車種紹介 2024年6月10日

フリードの内装はどんな感じ?デザインや荷室の広さ、使い勝手などの特徴を徹底解説

ホンダの人気ミニバン「フリード」の内装がどうなっているのか知りたい方も多いのではないでしょうか。
フリードはタイプによって内装が異なります。

この記事では、フリードの内装について、デザインや荷室の広さ、使い勝手をくわしくご紹介します。

フリードの魅力とは

フリードの魅力とは

フリードは両側にスライドドアを装着しており、3列シートの6人乗り7人乗りの設定があります。
また、2列シートの5人乗り仕様のモデルもあり、ライフスタイルに合ったモデルを選びやすい車です。

ボディタイプで言うとミニバン扱いになりますが、ミニバンの中でもコンパクトであるため、「コンパクトミニバン」として人気を集めていますね。

フリードの魅力は大きく分けて3つ。
詳しく見ていきましょう。

  • 全室が広い
  • 使い勝手が良い
  • 安全装備や快適装備が充実している

全室が広い

全室が広い

「コンパクト」とは言うものの、室内は3列シートが採用できる広さがあります。
子供だけでなく、大人が快適に乗車できる空間を提供していることが特徴です。

6人乗り仕様には、2列目にキャプテンシートを採用。
2列目は360mmのロングスライド幅を確保しているため、膝まわりにも大きなスペースを確保しています。

ミニバンのMクラス(ヴォクシーやステップワゴン等)よりは車高も低くコンパクトになりますが、それでも座席シート間を通路にできる等ウォークスルーを実現しています。

使い勝手が良い

使い勝手が良い

フリードには「使い勝手が良い」という言葉がピッタリ当てはまります。

フリードの「両側パワースライドドア(イージーオープンドアハンドル/タッチセンサー/挟み込み防止機構付)」は、どのモデルも標準装備となります。

また、最小回転半径は5.2mとなっており、他のミニバンに比べて取り回しが良く「ちょっとそこまで」というときにも丁度いいっサイズ感です。
メーカーオプションではありますが、フリードは「ハンズフリースライドドア」にも対応しています。
片側・両側と選ぶことができ、両手がふさがっていてもドア開口時に何一つストレスを感じることはなさそうです。

使い勝手が良い

運転席への乗り降りはもちろん、スライドドアのステップ高さは390mm(FF車)と、低床設計になっていることが特徴です。
乗り降りしやすい車では、小さなお子様からお年寄りまで乗降時の負荷を軽減しています。

安全装備や快適装備が充実している

フリードには安全システムが充実しています。
ホンダ独自の安全技術「HondaSENSING」は全モデルに標準で適応。
衝突を軽減するブレーキや路外への逸脱を制御する機能等、安心して運転できるシステムがフリードには導入されています。

安全装備や快適装備が充実している

また、運転席・助手席には共にシートヒーターが装備。
エントリーモデルであっても標準で装備されます。

安全装備や快適装備が充実している

子供と一緒に乗車しても、鏡越しに後席を確認できます。
小さな子供であれば、走行中にグズつくこともあるでしょう。
わざわざ後ろを振り返らずに、後席の状況を確認できる点は、お母さんにも嬉しいポイントです。

フリードの未使用車/中古車在庫一覧

【グレード別】フリードの内装の違い

フリードには、2つのグレードにそれぞれガソリン車・ハイブリッド車の設定があります。
また、2022年に一部改良がおこなわれた際には「ブラックスタイル」が追加されています。

2024年3月現在は、以下のラインナップです。

・G
・CROSSTAR
・HYBRID G
・HYBRID CROSSTAR
・G 特別仕様車 BLACK STYLE
・HYBRID G 特別仕様車 BLACK STYLE
・HYBRID CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE

「G」と「HYBRID G」、「CROSSTAR」と「HYBRID CROSSTAR」の内装デザインは同様です。

ここからは、それぞれの内装の違いに注目してみましょう。

  • G/HYBRID G
  • CROSSTAR/HYBRID CROSSTAR
  • 特別仕様車 BLACK STYLE

G/HYBRID G

G/HYBRID G

画像引用:FREED

室内は、ブラウンをベースにつくられており、インパネまわりの木目調パネルがひときわ目立ちます。

G/HYBRID G

画像引用:FREED

座席シートもブラウン(モカ)で統一されています。
シート素材はファブリックですが、「座面・背もたれ」部分に撥水・撥油加工が施されています。
汚れをふき取りやすく、シミ跡が残りにくい素材です。

G/HYBRID G

画像引用:FREED

メーカーオプションにはなりますが、「Sパッケージ」を追加すると内装色がガラッと変わります。
座席の素材もプライムスムースをシート両サイドに採用し、乗り心地良い環境を提供しています。

G/HYBRID G

画像引用:FREED

2列目の窓部分には、ロールサンシェードが装着しています。
眩しさを抑制するだけでなく、外部からプライバシーを守る役割もあります。

このアイテムはすべてのフリードに対応しています。

CROSSTAR/HYBRID CROSSTAR

CROSSTAR/HYBRID CROSSTAR

画像引用:FREED

タイプ「G」とは異なり、落ち着いた大人な印象を持ちます。
座席シートだけでなく、木目調パネルの色合いもトーンダウンしていますね。
CROSSTARは6人乗り設定のみ、つまり2列目は必然的にキャプテンシートとなります。

CROSSTAR/HYBRID CROSSTAR

画像引用:FREED

座席シートは「G」のメーカーオプション「Sパッケージ」とはまた違った、ダークブラウンを主に使用した専用コンビシートを採用しています。
エクステリアはアクティブなデザインですが、インテリアは上質な空間を提供していることが特徴です。

特別仕様車 BLACK STYLE

特別仕様車も通常のモデルと同じく、「G」と「HYBRID G」、「CROSSTAR」と「HYBRID CROSSTAR」で内装色やデザインが異なります。

違いを比較してみましょう。

・G 特別仕様車 BLACK STYLE
・HYBRID G 特別仕様車 BLACK STYLE

G 特別仕様車 BLACK STYLE

画像引用:FREED

グレード名にもある通り、ブラックをベースに上質さがUPしています。
通常のグレードとの価格差は、ハイブリッド車・ガソリン車どちらも+137,500円となっています。(2024年3月現在)

G 特別仕様車 BLACK STYLE

画像引用:FREED

もともとシート表皮に採用しているファブリックシートは、特別仕様車でも変わりまりません。
座席シートはカラーだけの変更です。

・CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE
・HYBRID CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE

・CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE

画像引用:FREED

特別仕様車でないCROSSTARのインテリアも、元々ブラックを基調としていたので、特別仕様車になることで内装色が大きく変わる印象は受けません。

ただ、CROSSTAR専用とBLACK STYLE専用のコンビシートは異なります。

CROSSTAR専用
CROSSTAR専用 BLACK STYLE専用

画像引用:FREED

シートのステッチに注目してみましょう。
「CROSSTAR」はオレンジですが、特別仕様車BLACK STYLEになるとシルバーに変更されています。
細部にまでこだわっている点が垣間見れます。

通常のグレードとの価格差は、ガソリン車・ハイブリッド車ともに+75,900円です。

フリードの荷室の特徴やシートアレンジ

フリードの荷室の特徴やシートアレンジ

フリードには、2列仕様と3列仕様の設定があります。
それぞれの荷室の広さや使い方、シートアレンジをご紹介します。

3列シート車

3列シート車

フリードの3列シートでは、開口部最大幅1,080mm、ラゲージスペース高さは1,255mmとなります。(FF車)
また、地上から開口部までの高さは480mmとなっているため、
重たい荷物も問題なく積み込めるでしょう。

3列シート車

3列目シートは跳ね上げ式で収納します。
両サイドに収納すると上の写真からもわかるように、6人乗りでは2列目キャプテンシートとの間の通路も活用できます。
2列目シートを動かすことなく長さのある荷物の収納が可能です。
荷物を多く積みたいときやドライブ途中の休息等、状況に応じてシートをアレンジできる点は、家族にも扱いやすいポイントですね。

3列シート車

7人乗りでは2列目を、上の写真のように折りたたんで収納できますので、コンパクトなフリードでも荷物が多く乗るというわけです。

2列シート車

2列シート車

フリードの5人乗り(フリード+)のラゲージスペースは、上段・下段を使い分けることができます。
開口部幅は1,080mm、開口部高さは1,255mmと、こちらは3列シート車と変わりありません。

しかし、地面から開口部までの高さは335mmと、3列シートよりも更に低床となっています。

また、2列シート仕様では、後席をほぼフラットに収納できるので、寝転ぶことや長さのある荷物など、シーンに合わせてシートをアレンジできます。
「多彩なシートアレンジができる」とは、まさにフリードを指していますね。
ラゲージスペースに設置されているユーティリティボードも取り外し可能なため、高さのある荷物も問題ありません。

フリードは便利な収納スペースが豊富!

フリードの特徴は、荷物が多く乗ることやシートアレンジが豊富な点だけではありません。
コンパクトミニバンでありながら、室内には豊富な収納スペースを兼ね備えています。

インパネアッパーボックス

インパネアッパーボックス

運転席側のインパネの一部には、収納ボックスが備わります。
隠しておきたい小物入れにちょうどいいスペースです。

インパネトレー

インパネトレー

助手席の前方には、スマホや貴重品等を置くスペースが設けらています。
目に見えてわかるものを置きたいときに便利なスペースです。

ドリンクホルダー・収納式ドリンクホルダー

ドリンクホルダー・収納式ドリンクホルダー

運転席右側と助手席左側には、固定式のドリンクホルダーが備わります。
上の写真にある収納式ドリンクホルダーは、中央にあるセンターパネル下部に設置されています。

センターテーブル

センターテーブル

インストルメントパネルに内蔵されたコンパクトなテーブル。
滑り止め加工がされており、ちょっとしたお菓子やい手軽に食べられるファストフード等の置き場にちょうど良いですね。

センターロアーポケット

センターロアーポケット

収納式ドリンクホルダーの下には、ロアーポケットが設置しています。
USBの差込口があることから、スマホ等の充電するスペースに活用できるでしょう。

ボトルホルダー付大型ドアポケット

ボトルホルダー付大型ドアポケット

運転席と助手席のドア内部に設置しているドアポケット。
ペットボトルの置き場にも、ティッシュやタオルを入れて置くスペースとしても使えます。

シートバックアッパーポケット(タイプ別設定)

シートバックアッパーポケット(タイプ別設定)

画像引用:FREED

助手席の背もたれ側上部には、スマホ等が収納できるポケットが採用されています。
このポケットは、CROSSTARに標準装備であり、GやHYRID Gにはメーカーオプション「Sパッケージ」として注文しないと装備されません。

コンビニフック(タイプ別設定)

コンビニフック(タイプ別設定)

運転席と助手席のアームレスト(肘置き)には、コンビニ袋等のビニール袋をかけるフックが装着されています。
タイプ別設定にはなっていますが、助手席リフトアップシート車を除くすべてのモデルに標準で装備されます。

シートバックポケット(タイプ別設定)

シートバックポケット(タイプ別設定)

助手席背もたれ下部には、本やタブレット等が収納できるポケットが備わります。
これは、助手席のみの設定です。
また、助手席リフトアップシート車にはこのポケットは対応していません。

スライドドア・リアサイドのボトルホルダー(両側)

スライドドア・リアサイドのボトルホルダー(両側)

スライドドアの内側には、ペットボトル等の飲料置き場が設けられています。
ペットボトルに限らず、種類によってはタンブラーを置くこともできます。

このボトルホルダーは、どのモデルにも採用されています。

フリードの未使用車/中古車在庫一覧

フリードに関するよくある質問

フリードに関するよくある質問

ここからは、実際によくお客様よりいただくご質問を一覧にしてみました。
この他にもフリードについてのご質問がございましたら、お気軽にお問合せ下さい!

  • フリードとフリード+の違いは?
  • フリードをお得に購入する方法は?
  • フリードのスペックと価格相場は?

フリードとフリード+の違いは?

フリードとフリード+は、見た目は同じように感じられますね。
しかし、実際には定員や内装のレイアウトが異なります。
違う点を一覧にしてみました。

  フリード フリード+
外寸/全長 FF車:4,265mm FF車:4,295mm
内寸/長さ 3,045mm 2,310mm
車両重量 1,350kg~1,520kg 1,360kg~1,510kg
定員 6名/7名 5名

※サイドリフトアップシート車・助手席リフトアップシート車・車いす仕様車は除く

内装では、まず座席シートのレイアウトが違います。
フリードは3列シートに対し、フリード+は2列シート。
フリードは2列目がキャプテンシートかベンチシートかによって、定員6名・7名が設定されます。
一方のフリード+の2列目シートは、必然的にベンチシートのみの対応となり、定員は5名です。

また、座席シート数によっても室内寸法は変わってくるため、定員の多いフリードの方が室内寸法の長さは長くなります。
しかし、広いラゲージスペースを確保しているフリード+は、フリードよりも全長は数cm長くつくられています。

参考:FREED仕様諸元表

フリードをお得に購入する方法は?

フリードの購入時には、新車で購入するのか、又は中古で購入するのかを選ばなければなりません。
予算に合い気長に納車を待てる状況であれば、新車を検討してみましょう。
しかし、予算オーバーしてしまう人や、納期に期限がある人は「登録済未使用車」を検討してみましょう。

登録済未使用車とは、新車とほぼ変わらない状態でありながら新車よりも低価格で提供されていることが多い車です。
販売台数目標達成等のために、ディーラーや自動車販売店は自社名義で新車登録を行い、このような車が登録済未使用車として誕生します。

新車登録している車ということは、ナンバープレートが付いた状態の車。
つまり、車検までのカウントダウンが始まっているということになります。
自動車販売店は自社名義のこのような車を、価値が下がる前に早く手放したいと考え、新車よりも低価格に販売されることが多くなります。

しかし、登録済未使用車は「お得に購入できる車」という点ではメリットになりますが、反対にデメリットもあります。
在庫が無いと購入できない点やメーカーオプションを注文できない点等、購入前には必ず把握しておくことがポイントです。

フリードのスペックと価格相場は?

2024年3月現在のフリードの基本情報と、メーカー希望価格です。

定員や駆動方式によって価格は異なり、フリードには数多くの価格が設定されています。
ガソリン車・ハイブリッド車でも価格は大きく異なりますので、注意して自分の欲しいグレードを探しましょう。

また、初めから設定の無い定員数のグレードもあるので、注意しましょう。

■基本情報

駆動方式 FF/4WD
定員 6名/7名
全長 4,265mm
全幅 1,695mm
全高 FF車:1,710mm/4WD車:1,735mm
車両重量 1,350kg~1,520kg
総排気量 1.496L
燃費消費率 WLTCモード:15.6~20.9km/L

■メーカー希望小売価格:ガソリン車

  FF/6人 FF/7人 4WD/6人 4WD/7人
G 2,330,900円 2,352,900円 2,495,900円 2,517,900円
CROSSTAR 2,627,900円 2,792,900円
特別仕様車
G
2,468,400円 2,490,400円 2,633,400円 2,655,400円
特別仕様車
CROSSTAR
2,703,800円 2,868,800円

■メーカー希望小売価格:ハイブリッド車

  FF/6人 FF/7人 4WD/6人 4WD/7人
G 2,688,400円 2,710,400円 2,853,400円
CROSSTAR 2,957,900円 3,122,900円
特別仕様車
G
2,754,400円 2,776,400円 2,919,400円
特別仕様車
CROSSTAR
3,033,800円 3,198,800円

参考:FREED

フリードに関するご相談は車の森へ!

フリードはコンパクトミニバンのスタイルを活かし、運転が苦手なお母さんにも注目される、ファミリーカーとしても人気が高い車です。
そのフリードには、グレードによって異なる内装デザインが施されており、定員数や自分の好みによって選べることがポイントです。

フリードは2016年にフルモデルチェンジされて以降、2024年3月現在、公にモデルチェンジ情報は発表されていません。
新型フリードの情報が入り次第、車の森でも詳細をお届けしてまいります!

この記事をご紹介した車の森には、フリードはもちろん、その他ミニバンや様々なボディタイプの車を扱っています。
納期や在庫確認など、お気軽にお問い合わせください♪

 

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出典

HONDA/FREED

この記事を書いた人
営業
森田龍太朗
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。