車の定員数はお車探しの上でもとても重要なポイントになってきますよね。
乗用車の多くは5人乗りか、ミニバンなどの7人・8人乗りが主流と言っても過言ではありません。
そんな中で今回は乗車定員が6人というお車に絞ってお車のご紹介をしていきたいと思います♪!
6人乗りの車を選ぶメリット&デメリット

実は乗車定員が6人である国内のお車は現在数が少なく、5人乗りの2列シートのお車や7・8人乗りの3列シートのお車に比べるとグッと選択肢が狭くなってしまうのが現状です。
ここでは、6人乗りの車を選ぶことのメリットとデメリットをそれぞれ確認しておきましょう。

6人乗りのメリット
6人乗りの車には、以下のようなメリットがあげられます。
・運転しやすい
・コンパクトカーより余裕がある
広々としたキャプテンシートで快適
乗車人数が多い事よりも座席の快適性を重視する場合には、6人乗りのお車が向いていると考えられます!
6人乗りと7人乗りのお車を比較した時に2列目シートがベンチシートになっていて3人分のスペースが確保されているのが7人乗り。アームレストがついていたり、キャプテンシートになっているのが6人乗りのお車です。
このため後列に座る人にとって居住性が高いのはスペースにゆとりのある6人乗りの最大のメリットではないでしょうか。
運転しやすい
6人乗りの車は、大型のミニバンに比べてサイズは小さいため、3列シートの車を運転することに不安がある方でも気軽に運転しやすいことがメリットです。
長さのある車は、軽自動車やコンパクトカーに比べて、カーブなどは大回りする必要があります。
また駐車するときなど、大きな車だと車両の感覚を掴めるまで、難しさを感じてしまうことも人によって考えられるでしょう。
こうした点でも、6人乗りの車は大き過ぎることがなく、住宅街など細い道の多い場所の走行でもラクに運転ができます。
コンパクトカーより余裕がある
コンパクトカーは5人乗りの普通車で、軽自動車よりは大きいけれど、一般的な普通車に比べるとコンパクトで運転しやすいタイプです。
「これまで軽自動車を乗っていた」という方でも運転がラクにでき、今人気を集めています。
しかしコンパクトカーは乗車定員いっぱいで乗るには少し窮屈に感じてしまう方も多いでしょう。
6人乗りの車であれば、コンパクトカーよりは余裕があるので、「せっかく普通車に乗るなら、コンパクトカーよりもゆとりのある車を選びたい」という方にピッタリです。
6人乗りのデメリット
6人乗りの車には、以下のようなデメリットがあげられます。
・車種が限られている
荷室スペースが狭い
6人乗りの車は、3列目シートを活用しているときは、荷室スペースが狭くなってしまうことがデメリットです。
車種によって3列目シートの収納方法は変わりますが、収納時には積載量の多い車種も、3列目シートを起こしているときには広々とした荷室スペースは期待できません。
「乗車定員いっぱいで乗車するときも、荷物は沢山積める車が良い!」という方は、より大型の車を検討してみることをおすすめします。
車種が限られている
デメリットとして考えられるのは、記事冒頭でもご紹介した通り6人乗りのお車は数が少なく、選択肢がグッと減ってしまう事が挙げられます。
最終的に1台に決める事には変わりないので、条件の対象になる中からベストなお車が見つけられれば何も問題ではありませんが
せっかくのマイカーは、広い数の中から選びたい。という方にとってはデメリットと言えるでしょう。
6人乗りの人気車種紹介
数は少ないながらも人気の高いコンパクトミニバンと呼ばれるシエンタやフリード。
また、高級車のイメージが強いレクサスなどが6人乗りの車に該当します。
1台ずつセールスポイントを見ていきましょう。
ホンダ フリード|コンパクトミニバン

優し気な親しみやすさが感じられるシンプルなエクステリアから、性別や年代を問わず人気の高い車種となっております。
車内空間はこれまでのモデルよりもさらに広くなっていて、大型のモニターが設置されているのも魅力的です。
コンパクトカーに近いサイズ感で小回りが利き、運転し易いのも特徴ですが、座席シートに腰掛けても窮屈さを感じさせない工夫がされており居住性にも優れているのもポイントです。
ないがしろにされがちな3列目シートまでしっかり厚みをつけられているので、長時間のドライブでも疲れにくく快適に過ごすことが出来ます。
FREED(G 6人乗り) | |
全長/全幅/全高(㎜) | 4,310/1,695/1,755 |
室内寸法(㎜) | 2,645/1,470/1,270 |
車両重量 | 1460kg |
燃費性能 | WLTCモード 21.2km/L |
燃料タンク容量 | 42L |
排気量 | 1.496L |
メーカー希望小売価格 | 2,508,000円~ |
トヨタ シエンタ|コンパクトミニバン

現行モデルのシエンタは5人乗り・7人乗りの設定しかありません。
6人乗りモデルを希望する場合は、2代目となる旧型のシエンタを選びましょう。
ファミリーカーとして高い人気を誇るシエンタは、豊富なカラーバリエーションや目を惹く特徴的なデザインで街中で走行している姿をよく見かけますね。
3列シートの2WD車は7人乗り、4WD車は6人乗り。
6人乗りを条件にシエンタを選んだ場合には必然的に4WD車に限られてしまう為注意が必要です。
車内空間を7人乗りと比較すると6人乗りの2列目シートにはアームレストやマルチユーストレイが装備されていること等快適性が向上されているのが特徴で、ドライバー目線でも2列目シートの真ん中にヘッドレストが無いのは後方の視認性に繋がるメリットとして考えられますね。
SIENTA(G 4WD) | |
全長/全幅/全高(㎜) | 4,260/1,695/1,695 |
室内寸法(㎜) | 2,535/1,470/1,280 |
車両重量 | 1,380kg |
燃費性能 | WLTCモード 14.0km/L |
燃料タンク容量 | 45L |
排気量 | 1.496L |
メーカー希望小売価格 | 2,251,000円/新車販売当時 |
マツダ CX-8|クロスオーバーSUV

画像引用:マツダ/CX-8
フリードやシエンタといったミニバンタイプは好みでない方に人気のCX-8。
2017年から約6年間生産されたCX-8は、2023年10月をもって生産終了となりました。
凛とした上品さとSUVらしい力強さを感じさせる上質なデザインに、ボディカラーは全部で8種類。また車内のインテリアカラーもグレードの違いにあわせて豊富に揃っているところも魅力的ですよね。
また走行性能の面では、「G-ベクタリングコントロールプラス」というマツダの制御技術が搭載されていることにより
車の揺れを軽減する効果や、高速走行時やオフロードなど悪路走行時の安定性を向上させる効果があります。6人乗りならではの快適性も、走行性能にも満足できる車です。
CX-8(25S Smart Edition) | |
全長/全幅/全高(㎜) | 4,900/1,840/1,730 |
室内寸法(㎜) | 2,690/1,540/1,250 |
車両重量 | 1,730kg |
燃費性能 | WLTCモード 12.4km/L |
燃料タンク容量 | 72L |
排気量 | 2.488L |
メーカー希望小売価格 | 3,137,200円/新車販売当時 |
レクサス RX|高級SUV

画像引用:レクサスRX
6人乗り仕様のRXは、現行モデルの設定はありません。
6人乗りを検討中の人は、旧型モデルから選ぶ必要があります。(上の画像は現行モデル)
4種類の中でも特に高級車として知られるレクサスRXは、金額の面からも「レクサスに乗りたい!」とお考えの方はともかく、「6人乗りの車が欲しい!」という切り口からお車をお探しの方にはなかなかハードルは高くなってしまいます。
とはいえエクステリア・インテリアともに文句のつけどころの無いラグジュアリーなデザインに、車内空間もゆったりと座れる広さが確保されていて高級車ならではの佇まいを感じますね。
デザイン性にばかり目がいってしまいますが、走行性能や安全性能にも優れていて手の届く方には是非お勧めしたい1台となっております。
RX(450hL) | |
全長/全幅/全高(㎜) | 5,000/1,895/1,725 |
室内寸法(㎜) | 2,630/1,590/1,200 |
車両重量 | 2,230kg |
燃費性能 | WLTCモード 14.7km/L |
燃料タンク容量 | 65L |
排気量 | 3.456L |
メーカー希望小売価格 | 7,960,000円 |
ホンダ ジェイド|ロールーフミニバン

画像引用:ホンダ
2020年7月まで販売されていたジェイドは、現在生産終了しており新車で購入することはできません。しかし、まだ生産終了されてから年月が浅く、中古車市場には状態の良いジェイドも多く流通しています。
3列シートを構えたロールーフミニバンとして知られていたジェイドは、ミニバンの定番であるスライドドアは搭載していません。ヒンジドアを採用し、超高密度低床プラットフォームから成すスポーティなデザインはジェイドの大きな魅力だと言えるでしょう。
ハイブリッド車とガソリン車の2種類があり、グレードによって2列シート(5人乗り)と3列シート(6人乗り)があります。6人乗りを希望する場合には、「X」か「HYBRID X」を選びましょう。
「頭周りにゆとりのある車」よりも「車高が低くスポーティな車」がお好みの方にぜひチェックしてもらいたいモデルです。
ジェイド | |
全長/全幅/全高(㎜) | 4,660/1,775/1,530 |
室内寸法(㎜) | 2,200/1,505/1,230 |
車両重量 | 1,430kg |
燃費性能 | JC08モード 17.6km/L |
燃料タンク容量 | 47L |
排気量 | 1.496L |
メーカー希望小売価格 | 2,443,100円 |
6人乗りの車の選び方

6人乗りの車を選ぶ際、「外せない条件」「予算」「新車にするのか中古車にするのか」など、考えておくべきポイントはいくつもあります。
とくに外せない条件は、希望する条件に優先順位を付けておくと、予算など他の条件と照らし合わせたときに自分に合った車が見つけやすいです。
お子さんと一緒に車に乗る機会が多いならスライドドアを搭載した車が良いでしょうし、通勤や通学に使用するなら燃費重視の車が適しているでしょう。
このように、人それぞれ自分に合った車は異なります。どの車が満足して長く乗り続けられそうか、購入前に慎重に検討することをおすすめします。
よくある質問

6人乗りの車を購入するとき、後悔が無い買い物にするには分からないことは事前に解決しておくことが重要なポイントです。
疑問に思うことはすべてクリアにしておくことで、より気持ち良く車の購入が進められるでしょう。
ここからは、6人乗りの車に関するよくある質問を、回答と併せて紹介します。
ファミリーカーとしておすすめの6人乗りの車は?
ファミリーカーとして車を選ぶのであれば、お子さんにも開閉のしやすいスライドドアを搭載したモデルがおすすめです。
お子さんやご年配の方がスライドドアを使用することを前提として車探しを行っているのであれば、手動式よりも自動式が良いでしょう。
現行モデルでスライドドア搭載の6人乗りはホンダのフリードに限定されてしまいますが、型落ちモデルも視野に入れればシエンタも選択肢に入ってきます。
6人乗りの車のオシャレな車種は?
6人乗りならではの車内のゆとりを活かしたおしゃれな車種は、ラグジュアリーな雰囲気がお好みの方にピッタリです。
現在では生産終了してしまったマツダのCX-8や、型落ちモデルにしか6人乗りのないレクサスのRXなどは、外装内装共に高い品質から大人世代の方にも人気があります。
「選択肢が狭い」というデメリットを払拭するためにも、生産終了モデルや型落ちモデルも視野に入れてみることをおすすめします。
6人乗りと7人乗りならどちらがおすすめ?
ひとりひとりのスペースをゆとりをもって設計されているのは6人乗りモデルです。
しかし「できれば新車で購入したい」「選択肢が狭く自分の好みの車が見つけられない」という方は、無理して6人乗りから選ぶのではなく、7人乗りの車も選択肢に入れてみると良いでしょう。
7人乗りの車は予算が厳しいという場合でも、中古車市場を探してみると、状態が良く予算内の車が見つけられる可能性も十分にありますよ。
ファミリーカー選びに迷ったらコレ
6人乗りの車の購入は新車?それとも中古車?
車の購入を検討するとき、新車にするか中古車にするか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
新車にも中古車にも、それぞれメリット・デメリットがあるので、どちらが自分に合っているか把握しておくことが重要です。
以下に新車と中古車のメリットとデメリットを表に一覧にしてまとめました。
<新車の場合>
メリット |
・車両による状態のバラつきがない |
デメリット |
・納車できるまでに時間がかかる |
<中古車の場合>
メリット |
・新車よりも安く手に入れられる |
デメリット |
・過去の使用環境によって状態が異なる |
新車の場合は、メーカーオプションが自由に選択できたり、傷一つ無い正真正銘の真っ新な状態の車を手に入れられることがメリットです。
一方で、受注生産であるため納車までは期間がかかってしまうことや、中古車にくらべると高くついてしまうことがデメリットと言えるでしょう。
中古車の場合は、生産時に取り付けられるメーカーオプションは選べず、希望するメーカーオプションがあった場合は予め搭載した車両を探し出す必要があります。
しかし走行距離や年式によっては、新車では到底手の届かないような高級車でも予算内で見つけられる可能性があることが大きなメリットだと言えるでしょう。
6人乗りの車がお得に手に入る登録済未使用車とは?
登録済未使用車とは、既に車の登録が行われて車検証が発行されている状態だけど、一般ユーザーの手に渡ったことがない未使用の状態の車のことです。
多くの場合は、車検証の名義は販売店になっており、販売ノルマの達成のためや新車購入キャンセルによって生まれます。
一般的な中古車とは違って、過去の使用環境によって異なる車の状態のバラつきが無いことが特徴です。
また、既に在庫として車が有る状態なので、新車のような長い納期がかからないことも魅力。
「安く車を手に入れたいけれど、中古車ならではの状態の違いを見極められる自信が無くて不安」「キレイな車が欲しいけれど、新車のような数ヵ月待ちの納期は待てない」といった方に適しています。
まとめ
6人乗りのお車は数は多くはありませんが、後列シートに座る方の居住性にも優れているのが大きなメリットです。
お車探しでお悩みの際は是非色んなお車をご覧になって、その時間を楽しみながらご自身に最適なお車を見つけてください♪
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最後までお読みいただきありがとうございました。
トヨタ
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(https://lexus.jp/models/rx/)
ホンダ
(https://www.honda.co.jp/FREED/)(https://www.honda.co.jp/auto-archive/jade/2020/)
マツダ
(https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/)