサポートしてくれます。
スペック 15C 2WD(6EC-AT) | |
全長×全幅×全高(㎜) | 4,080×1,695×1,500 |
室内(長×幅×高)㎜ | 1,805×1,445×1,210 |
定員 | 5名 |
燃料消費率 | WTCLモード20.3㎞/L |
車両重量 | 1,090㎏ |
新車販売価格 | 1,548,800円 |
スズキ:ソリオ
コンパクトカーなのに室内も荷室も広く、ファミリー層にも人気のスズキ・ソリオ。
ハイブリッド仕様のグレードは価格が200万円を超えますが、エントリーグレードでハイブリッド仕様ではない「Gグレード」なら、新古車だと150万円程度で購入することが可能です。
ソリオは、軽自動車で人気の高いハイトワゴン系である「N-BOX」や「スペーシア」などの形状に似ており、背が高く、空間効率の良さを備えています。全長は短く小回りが利くので運転しやすく、軽自動車よりも全幅が広いため、大人4名が乗車してもゆったりと過ごせるのもソリオの魅力です。
後席両側にスライドドアを装備しているので、狭い場所でもドアの開閉に気を遣うことなく乗降りできます。開口幅も640㎜と十分にあり、ステップ高が365㎜と低いので、小さなお子さまや高齢の方もラクに乗り降りできます。
室内空間が広いだけでなく、ソリオは荷室スペースの広さにもこだわりがあります。定員の5名が乗車しても、荷室には5名分の荷物をしっかり積めるだけの広さを確保。その場合でも後席の足元スペースにはゆとりがあります。
安全面ではスズキの安全技術「スズキセーフティサポート」が搭載されており、万一に備えた『衝突被害軽減ブレーキサポート』や『ふらつき警報機能』、『先行車発進お知らせ機能』などがドライバーの運転を手厚くサポートしてくれます。
スペック G 2WD(CVT) | |
全長×全幅×全高(㎜) | 3,790×1,645×1,745 |
室内(長×幅×高)㎜ | 2,500×1,420×1,365 |
定員 | 5名 |
燃料消費率 | WTCLモード19.0㎞/L |
車両重量 | 960㎏ |
新車販売価格 | 1,647,800円 |
ダイハツ:ロッキー
ダイハツから2019年に発売されたコンパクトSUVのロッキー。
トヨタの「ライズ」とは姉妹車となりますが、ライズよりもロッキーのほうが若干リーズナブルな価格設定となっています。ロッキーのエントリーグレード「L」は、新車で160万円台と人気の高いSUVにしては手の出しやすい価格なので、新古車を狙えば予算150万円程度で手に入れることもできそうです。
ロッキーの魅力は、SUVらしいワイルドな見た目でありながら、実用性も十分に備えているところです。全長4メートルを切るコンパクトなボディなので運転しやすく、それでいて室内空間はコンパクトSUVとは思えない広さを持ちます。前後乗車間距離が900㎜あり、後席に座っても足を組めるほどの空間が広がります。
さらに、ラゲージスペースもかなり広く確保されており、後席使用時でも369Lと大容量です。シートアレンジで後席を倒せば、更にラゲッジスペースを広げることが可能で、アウトドアへ行くときなどのたくさんの荷物にも対応できます。
大柄なボディや高めの車高など、燃費に対して不利となる条件が多いSUVですが、ロッキーは高い燃費性能を誇ります。
ハイブリッドモデルの燃費が良いのはさることながら、ハイブリッド以外のエンジンモデルには「WA-VE」と呼ばれる優れた動力性能と圧倒的な低燃費を両立した軽量コンパクトな1.2リッターエンジンを搭載。冷却システムや高タンブルストレートポートなどの新技術を取り入れ優れた熱効率を実現し、WLTCモード20.7㎞/Lもの燃費性能を手に入れています。
スペック 1.2L・2WD(CVT) | |
全長×全幅×全高(㎜) | 3,995×1,695×1,620 |
室内(長×幅×高)㎜ | 1,955×1,420×1,250 |
定員 | 5名 |
燃料消費率 | WTCLモード20.7㎞/L |
車両重量 | 970㎏ |
新車販売価格 | 1,677,000円 |
トヨタ:ルーミー
ルーミーは2013年に発売が開始され、「コンパクトカーなのにミニバンのような使い勝手の良さ」が人気のクルマです。
利便性の高いスライドドアを備え、コンパクトな外観からは想像できないほどの広い室内空間を持ち併せているところが、ミニバンのようだと言わる所以です。
エクステリアデザインは、フロントグリルに適度な押し出し感があり、男性が乗っても女性が乗ってもカッコイイ車なので、ファミリー内でシェアするのにも使いやすいです。
室内空間の広さはコンパクトカーの中でもトップクラス!室内高が1,355㎜あるので小さなお子さまなら室内で立って着替えることもできます。フロントシートの間には空間があり、前後席間の縦移動も可能。運転席、助手席間の横移動もラクラクなので、車内をスムーズに行き来できます。まさに移動するお部屋のような快適な空間を持つクルマです。
最小回転半径が4.6mと軽自動車にも匹敵するほどの小回り性能を持っているので、狭い道でも運転しやすく街乗りに向いています。狭い場所への駐車もスムーズです。
安全性能もバッチリで、ルーミーは全車「サポカーSワイド」に認定されています。予防安全機能「スマートアシスト」も、エントリーグレードである「X」を含む全車に搭載されているので、誰もが安心して乗れるクルマです。
ルーミーは新車で200万円を切るグレードのものがほとんどですが、予算150万円でとなると、エントリーグレードの「X」が選択肢となります。エントリーグレードとはいえ、安全面でも装備面でも他のグレードとそれほど差がないので、お買い得なグレードと言えます。
スペック X 2WD | |
全長×全幅×全高(㎜) |
3,700×1,670×1,735 |
室内(長×幅×高)㎜ |
2,180×1,480×1,355 |
定員 | 5名 |
燃料消費率 | WTCLモード18.4㎞/L |
車両重量 | 1,080㎏ |
新車販売価格 | 1,566,500円 |
トヨタ:ヤリス
トヨタの人気車種「ヴィッツ」を前身とするヤリスは、1999年に販売が開始されました。
2024年に入り伊津部改良がおこなわれていますが、今回ご紹介するモデルはマイナーチェンジ前のモデルです。
ヤリス最大の特徴は、世界トップレベルの燃費性能です。ハイブリッドモデルでは、燃料消費率がWLTCモード35.4㎞/Lという驚異的な数値を持ち、国土交通省が発表する「自動車燃費ランキング」で常にトップに君臨しています。
ただ、ハイブリッドモデルは新車価格が200万円を軽く超えてしまうので、予算150万円で新古車をと考えるならば、ガソリンモデルの「Xグレード」か「Gグレードの1.0Lモデル」かという選択肢となります。
画像引用▶トヨタ:ヤリス
ガソリンモデルであっても、コンパクト化と軽量化を追求した「1.5Lダイナミックフォースエンジン」や、低・中速域のトルクが充実した「直列3気筒1.0Lエンジン」を搭載したことで、低燃費と軽快な走りを両立させているので、維持費の節約と爽快な走りを楽しむことができます。
またヤリスは、コンパクトカーとして初めて「TNGAプラットフォーム」を採用したことで低重心で優れた操縦安定性を持ち、車がドライバーの操作にダイレクトに反応するという運転のしやすさを実現しました。加えてコンパクトなボディサイズなので取り回しも良く、運転が苦手な方でも安心して走行できます。
画像引用▶トヨタ:ヤリス
安全面でもヤリスは優秀で、最新鋭の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備しています。車両や昼夜の歩行者を検知して衝突被害を軽減する「プリクラッシュセーフティ」や、適切な車間距離を保ち先行車に追従走行する「レーダークルーズコントロール」(1.0Lガソリン車は除く)などの安全性能が充実し、ドライバーを支援してくれます。
スペック X・1.0L 2WD | |
全長×全幅×全高(㎜) |
3,940×1,695×1,500 |
室内(長×幅×高)㎜ |
1,845×1,430×1,190 |
定員 | 5名 |
燃料消費率 | WTCLモード20.2㎞/L |
車両重量 | 940㎏ |
販売当時の新車価格 | 1,470,000円 |
予算150万円で普通車を買うなら新古車が断然お得!
自動車を購入する際には諸経費がかかると前述しましたが、この諸経費は販売店によりますが、車両本体価格の10%~20%が相場です。
普通車を予算150万円で購入したいと考えた場合、新車だと諸費用を計算に入れると、車両本体価格が120万~130万円程度のものから選ぶことになります。
ですが、新古車だと新車よりも10%~20%ほど価格が安くなるので、諸経費の事を考えても、車両本体価格150万~160万円程度のものから選ぶことができ、選択肢の幅が広がります。
自分が欲しい車種、グレード、ボディカラーが一致している新古車を見つけた場合は、新車よりも断然お得に購入することができます!
予算150万円以下で買える普通車の新古車をお探しの方は車の森へご相談ください!
現在新車で150万円前後で販売されている普通車は多くはありませんが、ある程度存在します。
ですが予算150万円以下で購入したいとなると、車種やグレードはかなり限られます。
そのような場合は、新車よりも価格の安い新古車で探してみることをお勧めします。中古車と同じで自分の希望してるクルマに出会える確率は一期一会にはなりますが、新車と変わらない状態の車を予算150万円以下でお得に手に入れることができるかもしれません。
車の森は、新古車(登録済未使用車)を専門とし、国内オールメーカーの取り扱いをしております。
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