今回は2024年1月17日にマイナーチェンジされた大人気車種の1つであるヤリスクロスについてご紹介致します。
ヤリスクロスを含むヤリスシリーズは3年連続、年間販売台数1位を獲得しているほどの人気ぶりで、注目度が非常に高い車種です。
そんなヤリスクロスの今回のマイナーチェンジは主にインテリアと言われています。
どのような箇所が変更されたのかマイナーチェンジ前と比較しながら、インテリアを含む内装を中心に深堀して参ります!
詳しくはこちら▶型式指定申請における調査結果について
2024年1月の改良で更に進化した「ヤリスクロス」
2020年に登場したヤリスクロスは、コンパクトサイズのSUV車です。抜群の燃費性能とコンパクトなサイズ感で人気を集めているヤリスをベースに造られており、低燃費で上品な質感がヤリスクロスの強み。
SUVに乗りたいけれど、大きな車は運転が不安という免許を取得して間もない方や、子どもが大きくなって家族で出かける頻度が減り車のサイズダウンを考えている方にピッタリです。
高い人気を誇るヤリスクロスは2024年1月にマイナーチェンジが行われ、機能面でもさらに先進的技術が搭載されています。2024年に行われたマイナーチェンジの改良点を以下の表にまとめました。
改良点 |
・新しいフロントグリルを採用し、よりSUVらしい力強いデザインに ・ボディカラーに新色「マッシブグレー」を追加 ・コンソールボックス付フロントソフトアームレストを採用 ・プリクラッシュセーフティの検出対象範囲を拡大する等、最新のToyota Safety Senseを搭載 ・メーター部分に7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを標準装備
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新型「ヤリスクロス」の内装の魅力とは?
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
まず初めに、ヤリスクロスには上のグレードからZ・G・Xと3つのグレードが用意されており、そこに加えてスポーティさが特徴のGR SPORT、そしてアグレッシブなアウトドアスタイルのZ Adventureで構成されています。(KINTO専用のUもありますがこの記事では割愛いたします。)
マイナーチェンジされたヤリスクロスの内装にはどのような魅力が詰まっているのでしょうか。
グレードごとの違いやデザイン性、機能性、車内空間など各部の魅力に迫ってみましょう。
機能性と快適さを追求したデザイン
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
ヤリスクロスはドライバーが操作しやすいように、センターコンソール、シフトレバー、エアコンのスイッチ類、ディスプレイオーディオなどが縦一列に配置されています。
縦に並べられていることから、操作のしやすさだけでなくスッキリとまとまった印象をも与えてくれます。
※参考画僧はマイナーチェンジ前モデル
快適な運転に重要なドライビングポジションを作り出すためのシートポジションは、『運転席6ウェイパワーシート』によって、前後のスライド+リクライニング+シートの高さの上げ下げの6方向へ電動で調整することが可能です。
これらの機能はZグレード、Z Adventureにのみ標準装備されています。
落ち着いた配色のインテリア
内装色の標準仕様は落ち着きのある印象を与えるブラックとし、Zグレードには設定色にカーキが今回のマイナーチェンジで追加されました。
グレード | フロントシートタイプ | シート表皮 | 内装色 |
---|---|---|---|
GR SPORT | 専用スポーティシート(GRロゴ付) | エアヌバック+合成皮革 | ブラック |
Z“Adventure” | ヘッドレストセパレート型 | 合成皮革 | サドルタン |
Z | ヘッドレストセパレート型 | 合成皮革+ツィード調ファブリック | ブラック/カーキ |
G | ヘッドレストセパレート型 | 上級ファブリック | ブラック |
X | ヘッドレスト一体型 | ファブリック | ブラック |
Z Adventureは内装色がサドルタンと言ったブラウン系のカラーになっており、Adventureらしくアウトドアな印象を与えてくれます。
GR SPORTは専用のシート表皮を使用したブラックの内装色となっています。
各グレードの室内については下記にてグレードごとに写真付きで詳しくご紹介致します!
▽グレード紹介はこちらから▽
コンパクトながらゆとりのある室内空間
ヤリスクロスはコンパクトサイズながらにゆとりのある室内空間
室内寸法
コンパクトSUVに含まれるヤリスクロスですが、どれくらいゆとりのある空間であるのか、分かりやすいようにボディサイズがヤリスクロスより大きなカローラクロスと室内のサイズを比較しています。(下図参照。グレードにより異なる部分もございます)
ヤリスクロス | 長さ | 横幅 | 高さ | |
室内 | 1,845㎜ | 1,430㎜ | 1,205㎜ | |
ボディ | 4,180㎜ | 1,765㎜ | 1,590㎜ | |
カローラクロス | 長さ | 横幅 | 高さ | |
室内 | 1,800㎜ | 1,505㎜ | 1,260㎜ | |
ボディ | 4,490㎜ | 1,825㎜ | 1,620㎜ |
ヤリスクロス Zグレード | カローラクロス Zグレード |
ボディサイズがヤリスクロスよりカローラクロスの方が大きいにも関わらず、室内長はヤリスクロスの方が長い事が分かります。
車体の全長が長くなると小回りや運転のしやすさにも関わってきますが、コンパクトなサイズにも関わらず室内にはゆとりがあるという点は魅力ですよね。
収納スペース
名称 |
画像 |
助手席グローブボックス |
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センターオープントレイ |
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フロントコンソールボックス |
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フロントカップホルダー |
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フロンドドアポケット&ボトルホルダー |
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リアドアポケット&ボトルホルダー |
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助手席シートバックポケット |
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リヤセンターアームレスト |
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リヤコンソールボックス |
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助手席シートアンダートレイ |
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HDMI入力端子 |
広いラゲージスペース
SUVの中でもコンパクトで運転がし易いと定評のヤリスクロス。
コンパクトという事は荷室が狭くて、あまり荷物を載せる事が出来ないのでは?と思われるのではないでしょうか。
コンパクトなボディとは対照的に、載せやすい大きな間口にフラットな仕様。荷室の容量は5人乗車時で390Lで荷室寸法は以下の通りです。
荷室奥行 |
820mm |
荷室幅 |
1,400mm |
荷室高 |
732mm |
この容量は、ヤリスクロス(全高1,570㎜・全幅1,765㎜・全長4,180㎜)よりも車体の大きなハリアー(全高1,660㎜・全幅1,855㎜・全長4,740㎜)で409Lという事からも、コンパクトなボディながらもしっかりと荷物を積むめるという事がお分かり頂けるのではないでしょうか。
このように上段のデッキボードを外すと荷室高が拡大されます。
嵩がある荷物を載せる際や、キャリーケースを重ねて積む際などに便利な仕様です。
分割可倒式のリヤシート
後席のシートを全て倒した状態です。
荷室から後席シート背面に掛けてフラットな作りになっています。(上段デッキボード使用)
無駄なスペースを作らずにより多くの荷物を積むことが出来るのではないでしょうか。
また後列のシートは4:2:4分割の仕様になっていますので、このように真ん中部分だけを倒して4人乗車+長尺の荷物を載せるといった使用も可能です。
これらの荷室の寸法やシートアレンジについては、マイナーチェンジでの変化は見られません。
※参考画僧はマイナーチェンジ前モデル
ハンズフリーパワーバックドア
ハンズフリーパワーバックドアは、スマートキーを携帯している状態でリヤバンパーの下に足を出し入れするだけでバックドアの自動開閉が行える機能です。
両手が荷物で塞がっているときなど、一度荷物を下におろしてドアの開閉を手動で行い、おろした荷物を持ち上げて積み込む。なんてことは多くの方は経験したことがあるでしょう。
こうした両手が塞がっているシーンでも、手を使わずにバックドアの開閉ができるので、よりスマートに荷物の積み下ろしができます。
運転のしやすさに配慮した装備が充実
ヤリスクロスには”運転のしやすさ”にも魅力が詰まっています。
運転のしやすさに関わる装備をいくつかご紹介致します。
ディスプレイオーディオ
今回のマイナーチェンジでディスプレイオーディオにも変化がありました。
まずはこちらがマイナーチェンジ前の標準装備されたナビです。
マイナーチェンジ前 8インチナビ (Xグレードは7インチ) |
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こちらが今回のマイナーチェンジで新しく装備される8インチのディスプレイオーディオです。
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
まず見た目としましては、画面横のスイッチが無くなり、ダイヤル式のスイッチが1つになったことでよりスッキリとした印象になりました。
ディスプレイオーディオの配置としましてはこれまでとは変わらずインパネの中央部に位置し、運転中も少ない目線の移動でディスプレイを確認することが出来ます。
標準装備されているディスプレーオーディオ、オプションであるディスプレーオーディオPlusともにコネクティッドナビ対応なのでセンターから取得する最新の情報を活用した検索や道案内が可能です。(T-connect契約が必要/初度登録から5年無料。以降月額が必要)
その他にも、地図上にあるガソリンスタンドの価格や店舗の情報、駐車場の空き情報などを見ることが出来るのはドライブには嬉しい機能です。
ディスプレイオーディオPlus
TV(フルセグ)機能が含まれており、その他には車載ナビ機能も付いているので、通信が出来ない場所で保持しているナビデータの圏外に出た場合や、T-connectの契約をやめた後でも、従来のナビの様に通信せずにナビを使用し続けることができます。
GR SPORT | Z Adventure | Z | G | X | |
ディスプレイオーディオ |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
オプション 149,600円 |
TV(フルセグ)を追加 |
オプション 33,000円 | オプション 182,000円 | |||
ディスプレイオーディオ |
オプション 61,600円 | ✕ |
※左右にスワイプしてご覧頂けます。
以前はGR SPORT、Z Adventure、Z、G、Xすべてのグレードにディスプレイオーディオは標準装備されていましたが、モデルチェンジ後はエントリーモデルのXにはディスプレイオーディオは標準装備されていません。
Xグレードにディスプレイオーディオをオプションで付ける場合は、表に記載しているオプション金額が追加で必要となります。(ディスプレイオーディオ”Plus”は装備不可)
オプションで付けない場合、本来ディスプレーオーディオがある場所は小物入れとなります。
シートヒーター/ステアリングヒーター
※参考画僧はマイナーチェンジ前モデル
Z AdventureとZのグレードにはシートヒーターとステアリングヒーターがともに標準装備で、GR SPORTSとGのグレードにはメーカーオプションで選択が可能です。
寒い季節にはエアコンによる暖房で車内が温まるまでには時間が掛りますが、これらの装備があれば寒い車内でも快適に運転を楽しむことが出来ます。
バックガイドモニター&パノラミックビューモニター
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※参考画僧はマイナーチェンジ前モデル
こちらもマイナーチェンジ前は全車標準装備された機能でしたが、今回のマイナーチェンジではエントリーモデルのXグレードは、ディスプレーオーディオのオプションを装備した場合のみにバックガイドモニターが付くようになりました。
バックガイドモニターが標準装備なのがGグレード、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)が標準装備なのがGR SPORT、Z Adventure、Z です。
車両についているカメラの映像をディスプレイに表示させることで駐車などでの後退時に、見えにくい車両の後ろ側の確認を補助してくれます。
カメラの映像だけを100%頼りにするのではなく、ご自身の目での確認が必要ですが、バッグガイドモニターがあるということで運転のしやすさは向上するのではないでしょうか。
ターンチルトシート
トヨタの後付け純正オプションのひとつ「ターンチルトシート」は、助手席シートが回転し前に傾けられることで足腰の負担を少なく乗り降りができるシステムです。
座りやすい向きに座席が回転することで、段差に躓くことなく乗車ができ、降りる際にも足が地面に付くことで腰の負担を軽減します。
販売価格は149,600円と決して安くはないお値段ですが、乗降性を高めることでより家族でのお出かけが楽しめるでしょう。
「ヤリスクロス」のグレード別内装の違い
5種類のグレードに対して、すべてにガソリン車とハイブリッド車が用意されており、GR SPORT以外の4つのグレードにはさらに4WDの選択をすることも可能です。
グレード | ガソリン | ハイブリッド | ||
2WD | 4WD | 2WD | 4WD | |
GR SPORT | 2,571,000円 | ー | 2,954,000円 | ー |
Z Adventure | 2,551,000円 | 2,782,000円 | 2,925,000円 | 3,156,000円 |
Z | 2,435,000円 | 2,666,000円 | 2,809,000円 | 3,040,000円 |
G | 2,150,000円 | 2,381,000円 | 2,524,000円 | 2,755,000円 |
X | 1,907,000円 | 2,138,000円 | 2,295,000円 | 2,526,000円 |
この見出しではGR SPORTS、Z Adventure、Z、G、Xの5つのグレードによる内装の違いをみていきます。(全てガソリン車2WDで比較)
GR SPORT ー走りを追求ー
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
「TOYOTA GAZOO Racing」の略であり、トヨタは世界中のモータースポーツに参戦しています。
そこで培った技術を活用することで、よりスポーティな走りやこだわりを市販車でも実現しています。
画像出典:トヨタ GRSPORT
※画像にはヤリスクロス以外の車種も含まれています。
GR SPORTのモデルには、専用のフロントバンパーや専用のスポーツタイヤ、エンブレムや専用スポーツシートなどデザインからもこだわりが伝わってきます。
走行性能ではボディ剛性の向上、スポーツタイヤ装着によって高められたグリップ力、サスペンションにはGR SPORT専用チューニングを使用することで滑らかな操作でよりスポーティな走りを実現しています。
走る喜びをより感じられるモデル、それがGR SPORTです。
ヤリスクロスGR SPORTは、2022年に行われたヤリスクロス一部改良のタイミングで新たに追加で発表されたモデルです。
新車販売価格は¥2,571,000(2024年7月現在)
走りをより追及したモデルであり、GRスポーツだけに装備された特徴をいくつも持ち合わせています。
ベース車自体もボディ剛性は高いものですが、それをより高水準のものにするため、フロア下とフロアバックに、専用剛性アップパーツを追加。これによって操縦にの安定性が向上し安定した乗り心地を叶えてくれます。
その他、GRスポーツのHYBRIDモデルには専用のパワートレイン制御によってアクセルレスポンスの向上とドライブシャフトのねじり剛性を向上させることでスポーティな走りが光る1台となっています。
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
ヤリスクロスのGR SPORTにもフロントバンパー、スポーツシート、スポーツステアリングホイール、アルミペダル、エンブレムなどGR SPORT専用のものが装備されています。
上質な室内空間にスポーティな要素も加わり、見た目のスポーティさがプラスされていますがそれだけではありません。専用のスポーツシートはスエード調表皮で作られており、滑りにくいことから運転中のドライバーの体をしっかりサポート。
GR SPORT専用本革巻のシフトノブ | オートエアコン ピアノブラックパネル |
18インチ 専用アルミホイール | 8インチ |
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
走りに拘りたい方におすすめのグレードです。
Z Adventure ーアウトドア感満載ー
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
Z Adventureはその名の通り、Zのグレードをベースにアウトドアな要素をさらに加えて作られたモデルです。
GRスポーツと同じく、ヤリスクロスの一部改良が行われた2022年8月のタイミングで追加販売が開始されました。
新車販売価格は¥2,551,000(2024年1月発売時点)
一目見て Z Adventureだと分かる特徴としては、フロントやリアに装着された専用のバンパーです。他にはシルバーの専用ルーフレール(標準装備)はよりアウトドア感を強めてくれるだけでなく、タープをひっかけたり、積載にも活躍したりとアウトドアのシーンで活躍してくれる装備でしょう。
全長がZグレードに比べると20㎜ほど長くなりますが、ヤリスクロス自体がコンパクトSUVなのでそれほどまでに運転への影響は大きくないのではないでしょうか。
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
そして他のグレードと一目で違いを感じるシート。Z Adventureグレード専用のシート表皮を使用しています。合成皮革の「サドルタン」で他のグレードには無い明るめのブラウンカラーが車内の雰囲気を変えてくれます。
以前も同じくブラウンとブラックの2色で仕上げられたシートでしたので、一見変わらないようにも見えますが、マイナーチェンジ前は合成皮革サドルタン+ファブリックのところ、今回のマイナーチェンジ以降は合成皮革のみの仕様になりました。
本革巻のシフトノブ | オートエアコン ピアノブラックパネル |
18インチ アルミホイール | 8インチ |
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
Zのガソリン車とZ Adventureのガソリン車、ZのHYBRID車とZ AdventureのHYBRID車どらもそれぞれ差額は¥116,000(新車価格)です。アウトドアテイストがお好みな方や用途に合わせてZにするのかZ Adventureにするのか考えるのも楽しみの1つですよね。
Z ー最上位クラスの上質さー
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
ヤリスクロスに用意されているグレード『Z』『G』『X』の中でも最も上のグレードがこの『Z』です。
新車販売価格は¥2,435,000(2024年1月発売時点)
最上位のグレードなこともあり、他のグレードよりも充実した装備が満載です。
ヘッドランプやリアランプでは、G・Xにはハロゲンランプを使用し、一部のみLEDランプを使用していますが、Zではヘッドランプ・リアランプ共にフルでLEDランプを使用しています。LEDランプは長寿命で省エネ、発光時の発熱が少ない特徴があり、発熱が少ないことでヘッドランプのカバーへのダメージも少ないとされています。
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
シート表皮は標準設定のブラックに加えてZのみが選択出来るカーキが今回新しく用意されました。標準設定がブラックなので、カーキを希望する場合は新車注文時に指定が必要です。
G・Xのグレードでは表皮はファブリック素材ですが、Zでは合成合皮+ツイード調のファブリックの素材なのでより上質感を感じられる室内に仕上がります。さらには運転席と助手席にシートヒーターが標準装備されています。
速度や燃費、外気温などを表示するマルチインフォメーションディスプレイは7インチのサイズを搭載しているので視認性も非常に良いです。
その他にも標準装備ではないものの、Zグレード、Z Adventureのみにオプションで装備(¥99,000)することが出来るカラーヘッドアップディスプレイはアダプティブハイビームシステムとのセットです。どちらもより安全な運転を助けてくれるオプションです。
本革巻のシフトノブ | オートエアコン ピアノブラックパネル |
18インチ アルミホイール | 8インチ |
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
充実な機能性かつ高級感あるインテリアがご希望の方にZグレードがおすすめです。
G ーコスパが優れた1台ー
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
Gは中間のグレードになり、新車販売価格は¥2,150,000(2024年1月発売時点)
Zグレードよりも価格は約29万円低く設定されています。
Gグレード以下ではヘッドランプにはハロゲンランプとLEDランプが使用されています。
Xグレードに使用されているフルLEDのヘッドランプに変更したい場合はヘッド・リアのセットで¥71,500でメーカーオプションにて変更が可能です。
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
インパネ部分とシート表皮はブラックの標準装備で、シート表皮の素材は上級ファブリックが使用されています。
黒色で統一されたシックな車内には最上位クラスのZのシフトノブに使用されているものと同じで、本革巻きのシフトノブが採用されています。
他にも、オートエアコンでダイアル式のコントロールパネルはシックなピアノブラックパネルが使用されているのもZグレードと同一です。
また、今回のマイナーチェンジによってマルチインフォメーションディスプレイが上位グレードと同じ物が使用されるようになりました。
これまでは4.2インチでしたが今回から装備されている物は7インチです。
本革巻のシフトノブ | オートエアコン ピアノブラックパネル |
16インチ アルミホイール | 8インチ |
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
ディスプレーオーディオなど必要な装備を標準で備えつつも最上位クラスよりも抑えた価格で購入できる中間グレードのG。
マイナーチェンジによってGR SPORT、Z Adventure、Zの3つのグレードは20万円ほど価格が上昇していますが、Gグレードは13万円の価格上昇です。
価格が機能性とコストパフォーマンスのどっちも気になる方におすすめのグレードです。
X ー初めてのSUVにもー
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
エントリーモデルのXグレード(ガソリン車・2WD)は¥1,907,000(2024年1月発売時点)
マイナーチェンジ前からは11,000円の価格上昇ですが、他のグレードと比較すると価格の上昇がダントツで低く、ヤリスクロスでは唯一の200万円を下回る新車販売価格です。
しかしながら予防安全性能であるToyota Safety Sense は他のグレードと同じく標準装備されています。エントリーモデルであっても安全性能が標準装備されているのは非常に嬉しいポイントです。
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
インパネ部分とシート表皮はGグレードと同様にブラックで統一されており、Xグレードのシート表皮の素材はファブリックを使用しています。
先述にもありましたように、今回のマイナーチェンジによってXグレードにはディスプレーオーディオは標準装備されていません。ここは要注意なポイントです。
ディスプレーオーディオのオプションの価格などについて 詳しくはこちら➡ からご確認ください。
しかしGグレードと同様に今回のマイナーチェンジによってマルチインフォメーションディスプレイが上位グレードと同じ7インチの物が装備されるようになりました。
シフトノブ | マニュアルエアコン(ガソリン車のみ) |
メーカーオプションで 8インチディスプレイ装着可能。 オプション選択なしの場合 小物入れになります。 |
||
16インチ スチールホイール |
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
エアコンはマニュアルエアコン(HYBRID車はオートエアコン)だったり、他のグレードと比較するとシンプルな機能性のXグレードですが、車体のコンパクトさと普通車のSUVで200万円を切る魅力的な価格が相まって、初めてSUVを購入してみようかなとお考えの方にもちょうどいい1台ではないでしょうか。
「ヤリスクロス」の安全性能
ヤリスクロスはエントリーモデルを含めた全車にトヨタの先進安全技術である、Toyota Safety Sense が標準装備されています。
下記ではそれぞれの機能について紹介して参ります。
出典:トヨタの安全技術
※安全性能ですべての危険が回避できるということではありません。
ドライバーの安全に対する心掛けやゆとりのある運転が大切です。
プリクラッシュセーフティ
歩行者(昼夜)や自転車(昼)をミリ派レーダーと単眼カメラで検知し、警報で知らせてくれる機能です。この機能によって衝突回避の支援や、万が一の被害の軽減をサポートしてくれます。
その他にも、交差点右折時に直進してくる対向車の検知などの機能があります。
レーントレーシングアシスト
車線の中央を車が走れるようにステアリング操作の一部を支援してくれる機能です。
車線からはみ出しそうな場合はブザー音とディスプレイの表示でお知らせしてくれます。
レーダークルーズコントロール
全車速追従機能付のクルーズコントロールは、ミリ波レーダーと単眼カメラで前の車を認識し、その車速に応じて車間距離を保ちながら追従支援してくれます。
前の車が停止した場合は同じく停止するので、高速道路での渋滞時の運転が楽になります。
オートマチックハイビーム
夜間の走行時、ハイビームで前方を明るく照らしつつも、先行車や対向車のライトを認識すると、自動ではロービームに切り替えてくれます。ハイビームで走行することで遠くまで照らすことが出来るので、視野が広がる事から歩行者などの早期発見に繋がります。
ロードサインアシスト
備え付けたカメラで前方の標識を認識し、マルチディスプレイに表示してくれます。速度規制を超えた際にはディスプレイの表示の点滅などでお知らせしてくれる機能もあります。
これらのセンサー技術を活用して、停止していた先行車が発進したのに気付ず停止状態だと、ブザーとマルチディスプレイへの表示でお知らせしてくれる機能もあります。
「ヤリスクロス」に関するよくある質問
ヤリスクロスに関して良く寄せられる質問をご紹介いたします。
ヤリスクロスをご検討されている方の中には同じ疑問をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。
ヤリスクロスの内装の特徴は?
画像出典:トヨタ ヤリスクロス
見通しの良い視界と、少ない視線移動を考慮して配置されたディスプレイオーディオやメーター。センターコンソールからディスプレイオーディオにかけては中央に縦に集約されたことにより運転へ集中しやすいレイアウトになっています。
Zグレードは3つのグレードの中で唯一、合成合皮+ツイード調のファブリックと両方を使用したシートで、上質な素材を使用したシートは手触りも良く、見た目にも高級感のある仕様です。
運転操作のしやすさに加え、コンパクトカーにも関わらず落ち着いた高級感を感じられる内装がヤリスクロスの特徴です。
ヤリスクロスの内装はカスタムできる?
ヤリスクロスには純正のアクセサリーなども多く販売されており、自分好みにカスタマイズすることが可能です。
エクステリアはもちろん、インテリアにもさまざまなアクセサリーがあり、高級感を演出したい方には「革巻きステアリング」や本革の「コンソールトレイ」がおすすめ。
本革素材を取り入れるだけで内装の質感はグッと上がるでしょう。
利便性を重視したい方には、「ラゲージソフトトレイ」や「フレックスベスト」が適しています。撥水加工が施されたトレイは、アウトドアシーンでの利用が多い方にもピッタリです。
お得にヤリスクロスが手に入る届出済未使用車とは?
登録済未使用車のメリット
新品同様なのに低価格
届出未使用車は新車ではなく中古車に分類されます。
しかしながら、中古車のように使用された車を再び販売しているのではなく、ディーラーなどが販売台数として数字を上げるために一度車の登録を行っただけで使用はされていない、つまりは登録”済”で未使用な車を販売していることを指します。
先述にもあるように新車ではないので新車よりも価格がお買い求め安く、さらには未使用なので車の状態や清潔さは新車と変わらない車が多いので高品質・低価格が登録済未使用車のメリットなのです。
早く納車できる!
登録済未使用車は新車のように購入する車を決めて注文をしてから工場にて製造されるのではありません。
既に在庫として販売店に存在する新規の登録が済まされた車を購入します。
ですので、注文から製造されるまでの期間が必要ありません。
車の森では最短で1週間で納車可能な在庫もございます!
※1台1台条件が異なりますので納期をお知りになりたい方は販売店舗までお問い合わせくださいませ。
届出済未使用車のデメリット
メーカーオプションは不可
メリットにも記載しましたように、注文から製造されて納車という流れではなく、製造済みの在庫車の中から購入するため、工場で製造段階でのみ装着できるメーカーオプションを登録済未使用車に後付けすることは出来ません。
どうしても欠かせないオプションがある場合は、初めからそれを装備した登録済未使用車を探す必要があります。
在庫が無いと購入できない
欲しい車種のグレードやボディカラー、欠かせない装備も決まってる場合、これらすべての条件を満たした車が登録済未使用車として販売されていない、在庫がないということは購入ができません。
新車のように車種を選びボディカラー、グレードを選び、オプションの取捨選択などゼロから全て選択して1台を作り上げるのではない登録済未使用車のデメリットであります。
ヤリスクロスの内装に関するご相談は車の森へ!
いかがでしたでしょうか。
非常に人気のあるヤリスクロスの内装を中心にご紹介して参りました。
2024年にマイナーチェンジが行われ再注目間違いなしの車種です!
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。