コンパクトSUVの購入を検討しているけれど、何を買うべきか迷う人もいるのではないでしょうか。
この記事では、国産、外車、中古それぞれ人気のコンパクトSUVをランキングで紹介します!
自分に合う1台を探す参考にしてみてください!
コンパクトSUVとは

SUVとはSport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の略であり、スポーツ用多目的車=レジャーに適した利便性の高いボディタイプです。
SUVは大きく分けて3つのサイズからなり、ここで紹介するのは1番小さなサイズのコンパクトSUVです。
SUVスタイルはそのままに、ボディサイズは文字通りコンパクトに扱いやすく女性にも人気のあるタイプです。
本格派SUVのクロスカントリー車のような走破性はありませんが、都市型SUVといわれるように市街地もに適した安定性の高い車となります。
燃費性能の高やさ販売価格、取扱いの良さがコンパクトSUVの魅力と言えます。
それに加え、気軽にSUVに挑戦できることもポイントです。
コンパクトSUVのメリットとは?人気の理由

小回りが利いて運転しやすい
SUVというと、大きなボディでゴツゴツした印象を持つ人も多いのではないでしょうか。
しかしSUVボディを維持しながらも、コンパクトに運転のしやすさが長所となるのが、コンパクトSUVです。
車高が高いSUVは、運転席からの見晴らしも良いため、取扱いもよく女性にも人気のあるボディタイプとなります。
燃費性能が優れている
ボディがコンパクトになるため車体は軽量となり、他のSUVよりはるかに燃費性能は向上します。
最新のコンパクトSUVではハイブリッドモデルで30.8km/L(カタログ表記)、ガソリンモデルで20.7km/L(カタログ表記)と、軽自動車にも勝る勢いです。
維持費を抑えられる
コンパクトSUVは高い燃費性能を持つだけでなく、購入価格や必要とする税金も抑えることができます。
一般的なミドルクラスのSUVでは、新車でおよそ300万円~400万円の価格帯となります。
しかし、コンパクトSUVの新車では、200万円以内で購入できる車種があります。
また、抑えることができる税金とは、自動車税や車検時に必要とする重量税のことを指します。
コンパクトSUVの排気量は、996cc~2000ccほどに設定されており、大きければ大きいほど自動車税が高額になります。
重量税も重量が大きければ大きいほど高額になるので、コンパクトSUVは維持費の面でも良心的です。
雪道などでの優れた走破性
駆動方式に4WDの設定があるコンパクトSUVでは、オフロード走行時にも安定したパワフルな走行性能を持ちます。
車種によってはAWD(全輪駆動)が採用されているので、より高い悪路走破性を発揮します。
雪道でなくてもAWDや4WDを選択することで、舗装道路での操縦安定性も向上し、加速時にもスムーズにパワフルな走りを体感できます。
何を買うべきか迷ったら?
コンパクトSUVの選び方

★長期間乗り続けるかどうか
コンパクトSUVを購入するうえで、明確にしておくポイントは上記2つ。
この2点を抑えたのち、ラインナップ豊富なSUVを選びましょう。
荷室の広さや積載量などを考慮
乗車人数が多くなる場合や、荷物を多く載せる場合があるときは、ラゲージルームの広さを確認しましょう。
シートアレンジの種類で、競合モデルを比較することもおすすめです。
車中泊やキャンプで使う場合は、重視するポイントとなります。
また、荷室量や寸法は公式サイトで確認することができます。
✔トヨタのよくある質問≫車種別のご質問
✔ダイハツのよくある質問≫注目Q&A
✔マツダのよくある質問≫FAQ
アウトドアを楽しむならオフロードでの走破性を確認
「SUVタイプ」であるからといって、どのSUVでも走破性が高いというわけではありません。
クロスカントリー車やミドルサイズSUVよりパワーが衰えるため、アウトドアを楽しみたい人は走行性能の確認は必須です。
コンパクトSUVでも、十分な悪路走行が可能な車を選ぶことがポイントです。
また、SUVならではの最低地上高が200mm以上の車を選ぶこともおすすめです。
最低地上高が高い車は、障害物のある悪路走行にも優れた走破性を発揮します。
燃費性能重視ならハイブリッド車がおすすめ
コスパ重視の人はもちろん、長期間乗り続ける予定のある、または長距離走行のある人にはハイブリッドモデルがおすすめです。
特にコンパクトSUVのハイブリッド車は燃費性能に優れ、トヨタのヤリスクロスではクラストップの低燃費30.8km/L:WLTCモードを実現しています。
ただ、SUVのハイブリッドモデルは4WD車が選べない車種もあるため、高い走破性を求めるのであればガソリン車を選択しましょう。
悪路走行をすることもなく、舗装された一般的な道路を走る分には2WDのハイブリッドで十分だと言えます。
【国産車】コンパクトSUV
おすすめ人気ランキング
1位:トヨタ ヤリスクロス
車の森の販売価格:2,098,000円
メーカー希望価格:2,232,000円

▲画像引用:ヤリスクロス

ヤリスクロスは昨年8月に一部改良され、「GR SPORT」「Z”Adventure”」が新たに設定されたことは話題になりましたね。
実燃費は24.62km/Lという数字をたたき出し、燃費性能に特化したSUVだということは証明されています。
また、TNGAプラットフォームの採用により低重心となったボディは、フットワークよく高い走破性を発揮します。

後席は4:2:4分割が可能となり、4人乗車しても真ん中のシートを倒せばスキー板等長さのある荷物も、問題なく収納できます。
また、コンパクト収納スペースが豊富にあることも、ヤリスクロスの特徴です。
ミドルサイズと比較すると室内は窮屈に感じてしまうこともありますが、見た目以上に収納力を備えているのが、ヤリスクロスです。
SUV初心者や、街乗りに使うSUVとしては十分な1台ではないでしょうか。
△参考資料:ヤリスクロスe:燃費

スペック | |
全長 mm | 4,180~4,200 |
全幅 mm | 1,765 |
全高 mm | 1,580~1,590 |
最低地上高 mm | 160~170 |
室内寸法(長/幅/高)mm | 1,845/1,430/1,205 |
WLTCモード km/L | 17.6~30.8 |
JC08モード km/L | 29.0~31.3 |
総排気量 L | 1.490 |
2位:ホンダ ヴェゼル
メーカー希望価格:2,658,700円

▲画像引用:ヴェゼル

▲画像引用:ヴェゼル
2021年に2代目としてフルモデルチェンジされたヴェゼル。
コンパクトSUVの中では、一際ラグジュアリーなデザインが印象的です。
ヴェゼルが居住性が高いと言われる理由は、室内空間をより広くする「センタータンクレイアウト」が採用されているためです。
これはホンダ独自の技術であり、燃料タンクの位置を前席下の中央に変えることで、フロント・リアともにゆとりある空間を提供しています。
また、フロント部分の水平・直線基調のレイアウトにより、視野性も高まり小柄な女性でも運転のしやすさが実感できます。

▲画像引用:ヴェゼル
フルモデルチェンジされたことで、安全性能の技術もUP!
最新の「Honda SENSING」はレーダーセンサー・ソナーセンサーを駆使し、危険検知能力を向上させています。
全タイプに標準装備されているので、初心者でも安心です。
スポーティなSUVより、上質なスタイルが好みの人に向いているように感じられます。

スペック | |
全長 mm | 4,330 |
全幅 mm | 1,790 |
全高 mm | 1,580~1,590 |
最低地上高 mm | 170~195 |
室内寸法(長/幅/高)mm | 2,010/1,445/1,240 |
WLTCモード km/L | 15.6~25.0 |
JC08モード km/L | 26.4~30.4 |
総排気量 L | 1.496 |
3位:マツダ CX-3
メーカー希望価格:2,068,000円

▲画像引用:CX-3

▲画像引用:CX-3
CXシリーズの中でも、コンパクトで低価格なCX-3。
SUVスタイルですが車高は1,550mmと低めに設定され、高さ制限のある一般的な機械式立体駐車場にも収まります。
安全機能には、マツダ独自のシステム『i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)』がグレードに応じて搭載されています。
運転に自信のない人でも360°ビュー・モニターで、死角もなくなり安心です。

▲画像引用:CX-3
パワートレインにはガソリンとディーゼルエンジンを採用し、多くのグレードから選べることもポイントです。
ディーゼルエンジンの方が価格はやや高くなりますが、SUVならではの力強い高い走破性は魅力的です。
取り回しの良さを重視する人にはおすすめのSUVです。

スペック | |
全長 mm | 4,275 |
全幅 mm | 1,765~1,780 |
全高 mm | 1,550 |
最低地上高 mm | 160 |
室内寸法(長/幅/高)mm | 1,810/1,435/1,210 |
WLTCモード km/L | 15.7~23.2 |
JC08モード km/L | – |
総排気量 L | 1.496/1.756 |
【外車】コンパクトSUV
おすすめ人気ランキング
1位:BMW X1

▲画像引用:X1
スポーティな走りが特徴的なBMW X1。
迫力あるフロントマスクは、Xシリーズの中でも人気を誇ります。
ホイールベース(前後のタイヤ間の距離)が長いスタイルは、室内が広く確保されています。
ロングホイールベースを採用することにより、衝撃に強く、安定ある走りを実現しています。

▲画像引用:X1
運転席からのアイポイントは高く、視界は良好です。
インテリアでは、高級感と優越感を感じられるデザイン。
アンビエント・ライトが室内を照らし、上質な空間を提供しています。
スペック | |
全長 mm | 4,455 |
全幅 mm | 1,820 |
全高 mm | 1,660~1,610 |
車両重量 kg | 1,520~1,680 |
ミッション | 7AT/8AT |
WLTCモード km/L | 13~15.3 |
JC08モード km/L | 14.3~18.4 |
総排気量 cc | 1,498/1,995 |
2位:ジープ コンパス

▲画像引用:コンパス
都市部でも悪路でも、それぞれに適した走りを実現しているジープのコンパス。
FFと4WDの2タイプのみのラインナップとなりますが、オフロード走行の多い人は走破性の高い4WDがおすすめです。
また、角ばったスタイルで死角を減らして操縦性は向上され、助手席株には収納があるなど実用性も高く評価されています。

▲画像引用:コンパス
安全面では、先進のドライバーアシストが搭載されており、フロント・フロントシートサイド・フロント補助サイド カーテンと、あらゆる角度から衝撃が軽減されます。
ジープ初挑戦の人にはおすすめの1台です。
スペック | |
全長 mm | 4,420 |
全幅 mm | 1,810 |
全高 mm | 1,640 |
車両重量 kg | 1,490~1,630 |
ミッション | 6AT/9AT |
WLTCモード km/L | 11.5~11.8 |
JC08モード km/L | – |
総排気量 cc | 2,359 |
3位:フォルクスワーゲン T-Roc

▲画像引用:T-Roc
街乗りに「ちょうどいい」スタイルのT-Rocは、ダイナミックなフロントマスクが印象的です。
日本の道路に適したサイズで、運転のしやすさも向上します。
また、輸入車にしては燃費性能が高いことが特徴であり、スムーズな加速を実現しています。

▲画像引用:T-Roc
R-Line専用のインテリアではよりスポーティな空間を提供しており、視界は広く頭上にも余裕ある空間が確保されています。
街乗りで使う人や運転に自信がない人に、おすすめできるSUVです。
スペック | |
全長 mm | 4,245~4,250 |
全幅 mm | 1,825 |
全高 mm | 1,570~1,590 |
車両重量 kg | 1,320~1,460 |
ミッション | 6AT/9AT |
WLTCモード km/L | 11.5~11.8 |
JC08モード km/L | 15.5~18.6 |
総排気量 cc | 1,497/1,968 |
【中古車】コンパクトSUV
おすすめ人気ランキング
1位:スズキ ジムニーシエラ

本格派SUVのジムニーシエラは高い走破性を発揮し、長年培ってきたフルタイム4WDが採用されています。
冒険心を生み出す、アクティブなスタイルが人気の理由の一つです。
ジムニーシエラを新車で購入すると納期は約2年と言われています。
中古車の価格相場は、アクセサリーやオプションがもともと付いていることもあるので新車より高額になることもありますが、新車のような長期間待つ必要はありません。

スペック | |
全長 mm | 3,550 |
全幅 mm | 1,645 |
全高 mm | 1,730 |
最低地上高 mm | 210 |
室内寸法(長/幅/高)mm | 1,795/1,300/1,200 |
WLTCモード km/L | 14.3~15.4 |
JC08モード km/L | 15.6~16.4 |
総排気量 L | 1.460 |
2位:トヨタ ライズ

5ナンバーサイズと思わせない迫力あるフロントマスクは、力強さを与えるデザインとなっています。
最小回転半径は4.9mと、取り回しの良さは確実に良好です。
新車でも車両本体価格は約170万円からとSUVにしてはお手頃となり、中古車ではさらに求めやすい価格帯からあります。
安いだけでなく、「衝突回避ブレーキ」や「ブレーキ制御付誤発進抑制機能」といった安全性能は標準装備されていますし、コンパクトSUVとは思わせない広いラゲージスペースがあることもポイントです。

スペック | |
全長 mm | 3,995 |
全幅 mm | 1,695 |
全高 mm | 1,620 |
最低地上高 mm | 185 |
室内寸法(長/幅/高)mm | 1,955/1,420/1,250 |
WLTCモード km/L | 17.4~28.0 |
JC08モード km/L | 21.2~34.8 |
総排気量 L | 1.196 |
3位:スズキ クロスビー

他のSUVにはない豊富なボディカラーを持ち、被らない個性あるデザインが特徴的なクロスビー。
軽自動車のハスラーと似ていると思う人もいるようですが、室内空間は拡大され、搭載されているエンジンも異なります。
排気量は0.996Lと1リッターを下回ることから、税金も低価格に。
中古車では約100万円から販売されているようなので、SUVにしてはリーズナブルな価格帯ではないでしょうか。

スペック | |
全長 mm | 3,760 |
全幅 mm | 1,670 |
全高 mm | 1,705 |
最低地上高 mm | 180 |
室内寸法(長/幅/高)mm | 2,175/1,355/1,280 |
WLTCモード km/L | 17.0~18.2 |
JC08モード km/L | 20.6~22.0 |
総排気量 L | 0.996 |
【Q&A】コンパクトSUVの疑問を解決

Q1.キャンプでの車中泊に使える?
A1.使えます。
しかし、他のSUVよりも車内は狭くなるため、大人数での車中泊は向いていません。
また、車中泊をする目的でコンパクトSUVを購入する場合は、座席シートアレンジをチェックしておきましょう。
フルフラットになるのか、操作は簡単なのか、車中泊をするうえで重要なポイントとなります。
Q2. ミドルサイズやクロスカントリーSUVと走破性に違いはある?
A2.走破性に違いはあります。
クロスカントリーSUVは悪路走破性を高めた、本格的なラダーフレームが採用され、足回りが剛性なつくりとなっています。
舗装されていない路面を走る機会がある場合には、コンパクトSUVは適しません。
しかし都市部など、オンロードでの乗り心地や運転のしやすさは、コンパクトSUVの性能が勝ります。
Q3.都市部や繁華街などの機械式駐車場に停められる?
A3.全高1,550mm以下の車なら入庫可能。
一般的な機械式駐車場の高さ制限は1,550mmとなっています。
トヨタ/C-HRやマツダ/CX-30・CX-3などの、コンパクトSUVが入庫可能となります。
ただ、ルーフキャリア等、車の屋根に取り付けている場合はほとんどのSUVが高さの上限を超えてしまうので注意しましょう。
Q4.ファミリーカーとして使える?
A4.家族で乗る場合、4人までのファミリーにおすすめです。
定員は5人なので5人で乗車しても問題はありません。
しかし子供がいるとすぐ取り出さないといけない荷物が多くなるので、ゆとりある車内を保つためにも乗員4名を推奨します。
Q5.コンパクトSUVはどんな人に向いている?
A5.少人数で乗る機会が多く、コストを抑えたい人におすすめです。
また、サイズはコンパクトで運転しやすいことから、SUVに初挑戦する人や初めて車を購入される人にも人気のあるボディタイプになります。
コンパクトSUVの購入は車の森へ!
コンパクトSUVをご検討されている人は、ぜひ車の森にお問い合わせください!
また、ヨシダオートサービスではコンパクトSUVに限らず、国産車のミドルサイズSUVや軽自動車SUV、その他人気のミニバン等、様々なボディサイズの車を取り扱っています。
気になるお車の在庫状況や納期等、お気軽にご相談ください♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
-出典-
▽トヨタ/ヤリスクロス
https://toyota.jp/yariscross/
▽ホンダ/ヴェゼル
https://www.honda.co.jp/VEZEL/
▽マツダ/cx-3
https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/
▽BMW/X1
https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X1/2022/bmw-x1-overview.html
▽Jeep/コンパス
https://www.jeep-japan.com/compass.html
▽フォルクスワーゲン/T-Roc
https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/t-roc.html
▽スズキ/ジムニーシエラ
https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/
▽トヨタ/ライズ
https://toyota.jp/raize/
▽スズキ/クロスビー
https://www.suzuki.co.jp/car/xbee/