今回は”ミニバンの王者”とも言われている『アルファード』と『ヴェルファイア』の違いについて迫ります(。-`ω-)♢
アルファードについて

クラウンやレクサスに並ぶ最高クラスのミニバンであるアルファードは、2002年に登場します。
国内では役所の公用車や企業の社用車として使用されることが多く、また海外ではアジアへの輸出がも広がりを見せています。
発売当時は今のミニバンスタイルは変わっていませんが、フェイスマスクが大きく異なります。
2度のフルモデルチェンジを行い、現在の3代目からメッキ加飾された大型のフロントグリルが採用されます。
フルモデルチェンジ後の受注月間目標は3,000台に対し、受注台数は約16,000台。
人気の高さがわかりますね(゚д゚)!
定員人数は7人乗り/8人乗りがあり、最上級グレードになると車両本体価格は7,752,000円(メーカー希望小売価格)・・・。
しかしアルファードには快適な装備の充実だけでなく、力強り走りの実現や完璧と言っても良い安全システムの導入。
高額な車両でも人気は絶えません。
〈ALPHARD〉は“星座の中で最も明るい星”という意味を持ちます。
名前の通り、輝きに満ちています♢♢

ヴェルファイアについて

アルファードの兄弟枠として知られているヴェルファイアは、2008年に誕生します。
そして2015年にアルファード同時にフルモデルチェンジされ、今のスタイルになりました。
〈VELLFIRE〉は“クールな情熱を持つ車”という意味を持ちます。
前へ前へと進むような大型のフロントグリルを採用しているアルファードとは違い、2段とも大きくなったヘッドランプが印象的です。
ロアグリルには大型メッキベゼルを採用。
重厚感あるダイナミックな迫力あるデザインが特徴です。

アルファードとヴェルファイア
違いを解説

それでは、アルファードとヴェルファイアの違いを見ていきましょう。
フロントマスクの違いは一目見てわかりますが、そのほかにはどのような点が違うのか・・・。
アルファードとヴェルファイアの購入で迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください♪
外装

第一印象でもあるフェイスマスクでは、フロントグリルに大きな違いがみられます。
縦型グリルを採用しているアルファードに対し、ヴェルファイアでは2段に分かれている大きなヘッドランプを採用。
アルファードにも2段のヘッドランプは採用されていますが下のランプが細いため、ヴェルファイアよりも吊り目な印象を受けます。

側面からでも、見たところ大きさはほぼ同じようです。
タイヤのアルミも同じタイプだということがわかりますね。

後方ではテールランプのレンズの色に違いがみられます。
アルファードでは赤色を、ヴェルファイアではクリアを採用しています。
これで後ろから見てもアルファードかヴェルファイアか、見分けることができますね★
内装
なんと、内装もほぼ同じ。
グレードによって使われている素材が異なる場合がありますが、デザインは全く同じと言っても良いでしょう。

車幅・車高ともにゆとりがあるので、収納面で困ることはまずありません。
大きなフロントガラスからの視界は良好。
実際に運転席に乗ってみると意外にも、ボンネットの短さに驚きます。

写真からもわかるように、贅沢な空間を提供していることに違いはありません。
王者と言われるだけあって、ほかのミニバンとは比べものにならない高級感を体感できるのは、アルファード&ヴェルファイアです♢♢
スペック
▼寸法
ガソリン車/2WD |
アルファード |
ヴェルファイア |
|
全長 | 4,945~4,950 | 4,935 | |
全幅 | 1,850 | ||
全高 | 1,935 | ||
ホイールベース | 3,000 | ||
トレッド(前/後) | 1,600/1,605 | 1,575/1,580 | |
最低地上高 | 160 | ||
室内 | 全長 | 3,210 | |
全幅 | 1,590 | ||
全高 | 1,400 |
単位:mm
寸法で違いがみられるのは全長とトレッド(右タイヤと左タイヤの距離)。
しかしその違いも2cm程度。
一見同じ大きさに見えるのも当然です(;’∀’)
▼重量
ガソリン車/2WD |
アルファード |
ヴェルファイア |
|
車両重量 | 1,990~2,150 | 1,970 | |
車両総重量 | 2,345~2,495 | 2,355 |
単位:kg
車両重量では違いがみられます。
アルファードのハイグレードになると車両重量は2,150kg。
約180kgの違いが生じます。
▼燃費消費率
ガソリン車/2WD |
アルファード |
ヴェルファイア |
|
WLTCモード | 9.9~10.8 | 10.6 | |
市街地モード | 7.2~7.3 | 7.3 | |
郊外モード | 10.1~11.7 | 11.5 | |
高速道路モード | 11.7~12.8 | 12.4 |
単位:km/L
両車ともにカタログ表記上大きな違いは見られませんが、車両重量からもわかるようにヴェルファイアの方が実燃費は優れているようです。
100kg以上の重さに違いがあれば、燃費性能にも影響してくることがわかります。
▼エンジン
ガソリン車/2WD |
アルファード |
ヴェルファイア |
||
排気量 | 3.456L | 2.493L | ||
種類 | V型6気筒 | 直列4気筒 | ||
使用燃料 | 無鉛プレミアム | 無鉛レギュラー | ||
燃料タンク容量 | 75L | |||
最大トルク | 361(36.8)/4,600-4,700 | 235(24.0)/4,100 | ||
最大出力 | 221(301)/6,600 | 134(182)/6,000 |
ここで驚くのが、アルファード2.5Lとヴェルファイアではエンジンも同じということです!
3.5Lのアルファードではエンジンの種類が違いますので、使用燃料や発揮するパワーも異なってきます。
外装が似ているだけと思いきや・・・内装だけでなく”つくり”も同じということがわかりました。
グレードの違い
アルファードとヴェルファイアでは、グレードのラインアップが大きく異なります。
ガソリン車で見てみます。
アルファード | ヴェルファイア |
■Executive Lounge | ■GOLDEN EYES Ⅱ |
■Executive Lounge S | |
■GF | |
■X | |
■SC | |
■S | |
■S”Cパッケージ” |
なんと、ヴェルファイアには1つのグレードしか現在は取り扱っていないのです。
「人気が無いからなのか」
「なくなるのではないか」
「アルファードと統合されるのではないか」
など、様々な憶測が広がっていますが2022年4月現在では公に発表されていません。

アルファードの魅力
アルファードには大きく分けて3つの魅力があります。
豪華なインテリア

▲大きなボディからもわかるように、運転席や助手席には余裕あるスペースがあります。
アームレスト(肘置き)内には収納スペースが設けられています。

▲2列目シートはオットマン仕様のキャプテンシートを採用しています(7人乗り)。
リクライニングすれば、車の座席とは思えない寝心地が・・・♡
長距離の移動でも全くと言っていいほど、疲れることはなさそうです♪

▲室内高は159cmありますが、ツインムーンルーフが搭載されるとさらに開放的に♢
ラゲージルーム

▲4種類のシートアレンジによって使い方は様々。
この広さなら、長さのある荷物でも困ることはなさそうです。

▲さらに、座席後方には巨大アンダーボックスが搭載されています。
たまにしか使わない荷物入れにはうってつけ♢
また、ワンタッチで開く2~3人用のテントでは片側に2個すんなり収まります♪
安全面

フロントガラス上部についている単眼カメラで、快適で安全な運転をサポートしてくれます★
トヨタが誇る安全装置〈トヨタセーフティセンス〉は、全タイプ標準装備。
車線の逸脱をふさぐ“レーントレーシングアシスト”や“誤発進抑制機能”など、大型ミニバンでも安心して運転に集中できますね。

ヴェルファイアの魅力
続いて、ヴェルファイアの魅力を見ていきます。
アルファードと内装はほぼ同じ仕様なことは上でも説明しましたが、ヴェルファイアの魅力っていったいなんだ・・・?
詳しくみてみると、アルファードとは違う別の魅力が2つ見えてきました。
クールなデザイン

迫力あるデザインのヴェルファイアは、ワイドで低重心。
アルファードでも存在感あるデザインですが、ヴェルファイアはそれを上回る印象を与える二段になったヘッドライト。
ナンバープレートを囲うようにして装着された大型のロアグリルは、よりボディの大きさを物語っています。
アルファードと比較してみると、名前の由来の通りクールで情熱的な印象を持ちますね♪
燃費は譲らない

カタログ表記上では、あまり燃費性能に違いは見受けられません。
しかし、実際に走行してみると車体が軽いヴェルファイアに軍配が上がります。
ガソリン車での実燃費はおよそ8.5km/L~8.9km/L。
決して低燃費とは言い難い値ですが、それでもアルファードに比べると燃費の向上に貢献していると言えるでしょう。

購入時の選び方
アルファードとヴェルファイア、どちらを購入しようか迷われている方もいらっしゃると思います。
そんな方は必見です★
どんなに人に向いているのか見ていきましょう٩( ”ω” )و
アルファードは王道!
2車の受注台数からわかるように、ヴェルファイアよりアルファードが台数は多いです。
グレードのラインアップも豊富なことから、アルファードの人気はより高くなっているようです。
また、王道を選ぶことによってのメリットは〈リセールバリュー(購入後、買取や下取りとして出す査定額)〉が、高くつきやすいということです。
人気の車種やカラーでは、「購入から1年後、買取に出したらお金が返ってきた!」なんてこともあるようです。
ちょいワルはヴェルファイア
存在感あるフロントマスクが人気のヴェルファイアは、アルファードにはない迫力が感じられます。
また、カスタムするのが好みの方にはヴェルファイアはがおすすめ♡
モデリスタのような、専用のカスタムパーツも揃います♪

新車価格
次にアルファードとヴェルファイアの新車価格を見ていきます。
下の表からわかるように、グレードの数の違いには驚きます・・・。
アルファード |
||
ガソリン車 / 2WD | 定員 | |
Executive Lounge |
7人 |
7,269,000円 |
Executive Lounge S |
7人 |
7,421,000円 |
GF |
7人 |
5,202,600円 |
X |
8人 |
3,597,000円 |
SC |
7人 |
5,277,600円 |
S”Cパッケージ” |
7人 |
4,681,600円 |
S |
7人 |
3,985,000円 |
S |
8人 |
3,941,000円 |
S”TYPE GOLD Ⅱ” |
7人 |
4,240,000円 |
ガソリン車 / 4WD | 定員 | |
Executive Lounge |
7人 | 7,466,000円 |
Executive Lounge S |
7人 | 7,619,000円 |
GF |
7人 | 5,400,600円 |
X |
8人 | 3,851,000円 |
SC |
7人 | 5,474,600円 |
S”Cパッケージ” |
7人 | 4,935,600円 |
S |
7人 | 4,240,000円 |
S |
8人 | 4,196,000円 |
S”TYPE GOLD Ⅱ” |
7人 | 4,495,000円 |
ハイブリッド車 / 4WD | 定員 | |
HYBRID Executive Lounge |
7人 | 7,599,000円 |
HYBRID Executive Lounge S |
7人 | 7,752,000円 |
HYBRID G ”Fパッケージ” |
7人 | 5,573,000円 |
HYBRID X |
7人 | 4,656,000円 |
HYBRID X |
8人 | 4,613,000円 |
HYBRID SR ”Cパッケージ” |
7人 | 5,720,000円 |
HYBRID S”TYPE GOLD Ⅱ” |
7人 | 5,088,400円 |
▼資料引用
https://toyota.jp/alphard/grade/?padid=from_alphard_feature_navi-menu_grade
ヴェルファイア |
||
ガソリン車 / 2WD | 定員 | |
GOLDEN EYES Ⅱ |
7人 |
4,240,000円 |
ハイブリッド車/4WD | 定員 | |
HYBRID GOLDEN EYES Ⅱ |
7人 |
5,088,400円 |
▼資料引用
https://toyota.jp/vellfire/grade/?padid=from_vellfire_top_navi-menu_grade
中古車相場
上で紹介した新車価格は、あくまで車両本体価格のみ。
そこからナビを付けたり快適装備を付けたりすると、価格はどんどん上がっていきます(><)
アルファードやヴェルファイアの車両価格は、高級車と言っても過言ではないほど。
新車にこだわりを持たない方は、ぜひ中古車でも検討してみましょう。
アルファード |
||
生産月 | 中古車価格 | 中古車平均 |
2015年~現在 |
170~1,300万円 | 約400万円 |
2008年~2015年 |
40~300万円 | 約130万円 |
ヴェルファイア |
||
2015年~現在 |
160~790万円 | 約330万円 |
2008年~2015年 |
40~298万円 | 約120万円 |
アルファードとヴェルファイアの中古車相場では大きく違いはありませんが、やはり中古車として出回っている台数が多いのはアルファード。
アルファードには、快適装備も揃う高額な車両も中古車としてあることがわかります。
現在のモデルでは約400万円ほどで中古車で購入することが可能なようです。
新車と比べれば格段に安くなっているとはいえ、中古で400万円・・・。
安いとは言えませんね(-_-;)

安く購入する方法

車を購入するとなると、少しでも安い価格におさえたいものです。
できるだけ安く購入できる方法を2つご紹介します。
旧型モデルを狙う!
アルファードとヴェルファイアに共通して言えることは、旧型モデルを狙うということです。
旧型モデルでは両車共に2008年から2015年まで発売されています。
2008年登録の前期型となれば今から約13年も時が経ち、あまり状態の良い車両と巡り合うのは難しいかもしれません。
しかしフルモデルチェンジ直前の2015年に発売された後期型では、新車登録されてから約6年しか経っていません。
旧型モデルを狙うには2015年登録に近い後期型がおすすめです★
ベースグレードを検討しよう!
これはアルファードに限られる話ですが、ベースグレード”X”での購入を検討してみましょう。
ベースグレードといってもフルオートエアコンや本革巻ステアリングなど、ほかの車種のベースグレードと比べものにならないほどの、快適装備が揃います。
純正品にこだわらなければ、シートカバーやマットなど社外品で装飾するのも価格を抑える一つの手です★

登録済未使用車をご紹介
最後に、車の森で取り扱っている登録済未使用車のアルファードをご紹介します!
その前に・・・登録済未使用車とはどういった車かご存知ですか?
ディーラーが目標達成のために自社登録した車両や展示車として並べられていた車両など、登録はしているけれどほとんど走行されいない、未使用の状態の車を指します。
車の森では、新車とほぼ変わらない外装・内装で新車よりも低価格で購入できることや在庫を販売しているため納車が最短1週間とメリットもたくさん!
在庫販売のため、売却済みになることもあります。

■ S”Cパッケージ”
車の森の相場:4,088,000円
メーカー希望小売価格:4,681,600円
定員:7人
主な装備:合成皮革シート
デュアルパワースライドドア
パワーバックドア
LEDシーケンシャルターンランプ

■特別仕様車S”TYPE GOLD Ⅱ”
車の森の相場:3,688,000円
メーカー希望小売価格:4,240,000円
定員:7人
主な装備:ウルトラスエードシート
専用フロントエンブレム
LEDシーケンシャルターンランプ
▼参考資料
https://toyota.jp/vellfire/grade/?padid=from_vellfire_top_navi-menu_grade

まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では『アルファード』と『ヴェルファイア』の違いについて迫りました。
一見同じスタイルに見られがちですが、第一印象でもあるマスクフェイスから好みが分かれるようです。
ミニバンの王者と言われるだけあって、車両価格は高額・・・。
決して求めやすい金額ではありませんが、アルファードやヴェルファイアの人気は絶えません。
その理由の一つに車内の快適性があげられます。
車内というか、もはや室内と言っていいでしょう( ゚Д゚)
価格以上の居住性と快適性を堪能できること、間違いなしです!
今回は登録済未使用車専門店【車の森】がお届けしました!
ご紹介しましたお車はもちろん、SUVやコンパクトカーなど人気車種を取り揃えております(=゚ω゚)ノ
気になるお車や在庫確認などございましたら、お気軽にお申し付けください♪
ホームページ内にある【問合せフォーム】や【オンライン商談】を是非ご利用ください!
皆様のご来場・お問合せを心よりお待ちしております!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
