マツダと言えば「CXシリーズ」と言っても過言ではありません。
その中でも今回注目するモデルは「CX-5」。
CX-5の購入を検討している方の中には、内装の特徴が気になっている方も多いのではないでしょうか。
基本グレードから特別仕様車まで、グレード別の違いも気になるところ・・・。
この記事では、人気の高まるSUVの中でも、マツダCX-5の内装の魅力をご紹介します。
MAZDA「CX-5」とは
マツダのCXシリーズは、クロスオーバーSUVに位置づけされるモデルです。
定員はどのタイプも5人。
2列シート仕様のみのラインナップです。
CX-5は、大きすぎず小さすぎないボディサイズを持ち、取り回しが良いことが特徴です。
CX-5が人気の理由
- 躍動感ある先進的なデザイン
- マツダのディーゼルエンジンには定評がある
- 充実した安全システム
CX-5は、2023年度年間販売台数がCXシリーズの中で最も多く、25,000台を上回っています。
参考:日本自動車販売協会連合会
CX-5の燃費性能
- ガソリンエンジン:13.0km/L-14.6km
- ディーゼルエンジン:16.6km/L-17.4kmL
マツダのディーゼルエンジンに定評があるように、パワフルさと低燃費が両立していると言えるでしょう。
CX-5のメーカー希望小売価格
- ガソリンエンジン
2,909,500円~3,812,600円 - ディーゼルエンジン
3,228,500円~4,225,100円
初代モデル
2012年にCX-5の初代モデルが誕生。
この時期は、自動車市場でSUVに注目が集まり始めた頃です。
マツダのクロスオーバーSUVの位置づけとして生み出されたSUVは、期待の新星でした。
その理由にマツダの次世代技術「SKYACTIV技術」を採用した、最初のモデルです。
躍動感あるデザインは現在と変わらず、「魂動」をテーマに初めて採用されたモデルでもあります。
2代目モデル
2017年に初めてのモデルチェンジが行われ、2024年4月現在、新車で購入できるモデルはこの2代目となります。
初代と比較すると「洗練された」というワードが当てはまる、美しさにも追求されたデザインとなっています。
魂動デザインを継承し、質感が向上したインテリアを実現。
また、今ではマツダの象徴カラーとも言える「ソウルレッドクリスタルメタリック」がボディーカラーに追加されたのも、2代目以降となります。
CX-5の内装の特徴
画像引用:MAZDA CX-5
CX-5の室内寸法は、以下の通りどのモデルも同じサイズです。
- 長さ:1,890mm
- 幅:1,540mm
- 高さ:1,265mm
CX-5はコンパクトSUVより室内の長さが若干長くなりますが、一般的なコンパクトSUVとほぼ同じ広さと考えて良いでしょう。
CX-5の荷室と収納
ここからは、CX-5の荷室や収納スペースについて迫ります。
リアシートセンターアームレスト
画像引用:MAZDA CX-5
後席中央に位置するアームレストは、5人乗車時には上の画像のように収納可能です。
後席に2人乗車時にはアームレスト(肘置き)として活用でき、カップホルダーやUSB端子が2つずつ設置されています。
リアボトルホルダー
画像引用:MAZDA CX-5
後席ドアの内側部分に、ボトルホルダーを設置。
500mlのペットボトルも問題なく収納できるスペースがあります。
シートバックポケット
画像引用:MAZDA CX-5
運転席と助手席の背もたれ裏面には、下部に収納ポケットが装備しています。
タブレットや雑誌等も収納可能です。
アームレスト付大型コンソールボックス
画像引用:MAZDA CX-5
運転席と助手席の間に設置されたコンソールボックスは、内部に小物などを収納できるスペースがあります。
12V電源ソケットの他、USB端子が2つ装備しています。
アジャスター機能付カップホルダー
画像引用:MAZDA CX-5
コンソールボックスのすぐそばには、カップホルダーを設置。
アジャスター付きなので、ドリンクが振動によりこぼれる心配もありません。
ボトルホルダー付ドアポケット
画像引用:MAZDA CX-5
運転席・助手席のドア内側には、それぞれペットボトルが収納できるボトルホルダーが装備しています。
後席のドアにも設置されているので、ペットボトルの置き場に困ることはないでしょう。
フロントコンソール(12V電源ソケット付)
画像引用:MAZDA CX-5
シフト左側奥には、12Vの電源ソケットが備わります。
座席に近い位置に設置されているので、スマホの充電もスムーズに行えますね。
グローブボックス
画像引用:MAZDA CX-5
助手席前方にはグローブボックスが備わります。
上級モデルの「Exclusive Mode」のみ、グローブボックス内にLEDイルミネーションが設置されています。
シートアレンジ
画像引用:MAZDA CX-5
CX-5のラゲッジルームの下部には、サブトランクボックスが装備されています。
他のメーカーでは「アンダーボックス」と呼ばれることもあり、荷室空間を最大限活用できるモデルです。
5人乗車時では荷室長は950mm、上の画像のように後席を可倒時には1,610mmの室内長があります。
画像引用:MAZDA CX-5
後席は6:4分割式のシートを採用。
長さのある荷物があっても片側だけ倒すことができるため、後席に乗車することが可能です。
画像引用:MAZDA CX-5
後席のアームレストが付いている座席そのものだけを、折りたたむことができます。
細長い荷物、例えばスノーボードの板やタープ等のキャンプ用品も問題なく積み込めます。
【グレード別】CX-5の内装の違い
ここからは、グレード別に設定されている内装の違いをご紹介しましょう。
20S Smart Edition/ガソリン
XD Smart Edition/ディーゼル
画像引用:MAZDA CX-5
素材 | クロス |
カラー | ブラック |
インパネカラー | ガンメタリック |
CX-5のベーシックモデルです。
シート素材にクロスが採用されているモデルは、このモデルのみです。
20S Black Edition/ガソリン
XD Black Edition/ディーゼル
画像引用:MAZDA CX-5
素材 | 合成皮革+グランリュクス |
カラー | ブラック |
インパネカラー | ・ハニカムブラック ・サテンクロームメッキ |
・二ーレストッパッド ・ドアアームレスト |
合成皮革 |
ブラックを基調とするインテリアには、赤をアクセントに力強さと美しさのあるデザインとなっています。
合成皮革も採用され、上質な空間を提供しています。
20S Field Journey/ガソリン
XD Field Journey/ディーゼル
画像引用:MAZDA CX-5
素材 | 合成皮革 |
カラー | ブラック |
インパネカラー | ガンメタリック |
エクステリアデザインに合わせて、インテリアの印象もアウトドアシーンに似合ったデザインとなっています。
シート素材は合成皮革のみを使用。
どのモデルにもない、ライトグレーのステッチが採用されています。
特別仕様車20S Retro Sports Edition/ガソリン
特別仕様車XD Retro Sports Edition/ディーゼル
画像引用:MAZDA CX-5
素材 | 合成皮革+レガーヌ |
カラー | テラコッタ/ブラック |
インパネカラー | ・ハニカムブラック ・サテンクロームメッキ |
・二ーレストッパッド ・ドアアームレスト |
合成皮革 |
テラコッタ×ブラックのシートカラーは、このグレードのみに設定されています。
レトロ感だけでなく、優雅な大人の雰囲気も感じられます。
25S Sports Appearance/ガソリン
XD Sports Appearance/ディーゼル
画像引用:MAZDA CX-5
素材 | レザー |
カラー | ブラック |
インパネカラー | ・ハニカムブラック ・サテンクロームメッキ |
・二ーレストッパッド ・ドアアームレスト |
合成皮革 |
よりスポーティなエクステリアとなり、インテリアにもブラックを基調とするレザー仕様の素材が採用されています。
XD Exclusive/ディーゼル
画像引用:MAZDA CX-5
素材 | ナッパレザー |
カラー | ディープレッド |
インパネカラー | ・ハニカムブラック ・サテンクロームメッキ |
ホーンパッドリング | 標準装備 |
ステアリングスポーク部 | 本革 |
・二ーレストッパッド ・ドアアームレスト |
合成皮革 |
CX-5の上級モデルとなるXD Exclusiveには、ナッパレザーがシート素材に採用されています。
上質さにこだわり抜かれたデザインが特徴です。
CX-5をカスタマイズする方法
エクステリアであれば自分で取り付けるのが難しいことも多くありますが、インテリアは簡単なモノであれば自分で取り付けが可能です。
カスタムの方法
CX-5をカスタムする場合、業者に依頼する方法と自分で取り付ける方法があります。
1.自分で取る付ける
CX-5のカスタムパーツは、ネットで購入ができます。
純正でなくても対応車種に「CX-5」があれば、問題ありません。
しかし、自分で取り付ける場合は、簡易的な作業で取り付けられるパーツを選びましょう。
フロアマットやハンドルカバーであれば問題ありません。
大掛かりな作業の部品(シートカバー等)を素人が取り付けると、見栄えにあまり期待はできません。
2.業者に依頼する
業者に依頼するときは、部品代とは別で「工賃」が必要となります。
シートカバーでは20,000円~30,000円程、配線がからむ取り換え部品では5,000円程度となり、部品によってもお店によっても様々です。
業者に依頼する際には、事前に工賃を把握しておきましょう。
CX-5の購入は新車? それとも中古車?
CX-5の新車は、自分のためにだけつくられたことやメーカーオプションが付けられるといったメリットがあります。
しかし、納期に時間がかかることや購入費用が高いというデメリットがあります。
一方、CX-5の中古車は、数多くの種類の中からモデルを選べる点や納期が早い点がメリットとして挙げられます。
中古車ですので、在庫が無ければ購入できない点や車のよって状態は様々だという点は否めません。
新車にはメリットしかない、中古車にはデメリットしかないというわけではありません。
それぞれの素質を理解して、自分に合った手段でCX-5を購入することが大切です。
CX-5がお得に手に入る登録済未使用車とは?
登録済未使用車とは、自動車販売店が目標販売台数達成のため自社名義で新車登録を行い、その後誰にも使用されることなく中古車市場へ流通している車を指します。
車検満了日までのカウントダウンが始まっていることや2オーナー以降になるという点から、新車よりも低価格で販売されている傾向があります。
登録済未使用車は、ある在庫の中から購入することになるので、新車のように長い納期はかかりません。
一方で、メーカーオプションを注文できない点や在庫が無ければ購入できないといったデメリットもあります。
お得にCX-5を購入するには登録済未使用車がおすすめですが、登録済未使用車のデメリットも把握しておく必要がありますね。
CX-5をお探しの方は車の森へご相談ください!
外装デザインだけでなく、上質さや機能性を高めたインテリアもCX-5の魅力の一つです。
デザインだけでなく優れた走行性能や、充実した安全システムが装備され、走る楽しみを感じられるのもCX-5ならではですね。
この記事をご紹介しました〈車の森〉には、CXシリーズに限らず数多くのSUVの取り扱いがあります。
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