車市場ではもちろん、ファミリー層にも絶大な人気を誇るミニバン。
なぜ、こんなにもミニバンが注目されているのか。
この記事ではミニバンが人気の理由と、自分に合ったミニバンの選び方や、燃費や用途別のおすすめ車種もご紹介します。
ミニバンとは?人気の理由

ミニバンとは、、特に明確な定義はなく、一般的に3列シートを搭載し6名以上の乗車定員を持つ普通自動車を指します。
車体が高く、エンジンが居室の前方に位置するため、室内が大きく確保でき広い車内空間をもっています。
ミニバンの車種一覧 | |
トヨタ | ☑アルファード ☑ヴェルファイア ☑ヴォクシー ☑ノア ☑シエンタ |
ニッサン | ☑セレナ ☑エルグランド |
ホンダ | ☑フリード ☑ステップワゴン |
ミツビシ | ☑デリカ:D5 |
子どもからお年寄りまで、幅広い年代の方に乗り降りしやすい形状。
更に、家族が全員乗っても広い荷物スペースが確保できることも人気を集めている要因です。
ミニバンには、大人数での移動やたくさんの荷物を積んで走ったり、車中泊を楽しんだりするなどの多彩な使い道があり、それが大きな魅力となっているのでしょう。
ミニバンの3つのサイズ区分と特徴
ミニバンは、大きく分けて3つのクラスに。
S・M・Lの3種類となります。
大きさや乗り心地などを比較してみていきましょう。
各クラスのサイズと特徴
S | M | L | ||
代表車種 | ・シエンタ ・フリード |
・セレナ ・ノア |
・アルファード ・エルグランド |
|
全長 | 車両寸法㎜ | 4,300前後 | 4,800未満 | 4,900以上 |
全幅 | 1,600前後 | 1,800前後 | 1,800以上 | |
全高 | 1,700以下 | 1,800未満 | 1,800以上 | |
特徴 | ・小回りが利く ・低燃費 |
・ゆとりある空間 ・実用性◎ |
・安定性◎ ・大人数向き |
このようにミニバンを比較してみると、様々な種類があります。
ファミリーでの買い物やアウトドアから、大人数でのお出かけや街乗りまで幅広く利用できる人気の車種です。
用途や利用人数に応じて大きさや運転性・機能性を吟味し選んでいくといいのではないでしょうか。
Sクラスのサイズと特徴
▲Sクラスのミニバン
≪サイズ≫
・全長4,300mm前後
・全高1,600mm前後
・全幅1,700mm以下
ミニバンの中でも最もコンパクトなクラスで、運転もしやすく、かつ実用性があります。
全体的にはミニバンはサイズが大きくなってしまう為、その運転が大変であるという欠点がありました。
しかし、このクラスは運転が苦手な方や女性でも運転しやすいミニバンです。
3列目シートは大人の男性が座るには少し窮屈かもしれませんが、小柄な女性や子供であれば問題ない程度の広さです。
【車種:フリード、シエンタ等】
Mクラスのサイズと特徴
▲Mクラスのミニバン
≪サイズ≫
・全長4,800mm未満
・全高1,800mm前後
・全幅1,800mm未満
このクラスは車種も多く、ミニバンの中で一番人気があります。
Mクラスから室内空間がぐっと大きくなり、2列目や3列目に座っても足元までゆったりとした空間が広がっています。
多彩なシートアレンジなど、ミニバンの実用性をしっかりととらえた人気のクラスです。
Mクラスミニバンからは基本的に3ナンバーですが、セレナには5ナンバーサイズのグレードも存在します。
【車種:セレナ、ステップワゴン、ノア、ヴォクシー等】
Lクラスのサイズと特徴
▲Lクラスのミニバン
≪サイズ≫
・全長4,900mm以上
・全高1,800mm以上
・全幅1,800mm以上
ミニバンの中でも最大のLクラスは、車内が圧倒的に広く、様々な使い方ができるようになります。
3列目の乗り心地も他と比較すると断然快適であり、広さに加えタイヤの振動が伝わりにくいなど、細かいところまで乗る人のことを考えてつくられています。
ラウンジと言っても過言ではないほどの高級感あふれるラグジュアリーな車内空間も大きな魅力です。
【車種:アルファード、ヴェルファイア、エルグランド】
【2023年最新】ミニバン人気車種
ランキング一覧
ここからは、用途別に大活躍間違いなしのミニバンをご紹介します。
日本自動車販売協会連合会にて統計された、2022年の乗用車ブランド通称名別順位を元に、ランキング形式でご覧ください。
▼参考資料:一般社団法人 日本自動車販売協会連合会
1位▶ホンダ:フリード
2022年売上:79,827台

フリードはミニバンクラスでは最小のSクラスに属します。
コンパクトなボディながら、3列シートを構え広々とした室内になっています。
全高1,710㎜~1,735㎜と比較的高いにも関わらず、床が低く設計されており、小さなお子様やお年寄りの方にも乗り降りの負担が少ない仕様になっています。

インテリアはブラウンをベースに、ワイドに広がるウッドパネルは良いアクセントになっています。
コンパクトサイズとは言いましたが、そこはミニバン。
荷室は地面からの高さが480mm、荷室内の高さが1,255mmと、低い位置で高さのある収納空間が確保できています。
そして、フリード1番のおすすめポイントは、高い燃費性能の持ち主だということです。
ミニバンの中でもトップクラスの燃費性能を備えており、ガソリン車であっても19.0㎞/L(JC08モード)という低燃費を実現しています。
アルファードやヴォクシーとは比べものになりません。
2030年度燃費基準65%達成し、成30年排出ガス基準75%低減レベルをクリアしているので、環境にも配慮した優しい車となっています。
車両金額もミニバンにしてはリーズナブルな価格設定なため、ファミリー層にも人気が高い車種です。

スペック情報 | |
グレード | G |
全長/全幅/全高 | 4,265 / 1,695 / 1,710mm |
最小回転半径 | 5.2 m |
燃費性能 | WLTCモード 17.0km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
総排気量 | 1,496L |
燃料タンク容量 | 36L |
トランスミッション | 無段変速オートマチック |
乗車定員 | 6人 |
メーカー希望小売価格 | 2,275,900円~ |
車の森相場 | 1,898,000円~ |
▲参考資料:フリード
2位▶トヨタ:シエンタ
2022年売上:68,922台

シエンタはフリードと同じミニバン最小クラスであり、最大7人乗車可能となっています。
最小回転半径は5.2mのため、運転しやすく街中の走行にも最適です。
コンパクトなので駐車スペースが狭いお宅に駐車しやすいことも喜ばれているポイントです。
ミニバンMクラスのセレナやヴォクシーと比べると、やはり3列目はスペースが小さく感じられるでしょう。
しかし、大人2人が3列目に座っても、3列目シートとは思えない乗り心地の良さが体感できます。

インテリアはブラックを基調とし、シート表皮にはファブリックを採用しています。
コンパクトなボディならではの見晴らしの良さや、運転のしやすさはほかのミニバンに負けていません!!!
最小回転半径は5.2Mと、不慣れな道でもクルマどおりが多い街中でも、快適に運転することができます。
多彩なシートアレンジで、思っている以上に自由な空間が広がります。
3列目シートを前に倒せは荷室の広さは1,430mm確保され、自転車は2台積み込むことが可能です。
そして手を伸ばせばすぐ届く、ちょっとした収納スペースが豊富なこともポイントです。
シエンタはコスパが良いポイントが3つ★
- 低燃費
- 低価格
- 低維持費
コスパ重視のユーザーには、シエンタのやフリードなど、Sクラスのミニバンがお勧めです。

スペック情報 | |
グレード | X |
全長 / 全幅 / 全高 | 4,260 / 1,695 / 1,675 mm |
最小回転半径 | 5.2 m |
燃費性能 | WLTCモード 17.0km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
総排気量 | 1,496L |
燃料タンク容量 | 42L |
トランスミッション | 自動無段変速機 |
乗車定員 | 7人 |
メーカー希望小売価格 | 1,859,200円~ |
車の森相場 | 1,598,000円~ |
▲参考資料:シエンタ
3位▶トヨタ:アルファード
2022年売上:60,225台

ミニバンの中でも最大クラスの大きさで、高級感漂う派手なフロントフェイスが特徴です。
このクラスまでいくと、やはり車両金額も高額になってきます。
1番グレードが低いタイプであっても、2WDガソリン車で3,597,000円~、ハイブリッド車では4,613,000円~と決して低価格な車両とは言えません。

室内のシートには合成皮革が提供され、インパネ回りには高級感漂うウッドパネルが装着されています。
助手席やキャプテンシートの2列目は、パワーオットマン仕様になっているので、くつろぎが最大限に確保されている車といえるでしょう。
3列目シートも余裕の広さを持ち、荷物を載せる時は両サイドに跳ね上げてスペースを確保でき、さらに床下には大容量の床下収納に対応しています。
安全面では、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」(第二世代版)が搭載されています。
衝突回避支援システムであるプリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシストなどをパッケージ化して安全装備がさらに充実しました。

スペック情報 | |
グレード | S Cパッケージ |
全長/全幅/全高 | 4,950 / 1,850 / 1,935 mm |
最小回転半径 | 5.8 m |
燃費性能 | WLTCモード 10.6km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
総排気量 | 2.493L |
燃料タンク容量 | 75L |
トランスミッション | 自動無段変速機 |
乗車定員 | 7人 |
メーカー希望小売価格 | 4,681,600円~ |
車の森相場 | 4,198,000円~ |
▲参考資料:アルファード
4位▶トヨタ:ノア
2022年売上:57,696台

2022年1月にフルモデルチェンジしたノア。
スポーティなデザインでスタイリッシュなカッコイイ見た目、広い室内空間、乗り降りしやすい設計など幅広い層に人気の仕様となっています。
アルファードと比べるボディは一回り小さく、車両価格帯も下がります。

コックピットは見通しのいい視界と視線移動に配慮されたレイアウトで、ディスプレイ&メーターは見やすさと先進性を両立しています。
室内シートは合成皮革+ファブリックを採用し、内装色、天井色ともブラックで統一されており、高級感を味わえる空間になっています。
多彩なシートアレンジが特徴。
3列目を跳ね上げ2列目を超ロングスライドすると、リビングのようにくつろげる空間が生まれるスタイルに。
また、1列目を倒し2列目と合わせて身体を伸ばしてゆったりできる仮眠にも便利な長いシートをつくり出すことができます。
安全装置はトヨタが誇る”Toyota Safety Sense”搭載です。
アルファードと同じく、ミニバンに必要な装備が整っています。
アルファードほどの大きさはいらないが、それなりの収納スペースが欲しい方やご家族様が5人以上いる方にオススメな車両です。

スペック情報 | |
グレード | S-Z |
全長 / 全幅 / 全高 | 4,695 / 1,730 / 1,895 mm |
最小回転半径 | 5.5 m |
燃費性能 | WLTCモード 15.0km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
総排気量 | 1,986L |
燃料タンク容量 | 52L |
トランスミッション | 自動無段変速機 |
乗車定員 | 7人 |
メーカー希望小売価格 | 3,320,000円~ |
車の森相場 | 3,198,000円~(OP付) |
▲参考資料:ノア
5位▶ニッサン:セレナ
2022年売上:57,513台

セレナは大人数で快適に乗れる室内になっており、多彩なシートアレンジができることが特徴です。
定員人数の大人が乗車しても、足元までゆとりある姿勢で座ることができるのはセレナならではといえるでしょう。
ボディカラーは13色とバリエーション豊かに用意されており、タイプも標準グレードからカスタムグレードまで様々なタイプがあります。
大きなグリルがついたフロントマスクに変わってからは、ご家族で使用される方は持ちろん、単身の男性ドライバーも増加傾向にあります。
スポーティなヘッドランプはひときわ目を引くデザインです。

前席と2列目シートの左右の座席には、長時間の運転でも疲れにくい”ゼログラビティシート”が採用されています。
同じ体制が長時間続くと、体にも負担がかかってくるものです。
腰や背骨の負担が軽減されるのは、お母さんお父さんにとっても高ポイントではないでしょうか。
セレナの室内はミニバンクラスでNo.1の広さがあります。
(全高1.8m以上の1.2~2.0Lクラス 7/8人乗りミニバン。2020年8月現在 日産調べ)
3列目を左右に折りたたむと、収納に困ることはなさそうです。
後方にはラゲッジアンバーボックスが備わっていますので、高さのある荷物を入れるときにはもちろん、積みっぱなしの荷物を収納するのにちょうど良いスペースです。
さらに、2019年度自動車アセスメントの予防安全性能評価(国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構)において【ASV+++(トリプルプラス)】という最高ランクの評価を得ました。
安心して、安全な運転を心がけることができます。

スペック情報 | |
グレード | ハイウェイスターV |
全長/全幅/全高 | 4,770 / 1,740 / 1,865 mm |
最小回転半径 | 5.7 m |
燃費性能 | WLTCモード 13.2km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
総排気量 | 1,997L |
燃料タンク容量 | 55L |
トランスミッション | 無段変速機 |
乗車定員 | 8人 |
メーカー希望小売価格 | 3,070,100円~ |
車の森相場 | 2,498,000円~ |
▲参考資料:セレナ
6位▶トヨタ:ヴォクシー
2022年売上:55,545台

ヴォクシーは同じトヨタから発売されているノアの兄弟車種であり、スタイリッシュな見た目から特に若いファミリーの方から人気を集めています。
ハイブリット車とガソリン車の設定が用意されており、どちらも3ナンバーサイズのミニバンでは圧倒的に燃費性能が良いので燃費が気になる方も安心です。
低床設計を採用していることもあり、ミニバンでも乗り降りしやすいのが特徴です。
さらにパワースライドドアが開くと同時に地上から5200㎜の低い位置にステップが出てくる機能「ユニバーサルステップ」を助手席側にメーカーオプションで設定可能です。小さなお子様からお年寄りの方まで楽に乗り降りできる優れた乗降性を実現しています。

室内は頭上もゆったりの室内高で、2列目シートは横スライドなしでストレート超ロングスライドを実現しています。また、クラス初のオットマン&シートヒーターをメーカーオプションで設定可能となっており、より快適な室内空間を追求しました。
安全性を高める最新技術の装備も搭載されており、今まで車両、歩行者、自転車運転者の衝突回避支援に加えて自動二輪車(昼)も検知対象となり、安全性も向上しています。

スペック情報 | |
グレード |
S-G(ガソリン車7人乗り) |
全長/全幅/全高 | 4,695 / 1,730 / 1,895 mm |
最小回転半径 | 5.5 m |
燃費性能 | WLTCモード 15.0km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
総排気量 | 1,986L |
燃料タンク容量 | 52L |
トランスミッション | 無段変速機 |
乗車定員 | 7人 |
メーカー希望小売価格 | 3,090,000円~ |
▲参考資料:ヴォクシー
7位▶ホンダ:ステップワゴン
2022年売上:37,966台

ステップワゴンはシンプルで利便性の高いデザインとなっています。初代モデルでは全グレードが5ナンバーでしたが、現行モデルでは全車3ナンバーの大きなボディサイズとなりました。家族のための大空間をテーマに広い室内空間を特徴としています。
シートバックやヘッドレストの形状を工夫し、3列目に向かうにつれて座面の位置を高くするなど、2列目3列目シートでも開放感が得られる視界を確保し、車酔いの原因の1つでもある目線のブレを少なくしています。車酔いのしにくさにもこだわっているのもステップワゴンの特徴の1つです。

ホンダのハイブリット「e:HEV」やホンダの安全運転支援機能「Honda SENSING」、フルLEDのヘッドライトなどが全グレードで用意されているため、エントリーグレードでも標準装備が充実しているのも嬉しいポイントです。
3列目シートは格納時に床下に収納される「マジックシート」を採用しており、3列目シートを格納すると荷室がフラットな状態で拡大します。また、テールゲート幅を広く取っていることに加えて低床設計であるため、自転車など大きな荷物も積み込みやすいです。

スペック情報 | |
グレード |
SPADA(FF) |
全長/全幅/全高 | 4,830 / 1,750 / 1,840 mm |
最小回転半径 | 5.4 m |
燃費性能 | WLTCモード 13.7km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
総排気量 | 1,496L |
燃料タンク容量 | 52L |
トランスミッション | 無段変速オートマチック |
乗車定員 | 7人・8人 |
メーカー希望小売価格 | 3,257,100円~ |
▲参考資料:ステップワゴン
8位▶ミツビシ:デリカD:5
2022年売上:16,838台

デリカD:5はミニバンでありながらSUVという唯一無二の存在から、発売から10年以上経過した今でも安定した人気を誇るロングセラーモデルです。
ミニバンの特徴である広い室内空間とスライドドアを持ちながら、4WDに匹敵するSUVとしての高い走破性もを確保しています。
大型グリルの両サイドに配置された縦型LEDライトが特徴的なダイナミックなフロントフェイスは、力強さと機能性を表現しています。

国産ミニバンで唯一のクリーンディーゼルエンジンを搭載しており、とくに高速燃費が良く、悪路での走破性の高いディーゼルエンジンはデリカならではの特徴です。
多彩なシートアレンジと充実した収納スペースも人気の理由ですが、他のミニバンにはない個性的なオプションパーツが豊富に用意されていることもポイントです。
たとえばマッドフラップやアンダーガーニッシュ、頑丈なステンレスパイプとアルミプレートを組み合わせたサイドステップなどを装備すると本格的なクロカン仕様となりなす。車中泊に便利なサイドカーテンやジョイントクッション、ワンタッチスモーキーネットやプライベートカーテンなどのオプションも充実しています。
本格的なオフロードも走れるデリカD:5は、アウトドアでの活躍はもちろんオンロードでも優れた乗り心地と使い勝手、高い質感と居住性を合わせ持ったとても魅力的なミニバンです。

スペック情報 | |
グレード |
M |
全長/全幅/全高 | 4,800 / 1,795/ 1,875mm |
最小回転半径 | 5.6m |
燃費性能 | WLTCモード 12.6km/L |
使用燃料 | 軽油 |
総排気量 | 2,267L |
燃料タンク容量 | 64L |
トランスミッション | 8速スポーツモードA/T |
乗車定員 | 8人 |
メーカー希望小売価格 | 4,001,800円~ |
▲参考資料:デリカD:5
燃費の良さで選ぶおすすめ
ミニバン人気車種5選
次は、気になる燃費性能についてご紹介します。
誰だって燃費を気にせず、快適なドライブをしたいものです。
「思ってたより燃費が悪い…」なんて思いをしないように、購入前にチェックしましょう!
■トヨタ:シエンタ HYBRID
燃費消費率:28.8km/L

ミニバントップレベルの低燃費を実現しているのが”シエンタ”のハイブリッド車です。
ハイブリッド車はガソリン車より高額なイメージを持たれる方が多いと思いますが、2,236,500円~と比較的、低価格な金額から販売されています。
コンパクトなので運転しやすい車両としても人気が高いシエンタですが、高い燃費性能を持っているためファミリー層からの支持は強いです。

燃費性能 |
||
ガソリン車 | ハイブリッド車 | |
WLTCモード | 17.0km/L | 22.8km/L |
市街地モード | 13.1km/L | 22.7km/L |
郊外モード | 17.7km/L | 23.9km/L |
高速道路モード | 19.0km/L | 22.1km/L |
JC08モード | 20.0km/L | 28.8km/L |
メーカー希望価格 | 1,818,500円~ | 2,236,500円~ |
車の森相場 | 1,598,000円~ | – |
▲参考資料:シエンタ主要諸元
■ホンダ:フリード HYBRID
燃費消費率:28.0km/L

シエンタに続く、高い燃費性能を持っているのがフリードのハイブリッド車です。
ハイブリッド車には”SPORT HYBRID i-DCDハイブリッドシステム”搭載で、より低燃費でより軽快な走りを体感することができます。
ガソリン車にも”1.5L直噴DOHC i-VTECエンジン”が適用され、高出力なのに燃費の向上に貢献しています!!
全タイプ【平成30年排出ガス基準75%低減レベル】も認定されています。

燃費性能 |
||
ガソリン車 | ハイブリッド車 | |
WLTCモード | 17.0km/L | 20.8km/L |
市街地モード | 13.2km/L | 17.7km/L |
郊外モード | 17.6km/L | 21.5km/L |
高速道路モード | 18.9km/L | 21.9km/L |
JC08モード | 19.0km/L | 28.0km/L |
メーカー希望価格 | 1,997,600円~ | 2,561,900円~ |
車の森相場 | 1,898,000円~ | – |
▲参考資料:フリード主要諸元
■ニッサン:セレナ e-POWER
燃費消費率:26.0km/L

充電いらずのモーターでガソリンを燃料にして動くe-POWERを採用しているセレナ。
e-POWERはスマートな加速かつ低燃費を実現し、高い静粛性や軽快な走りを体感することができます。
加速時に唸るエンジン音を聞くこともなさそうです。

燃費性能 |
|
WLTCモード | 18.0km/L |
市街地モード | 17.5km/L |
郊外モード | 18.6km/L |
高速道路モード | 17.8km/L |
JC08モード | 26.0km/L |
メーカー希望価格 | 2,997,500円~ |
▲参考資料:セレナ主要諸元
■トヨタ:ノア HYBRID
■トヨタ:ヴォクシー HYBRID
燃費消費率:23.0km/L

見た目だけがモデルチェンジされたのではなく、燃費性能も向上しています。
その要因はトヨタ初の『1.8Lハイブリッドシステム』を採用していること。
ハイブリッドならではの軽やかな加速に加え、ダイレクトな駆動力を提供しています。
クラストップレベルの燃費性能の持ち主であり、コンパクトミニバンに迫る勢いです。

燃費性能 |
||
ヴォクシー | ノア | |
WLTCモード | 23.0km/L | |
市街地モード | 22.2km/L | |
郊外モード | 25.0km/L | |
高速道路モード | 22.1km/L | |
メーカー希望価格 | 3,740,000円 | 3,670,000円 |
■トヨタ:アルファード HYBRID
燃費消費率:14.8km/L

ミニバントップレベルの静粛性を持つアルファードには、少しのエネルギーでパワフルな走りを実現していることが特徴です。
LLクラスで重量が大きいため、燃費の向上は期待できないように思われます。
しかし、アルファードHYBRIDは、燃費性能だけでなく環境性能にも優れた「人」を中心に考えられたミニバンと言えましす。

燃費性能 |
||
グレード | S “TYPE GOLD Ⅲ” |
|
ガソリン車 | ハイブリッド車 | |
WLTCモード | 10.6km/L | 14.8km/L |
市街地モード | 7.3km/L | 12.6km/L |
郊外モード | 11.5km/L | 15.6km/L |
高速道路モード | 12.4km/L | 15.4km/L |
JC08モード | – | 18.4km/L |
メーカー希望価格 | 4,306,000円~ | 5,154,400円~ |
車の森相場 | 3,648,000円~ | – |
▲参考資料:アルファード主要諸元
燃費でおすすめのミニバン一覧
モードkm/L | WLTC | 市街地 | 郊外 | 高速道路 |
シエンタ HYBRID |
22.8 | 22.7 | 23.9 | 22.1 |
フリード HYBRID |
20.8 | 17.7 | 21.5 | 21.9 |
セレナ e-POWER |
18.0 | 17.5 | 17.6 | 17.8 |
ノア&ヴォクシー HYBRID |
23.0 | 22.2 | 25.0 | 22.1 |
アルファード HYBRID |
14.8 | 12.6 | 15.6 | 18.4 |
キャンプや車中泊におすすめの
ミニバン人気車種5選
最近ではSUVはもちろん、ミニバンでキャンプへ行く人も多くなりました。
キャンプで使うとなると、アウトドア用品やレジャーグッズを数多く積み込むシチュエーションになります。
そこでここからは、多彩なシートアレンジで荷室量をUPできるミニバンを5台ご紹介します。
■トヨタ:シエンタ
3列シートのシエンタでは、3パターンのシートアレンジが可能です。
▼最大7人乗車

ラゲッジスペースにはアンダーデッキトレイが備わっているため、小物を収納することも可能です。
▼最大5人乗車
3列目をラゲージスペースとして使用できます。
アウトドア用品だけでなく、ベビーカーや子供用の自転車など折りたたまず積み込みことが可能です。
▼最大2人乗車

2列目シートを跳ね上げて収納すると、荷室長は143cmに。
この長さがあるとテントやタープなど、大型のキャンプ用品も難無く収納できます。
最大/mm | 2列シート | 3列シート |
荷室長 | 2,065 | 1,430 |
荷室幅 | 1,260 | 1,260 |
荷室高 | 1,070 | 1,085 |
荷室フロア高 | 530 | 505 |
■ホンダ:フリード+

2列シートのフリード+には、荷室を上下に分割した取り外し可能なボードが採用されています。
荷室高は最大125cmと、背の高い荷物でも問題ありません。
このボードによって多くの荷物を積めるだけでなく、車中泊にも向いているレイアウトにすることが可能です。
最大/mm | 2列シート | 3列シート |
荷室幅 | 1,080 | 1,080 |
荷室高 | 1,255 | 1,255 |
荷室フロア高 | 335 | 480 |
■ミツビシ:デリカ:D5

3列シートのデリカは、3列目を左右に跳ね上げて収納すれば荷室が拡大します。
奥行きは2列目シートの調整位置で変わりますが、120㎝~135㎝ほどになります。さらに2列目シートをチップアップ&スライドすれば、161㎝もの荷室長が出現します!これだけの広さがあれば家族分のキャンプ道具一式が余裕で積み込めますよね。
また2、3列目シートを後ろに倒せばフルフラットモードになるので、車中泊にも便利です。
最大/mm | 3列シート |
荷室長 | 1,610 |
荷室幅 | 1,245 |
荷室高 | 1,130 |
荷室フロア高 | 620 |
■ニッサン:セレナ
3列シートのセレナでは、3列目シートを跳ね上げて荷室スペースを広くすることができます。
▼最大8人乗車

8人乗り仕様でもミニバンクラス№1の荷室の広さを誇るセレナ。
左右に深い大容量ラゲッジアンダーボックスも装備しているため、たくさんの荷物を積むことが可能です。
▼最大5人乗車

サードシートを左右に跳ね上げればさらに大きな荷室スペースに。
テントや寝袋などキャンプに必要な大きな荷物も余すことなく積み込めます。
最大/mm | 3列シート |
荷室長 | 1,820 |
荷室幅 | 1,160 |
荷室高 | 1,310 |
荷室フロア高 | 600 |
*2019年10月~2020年8月生産モデル
■トヨタ:ノア&ヴォクシー
トヨタの兄弟車である、ノアとヴォクシーは荷室寸法が同じです。
どちらも3列シート車で、3列目を跳ね上げて格納できます。

ノア&ヴォクシーは、3列目を跳ね上げた時にデリカやセレナよりも座席の厚みがなくスッキリと収納できます。
そのため車内上部の格納したサードシート間に110㎝のワイドな幅ができるので、スペースを有効的に使えます。開口部が地上50㎝の高さなので、重たいアウトドア用品もラクに積み込めます。
最大/mm | 3列シート |
荷室長 | 1,650 |
荷室幅 | 1,240 |
荷室高 | 1,220 |
荷室フロア高 | 500 |
中古車でおすすめの
ミニバン人気車種3選
中古車でも選びたいミニバン人気車種を3台ご紹介します。
もちろん新車で販売されている車種は中古車市場でも人気が高い傾向にあります。新車で気になる車種がある場合は中古車でも一度探してみるも良いでしょう。
■ホンダ:ステップワゴン

ステップワゴンはホンダが販売するMクラスのミニバンです。
1996年から販売しているホンダの定番車種で、現在は6代目となりますので中古車市場でもたくさんの在庫が見つかります。
運転支援システム「Honda SENSING」が採用されている比較的新しい年式のステップワゴンは、安全性が向上されているのでおすすめです。
低床設計でお子様やお年寄りの方でも乗り降りがしやすく、乗車可能人数は7人~8人とホンダで一番の広い室内空間を実現しています。

シートアレンジがかなり豊富なことも魅力の1つです。シートを互い違いにレイアウトして一人一人が自分の時間を楽しめる空間にしたり、子供のお世話をしやすいレイアウトや車中泊など、シーンによってアレンジしやすく使い勝手は抜群です。
ガソリン車に加えて2017年のマイナーチェンジの際には、売れ筋モデルの「スパーダ」にハイブリット車が追加されました。燃費が気になる方も、新車価格では高額なハイブリット車も中古車になるとリーズナブルになるので狙い目です。
スペック情報 | |
グレード | SPADA |
全長/全幅/全高 | 4,830 / 1,750 / 1,840 mm |
最小回転半径 | 5.4m |
燃費性能 | WLTCモード 13.7km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
総排気量 | 1.993L |
燃料タンク容量 | 52L |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
乗車定員 | 7人 |
メーカー希望小売価格 | 3,257,100円~ |
▲参考資料:ステップワゴン

ニッサン:エルグランド

日産のエルグランドはLクラスの高級ミニバンの代表的な人気車種です。新車では高額で手が出せない方でも中古車なら手が届くかもしれません。
現行モデルは2010年の販売からすでに12年が経過しており、中古車の流通量も多く自分に合った1台を見つけやすいのでおすすめです。

3列目まで大人がゆったりと座れる居住性と、多彩なシートアレンジや高い積載性を備えています。3席同時に使用できるオットマンや快適機能満載のキャプテンシートはエルグランドならではの装備です。
広くて豪華な室内空間が魅力ですが、その豪華さに負けない走行性能の高さも実現しています。
エルグランドの走りのコンセプトはダイナミック&ラグジュアリー。最高級ミニバン専用にチューニングされたプラットフォームとFF方式を採用し、優雅で安定感ある走りを楽しめます。
最新の衝突被害軽減ブレーキや、歩行者にも対応するペダル踏み間違い防止機能が採用されたのは2018年12月のマイナーチェンジ時となりますので、先進の安全装備を備えたモデルをお探しの場合はこの年式以降のモデルが狙い目です。
スペック情報 | |
グレード | 250Highway STAR(7人乗り) |
全長/全幅/全高 | 4,965/ 1,850 / 1,815 mm |
最小回転半径 | 5.7m |
燃費性能 | WLTCモード 10.0km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
総排気量 | 1.993L |
燃料タンク容量 | 73L |
トランスミッション | エストロニックCVT-M6 |
乗車定員 | 7人 |
メーカー希望小売価格 | 3,799,400円~ |
▲参考資料:エルグランド

トヨタ:ヴェルファイア

トヨタのヴェルファイアはアルファードの兄弟車に当たるLクラスミニバンです。
フロントグリルやボディデザインのクールさが魅力のヴェルファイアは、高級ミニバンだからこそ手の出しやすい中古車で選びたい1台です。
アルファードと共に圧倒的なシェアを占めていますので、中古車市場でも多く見かけられます。2008年に販売された旧型モデルと、2015年に登場した現行モデルが流通しており、旧型モデルなら200万円を切る価格帯で見つける事ができそうです。
現行モデルのヴェルファイアには、世界的にも評価の高いトヨタの安全装備「Toyota Safety Sense」が標準装備されていますので、最新の安全性が欲しい方は現行モデルを選びましょう。

ヴェルファイアには、ボディ剛性を高めるパーツが採用されており、走行安定性を引き上げています。エンジンルームは車内と隔てる造りになっており、静粛性が高く乗り心地の良さに定評があります。
ゆったりと足を伸ばしてくつろげるリビングのような広い室内空間は、シートアレンジも豊富で様々シーンに対応できます。ラゲージ床下には大容量の床下収納を設定し、たくさんの荷物や高さのある荷物も余裕で積み込めます。
スペック情報 | |
グレード | GOLDEN EYESⅢ(2WD・7人乗り) |
全長/全幅/全高 | 4,935/ 1,850 / 1,950 mm |
最小回転半径 | 5.6m |
燃費性能 | WLTCモード 14.8km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
総排気量 | 2.493L |
燃料タンク容量 | 65L |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
乗車定員 | 7人 |
メーカー希望小売価格 | 3,799,400円~ |
▲参考資料:ヴェルファイア

自分に合うミニバンはどれ?
ミニバン選びのポイント
ここからはミニバンを選ぶ時のポイントをご紹介します。
室内の広さとシートアレンジ
まずは記事の最初でもご紹介したS、M、Lどのクラスのボディサイズにするかを選択しましょう。
コンパクトなSクラスのモデルで十分なのか、広さに余裕が欲しいならMクラス。さらに高級感と快適性を求めるならLクラスが良いでしょう。
用途に合っていないクラスを選択すると、使い勝手が悪いと感じたり車内空間を持て余してしまいがちです。
さらにミニバンは車内空間が広いのはもちろんですが、シートアレンジは車種によって異なります。2列目、3列目をフルフラットにできるタイプや、3列目シートを跳ね上げるタイプの車種があります。シートアレンジは車中泊をする場合や大きな荷物の出し入れにも関わってきます。
使用目的をイメージしてみてシートアレンジと荷室のチェック、目的に合ったクラスを選択しましょう。
安全性能
ミニバンを購入する方は大切な家族を乗せる方が多いでしょう。
現在、新車として販売されている国産のミニバンのほぼすべてには基本的な運転支援システムが標準装備されています。
とくに周囲を確認できる機能や、衝突回避システム、障害物検知による自動ブレーキシステムなどがついていれば、ミニバンの運転に不安がある方でも安心して運転していただけるでしょう。
しかし中古車で購入する場合、古い年式のミニバンは自動ブレーキが検知できる対象範囲が狭かったり、その性能が最新モデルに比べてずいぶん低いこともあります。
中古車でミニバンを購入する場合には安全性能は忘れずチェックしましょう。
機能性
機能性はグレードによって大きく変わります。
たとえばミニバンは両側にスライドドアが装備されていますが、すべてのスライドドアが電動なわけではなく、手動のスライドドアを装備しているミニバンもあります。
エントリーグレードの場合はとくに、価格を抑える為にパワースライドドアが搭載されていない場合や、片側のみパワースライドドア、もう片方は手動のスライドドアの場合などが多くあります。
ドアに触れずに開閉できるパワースライドドアやシートヒーターなど、高額なグレードほど快適装備は充実します。
欲しい装備の優先順位を決め、オプションもうまく活用しながら予算と照らし合わせながら選ぶと良いでしょう。
燃費性能
多くのミニバンでガソリン車とハイブリット車が設定されています。
燃費性能を重視するのであれば、ハイブリッド車を選択することがおすすめです。しかしハイブリット車はガソリン車よりも車両本体価格は高い傾向にあるので注意が必要です。
普段から通勤などで車を使う機会が多く、走行距離も伸びるのであればハイブリットも選択肢に入れましょう。しかし車を使うのは週末だけや、街乗りメインであれば、ハイブリット車のメリットをあまり感じないかもしれません。
使用目的や車に乗る頻度と、車両価格の差を比較してみて検討しましょう。
デザイン
見た目やボディカラーが購入の決め手になることもあるでしょう。
同じミニバンであっても全く異なる印象を受ける車種や、同じモデルであっても標準モデルとカスタムモデルでデザインが大きく異なる場合もあります。
車の印象は、車高の高さやフロントグリルで大きく変わります。
例えばノアはシャープなデザイン、ヴォクシーは力強く、アルファードは豪華、シエンタは可愛らしさのある印象を受けます。
好みのデザインは人それぞれ異なりますが、自分が長く愛せるデザインの車を選択することも大切な要素の1つです。
よくある質問

大きな車体なのになぜミニバン?
ミニバンの由来はアメリカにあります。1983年にアメリカで発売された「ダッジ・キャラバン」というアメリカの基準では小型サイズのバンが由来です。小型といっても今の日本のミニバン位の大きさなので決して小さくはありません。
同じメーカーから「ラムバン」というフルサイズのバンも販売されていました。当時のラムバンは全長5m×全幅2m×全高2mオーバーと非常に巨大なバンです。
そんなフルサイズの「ラムバン」に比べると「ダッジ・キャラバン」は小さいということで、アメリカではミニバンと呼ばれるようになりました。
そんなミニバンという名前が日本にも入り、乗用車のワゴンがミニバンと呼ばれるようになったのです。
燃費の良いミニバンはある?
一般的にミニバンは車体が大きいですので、軽自動車や普通車などと比較すると燃費が悪いとされています。
しかし最近ではミニバンの燃費性能もかなり向上しています。ミニバンにハイブリット車が多数販売されていることも、燃費性能が良くなっている理由の1つです。
例えばトヨタの新型ノアのハイブリット車は、カタログ燃費23.0㎞/ℓ(WLTCモード)を達成しています。先代モデルのハイブリット車では19.0㎞/ℓだったので、約2割も燃料消費率がアップしています。
ガソリン車(FF)でも先代モデルの13.2㎞/ℓ(WLTCモード)から15.0㎞/ℓと、燃費性能が向上していることが分かります。
さらにSクラスのミニバン、シエンタの現行モデルのカタログ燃費は、ハイブリッド車で28.2㎞/ℓ(WLTCモード)、ガソリン車で18.3㎞/ℓとクラストップの低燃費を実現しています。

ミニバンは大きいので運転が不安です
ミニバンは大きくて運転に不安を持つ方も少なくありません。
もちろん練習し、コツを掴むことで大きなミニバンでもスムーズに運転できるようにはなるはずです。
しかしミニバンの中でもコンパクトサイズの運転しやすい車種を選択することや、運転アシスト機能が充実した車種を選ぶことで「ミニバンの運転が怖い」という気持ちはかなり軽減されるでしょう。
コンパクトなSクラスのミニバンは、ホンダの「フリード」とトヨタの「シエンタ」です。どちらもミニバンでありながら、サイズはコンパクトカーほどの大きさですので車両感覚が掴みやすく、内輪差も発生しにくいので運転しやすいのでおすすめです。
また、新車で販売されているミニバンには最新の予防安全機能や運転支援機能が装備されています。自動ブレーキ機能や誤発進抑制機能、サイドエアバッグ装備など、ミニバンには安心して運転できる装備が充実しています。
ミニバンでおすすめのタイヤや選び方を教えてください
タイヤは車の乗り心地を大きく左右します。ミニバン合ったタイヤを選ぶことで、より快適に車を運転することができます。
タイヤ選びのポイントは以下の4つです。
①車体のふらつき、揺れを軽減してくれる
②静粛性が高い
③燃費向上に配慮している
④偏摩耗に強い
家族など大人数を乗せることが多いミニバンですので、車内のふらつきや揺れを軽減してくれ、静かに走れるタイヤを選びましょう。同乗者が酔いやすい場面でも効果的ですし、小さなお子様の眠りを妨げる事も少ないでしょう。
また、大きなミニバンは燃費が悪くなりがちです。転がり抵抗を低減させた低燃費性能の高いタイヤは燃費の向上も期待できます。
さらに車体が重たいミニバンに履いたタイヤはすり減りやすく、ショルダー部が偏摩耗しやすいです。そのため偏摩耗を起こしにくい設計のタイヤを選ぶことをおすすめします。
代表的なミニバンにおすすめのタイヤを4つご紹介します。参考にしてみて下さい。
▶ブリジストン:REGNO
▶ヨコハマタイヤ:ブルーアース
▶ダンロップ:エナセーブ
▶トーヨータイヤ:トランパス
参考/価格.com
ミニバンの購入は新車?
未使用車・中古車??
ミニバンを購入するにあたって新車にするべきか中古車にするべきか、誰もが迷う点ではないでしょうか。
どちらにもメリットとデメリットがあります。両方を比較してみて、自分にはどちらのほうが向いているのか考えてみましょう。
また、車の森でも取り扱っている”登録済未使用車”についてもあわせてご覧ください。
登録済未使用車とは
登録済未使用車とは、新車から名義登録だけをした状態の車で、「登録(届出)はしているけれど使用はしていない車」のことです。
登録済みのため、書類上は中古車ですが、未使用のためクルマ自体はほぼ新車です。
登録済未使用車は新車よりも20万円~100万円ほど安く手に入れることができます。
すでに登録済なので納期も早く、登録時に重量税が支払われているので購入後に支払う必要もありません。
年式が新しいので故障のリスクも少なく、未使用車なのでクルマ自体がとてもキレイです。
デメリットとしてはメーカーオプションの選択ができないこと、新車よりも初回車検の有効期限が短くなる、などがあります。
ミニバンはファミリー向けの大きなクルマなので、お値段も高価なものが多いです。
中古車はイヤだけど新車は高額でなかなか手を出しにくい…という方には、登録済未使用車の検討をオススメします☆
ミニバンの登録済
未使用車はコチラ▼▼

メリット・デメリット
新車・中古車どちらを選択する場合もメリットとデメリットがあります。詳しく見ていきましょう。
新車のメリット
一番のメリットはピカピカの新車であるミニバンの、最初のオーナーになれることです。
一定期間もしくは一定の走行距離までであれば、車の不具合や故障に対して保証が受けられることもメリットです。
自動車の安全性能は日々進歩しているので、セーフティサポートや駐車支援機能など最新の安全装備付のミニバンに乗ることができます。
新車のデメリット
新車のデメリットは価格が高いことです。
近年ミニバンの価格はどんどん上がってきています。例えばLクラスのアルファードを新車で買うとなると、500万円近くかかります。
また新車は注文してからの生産になるので、人気車だと納期が何年もかかるものもあります。
生産が終了したミニバンも購入することはできません。
中古車のメリット
中古車のメリットはなんといっても価格が安いこと。
年式や走行距離によっては新車の半値以下で購入できるものもあります。
現車があるので納車期間も短く、今は生産終了になった過去の人気車を選ぶことができるのもメリットです。
中古車のデメリット
中古車の1番のデメリットは使用感があるところ。
特にミニバンはファミリー層に人気の車なので、小さな子供が車内を汚してしまうことも多々あり、新車のようにピカピカのクルマ…というわけにはいきません。
また新車についている保証などはありません。しかし販売店独自の保証があるところもあるので、そこはしっかり確認しましょう。
中古車は値引き交渉が難しいというのもデメリットです。
このようなメリット・デメリットを比較してみて、自分にはどちらの車が合っているのか決めてみてはいかがでしょうか。
ミニバンをお探しの方は「車の森」までご相談ください!

ミニバンはファミリー層から絶大な人気のあるクルマです。
今回ご紹介したようにさまざまな種類があるので、実際に家族で乗ってみてサイズ感や使い勝手などを確認してみることをおすすめします。
「車の森」ではミニバンはもちろん、コンパクトカーやSUVなどのお車を総在庫300台ご用意致しております。気になるお車同士を実際に見比べてお選びいただくことも可能です。
知識豊富なスタッフがお客様のお車選びのお手伝いをさせていただきますので、疑問点やご相談など何なりとお申し付けください。
気になるお車がありましたら、車の森に電話やメールにてお問い合わせ下さい。在庫が無い場合、新車でご注文できる場合もございます。
またコロナ禍で外出を控えられている方には、オンライン商談も行っておりますので、お気軽にお申しつけください。
皆様のご来場、お問い合わせを心よりお待ち致しております。

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