レクサスは高級ブランドとして周知されています。
輸入車と思われがちですが、生産メーカーはトヨタ。
国産車の中でも1、2を争う高級車が揃います。
“レクサス”と言ってもどのような車種やタイプがあるのか、わからない方も多いはず。
この記事ではレクサスのセダンについてご紹介します!
タイプ別の外装や内装、現行と旧型モデルの比較など、詳しくみていきましょう♪
この記事のPOINT!
☑レクサス セダンのグレード別の違いがわかる
☑ライフスタイルに合わせて選ぶことが重要
☑新車・中古の相場がわかる
レクサスについて

レクサスの歴史は長く、1989年にブランド設立されています。
しかし設立当初は、海外向けに展開したブランドだったようです。
トヨタが生産元なのに、国内で販売する予定がなかったとは驚きです。
その後、海外向けに作られていたモデルを国内仕様に変更して2005年に国内でも展開を始めます。
ですので見た目は同じなのに、エンブレムマークがトヨタとレクサスの車があるのです。
国内仕様に変更された、トヨタブランドで発売されていたモデルは次の通り。
LS:セルシオ GS:アリスト ES:ウィンダム IS:アルテッツア SC:ソアラ LX:ランドクルーザー GX:ランドクルーザープラド RX:ハリアー |
この記事でご紹介するのはISクラスとLSクラスです。
また、レクサスの車種名の末尾にはタイプ別に追記されているアルファベットがあります。

h:ハイブリッド仕様 d:ディーゼルエンジン搭載 L:ロングホイールベースモデル e:電気自動車 C:コンバーチブルタイプ(オープンカー) |
上の画像では、車名はLS600・ハイブリッド仕様のロングホイールベース車両ということになります。
グレード別に比較
続いて、レクサスのセダン”IS”と”LS”の違いについて迫ります♢
ISには3つ、LSには2つのモデルがあります。
それぞれの外装や内装・スペックや価格を見ていきます♪
IS

▼画像引用
https://lexus.jp/models/is/features/exterior_design/
2020年11月マイナーチェンジされたISは、スポーティなデザインが印象的です。
もちろん 安全システム『Lexus Safety System+』は全タイプ標準装備です。
パワーシートやレクサスISプレミアムサウンドシステムなど、快適装備は確実に充実しています。
セダンタイプにしてはコンパクトになるので、取り回しの良さを求めるのであればISがおすすめです。
■比較POINTO!! ■ISクラスは全3モデル |
1.外装
2.内装
3.スペック
4.価格
5.旧型モデルと比較
外装
ボディスタイル |
ISクラスには【IS300】【IS300h】【IS350】と3つのモデルがあります。
グレードは以下の通り。
IS300 | ・IS300 ・version L ・F SPORT |
IS300h | ・IS300 h ・version L ・F SPORT |
IS350 |
・F SPORT |
–IS300

エンジンは直列4気筒ターボ付2.0Lを採用。
-IS300h

ハイブリッド仕様、直列4気筒2.5Lエンジンを搭載。
-IS350

グレードは”F SPORT”のみのラインアップ。
排気量が1番大きく、エンジンにはV6気筒3.5Lエンジンが搭載されています。
▼画像引用
https://lexus.jp/models/is/spec_price/
アルミホイール |
一目見て違いがわかるのは、まずタイヤのアルミホイールです。
▼IS300 / IS300h

▼version L

▼F SPORT

ここでのベースグレードはIS300になるので、ほかのグレードよりも若干シンプルに見えますが・・・。
IS300は18インチ、そのほかの車種は19インチのアルミホイールとなります。
どれも迫力を感じます(;゚Д゚)
▼画像引用
https://lexus.jp/models/is/spec_price/
ヘッドランプ |
▼version L

▼IS300 / IS300h / “F SPORT”

LEDが装着されていることに違いはありませんが、version Lになると三眼フルLEDに。
より煌びやかに夜道を照らしてくれます♢
▼画像引用
https://lexus.jp/models/is/spec_price/
内装
インテリアカラー |
IS300/IS300hやハイグレードの”version L”には、3種類の室内カラーの展開です。
▼オーカー

▼ダークローズ

▼ブラック

一般的な車ではブラックを選ぶ方が多いように見受けられますが、このISシリーズでは【オーカー】が人気色のようです。
ブラウンベースで、より高級感ある大人な空間を提供しています。
スポーティで走行性能に大いに期待できる”F SPORT”の場合もインテリアカラーは3種類。
▼ホワイト

▼フレアレッド

▼ブラック

F SPORTの人気色は【フレアレッド】。
一見派手に思われがちですが、スタイリッシュで上質なデザインに魅了されるはずです…♡
▼画像引用
https://lexus.jp/models/is/features/interior_colors/
優雅なコックピット |

ISシリーズはドアミラーの配置や中央ディスプレイの位置、ダッシュボードを水平に保つなど、安全に走行できるよう様々な配慮がされています。
さらに快適性を高める『プレミアムサラウンドサウンドシステム』。
オーディオシステムの王者とも呼ばれている”マークレビンソン”が採用されています。
17ものスピーカーで、よりパワフルでクリアな音質を提供しています。
▼画像引用
https://lexus.jp/models/is/pdf/is_catalog.pdf
空気環境もハイクオリティ |

『nanoe(ナノイー)』搭載車は他の国産車にも見られますが、レクサスでは『nanoe X』を採用。
国産車の他車での採用はハイグレードのみ。
ウイルスや花粉、カビ菌などの脱臭の早さはナノイーの10倍とも言われています。
デザイン性に優れているだけでなく、装備も一流です♢
▼画像引用
https://lexus.jp/models/is/features/interior_equipment/
スペック
続いて、車種別にスペックを見てみます。
燃費性能の違いもチェックしておきましょう٩( ”ω” )و
IS300 |
IS300h | IS350 |
||
駆動方式 | 2WD(FR)/IS300hのみAWDの設定あり | |||
全長/全幅 | 4,710/1,840 mm | |||
全高 | 1,435mm | 1,435(1,440)mm | 1,435mm | |
最小回転半径 | 5.2M | 5.2(5.4)M | 5.2M | |
トレッド |
前 | 1,580mm | ||
後 | 1,600mm/F SUPORTのみ1,570mm | |||
ホイールベース | 2,800mm | |||
車両重量 | 1,640kg | 1,690(1,780)kg | 1,660kg | |
車両総重量 | 1,915kg | 1,965(2,055)kg | 1,935kg | |
燃費消費率(km/L) | ||||
WLTCモード | 12.2 | 18.0(16.2) | 10.7 | |
市街地モード | 8.8 | 15.6(14.4) | 7.0 | |
郊外モード | 12.0 | 18.3(16.6) | 11.2 | |
高速道路モード | 14.7 | 18.8(16.8) | 13.3 | |
エンジン種類 | 直列4気筒 インタークーラー付ターボ |
直列4気筒 | V型6気筒 | |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン | 無鉛レギュラーガソリン | 無鉛プレミアムガソリン | |
トランスミッション | 電子制御8速 オートマチック |
電気式 無段変速機 |
電子制御8速 オートマチック |
|
総排気量 | 1.998L | 2.493L | 3.456L |
※( )はAWD
一覧で見てみるとボディの大きさにあまり違いは見られませんが、搭載されているエンジンが異なります。
それにより車両重量が変わっていることや、排気量に大きな違いが見られます。
ベース車両のIS300の約1.5倍のエンジンが、IS350に搭載されているのです。
ISクラスの中で、力強さも維持費ズバ抜けているのはIS350だということがわかります(゚Д゚;)!
▼資料引用
https://lexus.jp/models/is/pdf/is_catalog.pdf
価格
このスタイルを見て安いと思う方はいないはず・・・。
メーカー希望小売価格を見てみましょう♪
2WD | AWD | |
IS300 | ▼IS300 4,800,000円 ▼IS300″F SPORT” 5,350,000円 ▼IS300″version L” 5,550,000円 |
- |
IS300h | ▼IS300h 5,260,000円 ▼IS300h”F SPORT” 5,800,000円 ▼IS300h”version L” 6,000,000円 |
▼IS300h 5,680,000円 ▼IS300h”F SPORT” 6,220,000円 ▼IS300h”version L” 6,400,000円 |
IS350 | ▼IS350″F SPORT” 6,500,000円 |
- |
ISクラスのベース車両の車両本体価格は4,800,000円!
ココからスタートということですΣ(・□・;)
『レクサスが憧れ』と言われるだけあって、手軽な金額設定ではありませんね。
▼資料引用
https://lexus.jp/models/is/spec_price/
旧型モデルと比較

現行のISは2020年11月にマイナーチェンジされました。
旧型モデル『IS300h”version L”』と比較してみます。
■比較POINTO!! ■ボディサイズは長さ9cm/幅3cm拡張された |
外装
寸法 | 現行モデル | 旧型モデル |
■全長:4,710mm |
■全長:4,680mm |
〈フロントマスク〉

現行モデル

旧型モデル
ヘッドライトが変わったことで、よりスタイリッシュでスポーティな印象に。
現行モデルのレクサスの象徴でもある”スピンドグリル”は迫力を感じさせます。
〈バックスタイル〉

現行モデル

旧型モデル
バックライトのパネルも拡張されていることがわかります。
〈アルミホイール〉

現行モデル

旧型モデル
標準で装備されるアルミホイールはより細かく、キレあるデザインに変わっています。
▼画像引用
https://lexus.jp/models/is/
内装
室内寸法 | 現行モデル | 旧型モデル |
■長:1,945mm |
■長:1,945mm |
〈フロント〉

現行モデル

旧型モデル
運転席と助手席では異なる箇所が多数見受けられます。
ナビの設置場所やエアコンの送風口、インパネ部分も大きく変わりました。
リアシートでの違いは特に見られません。
〈Lexus Safety System+〉
現行モデル | 旧型モデル |
■プリクラッシュセーフティ 歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼] 検知機能付衝突回避支援タイプ ミリ波レーダー+単眼カメラ ■レーントレーシングアシスト ■オートマチックハイビーム ■レーダークルーズコントロール 全車速追従機能付 ■ロードサインアシスト ■先行発進告知機能 ■ドライバー異常時対応システム |
■プリクラッシュセーフティ 歩行者[昼] 検知機能付衝突回避支援タイプ ミリ波レーダー+単眼カメラ ■レーンディパーチャーアラート ステアリング制御機能付 ■オートマチックハイビーム ■レーダークルーズコントロール ブレーキ制御付 |
標準装備される安全システムも強化されていることがわかります。
歩行者を検知することは昼だけの旧型モデルに対し、現在では昼夜問わずいつ運転しても安心。
速追従機能付のレーダークルーズコントロールで快適なドライブを楽しめる事、間違いありませんね♪
スペック
現行モデル | 旧型モデル | |
車両重量 | 1,690kg | 1,680kg |
総重量 | 1,965kg | 1,955kg |
最小回転半径 | 5.2M | 5.2M |
ホイールベース | 2,800mm | 2,800mm |
トレッド(前/後) | 1,580/1,600mm | 1,535/1,550mm |
実燃費 | 約18km/L | 約13km/L |
ボディサイズも大きくなったことから重量もアップしていますが、エンジンやモーターに違いは見られません。
しかし実燃費で見てみると、現在のモデルの方が燃費性能は高くなっています。
快適な装備や安全システムが強化されたのに加え、燃費の向上にも貢献しているとは・・・。
車両価格が気になります(;’∀’)
価格
それでは、旧型のISクラスのメーカー希望価格を見てみましょう★
2WD | AWD | |
IS300 | ▼IS300 4,801,297円 +1,297円 ▼IS300″F SPORT” 5,314,630円 –35,370円 ▼IS300″version L” 5,420,556円 -129,444円 |
- |
IS300h | ▼IS300h 5,259,630円 -370円 ▼IS300h”F SPORT” 5,799,444円 -556円 ▼IS300h”version L” 5,909,444円 ‐90,556円 |
▼IS300h 5,671,112円 ‐8,888円 ▼IS300h”F SPORT” 6,517,500円 +297,500 ▼IS300h”version L” 6,320,926円 ‐99,074円 |
IS350 | ▼IS350 5,738,344円 ▼IS350″F SPORT” 6,455,370円 ‐44,630円 ▼IS350″version L” 6,357,593円 |
- |
現在のモデルと比べてみるとばらつきはありますが、値上げされている傾向があります。
赤字で記載している金額は現在のモデルよりも安い価格で、青字は現在のモデルより高い価格で旧型モデルが販売されていたことになります。
▼資料引用
https://cpo.lexus.jp/catalog/is.html
LS

▼画像引用
https://lexus.jp/models/ls/
レクサスの中でも最高峰に君臨するLSクラスは、1989年に国産車セルシオから始まります。
静粛性と乗り心地にこだわり続けているスタイルは、発売当初より変わりません。
2020年に新型LSが登場してから約1年。
3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、LSオーナーも納得する余力ある力強いパフォーマンスを実現しています。
■比較POINTO!! ■LSクラスは全2モデル/グレードは全6タイプ |
1.外装
2.内装
3.スペック
4.価格
5.旧型モデルと比較
外装
ボディスタイル |
LSクラスには【LS500】【LS500h】と2つのモデルがあります。
グレードは以下の通り。
LS500 |
・l package |
LS500h |
・l package |
-LS500

エンジンはV型6気筒インタークーラー付ツインターボ 3.5Lを採用。
-LS500h

エンジンはV型6気筒3.5L、マルチステージハイブリッドトランスミッションを採用。
LS500にはないハイグレード”Advanced Drive”が加わります。
▼画像引用
https://lexus.jp/models/ls/spec_price/
アルミホイール |
LSクラスもISクラス同様、グレードにより異なります。
▼l package

▼F SPORT

▼EXECUTIVE/version L

l packageとEXECUTIVE/version Lは19インチを、F SPORTは20インチのアルミホイールが標準で装着されます。
▼画像引用
https://lexus.jp/models/ls/spec_price/
フロントマスク |
▼EXECUTIVE/version L/l package

▼F SPORT

上の画像のメッシュ部分はをよく見ると違いが。
ISクラス同様、F SPORTには専用のスピンドルグリルやサイドグリルが装着されています。
▼画像引用
https://lexus.jp/models/ls/spec_price/
内装
インテリアカラー |
LSクラスのF SPORTを除くグレードに、共通している標準のカラーバリエーションは2色。
▼ブラック

▼ヘーゼル

ここからはISクラスに無い、グレード別専用のインテリアカラーです。
▼シャドー
EXECUTIVE/EXECUTIVE Advanced Drive 以外

▼オーカー
EXECUTIVE/EXECUTIVE Advanced Drive 専用

▼クリムゾン&ブラック
EXECUTIVE/EXECUTIVE Advanced Drive 専用

▼ホワイト※メーカーオプション
version L/version L Advanced Drive 専用

▼クリムゾン&ブラック ※メーカーオプション
EXECUTIVE/EXECUTIVE Advanced Drive 専用

▼ブラック※メーカーオプション
EXECUTIVE/EXECUTIVE Advanced Drive 専用

室内のカラーバリエーションが多いですね・・・。
メーカーオプションもいれると8色ものラインアップです♢
しかし、これで終わりではありません。
ISクラス同様、F SPORT専用のインテリアカラーがあります(;゚Д゚)
▼ブラック&ホワイトグレー

▼フレアレッド

▼ホワイト

セダンと聞くと後席の足元はゆとりがないことを想像しますが、そこはLS。
画像からわかるように、後席にも十分にくつろぎのあるスペースがあることがわかります。
ハイグレードの”EXECUTIVE”になると、日本の伝統を取り入れた【切子調カットガラス】や【プラチナ箔】を使用しています。
これは職人により制作されているものになるので、1品もの。
デザイン性にもこだわりを持っている証です(;’∀’)
▼画像引用
https://lexus.jp/models/ls/features/interior_colors/
LSならではのリヤシート |

後席には電動のオットマンがハイグレードに装備されています。
ミニバンで装備されている車種は多くありますが、セダンでオットマンがあるとは・・・。

また、シート内にある空気を膨張することで、乗車中にもリフレッシュできる環境を提供しています。
全5コース用意されているので、疲れのもとになる凝りや気分転換などに最適なアイテムです♪
▼画像引用
https://lexus.jp/models/ls/features/interior_equipment/
ラゲージルームも大型 |

セダンならラゲージルームも狭いのではと思われがちですが、容量はLS500で480L確保されています。
ゴルフバック9.5インチが4個収納できる広さになり、これはSUVタイプのトヨタ・ハリアーやメルセデスベンツ・GLAのラゲージルームより大きなスペースになります。
▼画像引用
https://lexus.jp/models/ls/features/interior_equipment/
スペック
次に、LSクラスのスペックのご紹介です!
はじめに、サイズやエンジンの種類をご紹介します。
LS500h | LS500 | ||
駆動方式 | 2WD/AWD | ||
全長/全幅 | 5,235/1,930mm | ||
全高 | 1,450(1,460)mm | ||
ホイールベース | 3,125mm | ||
トレッド | 前 | 1,630(1,635)mm | |
後 | 1,635(1,635)mm F SPORTのみ1,615mm |
||
最低地上高 | 140mm | 140(130)mm | |
最小回転半径 | 5.6(6.0)M | ||
エンジン種類 | V型6気筒 | V型6気筒インタークーラー付ターボ |
|
総排気量 | 3.456L | 3.444L | |
トランスミッション | マルチステージハイブリッド | 電子制御10速オートマチック |
※( )はAWD
LSシリーズはモデルやタイプ別に見ても、大きさにさほど違いはないようです。
しかし、エンジンの種類が違うことから、総排気量には多少の差が生じています。
次に車両重量の違いを見てみましょう。
車両重量 (kg) | LS500h | LS500 | |
EXECUTIVE | 2WD | 2,290(2,565) | 2,230(2,505) |
version L | 2,270(2,545) | 2,210(2,485) | |
F SPORT | 2,260(2,535) | 2,200(2,475) | |
l package | 2,200(2,475) | 2,140(2,415) | |
EXECUTIVE Advance Drive |
AWD | 2,400(2,675) | – |
version L Advance Drive |
2,380(2,655) | – | |
EXECUTIVE | 2,360(2,635) | 2,320(2,595) | |
version L | 2,340(2,615) | 2,300(2,595) | |
F SPORT | 2,310(2,585) | 2,270(2,545) | |
l package | 2,270(2,545) | 2,230(2,505) |
※( )内は車両総重量
ハイグレードになると装備品やエンジンも大きいことから、”EXECUTIVE Advance Drive”がLSの中で1番重量があることがわかります。
トヨタのアルファードのハイグレードでも、車両重量は2,240kg。
セダンでミニバンクラスの重量を超えてしまうとは・・・。
やはりLSは規格外です♢♢
マルチステージハイブリッドを採用しているLS500hは、燃費性能に果たして優れているのでしょうか。
ハイブリッド車とガソリン車での燃費消費率の違いを見てみましょう。
燃費消費率 (km/L) W:WLTCモード 市:市街地モード 郊:郊外モード 高:高速道路モード J:JC08モード |
LS500h | LS500 | |
EXECUTIVE | 2WD | W:13.6 市:10.4 郊:13.8 高:15.5 J:15.0 |
W:10.2 市:6.7 郊:10.3 高:13.1 |
version L | W:13.6 市:10.4 郊:13.8 高:15.5 J:15.8 |
||
F SPORT | |||
l package | |||
EXECUTIVE Advance Drive |
AWD | W:12.6 市:9.6 郊:13.1 高:14.2 J:14.0 |
– |
version L Advance Drive |
– | ||
EXECUTIVE | W:12.6 市:9.8 郊:13.1 高:14.0 J:14.0 |
W:9.5 市:6.3 郊:9.6 高:12.1 |
|
version L | |||
F SPORT | |||
l package |
ハイブリッド仕様のLS500hの燃費性能が優れていることがわかります。
4WDになると重量もかさばり、燃費の伸びも悪くなります。
▼資料引用
https://lexus.jp/models/ls/pdf/ls_catalog.pdf
価格
それでは、気になるLSのメーカー希望小売価格を見ていきましょう。
2WD | AWD | |
LS500 | ▼l package 10,730,000円 ▼F SPORT 12,340,000円 ▼version L 13,450,000円 ▼EXECUTIVE 15,390,000円 |
▼l package 11,140,000円 ▼F SPORT 12,440,000円 ▼version L 13,860,000円 ▼EXECUTIVE 15,800,000円 |
LS500h | ▼l package 12,190,000円 ▼F SPORT 13,510,000円 ▼version L 14,930,000円 ▼EXECUTIVE 16,870,000円 |
▼l package 12,600,000円 ▼F SPORT 13,920,000円 ▼version L 15,340,000円 ▼EXECUTIVE 17,280,000円 ▼version L Advanced Drive 16,320,000円 ▼EXECUTIVE Advanced Drive 17,940,000円 |
ベースグレードと言っても車両価格は10,730,000円から・・・。
ISとは比べものになりません。
“最高峰”と言われるLSならではの金額設定です(;’∀’)
▼資料引用
https://lexus.jp/models/ls/spec_price/
旧型モデルと比較

現在LSは、5代目最高級セダンとして活躍しています。
今回比較するのは2007年から販売が開始されたLS600h。
当時のLS600SはAWD(4WD)のみのラインアップでした。
LS600h”version L”と現在のモデルLS500h”version L”のAWDと比べてみましょう。
■比較POINTO!! ■ボディサイズは長さ14.5cm/幅2.5cm拡張された |
外装
寸法 | 現行モデル | LS600h”version L” |
■全長:5,235mm |
■全長:5,090mm |
〈フロントマスク〉

現行モデル

LS600h”version L”
IS同様、今のモデルには”スピンドグリル”が装着されています。
よく見るとヘッドランプは丸形から角形へ変わっていることがわかります。
〈バックスタイル〉

現行モデル

LS600h”version L”
ヘッドライトと同じように、バックライトのパネルも細長くなった印象を持ちます。
〈アルミホイール〉

現行モデル

LS600h”version L”
アルミホイールにも違いが見られます。
現在のモデルでは中心の『L』のロゴは黒になっています。
▼画像引用
https://lexus.jp/models/ls/configurator/
内装
室内寸法 | 現行モデル | LS600h”version L” |
■長:2,050mm |
■長:2,175mm |
〈フロント〉

現行モデル

LS600h”version L”
内装も印象が変わります。
インパネ部分がよりスタイリッシュなデザインになっています。
ISと同様、今のモデルはナビが手前に設置できる”オンダッシュ型”を採用しています。
〈メーター〉

現行モデル

LS600h”version L”
現行モデルは、TFT液晶式メーターを採用しています。
単眼レイアウトになり、運転に集中しやすい環境を提供しています。
▼画像引用
https://lexus.jp/models/ls/spec_price/
〈Lexus Safety System + A〉
現行モデル | LS600h”version L” |
■プリクラッシュセーフティ 歩行者注意喚起 アクティブ操舵回避支援 ミリ波レーダー+ステレオカメラ ■レーントレーシングアシスト ■レーンチェンジアシスト ■レーダークルーズコントロール 全車速追従機能付 ■フロントクロストラフィックアラート ■先行発進告知機能 ■ブレードスキャン® アダプティブハイビームシステム ■ロードサインアシスト ■ドライバー異常時対応システム |
■プリクラッシュセーフティ |
このように、LSの安全システムは『プリクラッシュセーフティ』だけに留まらず、日々進化していることがわかります♢♢
▼資料引用
https://cpo.lexus.jp/catalog/ls600.html
スペック
現行モデル | LS600h”version L” | |
エンジン種類 | V型6気筒 | V型8気筒DOHC |
使用燃料 | プレミアムガソリン | プレミアムガソリン |
排気量 | 3.456L | 4.968L |
車両重量 | 2,340kg | 2,320kg |
総重量 | 2,615kg | 2,595kg |
最小回転半径 | 6.0M | 5.7M |
ホイールベース | 3,125mm | 2,970mm |
トレッド(前/後) | 1,635/1,635mm | 1,615/1,615mm |
実燃費 | 約10km/L | 約8km/L |
エンジンの違いから、排気量や燃費性能に違いが見られます。
ホイールベースの長い分室内空間の広さや安定性には特化していますが、最小回転半径が6Mでは取り回しが良い車とは言えないでしょう。
しかしLSを望む方は、取り回しなんて気にしない!というユーザー様が多いのも事実。
優れた居住性や安定性、高級感溢れたデザイン、先進の安全システムではどの車にも負けません♢
▼資料引用
https://cpo.lexus.jp/catalog/ls600.html
価格
それでは、 LS600hのメーカー希望小売価格を見ていきましょう。
AWD | |
LS600h | ▼LS600h 10,500,000円 ▼LS600h”version C” 10,900,000円 ▼LS600h”version C l package 11,150,000円 ▼LS600h”F SPORT” 12,300,000円 -1,620,000円 ▼LS600h“version L” 12,500,000円 ‐2,854,000円 |
今のモデルと同じグレードを比較してみると・・・。
乗用車1台が買える金額の差が生じています。
これは安全システム〈Lexus Safety System + A〉の採用など、より快適で安全に運転できるよう進化している証です。
▼資料引用
https://cpo.lexus.jp/catalog/ls600.html
レクサス セダン
こんな人におすすめ!
~ライフスタイルに合わせて選ぼう~

居住性を重視!
LSはレクサスの中でも居住性に優れています。
ご紹介しましたインテリアからもわかるように、快適装備が揃います。
特にこだわりを持っているのが座席シート。
28wayも調節できるパワーシートは運転中の疲れを感じにくくさせるほか、ドライバーの運転しやすいポイントで高いホールド性が確保されます。
座席内にある空気袋によりリフレッシュしながら、快適なドライブを楽しむことができます★
先進の安全技術を求める!
LSは“Lexus Safety System + A”が搭載されることにより、より安全で安心な乗り物へと進化しています。
グレード名にもあります”Advanced Drive”とは、追い越しや車線変更など危険が伴う走行時にも運転を支援してくれるシステム。
一般道だけでなくスピードが出る高速道路でも役立つシステムです。
人が運転しているかのような滑らかな走行で、疲労も軽減。
快適なのに安全とは、まさにLSのことです!
生活スタイルにあうカッコ良さ!
クルマを見た目で選ぶ方も多いのでは…。
しかし、使用用途によっては使い勝手が悪くなってしまうことも。
セダンであれば安全性能はもちろん燃費性能にも貢献しており、なにより居住性に優れます。
実用性の高いクルマを選ぶことが重要です。
国産車の他のセダンにも同様のことが言えますが、レクサスは別格です。
インテリアはもちろん豪華極まりないデザインですが、エクステリアも高級感漂う風貌が印象的。
実用性があり高性能、かつデザイン性にもこだわりを持つ方はレクサスのセダンの検討をおすすめします★
レクサス セダン
中古車相場
車種別に現在モデルの中古車相場をチェックしてみましょう!
IS300 | 生産月:2013年5月~ ▼平均価格 約260万円 ▼相場 410万円~700万円 |
IS300h | 生産月:2013年5月~ ▼平均価格 約280万円 ▼相場 125万円~740万円 |
LS500 | 生産月:2017年10月~ ▼平均価格 約790万円 ▼相場 250万円~1800万円 |
LS500h | 生産月:2017年10月~ ▼平均価格 約800万円 ▼相場 420万円~1560万円 |
レクサスのグレードは多く設定されています。
そのことからグレードにより相場の金額は上下しますが、安く見積もっても平均で約300万円ほど必要となってきます。
しかし、ここでご紹介している『中古車相場』は装備品も含めた車両価格になっています。
メーカーオプションなど、新車で購入する時には車両価格に上乗せされる金額も含まれていることになります。
ですので、レクサスのセダンを中古車で検討される場合には、装備品の確認は必須です★
より高機能な装備で新車と比べてお得に、快適なカーライフをお送りください♪
レクサス セダン
安く購入する方法

レクサスは値引きに応じないメーカーとして有名です。
レクサスを購入される方は資金があるにしても、少しでも安く購入したいという気持ちはあるはず。
そこで少しでも安くレクサスを購入する方法をご紹介します!
今乗っている車の価値を把握する!
今乗っている車と乗り換えでレクサスを購入しようとお考えの方は、今乗っている車の価値を知っておきましょう。
査定に力を入れているお店を選ぶことがポイントです。
買い取り専門店など2社以上で、査定の見積もりを取ることがオススメ★
手間はかかってしまいますが少しでも買い取り額が高くなると、次のレクサスへの資金に加算することができますよ(^^)v
新車で購入時には競合モデルを検討!
ディーラーで購入を検討さえている方は、「競合モデルでも検討している」ということを営業マンに伝えてみましょう。
レクサスのセダンとの代表的な競合モデルはISではBMW”3シリーズ”やアウディ”A4″、LSではメルセデスベンツ”Sクラス”やBMW”7シリーズ”。
「本当は国産車が良いと思っているんだけれど…」と商談の中で言うこともポイントです。
他の国産車のディーラーでは「この金額だったら買う!」といった条件が通る場合がありますが、レクサスではあまり効果は見られないようです(;’∀’)
中古車で検討する!
あまりに高額な車両金額になるので、中古車で検討される方も多くいらっしゃいます。
「どうしてもISに乗りたい!」
「LSじゃなきゃダメ!」
という方には今のモデルの中古車がオススメ★
ISでは2013年から、LSでは2017年から今のモデルに変わっているので、古くても8年落ち。
走行距離によって車両金額も変わってきますが、メンテナンスをしていれば20万kmでも問題なく走行するようです。
輸入車メーカーだと使用環境が異なるため不具合が生じることや、交換部品は多額に費用が発生してしまうことも。
しかしレクサスの生産元はトヨタ。
耐久性も基本的にはトヨタと同じつくりになっているので、中古車で購入する時の不安要素も軽減されます♪
登録済未使用車で検討する!
中古車を購入することに、抵抗がある方も中にはいらっしゃいます。
中古車よりも車両価格の相場は高くなりますが、1度登録されて走行距離は数十km、未使用の状態のレクサスを検討してみましょう♪
1度登録されているだけで新車と内装・外装はほぼ変わらない状態の車のことを『登録済未使用車』と言います。
新車よりも価格が安いのに、新車同様のレクサスを手に入れることができるところがメリット。
しかし新車のように、これから生産する分を購入することはできません。
ある在庫しか購入することができないので、目当てのタイプに巡り合うかはタイミング次第といったデメリットはあります。
登録済未使用車を選ぶことも、価格を抑える一つの購入手段です★
まとめ
今回はレクサスのセダンLSとISについて詳しくご紹介しました!
高級車の競合モデルは輸入車が多く揃いますが、国産車のレクサスでは安心して長期間乗り続けられることもメリットの一つです。
レクサスの中でもセダンは特に価格が高く、購入したくても諦めている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、登録済未使用車情報や中古車情報を活用すれば、手が届くレクサスにきっと出会えるはずです★
ご自身のライフスタイルにあったレクサスで、快適なカーライフをお送りください♪
この記事は登録済未使用車専門店【車の森】がお届けしました!
車の森では国産車オールメーカーの取り扱いがあります。
価格を抑えたい方もぜひご相談ください★
在庫を確認したい場合や気になる点がある場合などには、ホームページ内にありますお問い合わせフォームをご利用ください。
また、車の森ではオンライン商談も承っております。
是非この機会にご利用ください★
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
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