おすすめ車種 2024年10月8日

【2024年最新】トヨタミニバン完全ガイド!選び方のポイントと人気のおすすめモデル

ファミリー層やアウトドア愛好者から特に支持されているトヨタのミニバンは、広々とした室内空間、乗り心地の良さ、充実した安全装備、そして燃費性能の高さが魅力です。

この記事では、トヨタの最新ミニバンに焦点を当て、その選び方や特徴、さらに人気モデルを詳しく紹介します。
ミニバンを選ぶ際に注目すべきポイントを整理し、さまざまなライフスタイルに合わせたおすすめの一台をご提案いたします。

トヨタの現行ミニバン全7車種一覧

それでは、今購入できるトヨタの現行モデルのミニバンをご紹介しましょう。
2024年10月現在、トヨタのミニバンは全7車種。
それぞれのおすすめポイントや特徴をご覧ください。

2024年上半期
販売台数順位
新車参考価格 燃費消費率
WLTCモード
  3位:シエンタ 1,995,200円~ 28.8km/L
  8位:アルファード 5,400,000円~ 17.5km/L
11位:ノア 2,670,000円~ 23.4km/L
13位:ヴォクシー

3,090,000円~

23.0km/L
22位:ヴェルファイア 6,550,000円~ 17.7km/L
43位:ハイエースW

2,946,600円~

8.8km/L
51位以下:グランエース 6,421,000円~ 10km/L

SIENTA(シエンタ)

SIENTA(シエンタ)
・ミニバン初挑戦の人にも向いている
・ゆとりある後部座席

ミニバンの中でもコンパクトなシエンタは、取り回しが良く、初心者の人にも運転しやすいサイズとなっています。

SIENTA(シエンタ)

写真:シエンタの3列目シート

コンパクトだからと言って室内は狭いのかというと、そんなことはありません。
3列目シートを使わない場合は、フラットに床下収納が可能となります。
新型となったシエンタは、2列目にもゆとりある空間が広く確保されていることが特徴です。

■基本情報

 

新車参考価格

1,950,000円~3,108,000円

グレード

Z,G,X

駆動方式

2WD/E-Four

乗車定員

7人/5人

寸法
(全長/全幅/全高)

4,260/1,695/1,695mm

燃費消費率
(WLTCモード)

ガソリン車:18.3-18.4
ハイブリット車:25.3-28.5

総排気量

1.490L

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ALPHARD(アルファード)

ALPHARD(アルファード)

画像引用:アルファード

・立体感あるフロントグリルが特徴
・スライドドア開口幅は820mm

2023年6月に8年ぶりとなるフルモデルチェンジを行ったアルファード。
旧型モデルに採用されていた大型のフロントグリルは進化し、ヘッドライト下部にまで面積を広げています。

また、スライド幅を820mmに拡大することで、乗降性の高さが向上しています。

ALPHARD(アルファード)

画像引用:アルファード

旧型モデルより後席足元の空間は大きく確保されています。
多彩なシートアレンジは先代より継承されており、フレキシブルな対応が可能な広い荷室も魅力の一つです。

「高級感あるミニバン」と一言では言い表せませんが、「世界基準の大空間高級サルーン」という名にふさわしい上質な室内空間を提供しています。

■基本情報

 

新車参考価格

5,400,000円~8,720,000円

グレード

Executive Lounge,Z

駆動方式

ガソリン車:2WD/4WD
ハイブリット車:2WD/E-Four

乗車定員

7人

寸法
(全長/全幅/全高)

4,995/1,850/1,935mm

燃費消費率
(WLTCモード)

ガソリン車:10.3-10.6
ハイブリット車:16.5-17.7

総排気量

ガソリン車:2.493L
ハイブリット車:2.487L

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NOAH(ノア)

NOAH(ノア)
・フロントマスクのデザインは2種類
・内装色のバリエーションも豊富

ヴォクシーと兄弟車となるノアですが、グレードの種類はヴォクシーよりも多くあります。
通常のボディスタイルとエアロスタイルの2パターンあり、派手なデザインが苦手な人にも人気のあるスタイルです。

NOAH(ノア)

写真:「HYBRID S-Z」の室内

また、内装色にもこだわりを持ち、ブラックだけでなくダークブラウンやフロマージュといった落ち着いたモダンなデザインを選べることもポイントです。

■基本情報

 

新車参考価格

2,670,000円~3,890,000円

グレード

S-Z,S-G,Z,G,X

駆動方式

ガソリン車:2WD/4WD
ハイブリット車:2WD/E-Four

乗車定員

7人/8人

寸法
(全長/全幅/全高)

4,695/1,730/1,895mm

燃費消費率
(WLTCモード)

ガソリン車:14.3-15.1
ハイブリット車:22.0-23.4

総排気量

ガソリン車:1.986L
ハイブリット車:1.797L

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VOXY(ヴォクシー)

VOXY(ヴォクシー)
・充実した先進機能
・新型になって燃費は向上

2022年1月にフルモデルチェンジしたヴォクシー。

ハイブリッド車にはトヨタ初の1.8Lハイブリッドシステムを搭載し、クラストップレベルの低燃費を実現しています。
上質な乗り心地に追求した高剛性ボディを採用するなど、高い静粛性があることが特徴です。

VOXY(ヴォクシー)

写真:「HYBRID S-Z」の室内

また、予防安全システムはもちろん、高度運転支援のアドバンストパークやリモート機能など、トヨタブランド初の先進機能が装備されていることもポイントです。

■基本情報

 

新車参考価格

3,090,000円~3,960,000円

グレード

S-Z,S-G

駆動方式

ガソリン車:2WD/4WD
ハイブリット車:2WD/E-Four

乗車定員

7人/8人

寸法
(全長/全幅/全高)

4,695/1,730/1,895mm

燃費消費率
(WLTCモード)

ガソリン車:14.3-15.0
ハイブリット車:22.0-23.0

総排気量

ガソリン車:1.986L
ハイブリット車:1.797L

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VELLFIRE(ヴェルファイア)

VELLFIRE(ヴェルファイア)

画像引用:ヴェルファイア

・2段構成のヘッドライトを採用
・後席の快適性に追及されたつくり

アルファードと同時期に、フルモデルチェンジされたヴェルファイア。
2段構成のヘッドライトは旧型モデルより引き継がれ、隙間なくウインカーを下部に設置することでよりアグレッシブに進化しています。

VELLFIRE(ヴェルファイア)

画像引用:ヴェルファイア

ヴェルファイアは2モデルのグレード展開です。
ベースモデルとなる「Z Premier」には、2列目シートにオットマン付きパワーシートを標準で採用。
前後スライドは手動となりますが、2列目であっても上質で至福の時間を提供していることが特徴です。

■基本情報

 

新車参考価格

6,550,000円~8,920,000円

グレード

Executive Lounge,Z Premier

駆動方式

ターボガソリン車:2WD/4WD
ハイブリット車:2WD/E-Four

乗車定員

7人

寸法
(全長/全幅/全高)

4,995/1,850/1,945mm

燃費消費率
(WLTCモード)

ターボガソリン車:10.2
ハイブリット車:16.5-17.7

総排気量

ターボガソリン車:2.393L
ハイブリット車:2.487L

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HIACE WAGON(ハイエースワゴン)

HIACE WAGON(ハイエースワゴン)

画像引用:ハイエースワゴン

・3つのボディタイプがある
・使いやすさに追及された実用性の高いモデル

ハイエースワゴンはスーパーロングの「グランドキャビン」の他、ロングの「GL」「DX」と3つのグレード構成です。
ハイエースバンはビジネスカーとしてよく街中で見かけられますが、ハイエースワゴンはバンよりも車体は大きく、送迎車として使用されるシーンも数多くあります。

HIACE WAGON(ハイエースワゴン)

画像引用:ハイエースワゴン

全てのモデルが10人乗り4列の設定となり、「2:2:3:3」もしくは「2:2:2:4」の座席レイアウトとなります。

ハイエースワゴンは実用性が高い車と定評があり、快適性が考慮された座席シートの採用や、オプションとなりますがパワースライドドアを装備することもできます。

■基本情報

 

新車参考価格

2,946,600円~4,050,200円

グレード

グランドキャビン,GL,DX

駆動方式

2WD/4WD

乗車定員

10人

寸法 mm
(全長/全幅/全高)

スーパーロング:5,380/1,880/2,285
ロング:4,840/1,880/2,105

燃費消費率
(WLTCモード)

8.1-8.8

総排気量

2.693L

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GRANACE(グランエース)

GRANACE(グランエース)

画像引用:グランエース

・8人乗りは4列シート
・快適な乗り心地とパワフルな走り

ミニバンの中でも、質の高い快適な乗り心地が特徴のグランエース。
車両価格は他のミニバンより高くなりますが、サイズも非常に大きく、おもてなし空間を提供しています。

GRANACE(グランエース)

画像引用:グランエース

また、2.8Lディーゼルエンジンを搭載することにより、大きな車体でもパワフルな走りを実現しています。
静粛性にも優れ、長距離移動でも快適に、送迎車として最適なミニバンではないでしょうか。

■基本情報

 

新車参考価格

6,421,000円~6,721,000円

グレード

Premium,G

駆動方式

後輪駆動方式

乗車定員

Premium:6人
G:8人

寸法
(全長/全幅/全高)

5,300/1,970/1,990mm

燃費消費率
(WLTCモード)

10.0

総排気量

2.754L

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【生産終了モデル】中古で買える!トヨタのミニバン一覧

ここからは、中古でしか購入できないトヨタのミニバンのご紹介です。
生産終了となったモデルや、フルモデルチェンジ前の人気のモデルをご覧ください。

ESQUIRE(エスクァイア)

ESQUIRE(エスクァイア)

・エントリーモデルでも上質な室内
・兄弟車にない縦型グリルの採用

兄弟車となるノアやヴォクシーと比較すると、価格設定は高く、高級感あるデザインや上質さが特徴です。
上級グレードになると、合成皮革を多く採用。
快適温熱シートは運転席と助手席に設けられています。

ESQUIRE(エスクァイア)

写真:「HYBRID Gi」の室内

ノアやヴォクシーと主要部分に違いはありませんが、上質さと上級感を重視する人に向いているミニバンです。

■基本情報

 

新車販売時期

2014年10月~2022年1月

中古車価格帯

約75万円~約400万円

グレード

ガソリン車:Gi
ハイブリット車:HYBRID Gi

駆動方式

2WD/4WD

乗車定員

ガソリン車:7人/8人
ハイブリッド車:7人

寸法
(全長/全幅/全高)

4,695/1,695/1,825mm

燃費消費率
(WLTCモード)

ガソリン車:12.6-13.6
ハイブリッド車:19.8

総排気量

ガソリン車:1.986L
ハイブリッド車:1.797L

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3代目ALPHARD(アルファード)

3代目ALPHARD(アルファード)
・大人数で乗車してもゆとり有
・リセールバリューが高い

トヨタのミニバンを代表するアルファード。
車両金額は高くなりますが、全メーカーのミニバンの中でも大変人気のあるモデルです。
高級感ある室内と、充実した快適装備を求める人に向いています。

3代目ALPHARD(アルファード)

写真:「S”Cパッケージ” 」の室内

また、乗り換え前提で購入される人にもアルファードがおすすめ。
アルファードは、リセールバリュー(手放すときの売値)が高い車です。
パールやブラックといった、人気のボディカラーを選ぶこともポイントです。

■基本情報

 

新車販売時期

2015年1月~2023年6月

中古車価格帯

約180万円~

グレード

▼ガソリン車
S,S”Cパッケージ”,X,GF,Executive Lounge,Executive Lounge S
▼ハイブリット車
SR”Cパッケージ”,X,G”Fパッケージ”,Executive Lounge,Executive Lounge S

駆動方式

2WD/4WD

乗車定員

7人/8人

寸法
(全長/全幅/全高)

4,950/1,850/1,950mm

燃費消費率
(WLTCモード)

ガソリン車:9.6-10.6
ハイブリッド車:14.8

総排気量

ガソリン車:2.493L/3.456L
ハイブリッド車:2.493L

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2代目VELLFIRE(ヴェルファイア)

2代目VELLFIRE(ヴェルファイア)
・スポーティなフロントマスク
・コスパ重視はガソリン車/2WD

アルファードと兄弟車となるヴェルファイア。
インテリアではアルファードとほぼ違いは見られませんが、フロントマスクが大きく異なります。
ダイナミックなフロントマスクは、圧倒的な存在感があります。

2代目VELLFIRE(ヴェルファイア)

写真:「Z”Gエディション”」の室内

最終モデルは、『GOLDEN EYES Ⅲ』の1種類しかありません。
コスパが良いモデルを選ぶのであれば、ガソリン車・2WDがおすすめです。

■基本情報

 

新車販売時期

2015年1月~2023年6月

中古車価格帯

約130万円~

グレード

GOLDEN EYES Ⅲ

駆動方式

2WD/4WD

乗車定員

7人

寸法
(全長/全幅/全高)

4,935/1,850/1,950mm

燃費消費率
(WLTCモード)

ガソリン車:10.6
ハイブリッド車:14.8

総排気量

2.493L

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3代目VOXY(ヴォクシー)

3代目VOXY(ヴォクシー)
・豊富な収納力
・注目は『煌シリーズ』!

3兄弟(ヴォクシー・ノア・エスクァイア)の中で、トップの年間販売台数を誇るヴォクシー。
特に歴代モデルすべてに設定されている特別仕様車『煌』は全3シリーズにもなり、大変注目されています。
特別装備には、フロントグリルやアルミホイール、専用シートなど通常モデルでは感じることのない高級感溢れるこだわりがあります。

3代目VOXY(ヴォクシー)

写真:3列目収納時のラゲージスペース

また、3列目シートは跳ね上げての収納が可能なので、荷室をより広く使えることが特徴です。

■基本情報

 

新車販売時期

2014年1月~2021年11月

中古車価格帯

約80万円~約400万円

グレード

ZS

駆動方式

ガソリン車:2WD/4WD
ハイブリット車:2WD

乗車定員

ガソリン車:7人/8人
ハイブリット車:7人

寸法
(全長/全幅/全高)

4,710/1,735/1,825mm

燃費消費率
(WLTCモード)

ガソリン車:12.2-13.2
ハイブリッド車:19.0

総排気量

ガソリン車:1.986L
ハイブリット車:1.797L

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3代目NOAH(ノア)

3代目NOAH(ノア)
・モノトーンでまとめられた外観
・注目は『W×Bシリーズ』!

ヴォクシーと同じく特別仕様車として人気のある上級グレード『ダブルバイビー』。
W=ホワイト・B=ブラックを意味し、モノトーンで統一されているデザインが特徴です。
唯一3ナンバーとなるタイプ「Si」をベースにつくられています。

3代目NOAH(ノア)

写真:「Si W×B」の室内

  • ヴォクシーは外装が豪華
  • ノアは上質な内装

といったヴォクシーとの違いがみられます。
専用シートに合皮を採用するなど、より上質な室内空間を求める人にはノアの特別仕様車がおすすめです。

■基本情報

 

新車販売時期

2014年1月~2021年11月

中古車価格帯

約70万円~約360万円

グレード

Si,G,X

駆動方式

ガソリン車:2WD/4WD
ハイブリット車:2WD

乗車定員

ガソリン車:7人/8人
ハイブリット車:7人

寸法
(全長/全幅/全高)

4,695(4,710)/1,735(1,695)
/1,825mm

燃費消費率
(WLTCモード)

ガソリン車:12.2-13.6
ハイブリッド車:19-19.8

総排気量

ガソリン車:1.986L
ハイブリット車:1.797L

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2代目SIENTA(シエンタ)

2代目SIENTA(シエンタ)
・2列仕様・3列仕様が選べる
・大きく開くスライドドアの開口部

2列シートと3列シートを選択できるのは、ミニバンの中でもシエンタだけ。
5人以上で乗車することがない場合、2列仕様のモデルがおすすめです。
2列仕様の5人乗りモデルは荷室が広く確保されているので、シーンに合わせてミニバンを使いこなすことができますね。

2代目SIENTA(シエンタ)

写真:スライドドア開口時のシエンタ

他のミニバンよりコンパクトになりますが、低床設計でスライドドアの開口部が大きいため、子供やおじいちゃんおばあちゃんにも乗降しやすいスタイルとなっていることが特徴です。

■基本情報

 

新車販売時期

2015年7月~2022年7月

中古車価格帯

約60万円~約360万円

グレード

3列シート:G Cuero,G,X
2列シート:FUNBASE G Cuero,FUNBASE G,FUNBASE X

駆動方式

3列シート:2WD/4WD
2列シート:2WD

乗車定員

ガソリン車:5人/6人/7人
ハイブリット車:7人/5人

寸法
(全長/全幅/全高)

4,260/1,695/1,675mm

燃費消費率
(WLTCモード)

ガソリン車:14-17
ハイブリッド車:22.8

総排気量

1.496L

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トヨタのミニバンに共通する特徴

トヨタの現行モデルのミニバンは全7車種。
それぞれのミニバンに、共通している特徴をご紹介します。

先進の安全システムが充実

国内のみならず海外からも人気が高いトヨタ。

その理由は、信頼と安心ある技術にあります。
壊れにくい剛性の高いボディを造り、なんといっても先進の安全システムが導入されていること。

大きなボディでは死角ができてしまいますが、広い視界の確保や予防安全システム等、充実した先進安全装備が搭載されています。
また、上級グレードになるとフロント・サイド・リアと見にくい場所にもカメラが装備。

安全装備にこだわる人にはトヨタ車がお勧めです。

ラインナップが豊富

トヨタ車のミニバンは、大小様々なボディサイズのラインナップがあるということ。

家族の人数や使い方によって、適したサイズのミニバンを選べることが魅力です。
福祉車両のミニバンのラインナップが多いことも、人気の理由の一つです。

また、ミニバンの車両金額は決して安くありません。
しかし、アルファード等Lクラスのミニバンになると400万円前後からとなりますが、シエンタのようなSクラスになると約200万円からの購入が可能となります。

それぞれのニーズに応じたミニバンが揃っていることがポイントです。

失敗しない!トヨタミニバン選びのポイント

トヨタには使い勝手の異なる、様々なミニバンのラインナップがあります。使いにくいと感じることのないよう、ここからは失敗しないトヨタのミニバンの選び方をご紹介します。

ミニバン選びのポイント
  1. まず普段の利用シーンをイメージする
  2. 必要なサイズを見極める
  3. 安全性能に注目
  4. 燃費性能を確認
  5. 運転に不安のある方は運転のしやすさも重要

1.まず普段の利用シーンをイメージする

ミニバン選びのポイントとして、まず最も大切なのは普段の利用シーンを具体的にイメージすることです。

家族での通勤や送り迎え、長距離旅行、アウトドア、または買い物や荷物の運搬など、どのような目的でミニバンを使うかを考えることで、最適な車種が見えてきます。
例えば、家族の人数や乗車頻度に応じた座席数や荷室の広さが重要になります。

また、街乗りが多い場合は燃費性能が高いモデルを選ぶと良いでしょう。
普段の使い方を想定することで、必要な機能や装備を備えたモデルを選ぶことができます。

2.必要なサイズを見極める

必要なサイズを見極める

ミニバンのサイズはS・M・Lと3つのグループに分かれます。
必要なサイズを見極めることで、費用を抑えることができます。

Sクラス/シエンタ

トヨタのミニバンの中では最も小さいサイズとなります。
ミニバンの中でも車高が低く、低床設計になっているため乗降時に負担がかかりにくいことが特徴です。

しかし、3列目シートに乗車したときの荷室容量は、あまり期待できません。
荷物を多く載せたり5人以上の乗員がいる場合は、Mクラスのミニバンを選ぶと、窮屈さを感じることはないでしょう。

Mクラス/ヴォクシー・ノア

競合モデルの多いミニバンのMクラスは、幅広い年齢層から人気があります。
シートアレンジが豊富なことが特徴で、様々なシーンに対応できることがポイントです。

車内はSクラスよりも広く、頭上の高さも確保されていることからゆとりある空間を提供しています。
5人以上の乗員がいても、日常使いには文句ない荷室量が確保されていることもポイントです。

Lクラス/アルファード・ヴェルファイア

Lクラスはボディサイズが大きく、どのサイズよりも室内空間にゆとりがあることが特徴です。
ラゲージルームも広く確保されており、シートアレンジを活用すれば車中泊も快適に
7人・8人乗車したとしても窮屈さを感じることはないでしょう。

ただ、車両価格は他もサイズより高額になる傾向にあります。

3.安全性能に注目

トヨタのミニバンには、数多くの安全性能が備わります。
車種やグレードによって装備する性能は異なりますが、主なシステムをご紹介します。

ITS Connect

車両同士やインフラとの通信を通じて、安全性や快適性を向上させるシステムです。
この技術はリアルタイムで交通情報を共有することで、ドライバーの安全運転をサポートします。

交差点での右折時に対向車を検知し、衝突を回避するためのアラートを提供したり、信号のタイミングを把握して青信号でのスムーズな通過を支援する機能があります。
また、前方車両の急ブレーキを検知して、後続車に知らせるなど、事故のリスクを減らすことが可能です。

対象モデル

以下4台のモデルにメーカーオプション
・アルファード
・ヴェルファイア
・ヴォクシー
・ノア

プリクラッシュセーフティ

衝突のリスクを減少させるために、車両が自動で危険を検知し、運転者に警告を出したり、必要に応じて自動的にブレーキをかけるシステムです。

車両に搭載されたカメラやミリ波レーダーなどのセンサーを使って、前方の車両や歩行者、自転車などを検知し、衝突の可能性があると判断した場合、まずは運転者に音や視覚で警告を行います。
それでも回避行動が取られない場合や間に合わない場合、システムが自動的にブレーキを作動させ、衝突を回避するか、衝突時のダメージを軽減します。

対象モデル

・アルファード
・ヴェルファイア
・ヴォクシー
・ノア
・シエンタ

発進遅れ告知機能[TMN]

信号待ちや渋滞中に先行車が発進した際、運転者が気付かずに遅れてしまう場合に音や表示で知らせる機能です。

この機能は、前方の車両の動きをカメラで監視し、先行車が発進して一定の距離を進んでも自車が発進しない場合、運転者に注意を促すアラートを出します。
例えば、信号が青に変わっても前の車が発進したことに気づかず、発進が遅れてしまうケースなどで役立ちます。

対象モデル

・アルファード
・ヴェルファイア
・ヴォクシー
・ノア
・シエンタ

アドバンストパーク(高度駐車支援システム)

ドライバーが操作をほとんど行わずに車両が自動で駐車できるシステムです。
このシステムは、車両に搭載された複数のカメラやセンサーを使用して周囲の状況をリアルタイムで把握し、自動的にステアリング、アクセル、ブレーキ、ギアシフトの操作を行います。

駐車したい場所を選ぶと、システムが駐車スペースを認識し、ドライバーは開始ボタンを押すだけで、車が自動的に駐車操作を行います。
車庫入れや縦列駐車、さらには狭いスペースでの駐車にも対応しており、運転者が苦手とする細かな駐車操作をアシストします。

対象モデル

・アルファード
・ヴェルファイア
・ヴォクシー
・ノア
・シエンタ
※リモート機能付(シエンタを除く)

パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)

駐車時や低速走行時に車両の前後にある静止物(障害物)を検知し、衝突のリスクがある場合に自動的にブレーキを作動させるシステムです。

この機能は、車両に搭載されたセンサーが前後の障害物を感知し、接近しすぎた際にまず警告を発します。
ドライバーがその警告に気づかずにさらに接近すると、システムが自動的にブレーキをかけ、衝突を未然に防ぐか、衝突時のダメージを最小限に抑えることができます。

対象モデル

・アルファード
・ヴェルファイア
・ヴォクシー
・ノア
・シエンタ

レーントレーシングアシスト

高速道路や一般道での走行時に車線内を安定して走行できるよう、車両のステアリング操作をアシストする機能です。
このシステムは、車線や前方車両の位置をカメラやレーダーで検知し、それに基づいて車両を中央に維持しようとする補助を行います。

車線の白線や黄線を認識して車両が中央を走るようにステアリング操作をサポートします。
もし車両が車線から逸れそうになると、システムが自動的にステアリングを調整し、ドライバーの負担を軽減します。
また、前方車両がある場合はその車に合わせて自動的に追従しながら車線を維持することもできます。

対象モデル

・アルファード
・ヴェルファイア
・ヴォクシー
・ノア
・シエンタ

アドバンストドライブ(渋滞時支援)

特に高速道路や自動車専用道路での渋滞時に、自動的に車両を制御し、ドライバーの負担を大幅に軽減する機能です。
車両に搭載されたカメラやレーダー、センサーを使って周囲の状況をリアルタイムで把握し、車両の加減速やステアリング操作を自動で行います。

この機能は、渋滞中の低速走行時に活躍し、前方車両との車間距離を維持しながら、自動で発進・停止を繰り返します。
また、車線を維持するためにステアリング操作もアシストし、ドライバーの手動操作を最小限に抑えます。
ドライバーは状況を監視しつつも、システムが多くの操作を代行してくれるため、長時間の渋滞や単調な運転による疲労が軽減され、安全で快適なドライブが可能となります。

対象モデル

・アルファード
・ヴェルファイア
・ヴォクシー
・ノア

引用元:トヨタの安全技術

4.燃費性能を確認

ミニバン選びの際に、燃費性能を確認することは非常に重要です。

特に、トヨタのハイブリッドカーは低燃費性能が際立っており、燃料コストを抑えたい方にとって最適な選択肢です。
トヨタのハイブリッドシステムはエンジンと電動モーターを効率的に組み合わせ、街乗りや高速走行の両方で優れた燃費を実現。
また、ハイブリッド車は走行中のエンジン音が非常に静かで、車内での会話や音楽をより快適に楽しめるのも特徴です。
静かでスムーズな走りと燃費の良さを兼ね備えたトヨタのミニバンは、長距離移動や家族での使用にもぴったりです。

5.運転に不安のある方は運転のしやすさも重要

デザインが好みであっても、運転がしにくいと話になりません。
運転のしやすいミニバンを選ぶポイントは2つ。

・運転席からの視界
・パノラミックビュー等の予防安全装備

購入前には必ず運転席に座ってみることが重要!
アイポイントが高い車を選ぶことによって、運転席からの視界は良好となり、運転のしやすさに繋がります。

【QA】トヨタミニバンに関するよくある質問

よくある質問

Q1.トヨタの1番大きいミニバンは?

A1.ハイエースワゴン

ハイエースワゴンはグランエースより大きなボディを持ち、全長は5.3m超。
幅・高さすべてにおいて、トヨタのミニバンの中で最大のサイズです。

サイズ順では、ハイエースワゴン>グランエース>アルファード・ヴェルファイアとなります。
ゆとりある室内空間はもちろん、安全性能が充実した実用性の高いミニバンと言えるでしょう。

Q2.トヨタの5ナンバーのミニバンは?

A2.現行モデルはシエンタのみ

5ナンバーとは、小型乗用の規格サイズでつくられた車です。
全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.0m以下のサイズであり、排気量は2,000cc以下という定めがあります。

2024年1月現在、新車で販売しているミニバンの現行モデルは、シエンタだけが5ナンバーとなります。
しかし、過去には5ナンバーのミニバンが他にも販売されていました。
以下のモデルが5ナンバーの規格となっています。

▼生産終了している5ナンバーのミニバン

車種名

販売時期

イプサム

2001年5月~2009年12月

アイシス

2004年9月~2017年12月

エスクァイア

2014年10月~2021年1月

ヴォクシー

2001年11月~2020年4月

ノア

2001年11月~2021年11月

Q3.トヨタの新しいミニバンは?

A3.アルファード、ヴェルファイア

アルファードとヴェルファイアは、2023年6月に販売開始され、トヨタの中で最新モデルのミニバンとなります。
アルファードは4代目、ヴェルファイアは3代目として、およそ8年ぶりに両車フルモデルチェンジされています。

トヨタのミニバンは新車を購入? 中古車にすべき?

中古車を購入する前に、良いところ・悪いところを把握しておくことも重要です。
ここからは新車・中古車・登録済未使用車と、3つのパターンに分けてのメリット&デメリットをご紹介します。

新車のメリット&デメリット

新車のメリット&デメリット

◎ピカピカの新しい車

新車のメリットは何と言っても、誰も使用していない新しいピカピカの車ということです。
新車特有の車内の匂いを感じられるのも、新車で購入した数か月だけ。

誰も使用していない、ワンオーナーにこだわる人には新車がおすすめです。

◎メーカーオプションがつけられる

生産時にしかつけることができないオプションが選べるのも、新車ならではです。
生産後につけるアクセサリー等は中古車でも装着可能な場合はありますが、メーカーオプションとなるとそうはいきません。

カスタムしたい人や、こだわりの強い人には新車がおすすめです。

◎メーカー保証がある

メーカー保証とは新車保証のことを指し、一般的には消耗品等を除く部品を保証する、3年間の期間または走行距離の設定があります。
また、エンジン等安全に走行するための重要な部品を保証する特別保証では5年間の期間または走行距離の上限が設けられています。

メーカー保証は、新車購入時にしか付かない保証です。

✖価格の高さ

車両価格の高さはデメリットとなります。

中古車や登録済未使用車を選んでも、維持費の差はほとんど表れません。(相当古い中古車を選ばない場合)
しかし、購入時に支払う金額は、新車の場合が高くなる傾向にあります。

✖車種により納車までの待ち時間が長い

昨今の半導体不足により、自動車業界にも大きく影響がありました。

在庫があればほとんどの場合、1か月以内に納車は可能です。
しかし、人気の車など車種によって2~3か月かかる場合もあります。
モデルチェンジしたての車など、1年以上待つことも。
納期の幅が車種によって大きく異なることが、新車のデメリットと言えます。

 中古車のメリット&デメリット

 中古車のメリット&デメリット

◎車両価格は中古車ならでは!

価格重視の場合は、中古車を検討しましょう。

ただ車は、安ければ良いというものではありません。
現物を見て車の状態・事故歴の確認は必須です。
車の相場を把握しておくこともオススメです。

◎納車までの日数が短い

中古車は現車があるので、新車のように数か月も納期に時間を必要としません。
交換部品が発生したとしても、1か月~2か月以内には手元に車が届くことがほとんどです。

◎選択肢が広い

中古車は、フルモデルチェンジした前期モデルなど、新車では購入できない車を買うことができます。
また、生産が終了したモデルをお得に購入できることも、中古車ならではのメリットです。

 ✖メーカーオプションがつけられない

新車とは異なり現車があるため、工場で生産時に取り付けられるオプションはつけることができません。

しかし、メーカーオプションが付けられた状態で、販売されている中古車も中にはあります。

 ✖車1台1台の状態にバラつきがある

中古車といっても幅広く、1,000km走行の車もあれば150,000km走行している車もあります。
走行距離が浅いからと言って外装・内装が綺麗かというと、断言はできません。

中古車の購入時には、同じような車と比較することが重要です。

登録済未使用車のメリット&デメリット

登録済未使用車のメリット&デメリット

 ◎新車よりも安い

新車同様なのに、一度名義登録をしているだけで価格が安いことが特徴の登録済未使用車。
登録月も浅く「ほぼ新車」といっていいほど、新車との違いは見られません。

 ◎使用感はほぼゼロ

走行距離も浅く、誰も使用していないのに新車よりお得に購入できることがポイントです。
新車登録後すぐの登録済未使用車を購入した場合、新車特有の車内の匂いを感じられることも。

◎納車が早い

中古車と同じく現車のある登録済未使用車は、納期もスピーディです。
車の森では在庫がある場合、最短1週間で納車が可能となっています。

また、中古車のように交換部品も多く発生しないので、3パターンの中では1番早い納期になると言えるでしょう。

✖メーカーオプションがつけられない

登録済未使用車は中古車と同じく、生産時に取り付けるメーカーオプションを付けることができません。

メーカーオプションを付けたい場合は、付いている状態で販売されている車を探す必要があります。

✖書類上ワンオーナーで無い

一度名義が登録されているので、登録済未使用車を購入するときには2オーナー以降となります。

保証書を見ないと、ワンオーナーか2オーナー以降かということはわかりません。
書類上だけなので、そこまでデメリットとはなりませんね。

トヨタのミニバンをお探しの方は車の森までご相談ください!

トヨタは多くの車種のラインナップがありますが、その中でもミニバンの人気は大変高いです。
その証に、2022年上半期の乗用車販売台数ベスト20のうち、トヨタのミニバンは4車種もランクインしています。

トヨタの「壊れにくい」「安心」という信頼の高さと、それぞれのニーズに合ったモデルを販売していることが、多くのトヨタのユーザーを導き出しているのではないでしょうか。

この記事をお届けしました『車の森』には、トヨタのミニバン以外にも様々なボディタイプを扱っております。
在庫や納期確認だけでなく、ご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

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出典

日本自動車販売協会連合会
e燃費
アルファード
ヴェルファイア
ヴォクシー(2022年1月発売モデル)
ノア(2022年1月発売モデル)
シエンタ(2022年8月発売モデル)
グランエース
エスクァイア
ヴォクシー(2020年10月発売モデル)
ノア(2020年10月発売モデル)
シエンタ(2021年6月モデル)

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。