今回は【2024年版】三菱の人気おすすめ車種をご紹介していきたいと思います!
“三菱”と聞くと、赤いスリーダイヤのマークを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
自動車の車種はそれほど多くないので、三菱の車を見かけることは他メーカーに比べて少ないように感じるかもしれません。
ですが三菱には根強いファンのいる人気車もあります。
そんな三菱のクルマをその魅力とともにご紹介していきたいと思います!
三菱とは?
会社の歴史
三菱グループの創業は明治時代にまで遡ります。
明治3年(1870年)に土佐藩によって九十九商会という海運会社が設立され、土佐藩の出身であった岩崎彌太郎(のちの創業者)が監督にあたりました。
その後三菱商会という名に改められ、以降も三菱蒸気船会社などに社名変更しながら発展していきました。
造船業や鉱業、保険などにも手を広げて三菱グループの基礎を築いていきましたが、第二次世界大戦後の財閥解体により三菱本社は解散、三菱各社は独立した企業としてスタートすることになります。
大正6年(1917年)に造船部事業が独立して「三菱造船」が設立され、昭和9年(1934年)に「三菱重工業」と社名を改めています。
三菱自動車は昭和45年(1970年)に、この「三菱重工業」から自動車部門が独立して生まれた会社です。
自動車メーカーとしては他のメーカーに比べて新しい会社となりますが、自動車製造は三菱造船時代にすでにしており、大正6年(1917年)に日本ではじめての量産乗用車「三菱A型」を製作しています。
画像引用▶三菱A型
その後昭和35年(1960年)に通商産業省の“国民車構想”を受けて、戦後はじめて自社で開発した量産型の「三菱500」を製作します。
画像引用▶三菱500
低価格で本格的なコンパクト・ファミリーカーを目指し、当時の技術力を駆使して合理性を追求し、当時39万円という価格で発売しました。
三菱はモータースポーツにもたびたび挑戦しており、1962年のマカオグランプリで「三菱500」がクラス1~3位を独占しました。
さまざまなレースに参加することによって、雪道や荒れた地を安全に走行するための技術を磨き、その技術を三菱が得意とする4WDに活かしてきたのです。
▽出典
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/company/history/company/
三菱の魅力とは
日本国内には様々な自動車メーカーがありますが、それぞれに魅力的なデザインだったり技術だったりを持っています。
三菱自動車と言えば、やはり技術の面で他メーカーを凌いでいるように思います!
電動技術
三菱自動車は地球温暖化や大気汚染などの環境問題に対応すべく、世界で初めて電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド(PHEV)を作った会社です。
特にPHEVは現在世界でもとても注目されている技術です。
PHEVシステム
画像引用▶三菱
PHEVとは、日常生活では駆動用バッテリー(電池)によるEV走行で走り、電力を使い切った場合は、エンジンで発電した電力を使ってモーターだけで走ります。
駆動用バッテリー(電池)への充電は、減速時に発生するエネルギーを電気に換えて行うほか、充電器による充電でもOKです。
エンジンで走ってモーターがアシストするという走行モードもありますので、充電がなくなって走れなくなる…という心配はありません。
ガソリンだけで走るクルマよりもランニングコストを低く抑えられ、電気だけで走るEVよりもロングドライブを楽しめるシステムです。
そして、もしもの時に駆動用バッテリーに蓄えた電気を非常用電力源として利用する事ができます。
走行技術
三菱自動車では、より快適で安全な走りを追求した機能をクルマに搭載しています。
S-AWC
画像引用▶三菱
ドライバーの操作と車両の挙動を車両各部のセンサーで検知し4輪を制御することで、意のままの走りをもたらします。
電子制御4WDやツインモーター4WDをベースに、「アクティブヨーコントロール[AYC]」さらにABSと「アクティブスタビリティコントロール[ASC]」を組み合わせて4輪の駆動力・制動力を制御します。
これは三菱が前述した過酷なモータースポーツに挑戦し続けるなかで培った4WD技術を活かしたもので、オフロードや雪道といった滑りやすい路面状況で優れた走行性能を発揮するだけでなく、日常の運転においてもドライバーが安心して気持ちよく運転できるようにサポートしてくれます。
MI-PILOT
画像引用▶三菱
カメラとレーダーを用い、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動で制御することによって、高速道路の長距離走行や渋滞走行時に感じていた運転操作のストレスを低減し、ロングドライブを楽しむことのできる運転支援システムです。
このように三菱は環境と走りの技術を2本柱として持ち、自動車製造を行っている会社です。
今後も新しい技術を開発し、三菱らしいクルマを作っていってほしいですね★
三菱車人気おすすめ7選
ここからは、車の森がおすすめする三菱車を7車種ご紹介します。
気になるモデルがございましたら、お気軽にお問い合わせください!
デリカD:5
画像引用▶DELICA D:5
おすすめポイント
デリカD:5は、三菱のミニバンとして人気のモデルであり、家族やアウトドア愛好者に特に支持されています。
大人数での移動に適した広い室内空間と、高い走行性能を持つのが特徴です。
また、悪路でも安定した走行が可能な4WDシステムを搭載しており、どんな環境でも快適なドライブを提供します。
特徴
デリカD:5は、アクティブギアやアーバンギアなどのカスタムモデルもあり、ユーザーのライフスタイルに合わせた選択が可能です。
室内には多くの収納スペースがあり、長距離ドライブでも快適に過ごせます。
また、パワースライドドアや運転支援システムなど、安全性や利便性を高める機能も充実しています。
燃費
デリカD:5の燃費は、市街地走行で約10〜12km/L、高速道路走行で約13〜15km/Lです。
ミニバンとしては標準的な燃費性能を持ち、特に長距離ドライブではその安定性が評価されています。
価格
デリカD:5の価格は、約300万円から450万円程度です。
モデルや装備により価格が変動しますが、ファミリーカーとしての価値を考えると、コストパフォーマンスの高い一台といえます。
エクリプスクロス
画像引用▶ECLIPSE CROSS
おすすめポイント
エクリプスクロスは、スポーティなデザインと高い走行性能を兼ね備えたSUVです。
特に、エレガントな外観と快適なインテリアが魅力で、都市部での使用から週末のアウトドアまで幅広いシーンに対応します。
特徴
エクリプスクロスは、三菱独自の「ダイナミックシールド」デザインを採用し、洗練されたフロントフェイスが特徴的です。
また、1.5Lターボエンジンを搭載し、力強い加速と安定した走行を実現しています。
さらに、インフォテインメントシステムや先進の安全装備も充実しており、ドライバーの快適性と安全性を向上させています。
燃費
エクリプスクロスの燃費は、ガソリンモデルで市街地走行約11〜13km/L、高速道路走行で約14〜16km/Lです。
ハイブリッドモデルではさらに燃費が向上し、約18〜20km/Lに達することもあります。
価格
エクリプスクロスの価格帯は、約270万円から400万円です。
装備やモデルによって価格は変動しますが、そのスタイリッシュなデザインと走行性能を考慮すると、妥当な価格設定と言えるでしょう。
トライトン
おすすめポイント
トライトンは、三菱のピックアップトラックであり、タフなボディと優れた積載能力が魅力です。
オフロードでの走行性能が高く、特にアウトドアや仕事用として需要があります。
特徴
トライトンは、高強度のラダーフレームシャーシを採用しており、耐久性と信頼性が抜群です。
また、4WDシステムが標準装備されており、悪路や険しい地形でも安定した走行が可能です。
さらに、広い荷台と快適なキャビンを兼ね備えており、日常使いから仕事まで幅広く対応できます。
燃費
トライトンの燃費は、約10〜12km/Lと、ピックアップトラックとしては優れた燃費性能を持っています。
ディーゼルエンジン搭載モデルでは、さらに燃費が向上する場合があります。
価格
トライトンの価格は、約350万円から500万円です。
高い積載能力と走行性能を考慮すると、コストパフォーマンスの高い一台です。
アウトランダーPHEV
画像引用▶OUTLANDER PHEV
おすすめポイント
アウトランダーPHEVは、三菱のプラグインハイブリッドSUVであり、環境に配慮した高性能モデルです。
都市部での電動走行と郊外でのエンジン走行をシームレスに切り替えることができ、燃費性能に優れています。
特徴
アウトランダーPHEVは、電動モーターとエンジンを組み合わせたハイブリッドシステムを採用しており、静かな走行と力強い加速が特徴です。
また、4WDシステムが搭載されており、オフロードでも優れた走行性能を発揮します。
充電は家庭用コンセントからも可能で、利便性が高い点も魅力です。
燃費
アウトランダーPHEVの燃費は、電動走行時で約20〜25km/L、ハイブリッド走行時で約13〜15km/Lです。
バッテリー容量によっては、日常の通勤・買い物を電動走行だけでカバーできることも多く、燃料コストの削減に寄与します。
価格
アウトランダーPHEVの価格は、約450万円から600万円です。
プラグインハイブリッドという先進技術と、高い燃費性能を考慮すると、その価値に見合った価格設定と言えるでしょう。
ekスペース
画像引用▶ekスペース
おすすめポイント
ekスペースは、コンパクトなサイズでありながら、広い室内空間と利便性が特徴の軽自動車です。
特に、都市部での取り回しの良さと、使い勝手の良い装備が人気です。
特徴
ekスペースは、スライドドアや低床設計を採用しており、乗り降りがしやすくなっています。
また、室内は高さがあり、開放感がある設計になっており、軽自動車とは思えない広さを提供します。
さらに、運転支援システムや先進の安全機能も充実しており、日常使いに最適です。
燃費
ekスペースの燃費は、約18〜20km/Lです。
軽自動車としては標準的な燃費性能を持ち、特に市街地での燃費性能が高く評価されています。
価格
ekスペースの価格は、約130万円から180万円です。
コストパフォーマンスが高く、日常使いにぴったりの一台です。
デリカミニ
画像引用▶デリカミニ
おすすめポイント
デリカミニは、デリカシリーズのコンパクトモデルであり、軽自動車のサイズでありながら高い走行性能を持つのが特徴です。
特に、悪路での走行性能が高く、小回りが効くため、都市部でも郊外でも活躍します。
特徴
デリカミニは、デリカD:5のデザインを受け継いだアグレッシブな外観が特徴です。
また、軽自動車としては珍しい4WDシステムを搭載しており、雪道や砂利道でも安定した走行が可能です。
さらに、広い室内空間と多くの収納スペースがあり、利便性も高いです。
燃費
デリカミニの燃費は、約18〜20km/Lです。
軽自動車としては標準的な燃費性能を持ち、特にアウトドア用途での使用時にその走行性能が発揮されます。
価格
デリカミニの価格は、約150万円から200万円です。
小型でありながら高い走行性能を持つ点を考慮すると、非常に魅力的な価格設定と言えるでしょう。
ekクロス
画像引用▶ekクロスデリカミニ
おすすめポイント
ekクロスは、スタイリッシュなデザインと優れた実用性を兼ね備えた軽自動車です。
アクティブなライフスタイルを送るユーザーに向けて設計されており、都市部からアウトドアまで幅広く活躍します。
特徴
ekクロスは、SUV風のデザインが特徴で、個性的なフロントフェイスが目を引きます。
広い室内空間と多彩なシートアレンジが可能で、家族や友人とのドライブに最適です。
さらに、最新の運転支援システムを搭載しており、安全性にも優れています。
燃費
ekクロスの燃費は、約18〜21km/Lです。
市街地走行での燃費性能が良く、長距離ドライブでも経済的です。
価格
ekクロスの価格は、約150万円から200万円です。
デザイン性と機能性を兼ね備えた、コストパフォーマンスの高い一台です。
まとめ
三菱は早くから環境問題に取り組み、CO2排出量を抑えるべく世界で初めてEV車をつくった会社です。
現在でもPHEVを中心とした電動化の推進をしており、更なる環境に優しいクルマ作りに奔走しています。
今後も魅力的な車を世の中に送り出してくれることに大いに期待しましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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